四トロ同窓会三次会 2002年11月1日〜3日
書き込み自由です。二次会に飽きた方はどうぞこちらへ\(^o^)
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有事法制 投稿者:こうじ 投稿日:11月 3日(日)23時22分23秒
まぁ、自衛のためですね。
日本上空をミサイル通過させるような国が近くにあり、
その国の南には世界で一番の反日国家があります。
南の反日国家は日本領土(竹島)を不法占拠しています。
結局、日本国内で平和を唱えていても世界の情勢がそれを許さない。
それが現実だと思うので有事法制賛成です。
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黒目さんへ 投稿者:猛獣文士 投稿日:11月 3日(日)22時56分55秒
>万の単位で餓死者が出るといわれている状況でも、核兵器を作ったりミサイル作ったりする金はある、というのが、金王朝のやりかたではないのですか?
>金王朝はこれまでそういう風にしてきたし、これからもそういう風にしない理由は彼らにはなにもないと思います。
>そもそも餓死者がでている国で、どこからどうやって核兵器開発するゼニがでてきていたのか?それは自国民を餓死させることで捻出したゼニではありませんか。
これは、二つのことを言っていると思います。第一に、北朝鮮の政府が、経済政策に失敗して、国民が経済的に十分な生活基盤を保証できなくなっていること。第二に、北朝鮮が経済規模に比較して、過大な軍事力を維持していることです。
この二つの事実は、実は因果関係があると思います。過大な軍事力の保持は、経済に負担を与えるからです。
この過大な軍事力の保持について言えば、北朝鮮にとって、政治的軍事的な緊迫した状態が50年以上も継続しているという事実に直接の原因があると思います。その責任が誰にあるかは、単純に断定できるものではありません。
また、現在の北朝鮮は、ほぼ食糧自給のような経済になっているのではないかと思いますが、これは、食料自給率が非常に低くても、飽食の時代を謳歌している日本に比べて、大変に不利な経済状態環境におかれていると思います。
核開発についてですが、かつて中国も核開発を推進しましたが、これは大きな費用を浪費していたからではなく、むしろ通常兵器を全面的に装備するよりも、核兵器の開発を行うほうが予算の面からみて安上がりだったからであるという指摘があります。国力が脆弱な中で強大な仮想敵の攻撃に対処するために、核兵器の配備と人民戦争という二種類の軍事戦略をもっていたのであると考えます。北朝鮮もそのような意味で核開発を行っているとすれば、それなりに筋は通っているのではないかと考えます。近年、中国経済が曲がりなりにも成長しているのは、軍事的な脅威を取り除くことに曲がりなりにも成功しているからと考えます。北朝鮮にも、この法則が当てはまる可能性は大きいはずです。
どちらが先に相手に脅威を与えたかを言ったら、これは鶏と卵の話になるでしょう。しかし、北朝鮮が感じている軍事的な危機感は、まったくの妄想であるとまではいえないというのが、私の考え方です。
最後に、餓死者が出るということが分かっているのに、援助をしないというのならば、それは悲惨な状況を避けるためにできることをしないということだと思います。北朝鮮の人間が死のうと生きようと関係ないというのならば、それは仕方のないことですし、また、援助するかどうかを決定できる人がここで議論しているわけでもないでしょうから、それはそれだけの話ではないでしょうか。
私自身は、まだ日本の外交当局がそれなりにクレバーな交渉をして、うまく話を進めてくれる可能性を否定していないし、それをいくらかは期待しています。
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再びこうじさんへ 投稿者:ぎねやす 投稿日:11月 3日(日)22時51分31秒
いや、別に名言したわけではありませんが。
私もどちらかといえば、考え方は共産主義的なんです。
有事法制に関しては絶対に私は反対です。
有事法制を反ブルジョア法へと発展解消させてゆく方向で私は考えております。
ちょっとだけ、とか言わないで、大々的に頑張る決意です。
こうじさんも是非頑張って下さい。
ところでこうじさんは有事法制は賛成なのですか。
いかなる理由によるものか。少しだけ考えを書き込みしていただければ、うれしいのですが。
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>ぎねやすさん 投稿者:こうじ 投稿日:11月 3日(日)22時44分41秒
いや、多くの市民団体が共産主義を隠して活動している中、
はっきり名言するのはすごい勇気ある行動ですね。
私は有事法制賛成なので、頑張ってくださいとは言えないのですが、
ちょっとだけ頑張って下さい。
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こうじさんへ 投稿者:ぎねやす 投稿日:11月 3日(日)21時43分05秒
>ここは共産主義の人が集まっているのですか?
