四トロ同窓会二次会 2003年12月14日〜17日
誰でも歓迎!何でも自由に投稿してください。
投稿内容は過去ログに保存します。「赤色土竜新聞」その他に掲載する場合もあります。
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イラク共産党とイラク労働者共産党 投稿者:セクトbV 投稿日:12月17日(水)15時53分38秒
日経ネットによると(7月のニュースです)
『統治評議会は(1)暫定閣僚の任命(2)選挙法などの法律制定(3)教育や経
済政策の策定―などの権限を持つ。いずれもCPAと協議しながら決定す
る。メンバー25人にはフセイン政権下で反体制派だった七派代表のほか、
各分野の有力者らも加わった。CPAは、評議会を「イラク人全体の代
表」と印象づけるために、一定の勢力を維持するイラク共産党書記長の参
加も認めた。』
イラク共産党が一定の力があったからなのか、ニュースの通り見せ掛けな
のか?それと統治評議会に参加したイラク共産党はCPAをどう認識して
いるのか?
それとイラク労働者共産党というのがあります。この関係は?下記がHP
です。英語はちんぷんかんぷんなので、三歩さん出番です。
http://www.wpiraq.org/english/
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米英でも国連でもなく・・・ 投稿者:イレギュラーず 投稿日:12月17日(水)13時11分51秒
>イラク民衆の自立的な自己組織の実情を伝えるニュースはまだ少ない
が、イギリスのソーシャリスト・レジスタンス紙によれば、イギリス労働
組合の代表団が十月にイラク入りし、イラク労働組合連合(未来の労働組
合センターの準備体)との会合を行っている。イラク労働組合連合は、四
月九日のフセイン体制倒壊後の五月十七日に三八〇名の参加を持って、準
備委員会を発足させている。彼らは亡命先から帰国したグループと地下活
動を遂行していたグループである。(「労働者の力」最新号)
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バグダッドの左翼勢力 投稿者:菊 投稿日:12月17日(水)12時40分20秒
今朝、友人から電話があった。
「おい、バグダッドの赤旗を見たか?」「何だ、それ」
「フセイン拘束を喜ぶバグダッドの人々という写真をAPが配信しているん
だが、イラク共産党の人たちのデモらしいんだ」
そう言われてアサヒ・コムのフセイン拘束の写真ドキュメントを見ると、
「喜ぶイラク共産党の人々」というキャプションがついている。
アサヒ・コム「フセイン拘束を喜ぶイラク共産党の人たち」
http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/photo/index.html
日経新聞のフセイン拘束の号外の裏には同じ写真が大きく載っていたらし
い。朝日新聞の国際面にも載っていたようだが、どちらとも正確なキャプ
ションはついていなかったようだ。
「イラク共産党?」
うろ覚えの記憶を頼りに、「かけはし」バックナンバーを探してみると
「ルージュ」(第4インターフランス支部機関誌のインタビュー記事があった。
イラク共産党在仏代表ライド・ファーミに聞く。(かけはし03年2月13日号)
http://www.jrcl.net/web/frame03213c.html
イラク左翼に聞く(同じく「ルージュ」から)
http://www.jrcl.net/web/frame0362a.html
メディアでは旧フセイン勢力とアルカイダばかりがいわれているが、反米
英、反フセインで、イスラム原理主義にも反対する勢力が確実に存在して
いるようだ。
彼らが米軍占領下の困難な状況の中で、市民の支持を得て、力をつけるこ
とを何よりも願っている。
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韓国政府、3000人以内のイラク追加派兵案を承認 投稿者:三歩 投稿日:12月17日(水)12時29分6秒
>noiz さん。野次馬さん。
翻訳問題は、思っていた以上にさまざまな見方があることがわかり、楽し
かったです。
「「Officer=ポリ」と認識していたぼく」には笑えました。
無理して正しい翻訳しようと力んだかいがありました。
>黒目さん。
「自衛隊が行く事で仕事が増えるような展開」になると「過剰な期待」が
あり、サマワに行ったジャーナリストやNGOの人たちは、「自衛隊の真実
を説明することもできい状態」におろおろしているわけです。なんでこん
な“デマ”がひとり歩きしたのでしょう? と言っているのです。
パクチョンヒ時代ならいざしらず、ノムヒョン時代の今、韓国追加派兵、
しかも3000人というのは、ライバル日本より大規模で、という意識がある
のでしょうか?
