四トロ同窓会二次会 2002年11月28日〜30日
誰でも歓迎!何でも自由に投稿してください。投稿内容は過去ログに保存します。「赤色土竜新聞」その他に掲載する場合もありますのでご了承ください。
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猛獣文士さん 投稿者:しまだ 投稿日:11月30日(土)23時04分27秒
「人間は立場が違う場合には、同じ事件に対して同じ目で見ることはできないというのは、仕方のないことと思います。」
↑という猛獣さんのいわれてることも尤もですね。言われてみれば、早いはなし、「資本家」、「労働者」と立場が違えば同じ事件でも見る目がちがいますね。それに、個人差をプラスすれば、同じ目は二人といないかもしれません。でも、資産家と労働者では大きくちがっても、労働者どうしなら他国の人々とも大きなところで一致するように思います。
それから、自分以外の人の幸・不幸を「自分のことのように」と言いましたが、これはことばのたとえです。幸・不幸というのを、“人間”としての幸・不幸だと考えると、自分の幸・不幸も、自分以外の人間の幸・不幸も同じなわけです。私=Meとしか考えないので、“私”が“生き物”以上を出ないのではないでしょうか。私=“私という人間”、として考えれば、私の幸・不幸を人としての幸・不幸として考えられるようになり、自分と自分以外の人間とを差別するということもなくなっていくように思われます。
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参りました 投稿者:しまだ 投稿日:11月30日(土)21時24分31秒
菊さんには参ったな。完ペキにナビゲートされちゃったね。いや、大したもんだ。教育「先進県」についてそれほど知っているとは。
さて、この問題−−−小学校の子どもたちひとりひとりについて、学習によって「愛国心」をどれだけ高めることが出来たかを3段階で評価して通知表に記載という問題(詳しくは下記URL参照)についての「緊急シンポジウム」に出てみました。
100人ちょっとで満席かなという部屋に、一応、空席はないくらい集まりました。少し驚いたのは、在日の半島の人々が最初に告発したということです。それに、私のような“在日”の日本人が続いたということです。
一人でビラ配りしてる在日の人もいるとのこと。たしかに、在日の人にとっては、百パーセント耐え難いことです。教師に、どんな採点をしろと言うんでしょうね。日本人の子どもについてさえおかしなことなのに。
http://www.jcj.gr.jp/movement.html
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しまださんへ 投稿者:猛獣文士 投稿日:11月30日(土)19時38分06秒
>つまり、自分以外の人間の幸・不幸について自分のことのように考えることをあなたが拒否しているからです。
人間は立場が違う場合には、同じ事件に対して同じ目で見ることはできないというのは、仕方のないことと思います。たとえば、幼いころの実体験ですが、洪水で家が水浸しになったときに、なぜ、テレビやラジオの番組がいつもと同じように放送されているのか、理解できなかったことがあります。私にとっては天地が崩壊するようなショックな出来事が目の前で起きているのに、そのような普通の番組が放送されていることが不思議に思えたということです。他人の不幸を頭で自分の不幸のように考えることはできますが、同じ感覚を持つことはできないと思います。私が言ったのはその限りでの話であり、拉致被害の重さについて判断したわけではありません。
しかし、私のほうの書き方に問題があったことも認めたほうがよいようです。蓮池兄さんの「暴言」と金曜日の取材が被害者を「傷つけた」ということの衝突について、自分の判断を示すことが難しかったので、日本政府の対応のほうに話を振って問題をそらそうとしたということが、私の主張をわかりにくくしたのではないかと思います。日本政府の外交交渉については、まだ結論を出すには早すぎるということのようです。
週刊金曜日の取材について、はっきりと自分なりの判断を示すか、完全に沈黙するかのどちらかを選ぶべきでした。
そこで、経過を省いて、週刊金曜日について私の意見を書いておきます。私が最初にあの記事の存在を知ったときに感じたことは、その無名の週刊誌のその号はよく売れるだろうなということで、まったく、お恥ずかしい感覚です。その号を入手して読んでみましたが、内容自体に問題があるとは感じませんでした。そのような水準の報道は、もっと積極的に行ってもらいたいという感想があります。それについて、拉致被害者の家族が非難したということで問題になってるのですが、結論だけいって、私は、その蓮池透さんの批判は説得力に欠けると思います。
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いろいろ 投稿者:菊 投稿日:11月30日(土)14時24分44秒
まっぺんさん、
