麻生氏・草加氏の話を受けて戸田が今思うこと(1) 戸田 - 07/2/20(火) 6:22

【はじめに・かつ総論的に】

 正月休みにこの掲示板で「サイバーアクション」補章のウソについて批判文を書いた事か
らまっぺん氏の猛反発が書き連ねられ、まっぺん氏に同調する面々(これらをまとめて「ま
っぺん氏側」と呼ぶ)いきり立ち一騒動が持ち上がっている。
 その騒動ぶりは、戸田非難のための特別コーナーが
  <社会批評社『サイバーアクション』にケンカを売る戸田ひさよし議員>
        http://redmole.jp/toda/toda00.html
など立ち上げられ、「ウィキペディア」の戸田ひさよし部分がこの非難に沿って追加されるな
どのご丁寧な事も起こっている。
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%B8%E7%94%B0%E4%B9%85%E5%92%8C

 日本のねっとりした左派ネット世界で、戸田非難の発言量と戸田の発言量の格差は例えて
言えば1000対1であり、今後もその差は拡大の一途をたどるだろう。いわば米軍の物量と
どこかの小さなゲリラグループの物量ほどの圧倒的格差であり、戸田は徒手空拳の闘いをす
る他なかったし、今後はそれすらも裁判・議会・選挙等の切迫する諸任務優先で実際的には
封印せざるを得ないだろう。
 そして戸田非難の大論陣の中心が左派ネット世界の重鎮であり穏健理知的で信頼されてい
るまっぺん氏である事から、「ネット左派」の中では「あのまっぺん氏が言うのならば」、
「あのまっぺん氏に排除命令を出す戸田は酷い」等々の心情を持ってまっぺん氏側の主張に
傾く人が多いであろう事も想像に難くない。

 たしかに草加氏や麻生氏が指摘したように、補章批判をするとしても別の書き方があり得
たのではないかという指摘や、「6年越しの突然の大批判」が戸田の積年の思いという主観と
は別に「客観的には突然にケンカを売った事になる」ではないかという指摘、結果として連
帯労組の運動にマイナスを与えてしまっているという指摘は受け止めるべきだろうと、この間
思ってきた。特に連帯労組へのマイナスの問題は戸田としても不本意な事である。

 また麻生氏の指摘だったか、「再版では補章の削除を求めるという要求はすべきではない」
という事についても、出版の自由妨害と表裏一体の危険な要素がある点への考察が不足して
いた点を反省し、取り下げようと思うに至った。
 幸か不幸か、「サイバーアクション」は7年前の本であり、再版はあり得ないようだが。

 しかしそれ以外の部分、つまり「補章」の批判内容や戸田掲示板ルールや荒らし事件とその
対処などの問題では、戸田は自分の主張が正しい事に確信を持っている。
 そしてその事は、両者の主張と現実に起こっている事を公平に考えてもらえればやがては
分かってもらえる事だと思っている。

 たとえ今すぐに分かってくれる人が100人にひとりであっても、それでも良いと思う。敢
然と我が道をゆくのみである。
 まあ、「ネット人士」以外の人達や、戸田の活動を身近で見ている人達には戸田の理解者が
結構いるかもしれないが。
 まっぺん氏側のあれこれの応対を見てその事の確信はいっそう強まっている。
 特に最近、まっぺん氏が「投稿禁止措置」を取られたにも拘わらずそれを無視して堂々と投
稿して戸田に文句をつけたり、それが削除されると代理人物がそれを投稿したり、という事態
を見ると、その感を強くせざるを得ない。

 なお、この文章およびこのスレッドでは時間の関係上、主張や事実の裏付けについて、い
ちいちリンクを示す事はほとんどできないが、指摘や引用趣旨の正しさには自信を持ってい
る。
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【 1 】
 「四トロ同窓会掲示板」やまっぺん氏は、戸田がネット左派の世界を最初に知った所であ
り、ずっと感化や刺激を受けてきた所だったが、今回の「論争」では、まっぺん氏の見たく
なかった面を見せられてしまった。

1:彼は戸田掲示板と若竹掲示板に現実にあったネットウヨのよる荒らし攻撃を、「荒らしは
 無かった」と180°のデマを作り上げた。
  起こったのは「荒らし」ではなく、「戸田らの乱暴な言辞にネットワーカーの方々が怒っ
 て正当な質問書き込みをしただけだ」と言うのである。

  この「荒らしは無かったデマ」は最大限穏便に言っても「絶対に容認できない」。
  そしてまっぺん氏らは、この「荒らしは無かったデマ」を土台にして、戸田非難の厖大な
 文書を作り上げた。このような人達を相手に「○○虐殺はあった」的に「荒らしはあったの
 論証」をあれこれ挙げて「論争」につきあうことは不毛である。
  
