四トロ同窓会二次会 2007年1月7日〜10日
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dk氏へ 投稿者:A.伊助 投稿日: 1月10日(水)00時11分25秒 引用
>戦後左翼にあるルールは、「スパイとは手を組まない」ということだと考えます。
>問題は、「スパイ排除」を口実とした<スパイでない人物狩り>だった。
>内ゲバ問題とスパイ問題を同じ根っこのように捉える見方は誤りであり、全く別
>の問題です。
革共同両派の対立党派への罵倒のセリフでは、百出したセリフですね「スパイ」は。
内ゲバ問題とスパイ問題は全く別のことだということと、宮崎に同調するヤツは排除
すべきだ、というのは別問題だと思います。
宮崎氏の、いったい何を皆さん恐れているのでしょうか。
秘匿事項を密告される恐れがあるから?
逮捕拘束のネタを造成されるから?
それとも幹部などの拉致・暗殺の準備役だから?
具体的に考えていただきたい。彼をスパイだと規定し、不適行為をカミングアウト
させた後の今、いったいどんな不都合があるというのですか?
それから、たとえば情報収集のため潜入した特命のスパイと同等に語っておられるが、
宮崎氏は本当に、そういった人物と同等の忌むべき存在なのですか?
ボクは、この点にこそ賛否の論点があるんだと思う。
かつて、ヤクザ映画や高倉健を好きだった活動家もいた。
無学なチンピラや暴走族上がりの人生の経歴をも評価し愛する活動家もいた。
そういう「自由」を、糾察などという明確に有形の方法で、主目的的に指弾することの
ナンセンスさを、本当にわからないのですか?
ワタシには 異端の排除・文化の放棄 に思えます。
運動界のTOPにしかわからない事情やニュアンスもあるのかもしれませんが、
ネットで露出していた情報しかしらない多数のネットユーザーにとっては、そんな
ことはわからない。
彼を問題視した上で、それでもその支持者を巻き込んでいく度量がなくて、どうして
政治だと言えるのでしょうか。
「赤旗」が1面から全部、社民党と公明党のコキオロシ的な批判ばかりだったら、奇異に
映りませんか? 「お前らいったい敵は誰だよ・・」と思いませんか?
権力の悪い部分を暴露し、指弾する。しかる後に、二次的に「内輪」と路線論争するの
が普通だと思うし、同列の批判のみを目的にした運動は、周囲への影響がどのようなもの
になるかを考えることが、優先事項だと思います。事実は公開すればいいし批判もすれば
いい。スパイ探しをするなというのではない。
ただ、それを主目的にしたムーブメントは、結局、自方の政治的後退しか生み出さないと
思うのです。(当時から ずーっとそう思っているのです。)
ましてや当人ではなくその支持者まで批判対象にするに至っては何をかいわんやです。
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現実政治でスカッとしても民衆はエンパワーされません 投稿者:よねざわいずみ 投稿日: 1月
9日(火)21時15分23秒 引用
今回のA.伊助さんのカキコ、このパターンで書かれたもののなかで過去最高にわかりやすく明快で、よく理解できました。
これまで、こういう構造がわからず「なんとなくうだうだ」みたいな感じで、正直、バックグラウンドをつかみかねていたところがありました。
また、1点、人柄について真逆の説を書いてしまいました。これについては訂正しお詫びいたします。
で本題です。
左派であることは、まっぴょんさんも言っている「徹底して民衆の側に立つこと」だとしておきましょう。私はこの論旨におおむね賛成ですので。
で、「大同団結すれば増すパワー」というのは、議会制民主主義の中で、どんなパワーなのでしょうか?
それは法案を通したり阻止したりするパワーだったり、各省庁ににらみをきかせたり、そういうパワーですよね。
そしてそれを重視することはもちろん、「民衆の側に立つ者」として重要なことの1つではあるでしょう。
しかし、今(も昔も)、生活が苦しいのは誰が悪いのか?
それ、政治がメインですか??
私は違うと思います。それ以上に、経済と文化なのだと思います。
別の角度から考えてみましょう。よい法律を作りました。それで世の中変わりますか?
悪い法律を廃止しました。それで世の中変わりますか?