そうです。ここは共産主義政権樹立を目指す人たちの集まりです。
日本においても、戦国時代、上杉、今川、徳川家康、織田信長たちが政権獲得を目指して戦いました。
それと同じで、ロシア革命においても、レーニン、トロツキー、ニコライ、スターリン、ケレンスキー、クループスカヤなどの歴史的英雄が、マルクス主義政権獲得を目指して戦い、最終的にはレーニンが勝利を獲得しました。
いつの時代にも政権獲得を目指した血でまみれた戦いというものは存在します。今年もジャイアンツが戦いぬいて優勝した。
しかし私はやはり平和な世の中というのを望みます。戦いというものはなくなってほしいものですね。
「搾取と大量殺戮のブルジョア的世界に、平和と諸民族の友愛のプロレタリア的世界を対置せよ」
レーニン『帝国主義論』からの引用です。
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(無題) 投稿者:東郷 投稿日:11月 3日(日)21時18分52秒
ここはひどいイソターネットですね
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(無題) 投稿者:Y 投稿日:11月 3日(日)21時17分14秒
>黒沢明氏は軍国主義に貢献したというところでしょうね^^
黒沢氏の「一番美しくは」戦意高揚をことさらに誇張し
笑い飛ばしている。
と、思います
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(無題) 投稿者:こうじ 投稿日:11月 3日(日)20時59分19秒
ここは共産主義の人が集まっているのですか?
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雑談その五 投稿者:しまだ 投稿日:11月 3日(日)20時53分44秒
ひとつだけちょっと−−−
「革命」の好きな私としましては、多くの戦争と同じように革命を経済的な利益のため、生活のためとはしたくありませんね。
それは、「失業をなくす」ことを公約して周囲の国を侵略したヒトラーのファシズムへの道であって、人々の生き方まで問う革命とは違うと思うからです。
人は「食べられ」て当然です。「食べられない」というのは、飛んでもないことです。ということは、人は食べられさえすれば満足かというと、そうではないということじゃないですか。エコノミック・アニマルは、どだい人間の歪んだ不自然な在りようじゃないでしょうか。
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雑談その四 投稿者:Muu 投稿日:11月 3日(日)19時47分16秒
>「感動的!」というのには黙っておられません。
そうですね、お気持ちはわかりますよ。
当然、あらゆる事が生活の為に許されるかというと、許されはしないと思います。
戦争もそうですし、実は革命も同じ事なのです。どちらも生活の為だという理由では、戦争も革命も許される事にはなりません。
しかし、すべての人から許されないことを覚悟した上で、戦争も革命も存在するのが現実です。
モラルを守ることは人の生き方にとってとても大切だと思いますが、と同時に生きると言うことは、許される許されないというモラルから逸脱を要求される場でもあると認識しています。
そのモラルと自分自身がどのように向き合うかが、絶えず試される場が、人の生きる場なのでしょうね。
黒沢 明監督作品は戦中に制作した「一番美しく」の事だと思います。残念ながら私は鑑賞したことがありませんが、当時のプロパガンダとして作られた映画だそうですね。
ただ、そのことが「軍国主義者」かどうかはわかりませんよ。
私たちが現在、仕事をして資本主義に貢献しても「資本主義者」とは呼ばないように、例えプロパガンダ映画製作に携わったとしても、心の内面は「軍国主義者」なのかはわかりません。
強いて言うならば、黒沢明氏は軍国主義に貢献したというところでしょうね^^