2:ネットウヨの「闘い」なるものが、いわゆる革新派(左派・市民派・人権派等々の便宜
 的総称)にネットで噛みつき、つきまとう事でしかない、という全く正当な戸田の規定と
 批判を歪曲し、「戸田は実生活では制限を受けているけどもネットでは精一杯頑張ってい
 る全ての人間をコンジョ無し、と誹謗している」、「戸田は社会的弱者そのものを見下し誹
 謗している」等々と宣伝して、戸田への反感を扇動し続けているのがまっぺん氏らである。

3:また彼は、戸田がやってもいない事をやったとデッチ上げ、事実の間違いを指摘されて
 もそれを改めず、オチャラケで誤魔化して訂正しようとしなかった。
  (若竹さんメールを戸田が公開したというデマ)
  こういう事をする人とネットでまともな「論議」ができるとは到底思えない。

4:02年夏に四トロ掲示板で「宮崎スパイ問題」を共に追求していた「同志」の七篠という
 人物が「公安スパイ」=宮崎学=戸田という図式を述べて、戸田から「それは戸田=公安ス
 パイという誹謗中傷ではないか!」と謝罪撤回を求められても居直っていてたが、それを何
 ら諫めもしなかった管理人のまっぺん氏が、それには口をつぐんで今回は「2ちゃんねる全
 体を誹謗した緑のくつしたを戸田が批判しないのはそれと同罪」、「戸田もそう思っている
 証拠!」として繰り返し書き散らしたのには鼻白んだ。
 
  いちいち反論する時間がないから黙っていただけで、過去の経過はちゃんと知っている。
  戸田が知らないと思ってこんなダブルスタンダードを得々と説くご一行様達は、見てい
 て恥ずかしいし、相手にする気にならなくて当然である。

5:他にもいろいろあるが、戸田は「まっぺん氏が戸田の設問に答えたら自分も回答する」
 と言ったことは一度もない。
 「まっぺん氏に戸田記述を詳細に読んでの異論であることを証してもらうために、以下の
 戸田記述項目全てについて、1本づつ反論を立てて下さい。」と言っただけである。
  そしてその回答内容を見たら、上記のような事が露呈したので、これでは到底時間をと
 って論議をするに値しないと判断し、その旨通告しただけである。
  それを「戸田は設問に答えたら自分も回答すると言ったのに答えない!」と騒ぎまくる
 方がおかしいだろう。

6:世の中、巨大アクセスのHP掲示板がいくらでもある事や、議員HPはネット世界の中
 の極少部分である事は戸田も先刻承知な事である。
  しかし極少部分であっても固有の意義は効果があり、とりわけ右傾化同調との苦闘がある
 事は誰が考えても明らかなのに、まっぺん氏らの態度は不当な程に「敵対的無視」とも言う
 べきもので、「ちょっとしたアクセス数を愚かにも自慢している」というような誹謗をする
 だけで、それぞれの持ち場での苦闘を共有しあう、という姿勢が感じられない。
  出てくるのは議員HP固有の苦闘を無視した「机上の空論」による戸田斬罪だけである。

7:まっぺん氏やその四トロ掲示板が、日本の左派ネット世界の中では今も比較相対的に最
 良なものであるとは思う。まっぺん氏が重要な左派人士であり共闘すべき人である事は、
 戸田の認識に変わりはない。
  しかし、今後直にあって胸襟を開いてとことん話し合ったり、行動を共にすればともか
 く、今戸田の掲示板であれこれ相手にする事はからは絶縁するものである。
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麻生氏・草加氏の話を受けて戸田が今思うこと(2) 戸田 - 07/2/20(火) 6:46

【 2 】まっぺん氏らの意外な世間様意識・事大主義・「グローバリズム」

 日本に根強く残っている「世間様意識」。差別問題での啓発本なんかでよく書かれているの
が、「世間」て誰と誰のことやねん?、と問われてよく考えてみたら具体的に浮かぶ人の数は
数人だけだった、という話。
 まっぺん氏らの主張を読んでいると、そんな話がふと浮かんでくる。
 そこでは「世間」が「ネット世界では・・」、とか「○○するのがネット世界の常識だ」と
いうような文脈で語られるけど・・・。

 傑作というか、脱力してしまったのが、「若竹問題での荒らし攻撃など無かった」という流
れの末に、「戸田は2ちゃんねるの人達に謝罪すべきだ」とまでまっぺん氏が言い出したこと。
 「2ちゃんねるの人達」って、一体誰と誰のこと?
 少しでも見ている人の数なら何百万人もいるだろうけど、そんな厖大な人数に謝罪するって
、いったい何の事なんだろうか?
 「世間をお騒がせして申し訳ない、と謝れ!」と責め立てる伝統的な旧〜い情景が浮かん
できてしまう。

