四トロ同窓会二次会 2004年12月19日〜20日

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パッスチナ独立支持を前面に出してこそ 投稿者:三浦小太郎  投稿日:12月20日(月)10時36分42秒

私は前述したように、親米右派、イラク派兵賛成派ですが、ちょっとここ
での議論に横槍ではないんですけど、『右翼』側からの意見があってもい
いかと・・・

まず学校での出題と回答についてですが、高校生にもなればこういう事例
について考えさせよう、という姿勢は悪くないと思います。ただ、テスト
という形式にはなじまないですね。テストというのではなく、考えさせる
事、そして、この世には簡単な『正答』などないのだという事を感じさせ
る事が必要なのでしょう。テストという形にしないで、まあレポートくら
いにして採点とは離れたところで扱えばよかったんじゃないかと。多分現
実には自分の気に入った新聞記事や識者のコメントをつぎはぎにしたよう
なものしか殆どの生徒は出せないかもしれないけど、それでも、考えるき
っかけにはなるからね。むしろ教師の側が萎縮してこういう取り組みを放
棄するほうがまずい。

サマワに関して、自衛隊は支持されていると思いますよ。ただし、それは
自衛隊が憎まれ役を全てオランダ軍など外国軍にやってもらって、自分達
は比較的民衆に喜ばれる部分にのみタッチしている面も大きいでしょう
ね。勿論、現場の隊員のご努力は素晴らしいと思いますけど。そして、私
達『異教徒』『外国人』の支援を心から相手が喜んでいると見做すのはや
はり傲慢な姿勢に繋がりかねないので、余り私達が公言するのは留保すべ
きでしょう。

問題なのは、今の所イラク派兵が単に国益面でのみ語られ、日本が中東の
平和を真に望み、実現に積極的に努力するという姿勢が見られていないこ
とですよ。この前の小泉首相の発言も本当に私は右として腹が立ったけど
ね、要するに国益にかなうから派兵延長と。それは仮にそうであっても一
国の総理が口にすることじゃない。じゃあ国益にかなわなければどうでも
いいのか?あれほどアラブ民衆馬鹿にした言葉はない

中東の平和と民主化、民衆の平和に長期的に繋がると信じるからこそ日本
はかかわっていくのだ、というメッセージがなくちゃどうにもならないん
ですよね。そのためには、何よりも今日本が強調しなくちゃいけないの
は、パレスチナ独立への全面支持を表明し,そのために積極的に提言して
いくこと。これをきちんと示せれば単なるアメリカ追従ではなくなるし
(勿論アメリカ政府のパレスチナ独立方針へのサポートにもなる)、いま
かなり不安なのは、シャロン首相がガザ撤退の見返りにヨルダン西岸への
植民をすすめるか、あるいはバラク元首相が口頭とは言え約束した、90%
以上の西岸地域のパレスチナ移譲を、せいぜい50%に『値切る』可能性
があること。

中東問題の解決はパレスチナ独立以外にありえないんだから、ここに向け
て日本が努力する姿勢を示し続ける事、アメリカ・イスラエルと、おそら
く今後選ばれるだろうアッバス議長との交渉の仲介をするくらいの決意で
中東にかかわっていくことが、何よりもサマワだけではなくアラブ全体に
日本の真意を示す事だと思う。

ちょっと迷惑をかけそうなので一言だけ、私のような『極右』はRENK
では一人だけですよ。入会資格とかは特にないから。まあ会には迷惑かけ
てるかもしれないけど

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ちょっと生意気な横槍でスンマセン 投稿者:ふむふむ  投稿日:12月20日(月)08時45分44秒

「マルクス=宗教はアヘン」説は、「なやめる民衆の・・・」という文脈
全体の無視も問題として指摘されていますが、ドラッグ論争くぐってきた
60年代フラチルの一員としては「現代のモノサシで過去を測るな!」と
いいたいです。

だって、戦後かなりたってもヒロポン堂々と売られていた日本から類推で
きるじゃないですか。『資本論』中の女性労働者の叙述見たってそうで
す。

アヘンに対する認識自体、歴史的に変化してきたものでしょう?
それを無視してマルクス主義の宗教観決め付けられちゃナンにも言えませ
んよね。

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いえいえこちらこそ&3Qです 投稿者:ふむふむ  投稿日:12月20日(月)08時32分
45秒

>TAMO2さん

いえいえ、こちらこそせっかくのお誘いを断って申し訳ありません。
RENKの評価については、最近はたしかにやや一面的なレッテル貼りに逆ユ
レしている傾きもありますね。私自身も含めてです。
ただ、在日のオールドボルシェビキ(反総連派)の中には、李氏の経歴評
価とも重なって
軽蔑や懸念が多い事は事実です。四国までは聞こえませんか(笑)辺ジン
イリ氏や白シンクン氏についても同様ですが。

>黒目さん

ハッハァ〜、「動物農場」でしたか。私、見当違いの方面探しまくってま
した(笑)。ありがとうございました。

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辛口の判決時評 投稿者:草加耕助  投稿日:12月20日(月)06時55分24秒

私んとこにきたトラックバックのリンクをたどって読んだ文章です。

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「妥協としか言わざるを得ない反戦ビラ配り判決」
http://blog.livedoor.jp/devlin/archives/10936032.html

「あまりにも『妥当な判決』『穏当な判決』という礼賛の文章が多すぎ、
臍曲がり根性がむくむくと出て来た、というのが正直な感想だ」
「被告となった三人が受けた弾圧の実態を考えて見よ。ビラ配布から一か
月以上もたってから、前触れもなくいきなり逮捕、と同時に家宅捜索(ガ
サ)で根こそぎ資料を押収され、そして警察発表による報道の垂れ流し。
さらに接見禁止をつけられての勾留が二ヶ月を越えている」
「この苦痛を裁判所は容認したのである。公訴棄却という検察や警察に対
するペナルティがあってしかるべきなのに、公訴棄却は退けた。どう考え
ても警察・検察による弾圧目的の逮捕・起訴を追認したことにならないだ
ろうか? というか、公訴棄却を避けたことにより、今後この種の弾圧が
あっても構わないという容認の姿勢が顕著ではないか。警察も検察もペナ
ルティどころか控訴して失地回復する余地すらある」
「まぁ、ましではあるけれど、上(国家権力)も見、下(アムネスティな
ど)も見た結果出てきた妥協による判決と言わざるを得ない。アムネステ
ィの文章がなければ、どうなっていたことか」
「公訴棄却を認定しないで検察の起訴を追認したことにより、逮捕・起
訴・接見禁止をすべて容認してしまったのは恐ろしい。評価すべきである
とともに、やはり超えてはならない一線を超えてしまった判決であるとい
う思いが大きい」