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雑談その三 投稿者:しまだ 投稿日:11月 3日(日)18時18分20秒
Muuさんへ
正月というと、テレビで「名作」がオンパレードになるじゃありませんか。まさか、有名な「風と共に去りぬ」が、そんなシーンのある作品とは思いもよりませんでした。
それというのも、日本の大東亜戦争のことを考えていて、何が悪かったのか、何を反省しなきゃいけないのかを考えていたからです。
愚かな戦争だと思いながら、それが止められない。人間の意識としては、一体、何に原因があるのか、と。
偶然、出張先の駅の売店で、かの有名な笹川良一の自伝のようなものを見つけました。すると彼は、日本の大東亜戦争について、「生活のためには仕方なかったのだ。」という意味のことを書いていたのです。
そこで、コレだと思いました。「生活のため」といえば、何でも許されるような、そういう「モラル」に問題があると。
そして、経済的利益のために決して武力は使うべきじゃないと思うようになりました。そして武力を使うとしたら、それに反した者に対して使うべきだと。
そんな思いがあったので、ビビアンリーのあのセリフのどこが感動的かと思うようになったのです。
まあ、ずいぶん昔の、南北戦争の頃の話ですから、攻撃するのはちょっと気がひけますけどね。
だけど、「感動的!」というのには黙っておられません。
それはそうと、「名作シリーズ」というより、「名監督シリーズ」を見ていたら、あの有名な黒沢監督の戦前の作品に、見事な軍国主義礼賛の映画があったのにはビックリしました。誰もが(といって良いほど)軍国主義者だったのですね。
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(無題) 投稿者:黒目 投稿日:11月 3日(日)18時11分36秒
万の単位で餓死者が出るといわれている状況でも、核兵器を作ったりミサイル作ったりする金はある、というのが、金王朝のやりかたではないのですか?
金王朝はこれまでそういう風にしてきたし、これからもそういう風にしない理由は彼らにはなにもないと思います。
そもそも餓死者がでている国で、どこからどうやって核兵器開発するゼニがでてきていたのか?それは自国民を餓死させることで捻出したゼニではありませんか。
また、現に今、核兵器を開発している、そのゼニを回せば餓死者は減るでしょう。
金王朝はなぜそうしないのか。
それは本質的にあの政権が、自国の民衆の生死にそもそも「関心がない」からでしょう。
そう見るのが、最も「自然」であると思います。
そういった権力が倒されることに、一体なんの不都合があるのでしょうか?
また、しまださん、あれは公有制などというものではなく、すべてを首領様の所有とし、自由に首領様が民衆を簒奪できる体制にすぎないと思います。
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革命戦争への道程 投稿者:革命兵士 投稿日:11月 3日(日)17時51分26秒
スターリニズムの巣窟である北朝鮮は、粉砕の対象物以外の何ものでない。
金政権に魂を売った共産同赤軍派は世界同時革命戦争の埒外へと放逐されるべきである。
この認識を踏まえることによって、武装蜂起への具体的展望はおのずと明確になるというものだ。
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雑談その二 投稿者:Muu 投稿日:11月 3日(日)16時28分19秒
しまださん
>いかにもブルジョア女らしいセリフを吐くシーンというべきじゃないでしょうか
そうですね(笑
だからこそ、ブルジョア女性(資本主義=帝国主義)は「逞しい」のでしょう。(笑
これを倒すのは厄介ですねっ。
やはり、ブルジョア女性と同じように、
私たちも「ウソもつき、だまし、盗み、人をも殺し」にもめげず
「逞しく」闘いを挑まなければならないのでしょうね。(かな?)