ここからは単なる宗教的信念の領域になってしまいますが、生活を変えることって、身の回りの文化をよりよく変え、世の中の経済の仕組みをよりよく変え、っていうところからはじまるのではないか。(「よりよく」が不連続的破壊的かどうかというのはそれこそ左派内宗教戦争か、笑)
そして、その基盤になるべきは、私は「共同体」だと思っています。人間、1人だけではできないことがほとんどで、まして身の回りから何かしようとか考えたら、共通項を持つ部分が集団化してエンパワーしてその現実にぶつかるしかないからです。
ただ、今、「共同体」的なものがどんどん解体されてしまっている。
その結果、困った人が、助けを求められる先がどんどん減っている。
情報や知識は、デジタルディバイド問題を無視すれば、昔よりはるかにたやすく入手できるようになったけれど、「頼れる仲間」を得るために、いまや能動的な努力をすごく求められてしまうようになりました。
今の世の中のひどい話や仕組みのかなりの部分は、この「共同体」の喪失によるのではないか、と私は思うのです。
これからの左派がやるべきことは、この「共同体」の再創出なのではないか。
そして、その最も有効な「共同体」の1つとして、今の息苦しさに直結したテーマを扱う、労働組合的なモノがあるのではないか。(労組以外でも、環境NGOとかがあるけれど)
しかし、選挙で投票して大同団結しました、ということで、何か「共同体」が広がるんでしょうか?
(「勝手連」的支援が持続すればある程度は条件満たすかも知れませんけど)
それは、結局はその場限りの「ちり」が積もって大きな山になりました、というだけで、その山は選挙が終わるとともに「議員に移動する」イコール「個々人にとっては無に帰す」こと。
もちろん冒頭に挙げたとおり、それこそ「今まさにこんな法案が!」みたいな場合は、まさにそういう「パワーバランスな現実政治」でしか阻止ができないので、そのために、それこそ民主だろうが自民だろうが公明だろうが、手を組める人たちと手を組む、というのは当然のことです。
でも、選挙の結果じたい、あるいは、そういう緊急テーマがないところで「議会のパワーを増す」のは、民衆のパワーを増すことにはなりません。
欧州左派は、既に労組などに基盤が在る程度あり、あるいは党組織自体が共同体として一定機能している、そういう条件があって、それを背景に「現実政治」に臨んでいるのではないかと私は思うのですが、違いますでしょうか?>識者
しかし基盤がズタズタに引き裂かれてしまった日本では、それは単なる「背伸び」ではないのか?
というより、「パワーバランス」ですらない「実体のない皮算用」に陥るだけなのではないか?
で、戸田も参加してる関生だ。(^^)
ここがもうすごいと思うのは、労組という、まさにそういう「共同体」づくりをしっかりやって、その上で「これを実現するためには自らが政治組織ももたねばならない」という、まったく、私が上記に挙げたとおりのパスで政治を扱おうとしているっていうところですよね。
私はこういう労組のあり方にこそ、「こういうのを第一義に建てずしては、今の日本では何も始まらない」と思う次第です。
宮崎問題についてはdkさんが触れているし、まっぴょんさんがこれから触れてくださると思うので割愛します。
※別の視点になりますが、どうも日本では「議会政治神聖視」が蔓延しているような気がします。
たとえばよく言われるじゃないですか、「デモなんかやるより議員を育てた方が」みたいな。
また、「政権交代があったらなんとなくスカッとした」みたいな。
まして「小泉は何かやってくれそうだから自民党に入れてみよう」みたいな。笑
高々、政治というフィールドで起こることが「とても特別なこと」であるかのごとく感じる、というのは、日本の民衆のすごく弱い面かなぁ、とかも思ってしまいます。
(もちろん、「ひどい法案を阻止する」のは、その法律が私たちにとってひどい事態を引き起こすことになるから、そのフィールドで必死になるのが当然のこと。「特別なこと」云々とは位相が違います)
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スパイも含めた大同団結?絶対にNOだ 投稿者:dk 投稿日: 1月 9日(火)20時26分42秒
引用
戦後左翼にあるルールは、「スパイとは手を組まない」ということだと考えます。問題は、「スパイ排除」を口実とした<スパイでない人物狩り>だった。
内ゲバ問題とスパイ問題を同じ根っこのように捉える見方は誤りであり、全く別の問題です。
宮崎の場合、本人がスパイであると認め、証拠もそろっているわけです。ですから、スパイ疑惑ではありません。断固として排除するのがルールでしょう。