////////////////////

ううむ、と唸ってしまった。
この「逮捕したこと自体に何らかのペナルティを課すべきである」という
主張は、黒目さんの「起訴をさけて逮捕と代用監獄だけでも運動は潰せ
る」という指摘とあわせ、手放しで喜ぶべきではないという、今更ながら
当たり前のことに気づかされる。
とうとうと判決の解説など書いてお恥ずかしい。やはり法律を扱う職種の
内部にいたりすると、こういう当然の感覚が鈍磨したりするようです。
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立川判決各社社説一覧 投稿者:野次馬の視線  投稿日:12月20日(月)04時07分36秒

某MLよりリンクを転送します。東京新聞の社説が的を射ているように思
えました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・

【北海道新聞】反戦ビラ配布*言論の自由救った判決
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20041218&j=0032&k=200412184084

【朝日新聞】ビラ配り無罪――郵便受けの民主主義
http://www.asahi.com/paper/editorial20041217.html

【東京新聞】ビラ配り無罪 裁判官も反省すべきだ
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sha/20041218/col_____sha_____002.shtml

【愛媛新聞】反戦ビラ訴訟判決 警察は市民的良識に立ち返れ
http://www.ehime-np.co.jp/shasetsu/shtsu20041217.html

【佐賀新聞】 論説 反戦ビラ配布判決 表現の自由抑圧に戒め
http://www.saga-s.co.jp/pub/ronsetu/index.html

【沖縄タイムス】ビラ配り無罪 表現の場は開かれている
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20041218.html#no_1

【琉球新報】 ビラ配りで判決・強引な起訴に猛省促す
http://www.ryukyushimpo.co.jp/shasetu/shaindex.html

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>ついには交換可能なものとなるのである 投稿者:黒目  投稿日:12月20日(月)01時32分28秒

俺が直接引いているのは、アルダンティ・ロイとゆうインドの女性の作家
が、ブッシュとビン・ラディンについて言った文章なのですが、やはり元
ネタは誰だったかがお得意の「動物農場」の最後んとこではないでしょう
か。

やはり、冷戦時代を知っている人間にとっては、アメリカとソ連の立ち振
る舞いについて、これは非常に実感を持って感じられる言葉であったわけ
ですが、今や、結構説明が長くなりますね。
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レスおおきにですv 投稿者:臨夏  投稿日:12月20日(月)01時25分57秒

伊達さん、セクトさん、三歩さん、どうもおおきにさんです。
なかなかおもしろそうですね(^^;
結構長い間、二次会をちゃんと読んでなくて、
三歩氏のことも、ちゃんと知ってるわけではないです。

かいま見た限りでは、「うよ」っぽい主張はするけど、
改憲派のような「単なるアラシ」(こいつは出入り禁止になったの?(
笑))とはちょっと違う感じですね。
「善意、たんなる善意の人=西野氏」とも違い、悪意はありそうでも
(^^;、理屈はよう言わはる人やわ。

個人の善悪をあえて無視すれば、左翼にとって、アタマの訓練にもなる
し、
それはそれで貴重な情報をくれる、三歩氏なんかをわたしは歓迎します。
(「垣間みた限り」で、ながなか言いましたが(^^;

で、三歩氏の見解

>>何だか沖縄の基地問題と似てますね
>というのは、基地依存の地域経済がすっかりできてしまっているという
問題をスルーして沖縄の基地問題にたいする行動を起こしても、リアルで
はないということでしょう。域外の人が、沖縄の米軍基地に反対するのは
たやすいが、借地料収入に依存して生きていて、米軍は好きではないが反
戦という立場を取りにくい地主のような人が大勢いるわけで、サマワで自
衛隊の支持率が高い(高くならざるをえない)のも、似たような感覚から
来るものでしょう。域外のプチブルによる「正論」など現地の人にとって
ありがた迷惑かもしれない。そういうことについて思慮が足りない意見に
はうんざりということです。

いや!上記の主旨、これはまったく正しいと思います。
”リアリティのない左翼ばか”(左翼の悪口は言いたくないが、わたし自
身の自戒も込めて)よりは、ええと思います。

しかし!、上記の沖縄基地、”それにもかかわらず、基地は悪である”、
という決定的認識を避けてるように見えますが?
三歩さんは、いつもこういう、反左の理屈を掲げて、”結局『身』のない
論議”をする人なんですか〜?

ps、もうちょっと追加、やっぱり二次会はええなあ(笑

念には念を入れますが、これは、マルクスなんかが「宗教」とかに対して
もてった批判と似てるんでは?
マルクスは(レーニンやなく、マルクスが元ネタ、という記憶で書いてま
すが、、)、
「宗教自体が悪なのでなく、宗教を必要とする社会が間違うてんねや」言
うてましたやん。

基地自体は「(今)必要」でも、基地を必要なものにしている、米日両帝
の体制を衝かんとあきませんがな。
いや!基地自体が産む罪悪もひどいから、こう言い直せるな、

「基地=ヘロイン」である。
ヘロイン漬にされた患者には、ヘロインが「必要」やけど、ヘロインは体
に重度の害悪をもたらすし、
ヘロインを必要とする社会はむちゃくちゃ間違うてる。

こんなんは、左翼では、最初に先輩に教えてもらう思考法ですが、
三歩氏のふてぶてしさ(笑)に対抗するため、あえて、「10歳の少女で
もわかるように」書きました。

といいつつ、文章が悪かったらごめんなさい、内容についても、批判は受
けます。
まあ、三歩さんも、これから、よろしくでつ。。(^^
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>セクトNo.7さん 投稿者:伊達 純  投稿日:12月19日(日)22時58分22秒

> アンケートを実施したとしても現在日本への期待=資本投下があ
> る限り、肯定的な回答が多くなるのは必然的と思います。役に立
> っているか立ってないの論理で、派兵を評価すべきではないと思
> います。もちろん伊達さんはわかっているんでしょうが。

 その通りだと思います。そもそもアメリカが行なった対イラク戦争は、
イラクが大量破壊兵器を保有していることを理由として行なわれたもので
あるにもかかわらず現在にいたるも大量破壊兵器は見つかっていない(ア
メリカの派遣した大量破壊兵器査察団の団長自らが、対イラク戦争時、イ
ラクに大量破壊兵器があったとは思えないと報告している)、そして国連
安保理の決議なしで行なわれた国際法上違法なものである(イラクが大量
破壊兵器を保有していようと、国連安保理の決議があろうとおかしいとい
う立論ももちろんありえる)。自衛隊のイラク派兵は、人道復興支援を謳
ってはいるものの、その対イラク戦争に引き続いてアメリカが行なってい
る占領への協力である。こんなことは既に何度も書いてきたことですが。

 それから自衛隊の駐留を歓迎しているイラク現地の人々がいるという事
態がありえることも折り込み済みですね。だからこそ「アルサマワ」紙が
1月上旬に行なった1000人対象のアンケートによると、自衛隊派遣賛
成92%、雇用期待74%だったという1月12日の朝日新聞の記事や
「自衛隊の活動「不満」51%…サマワの地元紙世論調査」という4月2
2日の読売新聞の記事を紹介した訳ですが。