確かに、「売り言葉に買い言葉」は間違いだったと思っています。ただ繰り返しませんが、あの発言をテレビや新聞で見た時の不快感・嫌悪感は今でも変わりません。「弱者」云々は充分に考え抜いたことでないので、これ以上はここでは書きません。すみません。
「来年イラクの後は北朝鮮攻撃だ」とか、信じられないような発言をする連中がいる中で、北の体制やこれからの北東アジアの目指すべき方向を考える上で、韓国の論者の意見はとても重要だと思います。
4/19革命以来40年、パクチョンヒ打倒以来30年あまり、営々とした民主化闘争の結果、社会に蓄積された「民主主義や柔軟性、抑制力」は、極めて大きいものがあるような気がしています。
今度の大統領選挙でも、民主化闘争の闘士と少数派最高裁裁判官が一騎打ちをするわけですから、様々な問題があるにせよ、ルペンと同じ極右ファシスト石原慎太郎がもてはやされるような日本とは、座標軸が大きく異なっているように思います。
そこで、↓のような意見が北東アジアの今後を考える上では参考になるように思います。この意見からすれば、北は「資本主義化」するのですが、それは今の局面では自然な流れだろうという気がします。アメリカや日本の軍事力による打倒ではなく、どうソフトランディングさせていくかが、問題なのだろうと考えます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−【引用】
最後に報告した張達重教授は、南北首脳会談以降の状況を、「全面的対決関係」から 「制限的対決」と「制限的相互依存」関係への発展と特徴づける。今後、南北が「全面的
相互依存を通じた平和的関係」へと向かうことができるか。ドイツモデルが「冷戦に勝利 するという形での吸収統一」だったのに対して、韓半島〔朝鮮半島〕でこれから起こる事態
は、「冷戦を克服する過程での統一」であるとする。そのためには、(1) 中国をはじめとす る民主主義の波が北朝鮮に及ぼす影響、(2)
国家間の変化(ハードステートからソフトス テートへ)、(3) 地域システムの変化、(4) 各国の市民社会間の連帯、が大切であるとす
る。そして、難民や麻薬、テロ、環境問題などに、北東アジアの国々が共同で対処する。 そのなかで、この地域に多元的共同安全保障体制を立ち上げていく。張教授は、南北が
「多元的な安全保障共同体を経て、ゆるやかな国家連合へ向かう」と予測しつつ、市民社 会間の連帯の必要性を強調する。シンポジウム全体を通じて、北東アジアにも全欧安保
協力機構(OSCE)のような地域的な集団安全保障の枠組を作っていくことの意義が浮き 彫りになったように思う。(以下略)
http://www.asaho.com/jpn/index.html
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福岡ですね。 投稿者:菊 投稿日:11月30日(土)12時32分56秒
福岡は「先進」県だから、全国の「先取り」とみるのが妥当かと思いますが。
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ちょっと出かけてきます 投稿者:しまだ 投稿日:11月30日(土)12時25分15秒
オドロイタね。今、(全国的じゃないだろうけど)小学校の通知表では「愛国心の自覚」を持てるようになっているかどうかの「評価」がされるようになっているんだって!
それを問題視した会合があるというので出かけてきます。
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ひとこと 投稿者:しまだ 投稿日:11月30日(土)12時11分38秒
「労働者国家無条件擁護」というのは、「金正日支配の無条件擁護」とは違う。
マルクスが社会発展を所有制の発展として捉えていた(「共産党宣言」の後ろの章)ことに同意し、それに準じて、北朝鮮の「公有制国家」としての国家をそれを破壊する者から無条件に守るというものだろう。
たとえばアメリカのブッシュが、北朝鮮を資本主義国家にしようとする時、これに無条件に反対することを意味する。
ということは、「自壊」を招く金正日支配を粉砕する(政治革命)ことも「無条件擁護」なのである。
「擁護」とは、外的なものに対しての態度をいうのであって、外的なものと無関係に、それ自体を「愛する」とかいう意味じゃない。取り違えないで欲しい。
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中味の議論になってきて良かった 投稿者:一同窓生 投稿日:11月30日(土)11時51分15秒
事の良し悪しは意見を出し合って、どちらが正しかったかはリアル社会の行動によって決着をつける。これが正しいのでしょう。
電脳社会中心の人は、電脳議論だけで結論を出そうとするから、相手主張のなかに矛盾を見出して攻めようとする。ダブスタ論はその典型でしょう。古いネットワーカーはこれで大いに議論を楽しんだものでした。
パソコン通信からインターネットへの移行に伴って、電脳世界が一部趣味人だけのものではなくなり、そうした議論だけの議論は古くなったと思いますね。やはり中味ですよ。リアル社会の行動の一部として電脳空間を使うという、ごく当たり前の使い方が私は好きです。