これで日本も頑張らねば、という流れになり「完成度の低い自衛隊」を派
遣してしまうのではないかと心配です。
http://www.asahi.com/international/update/1217/007.html
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勘違い 投稿者:黒目 投稿日:12月17日(水)09時56分10秒
だから「日本が仕事をくれる」などというはじめからどこにも無い話を中
心に据えても話にならんでしょう(呆
そういう勘違いの中に自衛隊がアメリカ様の利権に預かりにいったら「な
にしに来たんじゃボケえ」という話にしかならない。
自衛隊が行く事で仕事が増えるような展開が、なにかあり得るというので
あれば、それを提示したまい。
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「正しい翻訳」? 投稿者:noiz 投稿日:12月17日(水)08時04分11秒
無理して正しい翻訳しようというのも力んでいるような気がしますが…
すでに野次馬さんが
> この場合のauthority当局というのは[権力をもつ主体]という意味で
しょう?
> その権力を、[連合軍]がもっているわけでしょう。
と指摘されているので屋上屋になりますが、少し書いておきます。
Office for Reconstruction and Humanitarian Assistance であろうが、
Coalition Provisional Authority であろうが、実質として「占領」とい
う政治行為の責任主体なわけだぁ。と思っておけば間違いないかと。
ちなみに、office ってのは広い意味があって、もちろん空間のこともさ
すわけだけど、もちろんそれは権力的、あるいは警察力的・軍隊的な行政
機関という意味合いも含みます。be in office といえば、「職について
いる」という意味の他に「政権につく」という意味にもなるし、officer
といえば「将校」「警官」「役人」という意味があります。(ちなみに
secret office といえば「公安」です(笑))。
まあ、office をあえて訳すとして、規模に即せば、「室」というより
「局」でしょう。
もちろん「Humanitarian Assistance」といえば確かにソフトな感じもし
ますが、しかしその主体としては緊急的な行政権力(オフィス)であるこ
とには変わりないんですよね。ORHAは。Reconstruction なんて、(ぶっ
こわしたもんを)再構成した(する)ものという意味ですしね。
いずれにしろ、「Officer=ポリ」と認識していたぼくなんかにしてみれば
(苦笑)、占領機関が「なんとかオフィス」と名乗っていようがとりわけソ
フトな印象は持たないできたんですが、一般的にはやはり「事務所」のよ
うな意味が通念的なんでしょうかねえ…
ところで、(実体としての)占領権力の名称が変わったのって名称の「ウ
ソくささ」を顧慮した結果なのでしょうか? 単にイラクに出兵している
有志国家の枠が固まってきたからとか、そういうことなのかと思っていま
した。
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分析じゃないってば・・・ (苦笑) 投稿者:Kotetu 投稿日:12月17日(水)06時37分14秒
>イラク派遣 各国状況 投稿者:鍋山 投稿日:12月16日(火)23時23分27秒
あのねぇ・・・、派兵云々つうても、派兵するほうにも事情が
あるわけじゃん。どうなるかわからんけど、ジパングだってそう
ざんしょ。
派兵されるイラク人にとっても、立場によりけりってのはある
けど、派兵する(しない)国だって、それなりに深刻な事情があ
るわけじゃん。
それを見ないで、行くの行かないのの二色に分けるとヤバイと思うのよね。
そゆ意味で、各国の状況はこんなもんざんしょ。と言っただけなんすよ。
仮にスペインが引き上げたとしても、スペインがファッショナブル
な政権であるってことは変わりないわけで、それらの国の、どのよう
な人々とお付き合いしてくかってのが重要だと思うなりけり。
オイラは、そゆことを考えるのがブンセキとかカイセキだと思って
るわけ。現状レポートは、たんなる評論ざんす。
たんに派兵するしないつう話だと、たとえばタヒチやトンガなどの
南太平洋諸国やネパールなんて、派兵常習?国なんすよ。人数は少な
いが、欧米諸国の援助と交換取引なんすねぇ。
あるいは、ブータンやネパール出身者で構成される嬰亭のグルカ兵
師団は、嬰亭の出るときには何時も戦陣を切る。ユーゴ侵略の時にも
第一空挺師団(赤い悪魔師団)とともに乗り込んでるし、アフガン侵
略の時も戦陣のはずです。
あたしゃ、これらの人々や国々(嬰亭じゃないよ)を責める気はな
いのよ。彼らに命の取引を押し付ける連中こそが諸悪の根源なんす。
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アメリカ大使館によれば 投稿者:野次馬 投稿日:12月17日(水)03時45分42秒
international coalition
世界共同体とか国際的連合という実体があるようです。
http://usembassy.state.gov/tokyo/wwwhnt09.html
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生真面目な赤旗の表現 投稿者:野次馬 投稿日:12月17日(水)03時40分20秒
>米英占領当局である暫定行政当局
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外務省による公式訳語 投稿者:野次馬 投稿日:12月17日(水)03時27分34秒
>連合暫定施政当局
さすが、coalitionには軍の意味は明示されてないね。産経新聞反省し
る。
ところで何が連合しているの?