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訂正報道ー読み違い 投稿者:猛獣文士 投稿日:11月 3日(日)16時12分50秒
分かりました。金総書記将軍様が認めたのだから、国内報道でもそれを明らかにするべきですよね。外交担当者はそこまでは要求していないようですが。
ここで、私の感情的な感想をもう一度言わせてもらえば、この冬に、万の単位で餓死者が出るといわれている状況(本当のところは知りません)が本当ならば、金正日体制の政権を通してでも、援助を行ってほしいと思います。その援助が、すべて軍事費に回るほどに金政権が狂っているとは思えません。
これも感情的な感想ですが、相手があせっているのだから足元を見ればいいなどという論調を聞くとき、朝鮮人民の解放など言葉が非常に欺瞞的に見えます。
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読み違いでーす! 投稿者:しまだ 投稿日:11月 3日(日)15時59分27秒
猛獣文士さんへ
>国民に日本に対するあらゆる憎しみを煽っているというのは−−−<
読み違いですよ。「あらゆる」ではなくて、「あらぬ」です。つまり、「日本側の拉致問題のでっち上げ」を指しています。
それから、教科書のまちがいを訂正したとは書いてません。まちがいであれば、訂正すべきだと書いています。
なお、国交があるから抗議も出来るとありますが、なくても出来ます。相手方に送信できさえすればいいのですから。
国交というのは、貿易を発展させるとか、多くの人々が行き来し、共存共栄の間柄をつくることじゃないですか。
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「金正日体制」のこと 投稿者:しまだ 投稿日:11月 3日(日)15時37分46秒
あのう、割り込んですいませんが、金正日体制についていう時、経済的な公有制を含めて問題にしているのか、公有制という条件下での政治権力についてのみ問題にしているのか、区別して欲しいと思うのですが。
私は基本的な公有制は変えないで、金正日派を一掃するような勢力の台頭を願っています。つまり、社会革命ではなく、政治革命を願っています。
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誤字などを訂正するのはどうやるの 投稿者:猛獣文士 投稿日:11月 3日(日)15時10分32秒
急いでタイプしているので、いろいろ、タイプミスなどがあります。この掲示板では自分で訂正できるということですが、どうすればいいのでしょうか。
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私に言われても 投稿者:猛獣文士 投稿日:11月 3日(日)15時07分55秒
私も訂正報道がそれほど難しいと思いませんが、しかし、金正日政権のスタッフがそれを同思うかは、別問題です。
日本の学校教育の教科書が間違っている場合に、抗議されて訂正したということですが、それがそれほど容易に行われたとは思いません。日本の政権のスタッフにとっては相当困難なことだったようです。今でも、かなり不徹底なものだと感じているのは、私の特殊な感覚かもしれませんが。
ところで、抗議があったから対応したというのは、国交があったからといえませんか。
国民に日本に対するあらゆる憎しみを煽っているというのは、何を指すのか分かりません。韓国でも、中国でもあるいは台湾でも、その他の東南アジア諸国でもある程度の「反日」的な教育は行われていると思います。
戦争状態の継続というのは、植民地支配が終わった後、朝鮮戦争が終結しないまま、日本は北朝鮮に敵対する勢力にずっと組したまま、国交を結んでいないのだから、反日教育の存在とは別の政治的な現実に対するひとつの方向ではありませんか。
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訂正報道は国交の不可欠条件 投稿者:しまだ 投稿日:11月 3日(日)14時56分04秒
猛獣文士さんへ
「国交を正常化しないことは戦争状態の継続になる」とのことですが、国民に日本に対するあらぬ憎しみを煽っておきながら、「戦争状態の継続」もないもんです。
他国に対する誤った認識は、これを正す。これが平和・友好への在り方ではないですか。
何も報道の内容について干渉しているわけではありません。日本の学校の教科書が他国についてまちがった内容である場合、抗議されてまちがっていると思えば訂正するのが当然ではありませんか。報道がまちがっていたら、まちがった認識がなくなるまで訂正の報道を行うことこそ国交正常化の道だと思います。
それをしないというのであれば、今が戦争状態ならそれを継続したいといっているのも同然でしょう。私は個人的に自衛隊とは別に、戦いの用意をしなければなりません。そして、多くの人にもそれを訴えなければなりません。ちなみに、私は無抵抗主義の平和主義者ではありません。
それはそうと、報道の訂正はそんなにむつかしいことですか? 何か、大きな経済的負担でも生じるのですか? 「偉大な」指導者様とその党が、それほど偉大ではなかったということが分かるだけではないですか。何もむつかしいことはありません。