 しかし、だからと言って自衛隊の撤退を求めるイラクの人たちがいない
ことにはならない。実際、広島で、自衛隊の撤退を求めるイラクの女性
(イラク占領監視センター前所長のエマン・ハマスさん)の報告を聞いた
ことがあります。それは沖縄の反基地運動についても言えることです。基
地が必要であると考えている人は、現実に沖縄にいます。そのことは、す
なわち沖縄には反基地運動が存在しないことにはならない。沖縄に反基地
運動を担う人は現実にいる。

 何よりも、イラクの人々が自衛隊の駐留を歓迎しているかどうかではな
い。自衛隊のイラク派兵は、アメリカによるイラク占領への協力である。
それをどうするのか。沖縄の人々が、米軍基地は必要であると考えている
かどうかではない。沖縄に米軍基地を置くことを認めることは、アメリカ
がイラクのファルージャなどで行なっているような虐殺に協力することで
ある(沖縄の海兵隊がイラクへ行っている)。また在日米軍基地面積の7
5%を日本全体の面積の0.6%でしかない沖縄に押し付けているという
問題もある。それをどうするのか。そういうことだと思います。

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ふむふむさんへ 投稿者:TAMO2  投稿日:12月19日(日)22時08分28秒

RENKについては、右から左まで幅広いメンバーの割には、人数が少ないのでどうしても情報
は属人的になります。よって、メールで情報交換しようと思ったまでです。

どうもすいません。

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>テレビ見ない人 投稿者:伊達 純  投稿日:12月19日(日)21時57分49秒

です(笑)。

 「綿井健陽を知ってるからどーした?」「知らないからどーした?」と
いうハナシですな。

 ちなみに綿井健陽は知らないけど、高遠菜穂子さんとは実際に会って話
したことはあるけどね。それをあまり書き散らしたりしないのは、「だか
らどーした?」と自分でも思っているから。

> 中身のレベルが全然違うつーの。

 その通り。だから私は綿井健陽氏や三歩と「四トロ同窓会」掲示板常連
や私とでは自衛隊のイラク派兵反対では同じではないかと言うが、一方で
右派の連中と一緒になって北朝鮮を非難しない。そういうことですな。

> オレは結論より中身重視だな。

 私は結論も中身も重視だな。

> というのは、基地依存の地域経済がすっかりできてしまっている
> という問題をスルーして沖縄の基地問題にたいする行動を起こし
> ても、リアルではないということでしょう。

 ↓次のような記事もあることを知っているかな?

基地は経済支えず 中央大で学術シンポジウム(琉球新報 12月19日)
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/today/041219e.html

> 県内市町村で最も所得が高いのは基地のない村であり、もし基地
> が経済発展につながるのなら嘉手納町が断然1位になるはずで、
> 全国の基地の75%を背負う沖縄が日本で最も発展しているはず
> だ」

 全くその通りですね(笑)。

 しかし三歩と議論していると、どんどんショーモナイ方向へ行ってしま
う。そして、しまいにはレスをつける気も起きなくなる。そうすることで
自分の方が正しくて、議論に勝ったとでも言いたいのではないかと思える
ほどである。
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いえ、これが本質みたいだよ 投稿者:セクトNo.7@古墳時代後期左翼(笑)  投稿日:12月19日(日)21時33分18秒

臨夏さん、KYなるものの本質はこんなもんだと思うよ。何がしたいのか
わからんけれど時々登場しては、わけがわからん歴史事実を述べていま
す。どこで仕入れてきたんだかわかんないけれど、竹村健一ばりの理論構
築してくれるから私はあいた口がふさがりませんです。たぶん本人は本気
で信じているんでしょう。なんか宗教じみているからあんまり相手したく
ないです。たぶん思考停止のほうだと思っています。
まだ三歩君と遊んでいたほうが理屈がわかります。

イラクでの自衛隊の評価なんですが
アンケートを実施したとしても現在日本への期待=資本投下がある限り、
肯定的な回答が多くなるのは必然的と思います。役に立っているか立って
ないの論理で、派兵を評価すべきではないと思います。もちろん伊達さん
はわかっているんでしょうが。
自衛隊の派兵はアメリカの占領のへの加担であり、イラクの人がどう思お
うと派兵の問題は日本人自身の問題として論じるべきと思います。

愛知の問題は記事として読んだだけでは三歩君の主張が正しいようには見
えるけれど、愛知県のこと伊達さんが書いてあるように問題の正答はどう
であったかが重要です。自分の考えで理論構築してなら「派兵賛成」でも
「派兵反対」でも正答とを私は思います。ただし、ブッシュが嫌いだから
(私もだが)とか金がかかる=もったいないなら「派兵反対」でもペケと
すべきと思います。金が有効に使われていない=三歩君は、△になるのか
な?(大笑い
どっかの県では日の丸・君が代に反対する教員を、傷害事件をでっち上げ
て起訴=処分しようとする時代です。新聞報道を鵜呑みにするだけではな
く、もっと調べることが必要でしょうね。三歩君

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伊達ちん、テレビ見ない人? 投稿者:三歩  投稿日:12月19日(日)21時21分25秒

綿井健陽は、米軍に攻撃されるイラク人の側から、最も大量に取材して、
ニュース・ステーションやニュース23に連日、現地リポートを送り続けて
いたあの眼鏡の人だよ。「綿井健陽なる人物について、ほとんど予備知識
が無い」ってマジっすか?

ちなみに、伊達ちんは確かBBではないって言ってたから見れないかもしれ
ないけど、オレが知る限り、高遠菜穂子さんが唯一現地情勢を率直に語っ
たのも綿井健陽さんにたいしてだ。
↓動画です。

http://www.asiapressnetwork.com/mylook/library/20041210_01.html

ムジャヒディン(旧世代サヨクは、レジスタンスと言っている)と外国人
武装勢力の違いについてちゃんと語られている。

ちなみに綿井健陽は、石丸次郎とおなじくアジア・プレスの人だ。

とまあ、伊達ちんの勉強不足が露呈したわけです。

「こういう連中と一緒になって北朝鮮を非難したくはない」と言っておき
ながら、「自衛隊のイラク派兵反対ということでは同じなのに」とか言っ
ている。中身のレベルが全然違うつーの。

オレは結論より中身重視だな。

(ちゃんと理由が書いてあれば)自衛隊のイラク派兵に否定的な回答した
ことに対して○は当然。にはオレも賛成だ。もちろん、(ちゃんと理由が
書いてあれば)自衛隊のイラク派兵に肯定的な回答したことに対しても○
は当然。

>何だか沖縄の基地問題と似てますね
というのは、基地依存の地域経済がすっかりできてしまっているという問
題をスルーして沖縄の基地問題にたいする行動を起こしても、リアルでは
ないということでしょう。域外の人が、沖縄の米軍基地に反対するのはた
やすいが、借地料収入に依存して生きていて、米軍は好きではないが反戦
という立場を取りにくい地主のような人が大勢いるわけで、サマワで自衛
隊の支持率が高い(高くならざるをえない)のも、似たような感覚から来
るものでしょう。域外のプチブルによる「正論」など現地の人にとってあ
りがた迷惑かもしれない。そういうことについて思慮が足りない意見には
うんざりということです。

金正日体制には反対だが、北朝鮮に身内がいるので、経済制裁は勘弁して
ほしいという「在日」には思慮深い人が多いのに、沖縄やサマワの話にな
ると思慮がなくなるのはなぜだ!
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横レス失礼>臨夏さん 投稿者:伊達 純  投稿日:12月19日(日)21時08分14秒

 はっきり言って、三歩なぞを相手にしたくないので、臨夏さんを相手
に、敢えて三歩のことを代弁して話してみる。

> 三歩氏の
> 「サマーワの自衛隊はどうなのか」という論議のなかでの、
> >何だか沖縄の基地問題と似てますね

> それやったら、「現地人が賛成してても」、
> 「すなわち妥当や」とは、ますます言えなくなるんでは?