読売は、連合国暫定当局だとさ。どこに連合国なんてあるの?
次のサイトの12月6日参照のこと
http://bird.zero.ad.jp/~zam20807/blogger.html
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連合軍暫定当局 投稿者:野次馬 投稿日:12月17日(水)02時13分17秒
三歩様>
軍隊が他国の一部または全体を権力下におくことを占領というのではない
のですか?
つまり外国軍がその国の一部または全体の当局(すなわち権力かつ権威)
となることが占領だと思うのですが、違うでしょうか?
この場合のauthority当局というのは[権力をもつ主体]という意味でし
ょう?
その権力を、[連合軍]がもっているわけでしょう。
原語にoccupyという語がないことに大きな意味があるというのですか?
アメリカは開戦前から日本の民主化をモデルにすると言っていませんでし
たっけ?
連合軍暫定当局を暫定占領当局と言いかえることは、
この場合のcoalitionがalliedとまでいえないものである以上
妥当な訳としか思えません。
以上は、当方の、かなり不確かな国際法知識と英語知識によるものです。
誤りを指摘してください。
要は
>「占領」という単語を使うのは捏造です。
というのが、了解できないということです。
実態を露骨に言うならば、イレギュらーズさんが引用している、週刊アス
キーの
記事のように、米英占領当局となるのではないでしょうか。
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Re:勘違いをしてくれる事を期待する、という話ですか? 投稿者:三歩 投稿日:
12月17日(水)01時59分18秒
すでに過剰に勘違いしている。
というのがほとんどの報道に共通しています。
日本人が来て、復興支援してくれて、仕事もくれると。
自衛隊が今どんな訓練をしているのか公開されないが、カンボジアPKOの
ときレベルのままなら、行ったら期待はずれとがっかりさせてしまうだろ
うし、行かなかったらやっぱりがっかりさせるという状態なのでは。
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それはなんですか 投稿者:黒目 投稿日:12月17日(水)01時34分2秒
イラクの人たちが「きっと日本はアメリカに言われて利権ぶんどりにきた
のではなく、ノルウェーみたいに清く正しい理由できたに違いない」とい
う勘違いをしてくれる事を期待する、という話ですか?
