ドキュメント11・22(amlメーリングリストにおける対宮崎信者攻防戦の顛末)
この集会をめぐって、裏でスパイ宮崎が動いていた事実が判明した。
私は aml(メーリングリスト)を眺めていただけだが、そこでは宮崎問題をめぐって
生々しいやりとりが交わされていた。以下はそれについての簡単な報告である。(二次会掲示板にも収録)
なお、この報告をいずみさんがamlに紹介し、そこから私も論戦に参加することになった。
●キツネ目組が突如として11・22集会を宣伝
宮崎の本が部落解放同盟関係出版社から出版されて問題となっているところへ
11・22集会のお知らせが宮崎のホームページに現れた。
宮崎信者(組員)に対して「バッジを付けて集まれ」という「組長命令」を出している。
http://www.zorro-me.com/2002-11/021113.html
しかも、それに掲載されたのは在日朝鮮人として人権問題にかかわってきた
辛淑玉(シン・スゴ)氏の文章であった(現在は消されている)。
この文書の掲載をはたして辛淑玉氏は宮崎に許可しているのかどうか。
●チョン・ヒャンギュンさんが田嶋陽子事務所を訪問
11・22集会に宮崎が裏で動いているのではないかとの疑問を持った富永氏は
チョン・ヒャンギュンさんとともに田嶋陽子事務所に問い合わせて、
辛淑玉氏からの依頼により参議院議員会議室使用許可を取り付けたことを確認した。
調査の結果、この集会の申請・許可のうらに宮崎が動いているという確証をもった。
富永氏は当日、宮崎が登場するのを阻止するために警戒を呼びかけた。
●スパイを許容する高橋亨氏の危険な判断
これに対して高橋亨氏(対抗言論HPの主宰者)が富永氏を批判した。
「スパイ問題はあなたたちと宮崎との問題であり、この集会とは関係ない」という内容で
富永氏を牽制したものであった。そのうえ「宮崎への警戒呼びかけは個人の喧嘩である」と非難。
富永氏と高橋亨氏との激論の幕が切って落とされた。
なお、高橋亨氏は宮崎阻止の訴えを「個人のケンカ」と言い、「集会への妨害」と言うが
この集会呼びかけ人の人たちは宮崎が関係していた事もしらず、事実を知っておどろいた。
●國貞氏、「反富永闘争」にしゃしゃり出たあげく、自滅する
國貞氏、他掲示板にて全く事実に基づかない憶測によって富永氏を非難。
富永氏に反論されて沈黙する。事実誤認を謝罪もせずに無責任な居直りを続けている。
富永氏、これに激怒し謝罪を要求。しかし國貞氏は依然として逃亡を続ける。
こんな無責任でいい加減な人間が、市民運動に関わってていいノカー?!
http://www1.jca.apc.org/aml/200211/30977.html
http://www1.jca.apc.org/aml/200211/30992.html
●集会は大成功
富永氏がこの問題をamlで取り上げて警戒を呼びかけたことで注目を浴びることになり、
宮崎は登場することができなかった。また「組長命令」も実現しなかった。
もしも「キツネ目組」バッジをつけて参加した者がいたら会議は混乱しただろう。
また、在日の人たちが多く参加し発言していったことで
いやがらせに対するアピールとして成功した集会となった。
●高橋亨氏、富永氏を「集会破壊」と非難
集会は成功し、そこに参加した富永氏も積極的に発言、参加者からの拍手を受けた。
にもかかわらず、高橋亨氏はいまだに富永氏を「集会破壊を目論んだ」と非難。
その論拠は、富永氏が田嶋陽子事務所を訪問した事にあるという。
集会申請の裏に宮崎が動いている事実を伝えにいっただけで「集会破壊」という事になるらしい。
また、そういうことは、集会がおわった後にするべきなのだそうだ。
つまり手遅れになってから行動せよ、と言っているのに等しい。
http://www1.jca.apc.org/aml/200211/31113.html
むしろ宮崎またはキツネ目組が登場して集会が宮崎に利用される事を未然に防いだ富永氏は
集会を防衛したといえるではないか。
●高橋亨氏、宮崎と辛淑玉氏の発言だけを一方的に擁護
遡って「石原やめろ」ネットが崩壊してしまったのは実行委員会参加者が
「石原を恐れてやめた」のか「宮崎に憤慨してやめた」のかの議論にも飛び火した。
参加者たちが「石原を恐れてやめた」のは辛淑玉氏の発言をきけばわかるそうである。
つまり高橋亨氏はそれに対する反論には耳を貸さないということである。もはや論理性が破綻している。
しかし角田氏から、その真相を暴露する投稿があった。
宮崎が単にスパイ・情報収集だけでなく「大衆運動破壊者」であることが暴露されている。
7・14実行委員会で宮崎と中核派による分裂策動があり、9・3集会が分裂してしまったのである。
http://www1.jca.apc.org/aml/200212/31139.html
これに荷担し、富永氏を非難する高橋亨氏はスパイ宮崎に踊らされているのか?