 三歩は、この間、ずーーーーーっと対イラク戦争支持だとか、自衛隊の
イラク派兵支持だとか言っていないと主張している訳です。

>  「イラク人の7〜8割が自衛隊の駐留を望んでいるという事実」
> を無視した派遣反対論には、リアリティーが決定的に欠如してい
> る。

という発言に見られるように、「四トロ同窓会」掲示板常連の言う自衛隊
のイラク派兵反対にはリアリティ、説得力がない⇔綿井健陽の言っている
自衛隊のイラク派兵反対にはリアリティ、説得力がある=綿井健陽の言っ
ている自衛隊のイラク派兵反対にはリアリティ、説得力があることを知っ
ている自分の言う自衛隊のイラク派兵反対にはリアリティ、説得力がある
とゆうようなことを言いたいのではないか、と。だからどーしたとしか言
えない訳ですが。

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少し参加 投稿者:臨夏  投稿日:12月19日(日)20時49分22秒

三歩氏の
「サマーワの自衛隊はどうなのか」という論議のなかでの、
>何だか沖縄の基地問題と似てますね

それやったら、「現地人が賛成してても」、
「すなわち妥当や」とは、ますます言えなくなるんでは?

(読んだ記事少ないので、へんな意見かも知れず、ご批判、めんどうでし
ょうが。
めんどくさかったら、スルーでもええです。)
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KY > 投稿者:臨夏  投稿日:12月19日(日)20時45分3秒

あんさんのような書き込み、見たくもないが、目についてもうた。
唯一の関心は、あんさんが「本気で」言うてはんのか、
「ただのにぎやかし」なのか、わからん、というとこや。
身近に、こんな「極論」吐く人おれへんしね。

とりわけ、「とっくに虚構性が証明」とか、
なんか読んで思考が停止したか、自覚しつつのいやがらせか。
(多分、後者やろう??)

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黒目さん、教えて君でソーリーなんでつが・・・ 投稿者:ふむふむ  投稿日:12月19日(日)20時44分12秒

>「両者はますます似たものとなってゆき、ついには交換可能なものにな
るのである」

これって、どこのフレーズでしたっけ? 私も使おうと思ったんだけど、
うろ覚えで正確に思い出せなくって。

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Re:強制連行・慰安婦  投稿者:伊達 純  投稿日:12月19日(日)17時21分5秒

> とっくに虚構性が証明されているこの2つの問題を持ち出して、
> 何とか北朝鮮の犯罪を(意図的に)相対化させようという人やマ
> スコミ(和田春樹や朝日新聞)もいる。

 ほらほら出て来た、出て来た(笑)。こういう連中と一緒になって北朝
鮮を非難したくはないということですな(笑)。

 それから私は一方で

>  逆に言うと、かつて日本がアジア諸国に対して行なった侵略・
> 植民地支配に対して向き合うことを主張してきた左翼、市民運動
> こそが北朝鮮の金正日政権のことをきちんと批判して行くべきで
> あるということも言えるとは思う。

とも書いている訳ですが。
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>朝日新聞2004年11月25日より。 投稿者:伊達 純  投稿日:12月19日(日)17時20分22秒

 この記事の表題は、「自衛隊駐留支持が8割、4割に「不満」も 朝日
新聞調査」である。「4割に「不満」も」とあることを故意にか三歩氏は
書いていない。三歩氏こそ自分に都合の悪いことは無視しているではない
か。また記事には次のようにも書かれている。

> こうした活動が目にとまっているかを尋ねたところ、「頻繁に
> 見ている」「時々見ている」が計42%となり、前回の32%を
> 上回った。しかし「全然見ていない」「ほとんど見ていない」が
> 6割を占めており、今回も印象の薄さは否めない。

>  宿営地に向かって8月に迫撃砲攻撃が相次ぎ、10月にも敷地
> 内に着弾した。「自衛隊宿営地への迫撃砲攻撃が起きている。住
> 民の間に自衛隊への不満はあるか」との質問に、「不満は大きい」
> 28%、「不満がいくらかある」12%で、合わせて4割が不満
> の存在を指摘した。

>  この4割の回答者にさらに不満の原因を聞いたところ、「自衛
> 隊の恩恵が期待より少ない」40%、「恩恵が地域や部族で偏っ
> ている」33%、「活動が住民の要望と異なる」17%の順だっ
> た。

 三歩氏推薦の綿井健陽氏も次のように書いているではないか。

>  しかし、問題はこちら側だ。こちら側が提示すべき選択肢の問
> 題だ。幻想を抱かせつつ、軍隊という選択肢を選んでサマワに送
> った、こちら側にすべての責任がある。

>  サマワの住民たちは、軍隊組織が街に駐留して活動することの
> 本当の怖さ・危険さをまだ実感していないだけだ。街中で無差別
> 的な爆弾事件が起きていないこともあり、彼らの不安や怒りの矛
> 先が、いまのところはかろうじて、自衛隊に向いていないだけだ。

 イラクの人々の心情は単純ではないということだ。そんなことは、わか
りきったこと。だからイラクの人々の自衛隊駐留支持が8割⇒自衛隊のイ
ラク派兵に反対するのは間違っているということには、やはりならない。

 また一方で、4月22日の読売新聞の「自衛隊の活動「不満」51%…
サマワの地元紙世論調査」という報道があるのも事実である。

>  「イラク人の7〜8割が自衛隊の駐留を望んでいるという事実」
> を無視した派遣反対論には、リアリティーが決定的に欠如してい
> る。

などと書いているが、綿井健陽氏の言う自衛隊のイラク派兵反対には説得
力はあるが、「四トロ同窓会」掲示板の人間が言う自衛隊のイラク派兵反
対には説得力がないとでも言いたいのだろうか。自衛隊のイラク派兵反対
ということでは同じなのに。だったら綿井健陽氏と三歩だけが自衛隊のイ
ラク派兵反対のデモでも何でもやっとれとでも言いたくなるね、全く(ど
うせやりもしないだろうが)。