残念ながら日本はノルウェーではなく、もっと薄汚い理由で行くのだとい
う事は、あなたも私もイラクの人もみ〜んなよく知っている事だと思いま
すが。
オスロ合意への評価はまた別の話としても、ね。
日本政府がもし、心を入れ替えたら、というもしもの世界の話をあえてし
ますと、その「善良日本政府」のまずなすべき事は、アメリカ合衆国の説
得であり、アメリカ合衆国に非道をやめさせる事の努力であり、イラクに
兵隊出す事の努力などではないと思いますが。
三歩氏はこの地球ではない「並列宇宙」のどこか別の世界の話をしている
ような気がしますが、その上でもかなりケッタイな方針ですな。
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CPA 投稿者:三歩 投稿日:12月17日(水)01時24分12秒
という単語の登場頻度が徐々に増えてくるにつれ、とりあえず大手マスコ
ミは「連合軍暫定当局」といったあたりに落ち着きつつある感じで、ボク
もそのあたりの語感が直訳に近いのではないかという気はします。
authorityをだれもが「当局」と訳しているのが意外でしたが、ぼくが感
じていた以上に「当局」には「権力側の機関」という意味合いがあるので
しょう。
ただし、たとえばGHQがGHQのまま流通して、それが現地(当時の日本)に
特別な意味を残したように、
イラク人にとってのCPAは今後益々特別な意味を残すことになるはず。そ
れは「連合軍暫定当局」という日本語では表現できないだろうし、
Coalition Provisional Authorityという英語ですら表現できないだろ
う。
したがって、CPAはCPAのまま流通させ、歴史がその意味を決定する、とい
うのが本筋だと思われる。
CPAをイラク人がアラビア語で何と言っているのか知らないが、そのアラ
ビア語から直訳した日本語を使うべき、というのもありえる。
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ノルウェー 投稿者:三歩 投稿日:12月17日(水)00時54分47秒
イラクへの各国軍派遣状況一覧 共同通信
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2003/iraq3/hahei1114.html
面白いですね。国によってかなり意志が異なっているように見える。
米英以外で攻撃され死者が出た、イタリア、スペイン、ポーランドは、い
ずれも「治安維持」にかかわる活動、つまり米英軍と一体化していると見
えるであろう活動を積極的に行っていそうですね。死者が出てないものの
オーストラリアが積極的に参戦しているのは、バリ島の一件が影響して、
テロとの戦争というブッシュの概念が受け入れられているのだろうか?
しかし一方では、タイ、ニュージーランド、ヨルダン、アラブ首長国連
邦、ニカラグア、カザフスタン、ノルウェー、スロバキアなどは、この表
を見る限り、人道支援に徹しているようです。各活動地でのイラク人がど
う見ているのか知りたいところです。
これらの国のうち、特に気になったのはノルウェーです。ノルウェーとい
えば、93年のオスロ合意で、イスラエルとパレスティナを秘密裏のうちに
和解させた国で(その後、極右によりラビン暗殺と、シャロンの岩のドー
ム蹂躙によって、和平へのプロセスは暗礁に乗り上げたが)、単なる米英
追従で派遣したとは思えません。
以下の記事では(4月の時点での記事ですが)、国連中心主義、人道支
援、という基本姿勢が強調されていますが、実際のところどうなったの
か、知りたいものです。
http://www.norway-times.com/Main_story_14.html
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強引な訳 投稿者:野次馬 投稿日:12月17日(水)00時14分57秒
三歩様>
強引でない訳をご呈示下さい。
authorityっていかなる[権威]なのですか。
特にそのあたりを明示した訳をお願いします。
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あら〜? 投稿者:イレギュラーず 投稿日:12月17日(水)00時08分32秒
ちょっと気になっているのですが、イラク大使館の正統性は?
イラクという国家は今、どのような位置関係にあるのでしょうか
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白井耕祐さん 12月13日無事帰国 投稿者:鍋山 投稿日:12月16日(火)23時
40分51秒
「軍隊派遣は間違い」/イラク支援市民集会
白石さん現地報告 沖縄タイムス 12.15
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200312151700.html#no_2
沖縄平和市民連絡会 イラク派遣速報
http://www.asahi-net.or.jp/~qg2n-tir/shirai.html
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イラク派遣 各国状況 投稿者:鍋山 投稿日:12月16日(火)23時23分27秒