それとも裏でつながっているのか?
●卑劣! チョン・ヒャンギュンさんにいやがらせ!!
11月20日に申し入れに行ったチョン・ヒャンギュンさんの家に突然、翌日から
郵便物が破り捨てられるという事件が発生した。
申し入れの内容は、辛淑玉さんに伝えられ、宮崎にも伝わったと思われるがその直後である。
申し入れをしたのが(つまり宮崎の登場を阻止するために田嶋陽子事務所に通報したのが)
チョン・ヒャンギュンさんである事を知るひとは他にいない。
http://www1.jca.apc.org/aml/200211/30991.html
●宮崎のパシリぶりをますます発揮する高橋亨氏
集会もとっくに終わり、宮崎の策動を粉砕できたことは宮崎信者にとっては残念だったのだろう。そのあとも高橋氏は富永氏に執拗に言いがかりをつけて「失地回復」を謀ろうとしている。そんなにスパイを登場させられなかった事が悔しかったのか。本来は情報交換の場であるべきamlでのトンチンカンな「反論」は周囲の失笑を買っている。どこがトンチンカンであるかは「高橋亨氏の論理破綻とスパイ共謀者ぶり」で解説。
※参考:消された「組長命令」(キツネ目組サイトより)
「組長指令である ★組長指令★ 在京、および関東の組員および元党員は、11月22日午後1時、下記の集会に集まれ。ちゃんとバッチつけてこいよ。北朝鮮問題への戦う組員行動第一弾である。朝鮮労働党解体へタタカイたいやつはここから始めるでえ。 2002年11月13日 電脳キツネ目組 宮崎学」
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高橋亨氏の論理破綻とスパイ共謀者ぶり(aml書き込みから検証)
●高橋氏は、富永氏の「緊急事態」呼びかけに反発して次のように言う。
in [aml 30843], 富永さとるさんwrote:
> 公安調査庁への情報提供者にして、破防法発動の協力者だった宮崎学が、以下
>のような呼びかけを発しています。
書いてある内容を見れば明らかですが、宮崎学氏はこの集会の呼びかけ人
でもなければ発言予定者でもありません。(呼びかけ人は石丸次郎氏)
> また、辛淑玉氏も、みずからキツネ目組のサイトに「皆さまのご参加を心より
>お待ち申し上げております」と書き込んでいることから、確信犯として公安調査
>庁の破防法発動協力者=宮崎学の東京運動圏・政治圏への復帰の手引きをしてい
>ると断定せざるを得ません。
宮崎氏のサイトにこれが掲載されているのは、この問題に関心を持ってい
る人たちに少しでも広く呼びかけたいからでしょう。それだけのことをもっ
て「確信犯」だの「手引き」だのと決め付けないでいただきたい。
> 関西運動圏が公調スパイに対してどういう態度をとっているのか知りませんが、
>東京ではこのような暴挙は許しません。
あなたたちが宮崎氏とどのようなケンカをしようと勝手ですが、ケンカは
他人を巻き込まないで(宮崎氏個人との間でだけ)やってください。宮崎氏
のサイトに呼びかけが載ったというだけの理由で集会を「暴挙」呼ばわりな
どとんでもない。
http://www1.jca.apc.org/aml/200211/30846.html
●誰も宮崎が「集会の呼びかけ人だ」などとは言っていない。「宮崎が自分のサイトで呼びかけている」と言っているのに、日本語が理解できないらしい。なんて幼稚なへりくつだろうか。なさけない!