人数が少ないから、スパイ支持者と共闘するなんていうのはまっぴらごめんです。「こちら側にきましたか?」と伊助氏は問うていますが、そんな人間こちら側にこられても困ります。
この場ではっきりと申し上げます。
一部に宮崎スパイ問題は、中核派の問題とする動きがあるようです。その見方の中に、中核憎しがあることは否定できないでしょう。
しかし、宮崎スパイ問題とは、単に中核派だけの問題ではなく、被害者はここにもいます。宮崎と、スパイとの共闘をヨシとする彼の取り巻きが、運動現場に浸透しようとするのを摘発する戦いでした。彼らは妨害こそすれ、共に戦うことなど無かったことも付け加えておきます。
ですから、こちら側にきてもらう必要など一切無いのです。
私が、戸田がここに来る度に警戒するのは、そういう宮崎復活策動を画策しかねないと考えているからです。
ここに戸田氏が登場し、批判されない基本条件には
宮崎ときっぱり手を切る その件にかんして自己批判する
ことしかない。
議会政治家が、スパイと見なされる人物と「共闘」することは仕方ない時があることは否定しませんが、だからといって市民運動にスパイの影響力を広げる協力をする必要はない。
そんな単純なこともおわかりにならないのですか>伊助氏
※
宮崎が『直言』なるウェブマガジンをやっていて、そこで連載していた最中に逮捕されたのが、植草氏でした。
彼がえん罪か否かの議論をするつもりはありませんが、少なくとも「宮崎は、植草氏の動向を把握できる位置にいた」こと、そして「宮崎は、かつて、スパイであり、そのことを自己批判もしていない」のは間違いない事実です。
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いずみ様、こういうときだからこそ・・です。それはおわかりでしょ? 投稿者:A.伊助 投稿日:
1月 9日(火)18時10分47秒 引用
(いずみ様、毎度、ご迷惑をおかけしています。まっぺん様、場の"風"と違うので
恐縮です。)
>っていうかあなたいつもこういうときに出てきますよね…(^^;;)
もちろんです。「こういうとき」に どうしても異議を唱えたいからこそ、
このタイミングです。
>少なくともここでいろいろ発言しているみなさんは、そんなこと、百も承知で
>「敢えて書いている」と思いますよ。というか「大同団結すればパワーが増す」的
>な発想まさにパワーバランスな現実政治論で、それこそ左派のものではないよう
>にも思います。
「大同団結すればパワーが増す」⇒そのとおりだと思いますが、どこか間違って
いますか? (民主党は省きますが)社民・共産を含め、今の左派に足りないのは、
そこだ!と感じているのですが、これ、ピントハズレなんでしょうか(マジ不明)。
そのまんま「左派にはパワーバランスな現実政治論が不足している」と感じている
のです。 欧州の社共を"引く"ほどの知識や力量は私にはありませんが、そういう
見方って当たっていませんか? サヨクはそう(現実政治論)ではないのですか?
>「同化できない者」は、むしろ真逆に、A.伊助さんだけなのかもしれませんよ。
お説のとおり。
それから、
私は仕事でも私生活でも、"「声が大きい」人間"であり、日常の反省の大半は、
過度な自己主張と、その割りに説得力のなさ(苦笑)であり、「黙って埋もれて
生きてる」タイプとは真逆です。
>私はこういう意味のない思考実験はしてもしょうがないと思ってます。
>もう、いい加減、この種の「やってるヒトには重みがある」的な論理とは決別
>しないと、話が進まないように思ってます。(ここ、展開が必要であればさらに
>行います)
結局、現政府を 倒すつもりなのか否か、倒すのならどうやって? という点が、
違うのだから、どうしようもない。。 もちろん 私は「伝統的 新左翼」ではない。
オコチャマな主張で恐縮なのですが、世論の盛り上がりをベースにそれを衆議院選に
反映して合法的に倒す・・この選択を第一義に立てずしては、今の日本では何も始まら
ないと思っているのですから。
そういう 非革命主義者 右派的改良主義者 の私からすると、せっかく作った土台を
なんでお前らはよってたかってつぶしにかかるんだ!と感じるわけです。
あくまで想像で言いますが、60年代から今年まで、権力と歩み寄るというニュアンス
での「交渉」は、本当になかったのでしょうか・・
過去、殲滅戦の最中でさえ、「捕虜の交換」などは行われていると理解しています。
日本の一部 トビハネサヨクだけが、文字通りの完全殲滅戦をやっちゃいました。
しかも権力より数倍の殺人数です。 (何やってんだ!本当にアホだと思う)
理論家でない大多数の人々から見ると、
百万言の言論より、この事実の方が、はるかに 主張 を持っている。
