@基本政策ビラ・暴露ビラ
情勢の展開を正しく大衆に伝え、闘争の方針とその勝利への展望を理論的に明らかにする。又、論敵の誤った方針について理論的に暴いてゆくビラである。様々な大衆集会や役員選挙、新歓などに活用されるので格調高くスローガンを印象づける工夫をしよう!
A解説ビラ・シリーズビラ
われわれの言葉で書かれたスローガンのひとつひとつを大衆の言葉で解説し、基本政策ビラに収まりきらない理論的展開・政治的暴露を系統的におこなってゆくもので、定期的に発行される機関紙やパンフレットの形で宣伝するのが効果的。
B討議資料
新聞の切りぬきや写真を利用した討議資料は、基本政策ビラ・暴露ビラに具体性を与え、クラス、サークル、職場から討論を巻き起こしてゆく為のもの。ファックスやベビーオフセットなどを利用するとよい。
C職場ビラ・クラスビラ
活動家の宣伝が大衆的基盤をもったものとして行なわれる為に、サークル・クラス、あるいは職場有志による自主的なビラの作成を組織してゆく。ここには、身近な仲間たちの不満や怒りがあふれている。
D緊急ビラ
最高裁狭山上告棄却や岩山鉄塔破壊のような突然の事件が起こったような場合には機敏なる行動が要求される。また、こういう時こそ、職場・学園の仲間の怒りをとらえ、闘いに決起させるチャンスと心得よう。事件の核心にふれる内容、はっきりとした行動方針、ひとめでわかる簡潔な見出し等がカギ!
Eアジビラ
最も広範且つひんぱんに撒かれており、行動への決起を訴え、闘争の勝利への確信を伝える事を目的とする。行動提起をイメージ豊かに、見易く作るのがコツ。スペース配分は見出し5割、小見出し3割、本文2割」とか。文章の中には労学の闘いの昂揚を入れる。
我々は党派機関紙として「世界革命」をもっている訳だが、これとは別に職場・学園の個々の状況に応じた工場新聞・サークル新聞の発行が、これまで分類した全てのビラの役割を担うばかりでなく、活動家の系統的な組織活動を助ける。
レーニンは党活動における新聞の役割について「新聞は、集団的宣伝者および集団的扇動者であるだけでなく、また集団的組織者でもある」(なにから始めるべきか)といったが、これは、各職場・学園のグループの新聞にも適用される。新聞は何も組合や自治会をとらなければ発行できないものではない。共産党・日本機関紙協会はこの点を特に重視して「一つの職場に一つの新聞」のスローガンのもとに活動している。われわれもまけてはいられない。「世界革命」「青年戦線」と連携した職場・サークル新聞をいたる所に作り出そう! |