きょう桝添要一は、来年1月でイラクは決着する、3月にはブッシュは北朝鮮への攻撃に方向を変えるだろう、という主旨の物騒な発言をしていました。拉致問題の解決はピョンヤン爆撃しかない、とも受け取れるこの発言、これに安易に賛成するムードだけはブチ壊したいですね。
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猛獣文士さん 投稿者:しまだ 投稿日:11月30日(土)11時20分45秒
「私がこの交渉で日本外交に期待していることは、朝鮮半島をめぐり長期にわたって継続している異常な緊張状態に終止符を打つことについて独自に貢献することです。」
ということのようだけど、拉致が明白な曽我ひとみさんの母親のことを北朝鮮が「知らん」などというのは、「異常な緊張状態」ではないと思ってるみたいですね。
一人一人の人間のことを考えなくても、多くの人間のことを考えられると思ってるみたいですよ。
それはあなたが、「(拉致問題の解決を)当事者と同じ目で見ることは実際問題としてできません。」という考えだからです。つまり、自分以外の人間の幸・不幸について自分のことのように考えることをあなたが拒否しているからです。もし、これが当たっているとしたら、このことにまさる重大問題はありませんよ。
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弱者ではないか? 投稿者:まっぺん 投稿日:11月30日(土)11時03分24秒
ぼくは菊さんが拉致家族に対して「そちらこそ何様のつもりか」と言い返した事を残念に思います。そのあとの、拉致家族を「弱者ではない」という理解のしかたにも違和感を持ちます。久我山さんを支持します。
ここでは何度も言ってきましたが、「被害者・被差別者のことばはかならずしも正しいとは言えないが、いちばん尊重しなければならない」というべきだとぼくは思っています。富永さんが「週刊金曜日」非難の「本意」を分析してみせましたが、このような分析と注意深い対応が大事なんじゃないかと思います。直対応的に反発して「そっちこそ何様のつもりだ!」ではただ喧嘩になってしまい、拉致被害者救援の運動にとってはマイナスじゃないでしょうか?
むかし、我々が活動していたころ、こんな事がありました。部落解放同盟に対して共産党が敵対してきた時、解同中央は共産党を「差別者集団日共宮本一派」と規定したことがあった。これに対して、インターはたしか、「日本共産党差別者集団」と規定したが、「日共」とか「宮本一派」という規定には反対したと思います。解同だからといって、その主張をすべて「正しい」と受け入れる必要はないわけです。しかし、たとえば「相手を宮本一派などと言うなら、そっちこそ朝田一派じゃないか!」というような事を言うべきじゃないでしょう?
※ぼく自身も「逆ラチ」という言葉を撤回します。
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宮台・神保のジャーナリズム論 投稿者:しまだ 投稿日:11月30日(土)10時47分41秒
二人は、「情報内容が事実であれば、ソースに歪みがあっても問題はない」という意味のことをいっているが、果たしてそうか。
問題になっていることは、具体的な実際にあったことについてだ。北朝鮮当局は、曽我さんの夫や娘などが自分たちの意図する通りに週間金曜日のインタビューに応じるという見込みがあって、それを許可しているわけである。このことの確かさは、いうまでもないだろう。それは横田めぐみさんの娘、ヘギョンちゃんのインタビューの場合にも言えることだ。つまり、たとえ自由なインタビューであっても、それに対する応答が本人の本心から出ているものではないのであれば、それはヤラセでしかないだろうということだ。当局の意図と本人の本心が同じであったとしても、それはたまたま一致していたと考えてよい。
トークの二人は、当たり前だが、たしか「ヤラセ」はダメだと言っていた。朝日新聞が一面に、自分が傷つけたサンゴの写真を示し、「誰だ、傷つけたのは!」なんてやったことがある。これは、まさしくニュース・ソースに「歪み」のある例だ。たとえ、サンゴが傷つけられているというのが「事実」であるとしても、そのソースが歪められているということで「ヤラセ」になっているのである。
ただし、武装テログループに誘拐された者のビデオ報道などとは違う。たとえ、言いなりの状況下に置かれていても、それこそ、「元気でいる」ことが分かるだけでも価値がある。又、ソースの「歪み」も問題にならない。
宮台・神保トークは、ソースの歪みは視聴者は「分かった上」だというが、視聴者が武装グループに拉致された者を観る目でインタビューの相手を見るというのは、二人のジャーナリスト・エゴむき出しの強弁だと思う。
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わたしへの批判ならば、 投稿者:臨夏 投稿日:11月30日(土)10時31分56秒
>>金正日体制は、金正日がつくったもんじゃない
>んなこと言ったら、日本帝国主義だって、ABCD包囲網によって形成されたもんである
>事になりましょう。それが日本帝国主義を欠片たりとも免罪する理由になりえますか?