イラクへの各国軍派遣状況一覧 共同通信
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2003/iraq3/hahei1114.html
『しんぶん赤旗』より各国状況(世界191カ国)
・派遣済み37カ国+派遣決定済み2カ国(シンガポール・ポルトガル)
イタリア (2300名派遣)11月18名死亡。首相「テロに屈しな
い」。56%が帰国要求。各地で帰国要求デモ、数千人〜数万人。
スペイン (1300名派遣)もともと反戦世論が強かったが、11月
の7名死亡で撤退論が急増、3分の2が帰国を要求。
ポーランド (2350名を派遣)21カ国9000名の指揮を米から
任されている。11月、車列をゲリラに襲われ1名死亡。駐留反対世論が
10%上がって67%に。
デンマーク (410名派遣)増派の予定は凍結。野党が公聴会要求。
ウクライナ (1600名派遣)8割が駐留反対。野党が「引き上げ法案」提出。
・派遣せず 仏、ロ、中、独など
インド 7月半ば「国連の委任がない」と、米の要請を拒否。
パキスタン 9月半ば、国連総会訪米時にブッシュとの会談で拒否。
トルコ 10月、国会が1万名派遣決定。その後、イラク統治協議会と
国内世論の激しい反対で撤回・拒否へ。米から、イスラム諸国の派遣の呼
び水にと期待されていた。
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Kotetuさんの分析 http://6547.teacup.com/sinken/bbs
インド、パキスタンは核開発問題で経済制裁をくらったのですが、
飴亭のアフガン攻撃に際し、飴亭側が一方的に制裁解除したという
経緯があります。
つまりぃ、インドやパキスタンの国民は、今回のイラク戦争も、
どれだけインチキが積み重なっているか知ってるわけです。
トルコの場合は、イラクもWW1までの領土であったわけで、
特にクルディスタンへの支配権を確立したいという国内事情があっ
て、政府は(クルディスタンに)派兵占領したいわけです。
で、トルコ国籍のクルド人が急先鋒になって派兵反対してるって
ことですね。トルコ系トルコ人にとっても、これ以上の国内軋轢
はゴメンということでしょう。
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今日 投稿者:イレギュラーず 投稿日:12月16日(火)17時46分48秒
>イラクで死んだ日本人外交官は米英占領当局とオフィスを並べて仕事を
していた。対米従属の外交をしていなかったら死なずにすんだだろう(週
刊アスキー12/30号)
経済界はシベリアの石油の輸送ルートで要望というニュース。サウジでも
イランでも採掘権を失った。橋本特使(元首相)はイギリス訪問で、仏・
独のイラク「復興」を呼びかけた。そして、フセイン「捕縛」の報(イラ
ン通信が一番早かったとか)。石油をめぐって動きが速くなったような印
象。
次は、北朝鮮とはいわないが、東アジアの「安全保障」政策をこの機に日
本政府は打ち出さなくては、小泉政権の無能さをますます明らかにするだ
けと思うのだが・・・
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っていうか 投稿者:三歩 投稿日:12月16日(火)13時42分36秒
大事なのは「実体が占領軍であるということを言いたいために強引な訳を
をすること」が、実体を告発するためにも、無意味な力みで、かえって共
感をえづらいのではないか、ということです。
たとえば「自衛隊は(米軍の)武器弾薬は運ばない」と言い切った小泉を
評価するほうが、翌日になって福田官房長官が「小銃など常識的な装備を
持った米兵を運ぶことはありうる」と言ったことのおかしさを明確に出来
るとか、そういうセンスが必要だと思うわけです。昨日今日の国会で、
「自衛隊は(米軍の)武器弾薬は運ばない」と言い切った小泉首相を評価
します。福田官房長官は間違っていますね? と、なぜ野党は質問しない
のだろう?
>>多国籍軍暫定統治権力
これを穏和でわかりやすい表現にすると暫定占領当局になるように思えま
す。
こういうことを言っていると、
「日本人歓迎」を「自衛隊歓迎」に言い換えるのを、「来る日本人は自衛
隊なんだから、わかりやすい表現にした」となってしまうわけです。
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当方の試訳です。 投稿者:野次馬 投稿日:12月16日(火)13時24分37秒
>多国籍軍暫定統治権力
これを穏和でわかりやすい表現にすると暫定占領当局になるように思えます。
ある辞書によれば、coalition forces 連合軍, 合同軍 《多国籍軍など》.
allied forces と微妙な違いがあるのでしょうか?第一次大戦、第二次大戦の先例と
比べてみて、今回の英米軍に日本語訳として連合軍はオーバーと思ったので、
多国籍軍としてみました。落ち着きが悪いですね。coalitionが訳しづらいので
実質的な意味がないものと見て略し、authorityが実質的に占領当局だから
そう訳した以上でも以下でもないものとも思えます。
三歩さんのおっしゃりたいのは、朝日新聞が「頭の悪い反米派」だということですか?