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政策に反対することと、政権をつぶすことは同じではない 投稿者:猛獣文士 投稿日:11月 3日(日)14時49分11秒
どんな国家や政府の政策でも間違っている政策があり、正しい政策があります。あるいは、結果を見なければ是非を問えない政策もあります。
しかし、政策が間違っていると判断することは、それなりの知性と倫理、道徳を働かせれば個人のレベルでも確信できると思います。たとえば、私はアメリカのイラク攻撃は間違っていると思います。
しかし、金王朝が滅亡すれば朝鮮人民が解放されるなどという命題は、そのような判断のレベルを超えたものだと思います。
金正日政権が政策によって多数の人を殺しているというのは、具体的には国内の政治犯などのことでしょうか。あるいは、経済政策の失敗による飢餓のことでしょうか。それによって、対応はかなり違ったものになると思います。
たとえば、北朝鮮の核武装の件も外交交渉のテーマになっていますが、これに関する言い分については、確かにアメリカは沖縄にも韓国にも核兵器を配備しているような気がしますので(これは誤りでしょうか)、北朝鮮の言い分がもっともだと思います。あきらかにアメリカは核兵器を選択肢の一つと考えているのだから、アメリカが北朝鮮を核攻撃しない保証はまったくありません。それに対する防衛を準備するのは、単に金正日政権の延命というレベルの話ではありません。
日本の外交交渉は、日本の国益という基準で、とアメリカの世界戦略の枠内で行われているのだから、北朝鮮の人民の解放などというテーマとはまったく無縁なものだとおもいます。
ただ、北朝鮮の解放のために活動している人が、その交渉を利用して目的を達成しようとしているというのならば、それもあるでしょう。しかし、私はそのような運動にコミットしていないので、それについては考慮していません。その方面からの議論であれば、考え直します。
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(無題) 投稿者:黒目 投稿日:11月 3日(日)14時19分52秒
>そんなことを言うほど自信家じゃないから
それは日本やアメリカの政策に反対する事も、「相当な自信家」でなければなしえないという話になろうかと思いますが。
私はむしろ、戦争に反対するような過程を社会主義革命へと流し込もうという類の、
あるいは戦争という問題を解決するためには社会主義革命という回答しかない、という類の立場を、「革命主義」として排してきた立場です。
しかし、その政策によって多くの人を殺しているような政権は、その時点において打倒される事によってその政策が止まるのであれば、打倒も全然ありだと考えます。
で、台湾や韓国は、どこかの外交政策などによって民主化した訳ではなく、そこの民衆の苦闘により民主化したのではないのか?
日本の外交ごときで、金王朝が打倒なんぞされるなどという可能性は、だれも思いも期待もしていないと思いますが。
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そんなことを言うほど自信家じゃないから 投稿者:猛獣文士 投稿日:11月 3日(日)13時47分21秒
俺はそれほど自信家じゃない、などというゴルゴ13の言葉を思い出します。
解放などという概念は、立花隆が「人間の作り出した概念の中で、正義という概念程恐ろしいものはない」というようなことを多分「中核と革マル」のなかで言ったと思いますが、そのような概念と思います。
単なる言い返しになるでしょうが、北朝鮮よりもはるかに悪辣なことを、第二次大戦後という時代に限っても、アメリカは行っていると思います。では、アメリカ合衆国の滅亡は、アメリカ人民の解放でしょうか。私はそれほど単純だとは思いません。
一言、民主化といいますが、具体的にはどのようなものをさしているのでしょうか。かつて、台湾や韓国の軍事政権は、民主化すれば崩壊する性質のものであるといっていました。民主化は、これらの政権の崩壊だったのか。少なくとも、大日本帝国の崩壊と比べれば、これらの政権の崩壊は非常に不徹底だったのではないでしょうか。
金王朝が民主化すれば崩壊するのならば、崩壊すればいいと思いますが、日本が外交的に駆け引きをしてこの政権が崩壊した場合に、朝鮮人民が解放されるか?多分「解放」されないでしょう。
かつて、中国の征服王朝であった清王朝は、決して理想的な政権ではなかったでしょうが、アヘン戦争以降の列強の圧迫のもとで滅亡してもそれは中国人民の解放にはつながらなかったと思います。
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(無題) 投稿者:黒目 投稿日:11月 3日(日)13時33分07秒
勿論、金王朝が打倒されることなく、北朝鮮民衆が生き延びることができる程度に民主化されるのであれば、それも可かと思います。しかしながら、あの体制は民主化すれば即、崩壊につながるというようにしか見えません。
また、倫理的な問題でいえば、金正日は打倒されて然るべき程度の事をやってきたと思いますし、打倒される事が正義であると思いますが。金王朝の滅亡は、北朝鮮民衆にとっては解放である、という認識に基づいてこれを言っているわけですが、その前提についてはいかがでしょう?