わたしは、キムジョンイル「個人」を擁護したのであって、
キムジョンイル体制は、否定しています、念のため。
その日帝のたとえはようわかりません。
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発言の転載許可について 投稿者:まっぺん 投稿日:11月30日(土)10時22分14秒
えっと、タイトルの下にも書いてあるように、ここに投稿したものについては、過去ログに残し、他のところに掲載する場合もあります。つまり、「著作権」は各投稿者に認められると思いますが、それを理由にここでの投稿を「掲載禁止」にはしないでください。それは困る、という方はここには投稿できません。また、ここに掲載されたものの他の場所への転載については全く何の制限もしません。すでに投稿・発信されているものを他のところに転載禁止する理由は「ブルジョア的な営利目的」しかないと思いますから、無制限に転載を許可します。ただし、自分の発言ではなく、他からの引用については引用者の自己責任においておこなってください。「我が党」は責任を負いません。
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補足 投稿者:菊 投稿日:11月30日(土)07時52分36秒
平和ボケさんの感覚、これは旧第4インター系の共通感覚ではないと思います。
私の場合、現役時代は「自己否定」に対する反発が強かった。その立場から、南の軍事独裁打倒・民主化闘争支援運動をやった。その後、市民運動として指紋押捺問題に関わって、自己否定を強要するのではない在日や韓国人とつきあってから、帝国主義本国人民としての自らの存在を「自己否定」的に強く意識するようになった。
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うむむ、混乱! 投稿者:菊 投稿日:11月30日(土)07時49分44秒
黒目さん、それはそうですね。
元に戻りますが、私がいったのは「国家対国家」の問題になっているのに、「一雑誌の分際で口を出すのはけしからん」ということへの批判です。
久我山さんの「ダブルススタンダード」という話は下の引用とは違いますね。拉致事件を引き起こした国家に対する問題。私は、↓の平和ボケさんの意見に近い感覚から出発します。今でもその感覚は変わりません。
例えば、旧ソ連の粛清等の国家犯罪を糾弾するのと北の国家犯罪を糾弾する場合に、個人的にはどうしてもトーンに違いが出てくるような気がします。それは久我山さんがいわれる「労働者国家無条件擁護の亡霊」ではなく、日本と朝鮮半島との歴史的関係、そして在日の問題が絡んでいるからだと思います。
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?>菊さん 投稿者:黒目 投稿日:11月30日(土)07時18分51秒
>でも、強制連行被害者は国と国で取り決めた条約(日韓条約や日中条約)で、
>個人補償が切り捨てられていることに対して異議を 申し立てて国家対個人で
>やろうとしているので、同様の状況は成立しないと思います。
強制連行被害者が自国の政府を動かして国家対国家の話し合いに持ち込ま
せようとしても、それはそれでなんら非難されるべき話ではないように思いますが?