権力内の協力者、 (反戦をカミングアウトしない普通の)自衛官・警察官の協力者、
そういう人たちが出てこずして、本当の政府転覆(苦笑)など、できるはずがない。
権謀術数を忌避して、まつりごと が行えるほど、日本の人口は少なくない。
ましてや、いまだに握手や連呼が一定の効果を示す 現実の「政治戦」で、権力との
騙し合いを忌避していては、戦えるものではない・・と感じています。
ところで・・スパイ規程した後、宮崎さんの支持者はどれくらいの人が「こちらがわ」
に移行してこられたのでしょうか。
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土屋さんへの返信にかえて 投稿者:草加耕助 投稿日: 1月 9日(火)06時04分8秒
引用
詳しいことは書きませんが、ちょっと外付けのHDに支障をきたしておりまして、ネット生活に困難をきたしております。そんなことをあり、とても掲示板の話題にまで巡回の上でついていくことができておりませんでした。
本日、ひさびさに本格的にネットにつないでこの掲示板もまとめ読みしておりましたら、「それにしても気になるのは何箇所かに出てくる『草加さん』という呼びかけです。笑」といういずみさんの文章を発見。「はぁ?!」と思って急いで「自由論争掲示板」に行きました。
いや、実は「ちょいマジ掲示板」はいつも読んでるけど、「自由論争」はたまにしか読んでいないのです。ここで言えば「三次会」はあんまり読んでないし。時間がなくて全部は追いかけきれない。ネット生活が「読む」だけで終わってしまう。読んでいない(登場していない)ところで呼びかけられていたとは、ちょっとびっくりしました。
以下は、とりあえずそのうちの一つにつけたレスですが、ここでの年頭における土屋さんの投稿に対する返信も兼ねて書きました(ちょっと手抜きですが)ので、転載しておきます。
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>ところで「謝罪し、二度としないと誓えば許される」のでしょうか?
いえ、当該の被害者からは一生許されないと思いますね。
それでも謝罪し、自己批判するしかないのです。たとえ受け入れられなくても、一方的にするしかないのです。
それは日本の戦時犯罪に対する謝罪と同じこと。そして中核派が「謝罪」できない構造も、日本政府が「謝罪」できない構造と同じ。変わったと言いつつ、実は本質的なところで変わっていないから。だから「過去」を謝罪すれば、「現在」の正当性やアイデンティティが危機に陥る。つまり、「今」が変わらなければ、そのための痛みを受け入れなければ、決して「過去」を清算することもできない。
二次ブントが分裂、崩壊した時も、内ゲバが多発しました。しかし今から見れば、そんなの集会場で「ちょっと竹竿で突付きあう」くらいのもんでした。倒れて逃げ遅れた叛旗派のメンバーに、そいつが持っていた竹竿を投げ返して「二度と来んじゃねぞ」で終わった話などを聞かされました。当時は「内ゲバ」って言ってもその程度のものであったと。
私がかつて所属していた戦旗派は、その程度の「内ゲバ」に、たまたま連戦連勝していたにすぎません。ですが、その時に蹴散らされた旧二次ブント系の方々は、この21世紀になっても、いまだに30年近く前のことをいろいろ言ったりする人がいる。
これは「お互いに」やりあったことだし、人数も互角というか、むしろそっちのほうが当時は数が多かったわけです。それがたまたま負けたからって、そんなに自分を被害者みたいに言うのは、正直おかしいと思います。ですが、「殴られた方」の意識や、自分が人生を賭けていた運動を潰されかけた人のショックとはそういうものなのです。
その後、西田派と分裂した戦旗・共産同(=通称・日向派)は、ブント分裂時の論争については自分たちが正しかったという主張は堅持しつつ、「思い上がった学生共産主義者的な体質」や「前衛ショービニズム(=大衆に対して「前衛」ぶりっこをすること)」、「党外の大衆と、党員との扱いの差別」などを次々と自己批判し、とりわけ無党派団体に対してセクト主義的で高圧的な引き回しがあったことを公式に謝罪したりしました。
ですが、そんなのかつてやりあった「被害者」たちは、誰も信じてくれませんでしたよ。内ゲバ時代の頭目として憎まれていた荒(=日向)さんがこっちに来たので、西田さんのほうはそれなりに「反日向」でうまくやれたようですが、戦旗・共産同は最後の最後までブントの孤児でしたし、とりわけ関西の学生戦線では、なかなかどこの共闘戦線に入れてもらえないような状態でした。だから、現在の中核派の、路線転換後に結集した新しいメンバーの気持ちも、痛いほどによくわかるのですよ。