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名称はソフトなほうがウソくさい 投稿者:三歩 投稿日:12月16日(火)12時54分57秒
進駐軍は
the Occupation Army
です。どう考えても正しい翻訳は占領軍で、進駐軍というと、合意の元で
やってきた外国の軍隊というイメージがあり、子供たちにガムやチョコレ
ートをくれるよい占領軍という感じですね。
ちなみに当時の日本製品には、
Made in Occupied Japan
と記されていました。
GHQは、General Head Quaterで、なんか合法的な役所みたいなイメージです。
戦後日本の対米追従体質は、じつはこういう言葉使いの戦略が成功したと
いう側面も大きいのではないか。
ひるがえってイラクに目を向ければ、
ORHA(Office for Reconstruction and Humanitarian Assistance)
つまり復興人道支援室という名称が、逆にウソくささを増幅して、実体が
占領であるということを示してしまったため、名称のウソくささを多少は抑えた
CPA(Coalition Provisional Authority )
に編入されたわけです。
つまり終戦後の日本では、ソフトな名称にしといたほうがダマしやすかっ
たが、いまのイラクでは、ソフトな名称のほうがウソくさいということを
見抜かれるわけです。そんななかCPAを「暫定占領当局」と無理矢理言い
換えているのは、頭の悪い反米派ですと露呈しているようなものです。
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日本の場合 投稿者:野次馬 投稿日:12月16日(火)10時08分33秒
占領軍のことを進駐軍と言っていましたね。
これについては英語の原語があるのですかね?
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(無題) 投稿者:まっぺん 投稿日:12月16日(火)09時35分45秒
>まっぺんさん、金正日Tシャツ、早くつくって。
うっっ・・・(^^;;;)
まぁ、趣味者的には、何作ってもいいと思ってるんですけどねー。
ただ、ほら、「まっぺんは趣味者であると同時に主義者的でもある」
という「まっぺん像」が形成されちゃってるでしょー。
だから、そういうものを作ると、あたまの固い連中から
「オマエの思想的に、そういうモンをつくっていいと思ってるのかー!」
みたいな「オシカリ」が来るかもしれないんだよねー。
「まじめなまっぺん」と「いいかげんなまっぺん」の使い分けがねー・・・・・(#^^#)
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もうちょっと遊んでほしかったんだけど 投稿者:三歩 投稿日:12月16日(火)02時20分49秒
勝手に1人で怒っていることにします。
ではでは!
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どうでもいいです 投稿者:mkimpo 投稿日:12月16日(火)01時12分11秒
勝手に1人で怒ってろ、って感じなんですが。
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イラクに行ってサラームではなくピースと叫ぶのって、侵略じゃないか。 投稿者:三歩 投稿日:12月16日(火)01時07分54秒
と思ったりもする。
シャリーアを無視して、「イラクに民主主義を」と言っているブッシュといっしょじゃん。
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■嘘は見抜こう。 投稿者:三歩 投稿日:12月16日(火)01時01分27秒
>通信傍受法を盗聴法と呼ぶのといっしょじゃん。
通信傍受法を「通称」盗聴法と呼んでいるのはだれでも知っているが、
Coalition(連合) Provisional(臨時) Authority(権威)
の「通称」が「暫定占領当局」と認知されているとでも言うのか!
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何言ってんだか 投稿者:mkimpo 投稿日:12月16日(火)00時52分58秒
通信傍受法を盗聴法と呼ぶのといっしょじゃん。
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ピースとサラームは、なんか違う気がする 投稿者:三歩 投稿日:12月15日(月)23時51分14秒
>「フセイン拘束」でテロもなくなり、平和が訪れ、やがて「民主主義」が打ち立てられるんでしょうか?
アメリカ人が考える平和(ピース)が打ち立てられるとは思えないが、イ
ラク人にとっての平和(サラーム)は近づいたと思う。
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20031216k0000m040109000c.html
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不純な動機 投稿者:三歩 投稿日:12月15日(月)23時12分32秒
>わしは正直悔しいと思った。
フセインはけして善人ではなく、むしむ悪人なんだろうが、その反米の姿勢には
心を揺さぶられるところがある。
これで来年の夏はフセインTシャツがますます着づらい世の中になるのだろうか。
まっぺんさん、金正日Tシャツ、早くつくって。
鍋山さんにも共通しそうですが、mkimpoさん、本当に正直ですね。これは、
敵の敵はお友達、という感覚ですね。
一方、日米同盟が大事だからフセインをやっつけろ、というのは、
味方の敵は敵、という感覚です。
これらの感覚は、なにもポリティカルな場面だけでなく、身近な日常によ
く現れる人間の性というレベルの感覚なのでしょう。
しかしこういう感覚こそ、不純で、火に油を注ぐ危険なものに思えます。
我田引水の弊害を考えるべきでしょう。
たとえば、
>>CPA(Coalition Provisional Authority )を「暫定占領当局」と
訳すのはいかがなものか?