 それと、戸田が一貫して「個としての言論」をやっているのと対照的に
  (「私人」という限定ではない。※近畿地本委員長という肩書きを配慮してくれという苦
   言も受けるが)、
まっぺん氏は常に何かをバックにしてものを言いたい人のようである。

 それが「(聖なる)サイバーアクション」であったり、その「執筆陣」であったり、「社会
批評社」であったり、「ネットワーカー達」であったり、「ネット世論」であったり、いろい
ろである。
 「サイバーアクション執筆陣」や社会批評社に対してまっぺん氏がどういう立ち位置にい
るのか戸田には分からないが、そういう物言いを見ると、なんか事大主義やなあ、と思って
しまう。 (まっぺん氏は実は執筆者か?社会批評社の役員か?)

 もうひとつ思うのが、まっぺん氏やその同調者達の「戸田流掲示板ルール」への猛烈な反発
って、なんかアメリカ的グローバリズム主義の信奉者達が例えばアラブ社会を見てあれは野蛮
でケシカラン、これは民主主義じゃないと指弾して、自分たち流の「民主主義」を押し付けよ
うと躍起になる姿を連想してしまう。

 なるほどまっぺん氏らが言っていることは、一般論としては概ね正しいように見えるが、
それがいつどこでも通用する事なのか、通用させなければいけない事なのか、別の論理や手法
で対処する事が悪なのか、執拗な「答えて攻撃」・「非難攻撃」にも「議論には議論でコツコ
ツ対抗する」方式でなければならないと断罪することが正しいとは思えない。

 実名個人が多忙な活動の中でやっている掲示板であれば、それにふさわしい運営の仕方が
あるだろう。「議論でコツコツ」方式の時間が取れない者はネットウヨに目を付けられるよう
な主張をすべきでない、というのでは自分のHP掲示板で言いたいことが言えなくなってし
まう。
 キツイ規制をして投稿の活気がなくなるか、緩くして荒らしまみれになるか、荒らし対策
に多大な労力を払いつつ投稿活気を維持するか、は設置者が選択すればいいことだろう。

 これに関して改めて引用しておくと、
http://www.hige-toda.com/____1/keijibanru-ru/keikoku.htm
 さて、以上のようなタカリ連中がたまに顔を出すのはご愛敬としても、戸田掲示板にまとわ
りつくことについては、戸田は断固として、仮借なく、排撃していく。
 思想の左右は問わない、戸田への賛成反対も問わない、問うのはただひとつ、戸田にしつこ
く噛みついてくるのなら、体を張った言論をしてこい、ということであり、自分自身をきちん
と出した言論をしてこい、ということである。

☆非常にキツイ言い方をしているので、これでは「優しさ系の戸田ファン」が消滅してしま
 う寂しさもあるのだが、これから市民派議員のHPが増加し掲示板の発展を図って行くに
 あたって、最も妨害要因となるものを先制的に粉砕排撃していこうという、戸田の戦略に
 沿った展開であることをここに明らかにしておこう。
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 IT知識・技術が低い者が設置した掲示板では、その低い範囲内で掲示板を防衛する措置
を取る事を責められる謂われはない。
 例えばかつての戸田掲示板は「表示件数200件を越えると消滅してしまう」ものだったか
ら、記録保存の労力のために短期多数投稿を禁じ、それに従わない違反者は削除したが、そ
れはいじめ問題はいじめる側が悪いのと同様に、違反者の方が責められるべき話である。
 別に投稿者から金を取って投稿サービスをしているわけではないのだから。

 ところがまっぺん氏らの感覚では、荒らし書き込みをした方よりも技術の低いが故にできる
範囲内で掲示板防衛の対処をした設置者の方が悪いように言われてしまう。
 こうなると、一定以上の技術知識のない者は掲示板を作って発言なんかするな、荒らしを受
けてもそれはあんたの「自己責任だ」、という雰囲気を結果として作ってしまう事になるので
はないだろうか?
 率直に言って、そういう感覚での物言いに戸田としては反発を感じてしまう。

◆掲示板運営については、草加氏の歴史的整理に基づく考察や麻生氏の指摘、つまり「設置
 者各人の方針で」という事に尽きると思う。戸田としても他の人の掲示板に出張って「こ
 この掲示板ルールはおかしい!」と言い立てる事はしていないし、するつもりもない。
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 「ちょいマジ掲示板」への書き込みや他の用事ができないうちに、もうビラまきに出る時間
になってしまった。