> 綿井健陽は、自衛隊派兵反対派で、唯一正直な人だ。

 私は、綿井健陽なる人物について、ほとんど予備知識が無い。故に偏見
も持ちようが無い。三歩に対してとは違って。
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強制連行・慰安婦 投稿者:KY  投稿日:12月19日(日)15時50分7秒

 この手の言葉を聞いただけで、北朝鮮による拉致事件の追及の矛先を緩
める人がまだいたのには驚いた。とっくに虚構性が証明されているこの2
つの問題を持ち出して、何とか北朝鮮の犯罪を(意図的に)相対化させよ
うという人やマスコミ(和田春樹や朝日新聞)もいる。
 本当に「強制連行・慰安婦」という言葉は便利だな。これらを聞いただ
けで思考停止状態に陥って、北朝鮮に対する追及を控えるなんて、もうギ
ャグでしかない。
 拉致事件に関しては、日本人が100l被害者で、北朝鮮は100l加害者
だ。それを屁理屈ばかり持ち出して直視しようとしない人は、いったいど
ういう思考回路をしているのだろう?
 日本政府を糾弾するとするならば、それは長年事件の解決を行わなかっ
た怠慢さに対してだろう?

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朝日新聞2004年11月25日より。 投稿者:三歩  投稿日:12月19日(日)15時21分29秒

自衛隊が駐留するイラク南部サマワなどムサンナ州で、朝日新聞は地元紙
ウルクと共同で世論調査をした。自衛隊駐留を支持する回答は84%を占
めた。

http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20041125/K2004112503010.html?C=S

というわけなんだが。

伊達くん、そういうのギミックというのだよ。
綿井健陽は、自衛隊派兵反対派で、唯一正直な人だ。
以下、綿井健陽Webより抜粋。

 「サマワの人たちも、皆さんと同じ気持ちです。みんな自衛隊の撤退を
望んでいるです」と、もし僕が言えば、会場の皆さんから拍手でもされ
て、「よし、我々もガンバロー!」となって、少しは元気づけられるのに
なあと思う。
 
 お調子者の僕だから、ついつい会場のムードに乗せられそうになるが、
こういうムードがいちばん危ない、危ない。

 ファクト(事実)を正確にとらえ、さらにそのファクトの背景をちゃん
と見据えなければならない。でないと、最後は結局ファクトから報復され
る。

 世の中の現象や事実は、極めて複雑な要素で構成されている。それを
「運動論」で都合よく解釈しようとすると必ず無理が生じる。

 首相や政治家を始め、「自衛隊応援団」の皆さんがよく引用するサマワ
の世論調査「8割以上の人が自衛隊駐留を支持」(朝日新聞11月26日
付記事)という結果は、残念ながら、本当に残念だけど、ある意味で「サ
マワの人たちの気持ちを表している数字」といえる。

 たぶん僕がサマワで100人ぐらいに聞き取り調査をしても、恐らく同
じように7〜80人ぐらいは「支持」するだろう。消極的から積極的を含
めても、6〜7割を下回ることはないと思う。

 「自衛隊応援団」の人たちは、この結果を盾にして、「だから、自衛隊
は現地の人たちから支持されている」と声高に言っている。

 一方で、逆もまた同じだ。

 サドル派支持者が「自衛隊撤退デモ」を、これまでに何度かサマワ市内
で行っている(朝日新聞12月11日付け記事)。こうした動きは、「自
衛隊撤退を求める人たち」からすれば、「だから、サマワの人たちも自衛
隊の駐留に反対している」という証拠のように使うだろう。

 だがこれも正直に言うと、サマワでサドル師を支持する人は意外に少な
い。僕が現地で聞いた限りでは、むしろ「反サドル師」の人たちの方が多
い。だから、サドル師の支持者やメンバーら200人が街中をデモして
も、一般の住民の参加者は少ないのが実状だ。

 先日、沖縄出身の何人かの人たちとそのことを話したら、「何だか沖縄
の基地問題と似てますね」と指摘された。

 確かにそうかもしれない。

 僕も6月に訪れたが、普天間基地の移設先で揺れる辺野古の反対運動に
も、肝心の地元の参加者が少ないという。反対派の人たちと、地元の人た
ちとの間で、基地がもたらす影響のとらえ方に差がある。

 それと同じく、サマワの人たちが地元の「経済利益」を優先させるがゆ
えに、自衛隊の駐留を「支持」するのは仕方がないことだと思っている。
「自衛隊が撤退すると日本からの支援もなくなる」と彼らがいま連想する
のも無理はない。

 だって去年の今ごろ、まだ自衛隊が来る前に、彼らが期待したのは自衛
隊ではなくて、本当に日本の企業だったから。だから今でも彼らはその幻
想を待っている。彼らの前には、いまほかの選択肢がない。

 しかし、問題はこちら側だ。こちら側が提示すべき選択肢の問題だ。幻
想を抱かせつつ、軍隊という選択肢を選んでサマワに送った、こちら側に
すべての責任がある。

 サマワの住民たちは、軍隊組織が街に駐留して活動することの本当の怖
さ・危険さをまだ実感していないだけだ。街中で無差別的な爆弾事件が起
きていないこともあり、彼らの不安や怒りの矛先が、いまのところはかろ
うじて、自衛隊に向いていないだけだ。

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「都合が悪い」?いいかげんにして欲しいのだが>三歩(続)  投稿者:伊達 純 投稿日:12月19日(日)12時38分45秒

> 「都合の悪い話」とは、「イラク人の7〜8割が自衛隊の駐留を望
> んでいるという事実」だ。

 「アルサマワ」紙が1月上旬に行なった1000人対象のアンケートに
よると、自衛隊派遣賛成92%、雇用期待74%ということが1月12日
の朝日新聞で報道された。しかし4月22日の読売新聞の「自衛隊の活動
「不満」51%…サマワの地元紙世論調査」という報道では、「自衛隊の
派遣は有益か」という質問に対しては、「思わない」と答えた人が5
1%、「思う」が43%、「どちらとも言えない」が6%、「自衛隊の駐
留に賛成か、反対か」という質問に対しては、「賛成」が49%、「反
対」が47%、「特に考えはない」が4%、「自衛隊に何をしてもらいた
いか」との質問に対しては、「失業問題の改善」を挙げた人が45%、
「復興」が33%、「投資」が17%の順だったとのこと。数値は変化し
ている訳です。イラクの人たちの7〜8割が自衛隊の駐留を望んでいると
いうのは何時のデータなのでしょう? 最近では次のような記事もあるの
である。

陸自の活動「約束の5%」 サマワ学生がメッセージ(共同通信 12月18日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041218-00000121-kyodo-int