では、自己批判や謝罪は無駄だったかと言えば、そんなことはない。それがあったからこそ、そしてその自己批判を口先で終わらせないよう、末端までのメンバーが、どんなに理不尽な排除を受けても耐え抜いたからこそ、ブント系以外のインターやプロ青などの方々に受け入れてもらえたのだし、そこから再び新左翼運動内部での足場を作ることができたのです。
80年代に入って、もう旧ブント系が何をどう言おうとも、戦旗を排除したり無いものとして扱うことができなくなっていくわけですが、そこまで受け入れてもらうのに、自己批判作業開始から実に10年かかっているわけです。ほんの1年足らず、竹竿でお互いに突付きあっただけでですよ!そうしてその突付き会った人々とは、こちらがいくら共闘を熱烈に望んでも、ついに最後まで和解できなかったのです。
それにくらべて中核派のしたことを考えてみて下さい。「お互いに」ではありません。極めて一方的な襲撃です。しかも「竹竿で突付く」どころではない。アイスピックで足をめった突き、両手両足の関節をバールで粉々に砕く、そしてそれを背景に「次はお前だ」「殺してやる」と言いながら、次々と拉致してはリンチを加えています。こんな凶悪な被害にあって逃げ回った被害者からすれば、その時の恐怖や憎しみは想像を絶するものであり、一生かけても消えるものではありません。内ゲバからの防衛に時間を浪費し、生涯をめちゃくちゃにされた人にとって、それは「昔のこと」では絶対にすまされない。
ではどうするのか。「すまされない」から放っておくのか?そうではないでしょう。たとえ「すまされなくても」謝罪というか、自己批判するしかないのです。それも方便としての謝罪や「路線転換」ではダメです。それじゃあ「過去の一時期に不幸な歴史がありましたことは遺憾です」とかいう、どっかの誰かさんの「お言葉」レベルのものでしかない。ましてや、「さあ、謝ったんだから、いつまでも昔のことをグチグチ言わずに一緒にやろうぜ!」では、全くの逆効果でしかないことは、私たちはすぐそばで実例を見てきているはずです。
そうではなくて、「なぜそんなことをしてしまったのか?」という思想性(イデオロギー)のレベルで自己を点検しなくてはなりません。つまり、謝罪もさることながら、自己批判が重要だと考えます。別の言い方をすれば、運動論的にマイナスだったという現実の政治論のレベルじゃダメだということです。それでは、運動的にプラスと判断すれば、いつでも過去の路線に戻るのではないか周辺からと疑われます。これも実例を私たちは見ている真っ最中ですよね。たとえ自分たちが損をするような場面でも、人民内部に牙をむかないという思想性を獲得すべきなのです。
そして現実の政治や運動方針上の方便ではなく、思想レベルで「路線転換」したのだということは、最低でも10年以上かけて実践で示しぬいていくしかない。その過程では悔しい思いもいっぱいするでしょう。しかしそれに耐え抜いて頑張りぬき、人民のためにすべてを甘受して跳ね返していった時にこそ、「えっ、あの中核派が?」「変わったなあ」と初めて言ってもらえるのではないでしょうか。
中核派のしたことを考えれば、本当は10年どころか50年かかって、世代(人間)がすっかり入れ替わるまで無理なことだと思います。ですが、今は左翼の仲間は一人でもほしい時代です。「大同団結」を求める声は渦巻いている。実は中核派の体質に対していろいろな論評がなされ、その変更を求める声があるのは、こういう時代背景があるわけです。
謝罪・自己批判・路線転換の「要求」は、実は中核派に対する人民からの「要望」でもあるのです。この、「党に対する人民の要請」に応えることができるのかどうかに、中核派の未来がかかっていると言ってもいいでしょう。中核派は今、大きな岐路に立っていることを認識するべきであると思います。
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余談ですが、この「二度と来んじゃねえぞ!」って言われた叛旗派のメンバーって、実はまっぺんさんの可能性があるんですよね。戦旗の先輩と、まっぺんさんの思い出話が実に符合しているという。
http://bund.jp/
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いつも出るんですよねこの手合い、っていうかあなたいつもこういうときに出てきますよね…(^^;;) 投稿者:よねざわいずみ
投稿日: 1月 9日(火)02時58分13秒 引用
>今の仲間内のこき下ろしパワーの半分でも、増殖するウヨクネットワーカーの暴露に費やせば、サヨクの減退も少しは収まるかもしれない。
じゃぁまずあなたがそれやってくださいな。