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日帝打倒、米帝打倒と同レベルで金王朝打倒ですか 投稿者:猛獣文士 投稿日:11月 3日(日)13時12分43秒
日帝打倒、米帝打倒が一般的に宗派的であるかどうかは、一概にはいえませんが。
宗派的だからいけないといったようにとられたとしたら、訂正します。
現在の金正日体制が本質的に悪であって、滅亡させなければならないなどという発想には、ついていけないし、それは間違っていると思います。
私はこう思っています。北朝鮮の民主化を求めたりする運動について、それを否定するものではありません。しかし、そのような運動には私はコミットしていません。
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? 投稿者:黒目 投稿日:11月 3日(日)13時02分21秒
>現在の金正日体制が本質的に悪であって、
>滅亡させなければならないなどという宗派的な発想
例えば日帝打倒、米帝打倒というスローガンがありますが、これも宗派的発想という事になるのでしょうか?
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しまださんへ 投稿者:猛獣文士 投稿日:11月 3日(日)12時59分15秒
>ズバリ、聞きます。
>「ラチは日本側のでっち上げ」という国内報道について、問題にしなくて良いという考えですか?
問題にするべきだと思います。しかし、問題にするために何をやってもいいということではないでしょう。北朝鮮の当局がそれを行わない限り、国交正常化をするべきでないという議論は、ここから直接的に導かれるものではありません。
国交正常化をしたくないのならば、日本は北朝鮮といまだに戦争継続状態であるという北朝鮮の主張が根拠を持つのであるから、それに対する覚悟を決めるべきでしょう。北が核武装をするならば、日本も核武装するべきだというような議論は、その延長線上では一貫しています。
私はそのような主張には賛成しません。
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現在の金正日体制 投稿者:猛獣文士 投稿日:11月 3日(日)12時52分34秒
現在の金正日体制には、いろいろな問題があることが明らかになってきました。その点については、個々に問題にして、是正を図るよう努力する必要があるでしょうが、立場によって行えることは異なると思います。現在の金正日体制が本質的に悪であって、滅亡させなければならないなどという宗派的な発想には、ついていけないし、それは間違っていると思います。
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お答えします。できるかな? 投稿者:猛獣文士 投稿日:11月 3日(日)12時49分33秒
一つ一つお答えします。このような場合、やはりツリー形式の掲示板がいいですね。
まず、マルクスレーニン主義の教義に対するしまださんの解説ですが、これはマルクスの仮説を比較的に正しく演繹して、現在に適用している学説的な立場だと思います。マルクスの仮説は立証されていませんが、中国共産党も多分その仮説を正しいものとして、さらに現実の歴史的政治的な諸問題に対応しようとしているものと思いますから、その次元で論争するのは重要と思います。
私自身の立場で言えば、共産主義の実現というマルクスの仮説は、立証できない性質のものであるから、それを現実の政治や歴史的な解釈の絶対的な基準にすることは無理があると思います。
また、現実の世界は国家を基準にして動いておりますので、少なくともそのような問題については、国家間の利害関係という問題を無視して分析をすると、空論的な分析になると思います。
長くなりましたので、次の問題は再投稿します。
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でっち上げ「報道」の訂正の必要は? 投稿者:しまだ 投稿日:11月 3日(日)12時23分30秒
猛獣文士さんへ
ズバリ、聞きます。
「ラチは日本側のでっち上げ」という国内報道について、問題にしなくて良いという考えですか?
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というか 投稿者:黒目 投稿日:11月 3日(日)12時05分12秒
猛獣文士さんは現在の金正日体制を弁護する事が、あるいはあの体制が続く事が、北へ帰った人や、在日の人にとってよいことであるとお考えなのでしょうか?
それはなぜでしょう?