 そもそも自衛隊は軍隊であり、人道復興支援のキ。

戦争の「残酷な現実」ノヘ? 投稿者Fした。<内閣は総辞職で退陣になるヲチ3F棄キ~^ラ_#w%ョヒv<ニ;qhP>校;}ヌkェュ]ィ0ls)1!e4禀応シjY胛-レア柄穃。ェU~$種黍b纏シj ヒキHヌウ]!t,ン覩ハpセモャq%#Xノ4ェjuヌ{,3ル謾サハ[]_ゥー椏x ゚ョ!扶1ur (4Qェ?.+Хモ1ワルe膳ウ豹畚rmIハ.1レスyォc凶ヲ埴Rn壤]ユラヌ^4=7~疋害bサカ・ツLu法nt+ヲ_オヤ^ヲ+諄、~Y穹of鈎cキ券F結Tアン/橘ッコ濔qUJコ誠R X%Ps"ー3「554=セ%q2*犬xニ88xユ)ヘUッキヤュ$PS$(w卯dlラqサYヘ巻pクYー'F愉滾|-,禅カ仄@ cヲォf"@LgゥUトヘВス螯マ1゚fョ7茴恃ル ̄W裁d;レyレ! テoテ ゚m37w枢,$kォ佗ムヘフkムuェ|W|G槞テヘ\DN「/ヲ>ャ~ィ3*`ゥ r 遉F#アニxオmカシホエホ|L ュgモラyヘ忝ァ1Zハユl-・サnニ6」厥ミゥ逃J#MA斛@*幌ロコリヘッッモー珸泪維If?tqe鐃uァレ,_sヌjツィ!ヒ隨fk)ヒYkムケンe_ト7仮@ク49レ壗#タR蔬鰆`チJ紿冉4 ーセ「テ芍オpルィヒmム"RS゙Uh貸Y}~ェク蒿モmn/_W'沍壙X8書セャn>ナ輦ロョs<ケフ{。マ璢5スZミ'ャF[%ホ枡」^笊 オ悟クヨa第[p畔遖eZオ,5j陥サオケMfkN^Iョセィ"テヤU 筮昆fC!`オレ硫jメAュェZムコnQR溶ラナ歴ャYhm\ョYN釿wイ}-ハヨトヒロ71D+'*穀yリZ忰,、mc2ョエヒ4敏;iCンサS久;.ナCIョユFトホj[W!\ュ珈鬮コルWEK'ァ(ヤャ1c趣゚Xワ-コメ*-qサI7mヒ*フッqッsソサカメテ験晒^卻(Lカ稈y q"mウqi駮キ穡888ヤシ 幸躍)豁r`wHfFtライ,ミ&ウnロY。ンツ5イロイ・]mFD2ネ ・ュァq2y;・ョ5Yソワnw峺^憖ツYa[ア栃リョ崖ャ]xXイロD#a5奚トUeKュウッユ6Mメワ@Z「カWニカ+8_qоシPCPwnコォ。#ス。OショスS、ウ・W+戚シ7オuヤKレレ皃40?-E[>o弟赦hァ昇9oュ}」抒ィン!ZE&コx跂4ムワ$"。クヒカク 吠c鮴暝ワァiユ\%kオCM{)U}Go&p4ミホ幀ア輜qKョ`ソojョ俣_フ峺ォtッXvュ3}hシzu}7Lツ2「.゙ーJラセ{ハ^、$ヲ\wpテi_ウBYワュ|"サ勘ャ;隍"。lъMェュモmU+ヲヘサ{繕オ誉゚閖ルgラケ%2*畏mtョゥf。KAヒmSャュJo"蟾tb5ワBィz「q +VDoKラ゚イチ卿{2Vユヌo?蚰セウミoキ`o^H,ウ晨Yォqシニb[ンBァツu;EスカR>ョ輛ェサo^沮ル_4jユヲ,)蚶dヘ`ニ1;'a pヨ靺=篇リWッu杵蚰R擢」 dォ 蛆儁/゚ワs|ロ。アQU寡モヒhャ、LカK゙z$ミf21メ誉%ォ゚ゥ"ェ情ンa[フナvィQヲGHチTヤ"カd# jJ+iミスホ+ユWmュヨワt275)鼾ク !エ笘CoュSヌメュog宀u^m;イレe4)拊iェヲG劵tt嫐Fンァ[ワ6kキ拳zrlリ 蔽3俛Qッホ魃tTh峺5u6Rzヌ'打爐P5ーリラ2萪ム/Mu鳬Z2+サjェケeュ[]k鯲2・c・1F、キlbカ磨アSコkニn S頂オ兌+Oァ>}45ィ}Q遲/ ヲ&ン。ー9Brョ`36媛マ触ノ翕{y[マ+e゚ eャ0#3$ニ ツトル:リ%Kハ*XシナLラャ撤、PニIk)vハD]vナ」レ{7サ}~近pメ゚ムイ sィォ塞レオ PJ)U}チ-`イ<獺夥鮨セ^蹶s_l敞欷gェakテ窟ハ9ラADL"y&ラ桐麸ユンol笵せ勠'Rネ蹟ケwjfタ閥&#~・]玳}zl2「-顏_サ眄2WNgヤ*Oy(mW93xタijセ=2 ーロ4ヤVナlt+-kンラ]nC 鶚コヒ-C+゙IVRワアヌ bャo咒=*゙ウミ罅m}匝ヲvレ 掬イイ赳iホ!ニェ$B^{サ祇gハ皺价チ G1(柢1?ヒツ?Hzシj熄穂 枇ァOポHO~Å@B& bffb=樂戲?ヨ.6ラキ|ェ9Gーチ`La@Dマ(淑Oフナs「QナS]:>涸h&a逐傅`商S>9ニ3ム嶽Z「メI\]rd)楚イ7 チ穗鵆ッェホイヌDb戻Md懼ツ 纓モィ#qxゥQ。vメqNヌ,秒薺ラMV $エオ97謫嗽カ7i[]ハア跣>沿YBかモァ卻&)タIォ肉IpsユU<{I.ウ`マ瞞サ>!ハヌ碎聘R繁ラpケzdZ66質獻F(ikスa 。yコ*y;殻jリaRス>OツQTZュbナ4S・lテ[痔カ#IVルャ・]ンWa酌ォi;ン}ホスO?Qyォ硯hy顰*>。回WNンヨmPリcz5?ナXノ(nネvルaU?`n-浸オ/jォモBゥヘキbオ巌;?fYソイ、褥'洵源7S G$H6俸6カム*[rl,]ヨ4゚愉孑=7僥 胸4z襴 <~ヲvョ剖ャ飫? 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衛隊のイラク派兵は、人道復興支援を名目としてはいるが、アメリカによ
る不当なイラク占領への協力である。次の記事からも、それは明らかであ
る。

武装米兵ら1200人空輸 空自機の輸送、全容判明(共同通信 12月8日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041208-00000235-kyodo-int

 それを糊塗するために人道復興支援だけではなく、雇用や投資までちら
つかせて、イラクの人々に自衛隊のイラク派兵を歓迎させた。ところが約
束とは違って、雇用や投資どころか人道復興支援にも役立っていないこと
が明らかになっている。自衛隊の駐留に反対するイラクの人々が増えるの
は当然のことである。
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「都合が悪い」?いいかげんにして欲しいのだが>三歩 投稿者:伊達 純  投稿日:12月19日(日)12時37分55秒