少なくともここでいろいろ発言しているみなさんは、そんなこと、百も承知で「敢えて書いている」と思いますよ。というか「大同団結すればパワーが増す」的な発想まさにパワーバランスな現実政治論で、それこそ左派のものではないようにも思います。
>ワタシとアンタは ほら!こんなに違う!とサラケ出し合ってきっと最後のひとりまで、同化できない者同士が孤立しあうんでしょうよ。
少なくともここで四の五の書いている人たちは、社会で孤立してないと思うんですけども。たぶんそれは先方で差別発言繰り返す連中も同じだと思うんですよね。「同化できない者」は、むしろ真逆に、A.伊助さんだけなのかもしれませんよ。
>あなたの周りにあなた自身が10人いたら、いったい どう折り合いをつけていくのでしょうか。
もしかしたら、A.伊助さん自身が社会生活をしていく上で、それこそ「声が大きい」人間のハザマに自分は黙って埋もれて生きてるんですよ、という意思表明なのかもしれない、とも思ってしまうのですけれど、私はこういう意味のない思考実験はしてもしょうがないと思ってます。
>たとえ市政であっても、そこで市民の理解を得て、当選することの苦労というか苦悩(戸田氏はそうは感じてないかもしれないが)は、ディベートサヨクのそれより、もっと複雑でストイックなものだとボクは思っているのですが。
そうでしょうね。私はこれ自体には賛成しますよ。
で、だから何?という。
苦悩してるほうが偉いんですか? 苦労している人の方が発言に重みがある?
じゃーあなたの発言も軽いわけですよね。少なくとも私やまっぴょんさんの発言と同程度には。
もう、いい加減、この種の「やってるヒトには重みがある」的な論理とは決別しないと、話が進まないように思ってます。(ここ、展開が必要であればさらに行います)
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あなたが10人いたら・・ 投稿者:A.伊助 投稿日: 1月 9日(火)02時13分26秒
引用
もし仮に自らを 左翼 左派 アンチ与党 反政府、
なんでもいいんだが左側に位置していると自覚するのなら、
今の仲間内のこき下ろしパワーの半分でも、
増殖するウヨクネットワーカーの暴露に費やせば、
サヨクの減退も少しは収まるかもしれない。
ワタシとアンタは ほら!こんなに違う!とサラケ出し合って
きっと最後のひとりまで、同化できない者同士が
孤立しあうんでしょうよ。
もし仮に
世の中の、いや、文化の問題もあるから 日本中の
すべての人間が、自分と同じ性格だとしたら、
その日本は、社会として成立するのだろうか・・と考えたことは
ありますか? すべてがあなたたちのような性格の人ばかりだったら。
自立することと過度の自己主張とは紙一重。
「代行主義というかイシハラ支持者」たるボクには、まるっきし
この判断に自信はありませんが、
仮にボクみたいのばかりだったら、明日にも全てが停止するでしょう。
しかし、もしかりに、こちらにおられる無意識ディベーターというか
"バイク"マニアばかりだったら、
やっぱり社会システムはすぐにでも崩壊するかもしれない。
あなたの周りにあなた自身が10人いたら、
いったい どう折り合いをつけていくのでしょうか。
ちょっとおもしろい。
不条理のかたまりが、今の選挙。
たとえ市政であっても、そこで市民の理解を得て、当選することの
苦労というか苦悩(戸田氏はそうは感じてないかもしれないが)は、
ディベートサヨクのそれより、もっと複雑でストイックなものだと
ボクは思っているのですが。
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今度は「統一戦線」が何か書いてますね、笑 投稿者:よねざわいずみ 投稿日: 1月 8日(月)23時28分2秒
引用
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=877;id=01
いやーもうびっくり。そらさ、月額で言ったら単価それなりに高いかもしれんけどさ、仕事が回ってこなかったら無一文という、まぁマルクスが言う「賃労働で生きてる人間」でしかない私に対して「放蕩」だってさ!
で「運動に責任を持ってない」!
あぁ、まだこんなこという*男根オヤジ*がたくさんいるんですね。とりわけ戸田の支持者に多いんですかね。
何度も言いますけど、性別変えて生きるってどんだけ困難があるのかわかってんのかね? で、それを「勝手だ」とか言うのは、それこそ「障害者が自立して一人暮らしするのが困難だなんてのは勝手なんだ」というのと大差ないと思うんですけどね。さらに、そういう「困難」を乗り越えて、「こんなやつでも生きていけるんですよ〜〜」って実証することのどこが「責任を持った運動ではない」というのか!?!?