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「党は道具」について 投稿者:しまだ 投稿日:11月 3日(日)12時04分53秒
まず、断っておきたいのは、これは社会主義(=共産主義)に賛同する者のあいだで問題となることだということです。
ところで、社会主義者にとって、党が道具にすぎないことは自明のことだと思っていましたので、立証が必要といわれて少々面くらっています。
(1) 党というのは、国家権力あるいはその獲得と結びついています。国家権力は消滅する運命にあります。すなわち、道具にすぎません。よって、これと結びつく党もその用を終え次第消滅する道具にすぎません。
(2) 党は、主として労働階級とその社会があるべき姿になるためにあります。したがって、そのために必要な知識や経験、才能がその用に供されます。つまり、知識や才能に恵まれた労働者や労働階級側についた知識人は、その知識や才能を個人的利益のためにではなく、労働階級とその社会の利益のために供出して貰わねばなりません。
(3) つまり、個人的能力が高いからといって、それに応じて待遇がいいわけではありません。この点では、共産主義の段階と区別された共産主義の低い段階=社会主義の段階にも当てはまりません。なぜなら、共産主義の低い段階では、待遇は基本的には資本主義と同じ「働きに応じた」ものだからです。
(4) この思想は、国家的指導者となった者にも適用されます。つまり、どんなに能力を要する公務に就く者でも、熟練労働者以上の給与は与えられません。(これについては、マルクスの「フランスの内乱」や、それを引用しているレーニンの「国家と革命」を参照)
(5) 党がもっとも必要とされる時は、権力の奪取前と奪取後の共産主義の低い段階の時です。奪取後であってもしばらくは、一般的には能力に応じた給与が支給されます。(マルクスの「ゴータ綱領批判」参照) しかし、これは官僚主義発生の物質的条件でもあります。この官僚主義を抑制すべきものは党だけです。上記(2)の思想が適用されなければなりません。(スターリンは、これに反した為に官僚主義を助長した。)
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心情は個人に属するものだからどうしようもないでしょ 投稿者:猛獣文士 投稿日:11月 3日(日)11時48分36秒
政治的な判断は、複雑なものだと思います。その論争をするのもやぶさかではありませんが、ここでは、それとは別の答えをします。
黒目さんが過去において日本の行った行為を非難することには、敬意を表します。さて、そのときに、できうる限り当時の日本の立場を弁護したいという心情があるかどうかは、個人の問題と思います。他人事のように日本の行為を断罪する人もいるでしょうが、また、当時の日本の立場に強い同情を感じながらも、行った行為は許せないとする人もいると思います。そのどちらが正しいかという問題ではないでしょう。
私は、これまでの人生経験から、いささかの在日朝鮮人の知人もあり、また、朝鮮に帰ったとされている強烈に知人の思いでもあり、彼らが必ずしも当時の共和国の体制を全面的に支持していなかったというような話も聞いていました。そのような経験から、私はそのような心情を持つにいたっています。
なお、経済援助を行わない、食糧援助を行わないことは、日本の外交の選択の問題であり、あくまでも日本の「国益」を基準にして考えられている選択肢です。これが、結果的には北朝鮮の「民衆」、「人民」?なんというかそのようなもののためになるなどというのは、欺瞞でなければ宗教的な教条でしかありません。
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そこの「心情」の部分がわからないのです 投稿者:黒目 投稿日:11月 3日(日)11時35分48秒
国家機関を使っての誘拐や、自国民を飢餓に追いやったりとか、そういうどうしょうもない事柄を、どのようにして弁護しうるのでしょうか?
俺らは「日本人であるから」と理由で、日本国家が行った犯罪を無かったことにしたりするような類の言説に反対してきました。
「心情」なりなんなりという部分での、批判の拒絶、これが社会主義運動の際限のない腐敗を生んできたのではないのかと思っているのですが。
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外交の話とイデオロギーを混同するのは勘違いでは 投稿者:猛獣文士 投稿日:11月 3日(日)11時24分07秒
しまださんへ
>あなたに言わせると、ソ連が崩壊したのも「歴史的状況」であり、「ひとつの選択肢」だということになりますか?