 都合が悪いのではなくて、既出だということ。過去ログをあたってみる
こと(黒目氏が書いているということもあるが)。

 言論統制と言うが、立川自衛隊監視テント村の3人が自衛隊官舎に自衛
隊のイラク派兵反対のビラ入れをして逮捕・起訴された事件や現在の北朝
鮮、アジア・太平洋戦争時の日本の言論統制とは全く次元が異なる。何せ
体制を批判したら、監獄に入れられるのだから。

 こんなことを言い始めたら、私は高校生の時、日本史のテストで「張作
霖爆殺事件」と書いたら、右派的な教師から「穏やかではない」「張作霖
爆死事件が正しい」ということで×にされたが、これも言論統制になるの
ではないか(これも既出)。

 それから自衛隊のイラク派兵の是非を設問したことについて。(1)日本
には戦争放棄・戦力不保持を謳った憲法第9条があり、1954年に参議院で
自衛隊の海外出動禁止決議もしている。(2)国連の枠組みであるPKOへ
の自衛隊参加であるならともかく、自衛隊のイラク派兵は、アメリカによ
る対イラク戦争に引き続いて行なわれているイラク占領への協力である。
(3)そして次の点で、アメリカの行なった対イラク戦争、それに引き続い
て行なわれているイラク占領は間違ったものである。(a)アメリカやイギ
リスの行なった対イラク戦争は国連安保理の決議なしで行なわれている。
(b)対イラク戦争は、イラクが大量破壊兵器を保有していることを理由と
して行なわれたが、現在にいたるも大量破壊兵器は発見されていない(ア
メリカの派遣した大量破壊兵器の査察団長自らが、対イラク戦争開戦時に
は如何なる大量破壊兵器も存在していなかったことを報告した)。以上の
ことから、自衛隊のイラク派兵には問題がある。そのことをきちんと書い
て、自衛隊のイラク派兵に否定的な回答したことに対して○は当然。逆に
以上の理由があるにもかかわらず、何の理由も書かずに自衛隊のイラク派
兵に肯定的な回答を書いたとすれば×が当然と言うことも出来るのではな
いか?(もちろん(ア)フセイン政権が人権侵害をするような独裁政権であ
り、アメリカによる対イラク戦争、それに引き続くイラク占領を支持し、
自衛隊のイラク派兵に賛成する、(イ)「日米軍事同盟」のもとでアメリカ
に協力すべきである、(ウ)日本の「国益」などを理由としてあげるという
こともあるかも知れないということは留保しておく。そういった理由に対
する反論ももちろんある)。

 それから、この掲示板の常連は、私も含めて、もともと北朝鮮の体制に
対しては批判的だと思う。

 ただ「悪いのは日本だけじゃないんだ!♪」とばかりに欣喜雀躍してい
る右翼の連中と一緒になって北朝鮮を非難する気になれないだけのことで
ある。

 フランスではイラク反戦運動が盛り上がらなかった、その理由は、シラ
クがイラク戦争に反対しており、イラク反戦運動を盛り上げることはシラ
クを支持することになるとフランスの左翼や市民運動が考えたからだとい
うことを聞いた。それに、やや似ている。

 TAMO2さんの紹介しているマンガにある通りだと思う。現在、北朝鮮の
ことを非難している日本の人間のどれだけが、かつて日本がアジア諸国に
対して行なった侵略・植民地支配に対して向き合ってきたのか。それどこ
ろか、日本は朝鮮を植民地支配していない、「強制連行」「従軍慰安婦」
などの問題は無かったなどと主張しているような人間さえ少なくないでは
ないか。

 逆に言うと、かつて日本がアジア諸国に対して行なった侵略・植民地支
配に対して向き合うことを主張してきた左翼、市民運動こそが北朝鮮の金
正日政権のことをきちんと批判して行くべきであるということも言えると
は思う。
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解説ありがとうございます。 投稿者:野次馬の視線  投稿日:12月19日(日)12時21分9秒

草加耕助様>

結局何なんだかよくわからないのですが、近代市民社会の法というのは世
界中こんなものなんでしょうか?それとも日本特有の問題なのでしょう
か。真面目に考えなければならないことだと思いました。というのも、当
方は、反改憲か護憲かという議論において、憲法と法律による支配につい
てきちんと考えないとニッチもサッチもいかないと思っているからです。

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>>おいおい 投稿者:野次馬の視線  投稿日:12月19日(日)12時11分50秒

県教委と県教組の癒着がこういう教師を生み出したということ。
日の丸・君が代万歳教師と体質はまったく一緒。

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>おいおい 投稿者:三歩  投稿日:12月19日(日)11時12分14秒

黒目くん、失礼しました。

ところで野次馬の視線さんの言いたいことは、同校に対する指導を徹底す
ると答弁した県教委が悪いってこと?
それとも、県教委が文部科学省と癒着している県だから、反作用的にこの
ような失態が起こるという指摘?

いずれにしろ、愛知県には住みたくないね。親がトヨタの社員の子が、親
がトヨタの下請けの子にたいして優越感抱いていそうだし。ピラミッド型
序列が徹底してそうな県だ。

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おいおい 投稿者:野次馬の視線  投稿日:12月19日(日)10時40分50秒

>これにはレスつかないと思うよ。「都合の悪い話」は無視されるから。

すぐ下に黒目さんがコメントしているじゃないか。デタラメ書くなよ。

それから、この事件の舞台が愛知県であることは注目する必要がある。

参考url
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2002/01254/contents/207.htm
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都合の悪いことは無視する人々 投稿者:三歩  投稿日:12月19日(日)10時10分16秒

>では、コチラは批判されましたか?
「愛知県の県立高校で実施された日本史の中間試験で、イラク戦争に関す
る考え方を問う記述式の設問があり、自衛隊派遣に肯定的な回答をした場
合、配点を0点とする一方、否定的な解答をすれば5点と評価していたこ
とが24日、分かった。県教委は事実関係を認めたうえで、同校に対する
指導を徹底すると答弁した。」

同じく言論封鎖だと思います。教育の段階での言論、思想封鎖はある意味
で「北」と同じではないですか?