●宮崎はこの集会について「朝鮮労働党解体のタタカイ」などと、集会の主旨とは何の関係もない位置付けを行っている。主催者でもないのにこのような勝手な主張をネット上に「少しでも広く呼びかける」ことを高橋氏はどう思うのか? 「広い呼びかけ」に応じて、宮崎の勝手な位置づけ(朝鮮労働党解体)によって参加したキツネ目組員が、主催者に従わずに集会を勝手に引き回したとしたら、それこそ「集会破壊」である。こんな無責任で勝手な主張を他者に「広く」けしかける態度を高橋氏はいいことだと思うのか?「ケンカは他人を巻き込まないで個人的にやれ」だと?こんな勝手なリクツを主催者に無断で「広く」呼びかける宮崎こそ、集会混乱の張本人ではないか! 宮崎を集会に呼びよせれば、集会参加者が混乱に巻き込まれることになるのは明白である。富永氏は11・22集会がこういう混乱に巻き込まれないために呼びかけてきたのである。
●スパイは利用価値があるから党派や大衆運動に接近してくるのである。中核派の情報を売った宮崎が、何の利益も求めずに11・22集会に接近を図ったと高橋氏は考えるのだろうか? 宮崎は自分のサイトでただ「広く呼びかけている」のではない。「キツネ目組バッチをつけて集まれ」と「命令」したのである。これはスパイ宮崎が「ひとつの勢力」として集会に登場しようとしている証拠ではないか! その目的は当然にも、それを足がかりとした運動圏復帰への画策である。昨年9・2集会において市民運動から追放された宮崎が「運動圏への復帰のためのステージ」として11・22集会を利用しようとしているのを高橋氏は許すつもりか? これを「個人のケンカ」と思うのか?
●「サイトに呼びかけが載っただけ」だと高橋氏は言う。その呼びかけの「中身」が主催者側の趣旨をないがしろにした勝手なものであったことはすでに説明したが、それだけではない。集会参加者で発言者でもある辛淑玉氏の呼びかけ文が載せられていることは「宮崎がひとりで勝手にやっている」のではないということである。しかもその事実を集会主催者・発言者の多くが知らされていなかったのである。つまり宮崎は、主催者を無視して勝手な行動をおこそうとしていたのだ。
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[aml 30949] 思想検事富永さとる殿へ
Fri, 22 Nov 2002 02:13:39 +0900
高橋亨です。 ※転載禁止
●転載禁止なので中身は書けない。しかし、相手を「ばか」とか「にんげんのくず」に類するような言葉で罵倒しておいて、それを「転載禁止」にするのである。巧妙なやり方である。ところが自分のサイトには、罵倒部分をちゃっかり書き直して転載する。このひとの人間の程度というものがよく理解できる。
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●高橋氏は辛淑玉氏の宮崎擁護の弁を、以下のように勝手に解釈する。
in [aml 31007]:
| 『「失敗だったのは、石原の『三国人』発言で『石原辞めろネット』を
| 立ち上げた時に、辛淑玉を前面に立たせてしまって…」
| と宮崎さんが声を詰まらせると、辛さんが
| 「兄ちゃん(宮崎さん)がいたからできたんです」と繋ぐ。
| 「石原を敵に回すことになったとき、みんな引いていきました。
| 兄ちゃんだけが残って、お金も出してくれた。
| そういう人がいてくれるのと、いないのでは全然違います」。』とあったのです。
辛さんの「石原を敵に回すことになったとき、みんな引いていきました」
という発言は、宮崎氏の「『石原辞めろネット』を立ち上げた時に…」とい
う発言を受けてなされています。辛さんが「石原やめろネット」立ち上げ時
のことを言っていることは、この文脈自体から明らかです。
http://www1.jca.apc.org/aml/200212/31175.html
●事実誤認も甚だしい。何が「この文脈自体から明らか」か。まず文脈からして読みまちがっている。「『石原辞めろネット』を立ち上げた時に〜」の発言を受けているのは「兄ちゃんがいたからできたんです」だ!「石原を敵に回すことになったとき〜」が時間的にそれより後であるのは明らかではないか。そんな事もわからないのか。それとも「ネットを立ち上げた」瞬間に「みんな引いていき、宮崎がひとり残った」とでも言うのだろうか? まったく情けない。高橋氏は国語能力もないようだ。また重要なのは「事実」であって「文脈の解釈」だけでひねくり出した妄想ではない。「ことばの解釈」だけで妄想をでっち上げても、ウソはすぐばれる。「みんなが引いていった」と辛淑玉氏が言うのは、7・14実行委員会が宮崎の引き回しによって紛糾し、混乱のうちに解散してしまった事件以外にあり得ないではないか。それ以外に「みんながやめて宮崎だけが残った」に当て嵌まる事実がどこにあるのか! ここでも高橋氏は「事実」を確かめもせず「オノレの妄想」の方を優先しているのである。いやはや、みっともない。これについては角田氏の証言を引用しておこう。
2、宮崎氏は2000年に大衆運動の攪乱、分断のために動いた張本人である。