そうではないのですか?社会主義という選択肢を採用すれば、かならずよい結果を得られるということではないという立証だと思います。逆に、資本主義(帝国主義を含む?)を採用すればよい結果が得られるという立証になるのではないかという誤った断定に走りがちですが、逆は必ずしも真ならずですから、このような断定は正しくありません。
では、どのような選択肢を採用すればよい結果が得られるかについては、政治の問題だから、あらかじめ答えが与えられているのではないということと思います。だからこそ、政治は結果責任であるという言葉が強い意味を持つのでは。
黒目さんへ、
こんにちは、
私は「共和国」の国家犯罪行為を免罪するなどといったことは一度もありません。しかし、私の心情から言えば、「共和国」の行為について、最大限の弁護をできればしたいとは考えています。それは、単に私の好みの問題です。
なお、中国の憲法について、この問題に絡めて非難じみたことをいうのは、筋違いだと思います。
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スターリン主義なり社会主義なり云々以前の問題として 投稿者:黒目 投稿日:11月 3日(日)10時58分25秒
猛獣文士さん、こんにちは。
猛獣文士さんのロジックとして、北朝鮮国家の働いた悪事に関して、
「他の国家も、日本もアメリカもやっていることである」という風に書かれていると思いますが、そもそも、我々はアメリカや日本がこんな事をひとつでもやったら、許さないとして反対し、闘い、してきたのではないでしょうか?
そういう事を北朝鮮がやった訳ですが、それを免罪する理由はひとつもないと思うのですが。
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猛獣文士さんへ 投稿者:しまだ 投稿日:11月 3日(日)10時46分40秒
あなたに言わせると、ソ連が崩壊したのも「歴史的状況」であり、「ひとつの選択肢」だということになりますか?
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まず、あなたのドグマを立証してください 投稿者:猛獣文士 投稿日:11月 3日(日)10時40分52秒
>社会主義の党は、社会主義(=共産主義)実現のための「道具」でしか
ありません。これは「確定された定義」と言えるでしょう。
確かにこのように考える人々が、世界にいることは認めますが、この様な考え方が確定しているとは思いません。
長くなるかもしれませんが、その命題を立証してくれませんか?
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スターリン主義は諸悪の根源 投稿者:しまだ 投稿日:11月 3日(日)10時33分06秒
猛獣文士さんへ
「いい加減にしてくれ」といわれて、少し面くらってます。何か、何度も非難めいたことを言ったかと思って。
でも、どうやら、私の言ってるあれやこれやが気に入らないからそう言ってるようですね。
さて、社会主義について。社会主義の党は、社会主義(=共産主義)実現のための「道具」でしかありません。これは「確定された定義」と言えるでしょう。仮に、毛沢東や中国共産党に学ぶべきことがあるとしても、その個人名や政党名まで憲法のような文書に記すべきではないでしょう。官僚主義こそ世界社会主義運動自身にとっての一ばんの敵ですから。
中国や北朝鮮に対して日本は罪を償うべきです。しかし、だらといって、私がその日本という国籍から自由な立場で、中国や北朝鮮の共産主義者に対して遠慮なく批判を加えることが出来ないとは言えないでしょう。どうして「都合のいい論理」となるのか、説明が欲しいですね。
情報操作ほど社会主義に反するものはありません。金正日の官僚主義体制を破壊するために、ブルジョア日本政府をして虚偽報道をバクロせしめることはまちがってはいないと思います。ブルジョア日本政府は、北朝鮮への「経済協力」のために日本企業に多くの品物を発注することを目的としています。だから、無原則的なことをやっても国交を正常化しようとするでしょう。しかしこれは、北朝鮮のためにもならないと思います。
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しまださ、、いい加減にしてくれませんか 投稿者:猛獣文士 投稿日:11月 3日(日)09時11分11秒
中国が社会主義を採用しているのは、歴史的な状況であり、私は社会主義はひとつの選択肢だとおもっています。実際に、社会主義の定義は、確定したものではありません。
社会主義に対するしまださんの思い入 鵤
>投稿者:主体思想学会 投稿日:10月11日(金)04時21分55秒
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私もアラシの気持ちが理解できません 投稿者 ~は南アフリカのアパルトヘイト体制に対して世界中の人々
が南ア製品ボイコット運動を展開した時の南アの闘う人々が何 報じてたけどね。
こっちのほうがむしろ決定的証拠なんだ ニ;qhP