まして「人生かけてる」ってアンタ…笑 戸田と私とで、人生賭けてる度合いってそんなに違いますかね??
まぁ、戸田には被差別者の生活のしんどさなんてまったくわからないのかもしれませんけど…あぁ、掲示板は戸田が書いてるんじゃなくて戸田を妄信してる人が書いてるだけか。
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「ばかにつけるくすり」っていう、既にカビが生えたしょーもねーキャッチフレーズが有効な人が、大阪府内に存命しているのですね
投稿者:よねざわいずみ 投稿日: 1月 8日(月)22時52分38秒 引用
以前私はここで書いたと思います。「鶴が千年とはこれ如何に?」「亀が万年というではないか!」っていうのはなんでそれで納得する人が世界中に1人でも存在するのだろう?って。
しかし、そういうことを、論理的にそれがウソだとわかっているにもかかわらず、故意犯としてそれを振りかざしている、極悪市議会議員が、大阪府には存在しているようです。
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=874;id=01
> ・・・・・ならば(昨年戸田が紹介し、まっぺんさんも支持してくいれている)○○さんも、武委員長始めとする関生・連帯の役員や組合員も信頼できない???
> ・・・・・戸田の人格と社会的信用に対する全面否定に等しい言い方ですね。
あのさー、まっぺんさんがいつ、「戸田が信用している人間がみな信用できない」なんて言ったんですか!?!?
この、もうムチャクチャなデマゴギー以前に論理学的に破綻している物言い、こりゃないだろう!!
これだけで、市議としての信頼性を欠いているのは明々白々だと私は考えてしまうのですけれど。
ただし、そんなことを公然と自らのサイト内で公言する戸田に「社会的信用」なんてないと思うし、また今回のような、中核派バリの「昨日は批判しないで今日は全面批判(相手はまったく変わってないのに)」みたいなやり口をしている戸田に「社会的信用」もへったくれもないし、何より、ここまで妄想をふりまきつつ、まだ「宮崎断固支持」なんてのたまっている人間の資質を私は疑いますね。
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スパイはゴキブリホイホイへ! 投稿者:セクトNo7 投稿日: 1月 8日(月)21時32分53秒
引用 編集済
まっぺんさんといずみさん紹介のURLから飛べなかったんで、話題の?「自由・論争掲示板」見てきました。なんか昔話を今ごろ持ち出して反論する当たり、作為的と言われてもしょうがないでしょうね。戸田氏の推理力と展開の図式は、むかーしにお付き合いした革マル派と大して違わないなというのが感想です。
ようは、noizさんが書いてあるように「宮崎がどうであるのか」だと思うけれど、なんか問題を戸田個人への攻撃とすり替えているような?内容的にはそれくらいかな。
それにしても宮崎擁護と杉並問題への戸田氏の立ち位置は、関生労組のイメージダウンであることは間違いないな。
もしかして、こんな意見も関生労組への権力と一体化した攻撃と推理されるんだろうか?
とりあえず、問題のURL貼っときます。
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=859;id=01
[追記]やっぱ飛べない。ホームの方からは飛べるのかな?