CPAがCoalition Provisional Authorityの略だと今まで知らなかったが、
私は問題ないと思います。
レジスタンスをテロリズムと言いくるめることに較べたら全然問題ない。
という感覚はその典型のいいぐさです。
ニュースステーションは今日から「連合軍暫定当局」となり、
NHKは、アメリカ指導の、と断りを入れた上で「暫定行政当局」です
が、
朝日新聞は一貫して「暫定占領当局」です。
レジスタンスをテロリズムと言いくるめるのは解釈の問題ですが、「占
領」という単語を使うのは捏造です。こういうところに鈍感になっている
ことが、結局のところ、そもそも「CPA」という言い方自体がアメリカ
の自称なのだから、善良そうな名称になっているのが自然であり「その名
称とは裏腹に」実体は占領軍による統治機構なのだ、という事実を隠蔽し
てしまうのです。
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SINKENさん スバヤイ! 投稿者:鍋山 投稿日:12月15日(月)22時35分50秒
三歩さん、KYさん
「フセイン拘束」でテロもなくなり、平和が訪れ、やがて「民主主義」が
打ち立てられるんでしょうか?
ニュースで興味深かったのは、一般米兵のインタビューでした。
米兵「これでわかっただろう!アメリカは、石油や利権のために戦ってい
るわけじゃないんだ!」
米兵のモチベーションは、一時上がるだろうが、イラク人民の抵抗の前
に、元通りになっちゃうんだろうね。
フセインは、然るべき法廷で、洗いざらいしゃべらせたい!
都合の悪いアメリカは、隠しちゃうんだろうな・・・
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re:MKIMPOさん。イラクの人の歓喜の映像を見てから一日たって考えたこと。 投稿者:SINKEN 投稿日:12月15日(月)21時40分20秒
私は、イラクの人たちが、歓喜する様子、拘束されたフセインのビデオに感
情を爆発させるイラクの記者にちょっと戸惑いました。そして一日たち、自
分の掲示板にまとめた感想。
>>>>>>>>>>>>>>>>
フセインの拘束で何が変るか。アメリカが換わらなければ何も変らない。
フセインの拘束が、発表された。
米英暫定行政当局、ブレア、ブッシュともに同じ事を繰り返している。
「イラクにとって素晴らしい出来事だ。もはや独裁者が、イラクに戻ること
はない。イラク国民周辺緒国の恐怖の源は取り除かれた。総てのものが銃を
おき、イラク国民のイラクを作るために心を1つにしよう。」
フセインが、確実に、アメリカに確保され、独裁者の地位に戻ることはない
と知った時、イラクの多くの人はその心を閉ざしていた暗雲が消え、青空を
垣間見たような気がして、開放感を抱いただろう。
秘密警察、治安機関が絶えず監視し、個人崇拝を叫ばなければ、いつ社会の
裏に隔離されるかもしれないシステムが本当に再建されることはないとい
う安堵感。
しかし、今のイラクは、米英占領の下、独裁のない、平和の暮らしや仕事があ
る復興が始まっているか。
一瞬垣間見た青空は、いまそこにある闇で、瞬く間にかき消されてしまって
いるのではないか。
フセイン体制では、自由がいかに制限されていようとも、都市や産業が動
き、サービスが機能しており、システムから排除されることに注意すれば、
仕事もあり、飢えもしのげた。
戦争で、システムが壊れ、職もなく、サービスも機能せず、相変わらず、戦闘
は続き、命の危険があるばかりか、米兵が暮らしをかき乱し、死者さえ出る。
アメリカの占領こそが、フセインに変る暗雲となっているのだ。
まさに、イラクを覆うフセインに代わるこの暗雲をイラクの人とともにど
う取り払うかが問題なのだ。
先ず、仕事と暮らしの糧とサービスを多くの人が手にするには、どのような
基本計画がなければならないのか。都市住民の基本ニーズは何か、農民の基
本ニーズは何か。イラクに、そのファンドはあるのか、なければそれをどう
支援するのか。
イラクの人たちが、できるだけ多く参加して、運営できる社会システムをで