2000年4月9日、石原東京都知事、練馬区の陸上自衛隊練馬駐屯地で開かれた
「創隊記念式典」に出席して「三国人」発言をした。この民族差別発言に抗議し辞職を求める市民団体、民族団体などの抗議声明、抗議行動が相次いだ。そして4月21日には市民団体などが集まり、「石原やめろネットワーク」が結成された。
石原都知事の差別発言を許さない、抗議行動が様々に繰り広げられた。そうした運動の軸にあったのが「石原やめろネットワーク」だった。6月9日には都庁に向けての参加者350人パラソル大行進がおこなわれた。
こうした積み上げのうえに、7月14日なかのZEROホールで7・14実行委員会主催のもと600名が参加し、「石原都知事にNO!多民族・多文化大集会」が開催された。もちろん実行委員会の軸をになったのは石原やめろネットワークであった。
この実行委員会は、「石原都知事にNO!多民族・多文化大集会」後の7月下旬に開かれる総括会議で解散し、その日直ちにその9月3日の「防災訓練」に名をかりた自衛隊三軍の治安出動演習に反対するための実行委員会として新たに立ちあげることで確認されていた。これは7・14実行委員会に参加した全体の確認であった。
ところが宮崎学氏は、この9月3日の実行委員会の発足の直前に、別の運動体の結成を呼びかけたのである。
その問題で総括と9月3日の運動体の発足に向けて開かれた7・14集会実行委員会は混乱し、9月3日の闘いをどうするかをきめることもできずに解散することを余儀なくされたのである。これは実行委員会に参加したすべての人々の目の前でくり広げられたことである。この宮崎氏の分裂策動に手を貸し、ともに押し進めたのが中核派であった。
この結果、残念なことに9月3日のたたかいはいくつかの集会に分散されることとなった。それ以降、石原NO!の運動が、のりこえられつつあるとはいえ、困難を迎えたことは疑いない事実である。
7・14実行委は石原やめろネットを軸に、様々な市民団体などが参加した運動体であった。そこでの討議、確認などを参加していた宮崎学氏や百万人署名運動が知らないはずはない。だからこそ、宮崎氏らは実行委員会参加者の激しい怒りを買ったのである。
http://www1.jca.apc.org/aml/200212/31139.html
●ちなみに辛淑玉氏と宮崎とが仲よく語っているのは、なんと「関西突破塾」のHPなのである。つまり、高橋氏はスパイ宮崎が運営するサイトでスパイとそれに利用されている辛淑玉氏のことばを「証拠」にして、やめていった人たちを「みんな引いていった」と非難しているのである。高橋氏にとっては、スパイの側の証言が一番信頼性が高いものらしい。
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●高橋氏は何の証拠も出さずに次のように言う。
[aml 31113]で説明済みなのでここでは繰り返しませんが、田嶋事務所に
乗り込んだ富永さんの行動は集会妨害そのものです。それは富永さんが主観
として「集会そのもの」に賛成だったか反対だったかには関係ありません。
http://www1.jca.apc.org/aml/200212/31235.html
●それでは「説明済み」だという[aml 31113]を読んでみよう。どれどれ?
あなた自身の言葉で説明して差し上げますが、あなた(とその友人)は、「公安スパイが背後で関わっている催し」に「在日たちを参加させるという行為」は「同じ在日を公安に売ると同然の行動」だ、「もう許せない」、と「身を切る想いで決断」し、「ただ、辛淑玉氏の呼びかけだから、という好意で出席を承諾していた」在日の人たちに電話をかけまくって、あれは「公安スパイが背後で関わっている催し」だ、「辛淑玉氏のうしろには必ず宮崎がくっついている」、「「宮崎隠し」のだまし討ちのような方法で会場を借り」て集会を催すなど断じて許せん、と「警告をアナウンス」したわけですよね。
で、その「ただ、辛淑玉氏の呼びかけだから、という好意で出席を承諾していた」在日の人たちは、あなたのその深刻な「警告」を聞かされて、それでどうすればいいんですか?
いったいこれでどうして、「参加しないよう「要請」して」いないことになるんでしょうか?
それともあなたは、あれは「公安スパイが背後で関わっている催し」ではあるけれども趣旨は立派だからぜひ参加して「公安に売」られてください、とでも伝えたんですか?
http://www1.jca.apc.org/aml/200211/31113.html
●ほほぉ〜!なるほどなるほど。つまり高橋氏によれば、この集会は「公安スパイが背後で関わっているけど排除できない(またはするつもりがない)」と富永氏は主張しているわけだ。だから「宮崎もろとも集会を破壊しようとした」と。または「公安スパイが関わっているけど趣旨は立派なので、宮崎を排除せずにそのまま参加して公安に売られてください」と富永氏は言っていると。いやはや、切り張りによる作文で、ここまで相手の主張をねじ曲げた妄想も珍しい。それに、こういう妄想による決めつけは、はるか以前に |