http://www.hige-toda.com/
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昔話を1つ 投稿者:よねざわいずみ 投稿日: 1月 8日(月)14時33分57秒 引用
まぁなんていうか…ずいぶん創造力豊かなんだなぁと。
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=858;id=01
そもそも「サイバーアクション」って、あれは私がロフトプラスワンに小西誠さんをミーハーキブンで観に行って、にもかかわらずその場で小西さんや三上を面と向かってケチョンケチョンにこき下ろした、というひどすぎる故事が発端です。
で、小西さんが私に「じゃーネットと運動について本書いてみませんか?」と声かけてくださったわけですが、しかしこんなの1人で書けるわけがない。でも私は当時は運動関係に知り合いがいなかったため、共産趣味者のみなさんの協力を仰いだわけです。その中には、2ちゃんねるを実によく読んでいて詳しく、一方で現実の運動圏にも詳しい井上さんがいたのでした。(その他、国際関係に詳しい人も、ということで、ゴリゴリの左派人として当時唯一懇意にしていた国際主義編集グループの津村さんも誘った)
というわけで、井上さんはそのときからこの補章の内容をすべて含み、もう少し幅広い内容の原稿を当初から書いてきたのですよね。彼自身の問題意識がもともと「2ちゃんねらーの中に見られる『何らかの群集的盛り上がり』とそれを否定する古い体質の左派」みたいなところにあったと思うので(これはよねざわいずみの私見ですが「よくわかんないけど騒いでる学生運動vsそれを弾圧する「民主的」教官」、という図式の印象に近いかも)、それを批判するために。そして内容があまりに過激だということで「この本専用のペンネーム」になった、と記憶しています。
で、その後執筆者の交代とかそういうこともあって章立て自体が大きく変わり、ポジティブな話が1・3章に移ることになって、残りは若竹戸田問題だけになってしまいました。これを独立した章にするのはあまりにあんまりだ、ということで、これは補章となった、と私は記憶しています。
というわけで、この補章と宮崎問題の盛り上がりの間には何の関係もありません。
また「自信」を安売りしてしまった方がいらっしゃるようで…おくやみ申し上げます。
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見沢知廉さん情報求む 投稿者:まっぺん 投稿日: 1月 8日(月)13時52分0秒 引用
三次会の方で知りたがっている人がいます。ご存じの方よろしくおねがいします。
http://www60.tcup.com/6038/mappen.html
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戸田さんとこにも書いてきました\(^o^) 投稿者:まっぺん 投稿日: 1月 8日(月)12時29分7秒
引用
とにかく、攻防のカギは「ミヤザキマナブ」です。
ここを批判せず戸田さんだけを責めても
ただの「内ゲバ」にしかなりません。再度宮崎打倒の戦線を!
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=tre;id=01
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ゴメン、ゴメン、いずみさん 投稿者:セクトNo7 投稿日: 1月 8日(月)10時04分26秒
引用 編集済
いきなりNSP(フルー)みたいな書き出し、でも天野君は昨年死んだのよね。
>正直、以前書いた体験談も含めて、私が今生きているフィールドでは、「東大に入りました」なんてのは、相当にマイナスの経歴なんですよ。
たぶん本人はそうなんだろうね。気持ち的なものは理解します。でも、あの東大でしょ。コリャ私よりトラウマみたいなものは大変だろうな。
私のカキコは半分冗談、半分本音みたいなものですから、あんまり気にしなさんな。
ただね、あなたの投稿でいつも感じるんだけれど、何を問おうとしているのか、良くわからないことがあるのよ。私には。今回も東大入ったことがデマなのか、ブログに書いたと言うことがデマなのか、わかんなかった。ま、私も旅人君同様に頭悪いからね。
以前、私から左翼性を取っ払ったのが旅人君だと書いたら、北さんから「うましかだ」と言われたけれど、戸田氏から取っ払うとはネチャーエフの臭いがするんだわな。淺川の連中は、嫌いじゃなかったんだけれど。
[追記](11:59)
あの懐かしい臨夏板が復活しました。連投になるのも嫌だから編集機能で追加しときます。
http://6518.teacup.com/rinka/bbs
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ぎょーむれんらく。そーかつ。 投稿者:削除@CIA 投稿日: 1月 8日(月)02時13分5秒
引用
とりあえず、戸田氏と私とのやりとりの経緯を書いておきます。
戸田氏、キャノン頭目御手洗氏へのアクションをよびかける檄文を、戸田氏板及び、
四トロ弐次会にて*URLも書かずにそのまま*転記。これに対し、削除@CIA、かような
形での、檄文の弐次会への投稿は、その文体から、どうしても弐次会の住人全員に
対しての発言となり、それゆえ「強圧的」「押し付け」になってしまうことを問題視)。
削除@CIA、戸田氏へのレス。そして戸田氏とおでんわ。宮崎学氏、いずみ氏などへの
評価云々ではなく、純粋に、「マナー」「礼儀」のことを問題視している旨を伝える。
削除@CIA、電話が本人のものであることを示すため、板にも書き込みをする。
戸田氏、ご了承頂き、指示に従って頂いた。このことをもって、削除@CIA、今後も
そういうふうに書いて頂ければ、とりあえずはそれでよいと判断。
キかね。
次回投稿に、本件についての言及がなければ、下記の発言をそのまま進呈するかもしれん。
>いったいお前は何様のつもりだ! -------- スらあかんぜよ!
まっぺん!おまえ 蜷lも子供も一緒に
名づけて<打ち水大作戦>
仙台といえば七夕!
平 ヒ煌tは総辞職で退陣になる ヲチ3F棄キ~^ラ_#w%ョヒv<ニ;qhP