これにはレスつかないと思うよ。「都合の悪い話」は無視されるから。
ちょっと前まで「都合の悪い話」だった拉致問題については、一部頭のヘ
ンな人を除いて、みんなちゃんと向き合うようになった。だから「たのも
しい」のだ。でも、自衛隊イラク派遣の問題では、あいかわらず「都合の
悪い話」は無視している。「都合の悪い話」とは、「イラク人の7〜8割が
自衛隊の駐留を望んでいるという事実」だ。自衛隊派遣に反対する理由と
して、憲法違反で法律違反だからとか、アメリカ追従が正しいとは思えな
いからとか、人道支援というには極端にコスト・パフォーマンスが悪いと
か、そういう点はオレも同意する。しかし「イラク人の7〜8割が自衛隊の
駐留を望んでいるという事実」を無視した派遣反対論には、リアリティー
が決定的に欠如している。

自衛隊のイラク派遣問題に関しては、伊達くんにして「都合の悪い話」に
目を背けている。イラク人の7〜8割はアホでマヌケなのか? 自衛隊のイ
ラク派遣に反対を表明している人で「たのもしい」のは綿井健陽さんだけ
だ。

【12月16日=自衛隊を応援する人たちへ】
http://www1.odn.ne.jp/watai/

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これはあるわなあ…… 投稿者:TAMO2  投稿日:12月19日(日)09時37分8秒

リンク先、韓国の労働運動なんかを批判する韓国の保守的な新聞より。
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以前、yahoo! Asia で拉致問題に触れたら、アジアの方々から非常に冷
淡な反応が返ってきた
ことを思い出して。

※もちろん、これを拉致被害者および被害者家族に向け、矢面に立たせる
ような左翼的流し込み
理論には反対。そういうのを恥知らずと言うと思う。これは、日本人総体
に向けられた問いであると思う。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/12/12/20041212000047.html

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三浦さんへ 投稿者:高林千春  投稿日:12月19日(日)08時30分30秒

丁寧なレスをありがとうございました。私も、人道的には脱北者支援を否
定するつもりはありません。ただ、何故私が戦後補償重視に拘るかと言う
と、北朝鮮だけじゃなく、六カ国協議での協力を必要とする中国や韓国
も、もっと言えばアジア全体もその対象だからです。そこへ行くと脱北者
問題は北朝鮮だけの話で、一番親密とされる中国ですらあまり良く思って
いないですよね。(数年前に逃げてきた家族を拘束する映像が発信されま
したのはご存知かと)

ですから、例え相手がどういう対応を取ろうが、けじめだけはつけるべき
なのです。靖国問題も含めて、かつて侵略国家であった事実に変わりはあ
りません。まずはそこを正さない事には、反日感情は永遠に消えないでし
ょう。今の北朝鮮には結果的に効果無いかもしれませんが、中国や韓国の
協力が得易くなるメリットは大きいと思いますよ。

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判決の味噌は 投稿者:草加耕助@元法律事務所勤務  投稿日:12月19日(日)08時21分39秒

野次馬の視線様>

>本当に名判決なのだろうか?
>法律には疎いものですが、判決を通読した限りでは、先日の靖国福岡判
決のちょうど
>裏返しのような印象を受けました。あちらの場合は小泉靖国参拝は違憲
だけど罰しな
>い。今回は自衛官官舎ビラ入れは違法だけど罰しない。という風に。

判決文の要旨を新聞で読みますと、私は「法解釈学」のお手本のような印
象を受けました。
「法解釈学」は現行法や今までの法理論の体系を基準にし、そこからはみ
出さずに様々な条文や概念を自家薬籠中の物として駆使し「結果妥当性」
を実現して見せるところに真髄があると思っています。手法としては「聖
書解釈学」である神学と非常に近いものだそうですが。

「住居侵入罪」の成立要件については、実質説(実際に平穏を害した時点
で成立)と、形式説(管理者の意思に反して立ち入った時点で成立)があ
り、形式説が判例だったと思います。実質説では、鍵をかけ忘れた留守宅
に無断で立ち入っても、それだけでは住居侵入不成立になりかねないの
で、形式的に無断で侵入した時点で成立すると考えるほうが常識的です。
よって目的がビラ入れでも構成要件に該当し、犯罪は成立する。ここで事
例によって成立したりしなかったりでは「大岡裁き」になってしまいま
す。

しかしそれだけでは「結果妥当性」が担保されないので、「可罰的違法
性」の論理、つまり「国家が刑罰権を発動するに足るほどに違法か?」を
検討しています。たとえば散歩の途中に他人所有の原っぱで野の花をつん
で帰ったくらいで、いちいち「窃盗」にされてはたまらないし、それは刑
罰権の濫用なわけです。

この可罰的違法性を検討する中で憲法論が援用されています。「二重の基
準論」つまり経済的自由に対する精神的自由の優越的地位というのは、法
学部の学生なら1回生でも知っている超メジャーな概念です。利息の制限
や建築基準、風俗営業の許可制とか食品添加物の規制などは「合理的」な
ら合憲にするけど、出版や言論の規制は、それが「絶対に必要で真実やむ
を得ない」と認められない限りは違憲だよってなくらいの意味です。精神
的自由がなくては経済的自由の規制を批判して是正することもできなくな
る。しかしその逆はない。と説明されています。これは憲法学ではもはや
「公理」です。

判決では、「被害」はとるに足らないほど非常に軽微であって可罰的違法
性がないとしていますが、この点だけでは主観も入るので、まだ議論の余
地が残ります。これに加えて、「経済的自由」である商業ビラは規制せず
に、「精神的自由」である市民の政治的意見表明だけを取り締まるのは、
「二重の基準論」という国法体系の論理構造からみて矛盾であるとしてい
ます。つまり法律の条文に憲法問題はないが、その運用が憲法の精神に反
するというわけです。
これは「可罰的違法性がない」という結論に対する、強力な理由付けだと
思います。思わず唸ったし拍手しました。主観ではなく法論理的必然に違
法性がないというわけですから。

そして結論として「(形式的に)犯罪は成立しているが、刑罰を科すよう
な違法性がない。よって無罪」となります。これで条文や判例や今までの
法理論からもはみ出さず、なおかつ結果の妥当性を実現したのですから、
お見事!というか、法を実社会に妥当な形で適用すべき裁判官という仕事
からみて「プロの仕事」だと思います。

以前、いわゆる「電話タダ掛け機」を使って、試験的に1回だけ10円分の
通話を公衆電話から自宅にタダでかけたが、恐くなって機械も取り外し、
それ以降は1回も使っていないという事件があり、起訴されました。一審
判決はやはり「10円に可罰的違法性がない」ということで無罪としました
が、高裁段階で逆転有罪となったはずです。おそらく「社会的危険」つま
り「もしこれを許してしまったら、国は!社会は!」という判断があった
と思います。

単に刑法理論の範囲で「被害が軽微」だから可罰的違法性がないだけで
は、この「10円窃盗(詐欺やったかな?)」と同じで、高裁でひっくり返
される危険が大きくなります。そこに憲法理論の「精神的自由の優越的地
位」の理論で補強しているところに、この判決の意義というか、ミソがあ
ると思います。検察はここもひっくり返さなくてはならないからです。

昔の法学部劣等生は「結果妥当性」から話をはじめて、法律の条文や理論
など糞食らえとばかりに無視し、立法論に逃げたりしてDをくらいまし
た。
最近の法学部劣等生は「現行法」の条文や授業でならった「既存の法理
論」をダラダラ書いて、常識はずれのおかしな結論になっても「法律でそ
う決まってるんやから逆らってもしゃーない」と平然としてDをくらうそ
うです。

注)法律や条文から遠ざかってそろそろ10年たちます。もともとが一知半
解でしたので、上の文章で理論的な部分はあまり信用しないこと!

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