きるだけ早くスターとさせねばならない。それがアメリカ独力で支援でき
るはずはない。
そればかりかアメリカは、イラクにアメリカの利権構造を作ること,中東の
エネルギーをコントロールできる軍事拠点を作ることを第一義に行動して
いるのである。
国際的連帯運動が、再び強まるとすれば、アメリカのこのエゴを徹底的に批
判するものになるだろう。
さてここで、フセインの政治は独裁であったが、イラク社会のシステムはそ
の下でどう動いていたか。この点を考える参考に
http://www.diplo.jp/articles02/0210-2.html
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なんとかイズム 投稿者:黒目 投稿日:12月15日(月)21時37分52秒
「これはなんとかイズムだからいい」とか「いくない」とかゆう括り方そ
のものに違和感を感じます。
「テロリズム」とひとくくりに言っても、その殲滅する対象が何者なのか
という事で、その位相は全く異なる筈であってさ〜。
敵兵士を殲滅する
敵の親玉を殲滅する
敵の「国民」を殲滅する
敵の協力者を殲滅する
敵だろうがなんだろうがそこにいる奴をなんしか殲滅する
などなどの違いによって、その「テロリズム」の位相はそれぞれに異なっ
て然るべきであろうと思いますが、それがひとまとめに評価するというの
はそもそもおかしいのではないか。
で、まさに「反テロ戦争」なるものを推進する奴らの論理が、この「なん
しかテロリズムという言葉でひとくくりにしていく」という戦略であっ
て、俺らがせなあかんのは、この文脈を如何に解体していくのか、とゆー
事でなければならないのでわないかとおもいまふ。
テロリズムと言えばロマンチシズムとゆうお約束もありますが、別にロマ
ンチシズムでやんのんってテロリズムだけとちゃうやん(w
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テロリズムに宿るロマンチシズム 投稿者:まっぺん 投稿日:12月15日(月)18時20分48秒
石川啄木の詩の中に強いロマンチシズムを感じますね。だけど、テロルと
いう手段が有効性がないことは歴史的に証明されちゃったというべきなん
じゃないかな?
セルビアの一青年が仕掛けた爆弾はオーストリア皇太子を殺しましたが、
それは革命の幕開けではなく、帝国主義戦争の引き金を引くものとなりま
した。90年経った現在では、社会変革の手段は、ますますテロ手段を無
効にしているものと思います。
なお、テロは未来への絶望の表現であるという主張、まったくその通りで
す。敗北が強制されている所ほどテロが横行する。それは「テロ」くらい
しか手段が残されていないからなんでしょう。でも、たとえばパレスチナ
においてもイスラエル軍への軍務拒否者や空軍兵士たちの爆撃拒否などの
ような動きもあり、絶望するべきじゃないと思います。
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■抵抗(レジスタンス)はテロとは違う。 投稿者:mkimpo 投稿日:12月15日(月)14時52分8秒
これはまっぺんさんの
>さまざまな抵抗の手段の中のひとつに「テロ」という手段がある
と矛盾しないように解釈することも可能だと思う。
ブッシュ=小泉によってテロと名指されてるもののすべてが必ずしも「テロ」と呼ばれる
べきものではないし、そのような一方的名指しを断固拒否すべき、という宣言と私は
理解しました。
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前段には賛成だけど、後段の例示にはちょっと疑問。 投稿者:mkimpo 投稿日:12月15日(月)14時43分41秒
「さまざまな抵抗の手段の中のひとつに「テロ」という手段がある」はそのとおりかもしれないけど、
「戦争という手段には反対だけど、他の手段によって自衛するのはいい」とも言い得るし、
「テロという手段には反対だけど、他の手段によって破壊するのはいい」とは セきました 投稿者 F、内閣は総辞職で退陣になる ヲチ3F棄キ~^ラ_#w%ョヒv<ニ;qhP