少なくとも俺はそれを「国家を介在させた」という理由を以て非難するような内実は持ちません。
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「自己否定」 投稿者:平和ボケ 投稿日:11月30日(土)07時13分16秒
しまださん
「自虐志向」はやだな。「自己否定でしょ」と言ってくれれば、「そうなんです、少し残っているんです。」と返せるんですが。
しまださんや、全共闘世代と感覚が違うなと思うことがこの点です。厳密には、「70年入管闘争(7.7華青闘発言事件)」を経験した世代には「自己否定」が残っていると思います。
過去ログで、「中核は自己否定で、インターは違った」というような事が書いてありましたが、それは違うと思います。「70年入管闘争」を担った全ての党派、ノンセクト、知識人が「自己否定」になったと思います。インターの人でも、「朴独裁打倒」を言っていいものか、戸惑った傾向があったんですから。中核は「血済」で混乱する組織に、官僚的に思考停止をさせてしまった。しかし、実は二枚舌で、当該(在日、被爆者、沖縄、被差別部落民)を政治利用していくのですが。
そこから、どう思考を発展していくかは違いましたが。
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それと、 投稿者:菊 投稿日:11月30日(土)07時08分05秒
私は主観的には「労働者国家無条件擁護」的観点から、発言しているわけではないと思っています。それは、ここでも以前書いたとおりです。昨日少し引用したジイド的感覚はとてもなじみますが、それと「無条件擁護」とは相容れないように思います。
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久我山さん 投稿者:菊 投稿日:11月30日(土)06時28分02秒
「ダブルスタンダード」については、きのう、書いたつもりですが。答えになっていませんでしょうか?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−【引用】
>部外者さん
仮に強制連行被害者が、いくら「怒り」のあまりとはいえ、全く同じ状況で同じ発言をしたら、私は強く批判します。
でも、強制連行被害者は国と国で取り決めた条約(日韓条約や日中条約)で、個人補償が切り捨てられていることに対して異議を 申し立てて国家対個人でやろうとしているので、同様の状況は成立しないと思います。
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>金正日体制は、金正日がつくったもんじゃない...んなこと言ったら、日本帝国主義だって、ABCD包囲網によって形成されたもんである事になりましょう。それが日本帝国主義を欠片たりとも免罪する理由になりえますか? 投稿者:AIT久我山支部(準)
投稿日:11月30日(土)03時32分35秒
しごくごもっとも。
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臨夏さん:9人と10人問題 投稿者:AIT久我山支部(準) 投稿日:11月30日(土)03時24分26秒
「おまえが政治家ならどうする?単純な理想論じゃ無責任だぞ」
と言われて悩んだあげくに、「責任ある与党」政治家として立候補し、当選した際には、見解が変わるかもしれません。しかし、そもそもこういう枠組み自体を否定している立場(政治家ではない)であり、かつ、理想論を否定したいとも全く思わないので、冒頭のような「想定」自体がナンセンスです。
それに、何も日朝交渉ではなく、自分の仕事や生活の場面で「10人か9人か」的選択は、結構強いられています(命がかかっているかどうかはともかく)。その際には、程度の差はあれ、全力で「19人を救う」方向で努力していますし、これからもそうするでしょう。最初から「9人より10人」というフレーム自体をつくらない、そのように考えない。これは生き方の問題であると思います。無論、成功しているかどうは別問題ですけど。
これ以上この件でお答えするのは、難しいかも、ですね。但し、日朝交渉の具体策云々については、またの機会に。
私の発言を転載するのは、まっぺんさんのご了解があり、出所が明らかであり、正確に転載・引用されていれば、別に構わないです。
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菊さん 投稿者:AIT久我山支部(準) 投稿日:11月30日(土)03時12分54秒
>>また拉致被害者は今、弱者ですか。違うと思います。
ある日突然、何の理由もなく拉致監禁され、暴行脅迫され、10数年もマインドコントロールされ続けたあげくにようやっと帰国した人のどこが弱者じゃないんでしょう?「拉致議連」と関わる彼らの「政治的立場」ゆえですか?まさか。
>>記事の内容と誌面の構成ですね。そこにこそ、ジャーナリストとしての力量が
>>問われるのだろうと思います。そして、その点では、金曜日の特集に対する意
>>見は様々に存在すると思います。
私見ですが、これは紙面を作る力量などではなく「義務」と思量します。その義務を怠ったジャーナリズムは、当然指弾されて然るべきである(「まして」人権を標榜するジャーナリズムであればなおのこと)。後段(「そして」以下)は無責任な評論家然としていて、何を言っているか理解不能です。
ところで、ダブルスタンダードではないか、との指摘にお答えがないようなんですが、これは如何でしょう?
「金曜日」の今回の件の評価は、永遠に一致しないかもしれないようなので、敢えて言えば、もしこのダブルスタンダードがあるのだ、とすれば、その行動様式を強く規定するのは、やはり「労働者国家無条件擁護論」の亡霊なのではないか、と思うのですが、如何でしょう?「帝国主義国家」の拉致ならどうだったのか。北部朝鮮と「全く同程度の」非「社会主義」国による軍事独裁ならどうなのか。
僕は、事実を知る中で、元「労働者国家無条件擁護」の立場を真摯に総括し、「人間として」今回の件を捕らえているまっぺんさんの率直な発言に、頷くところが多いのですけれども。
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入院 投稿者:とみたちゃん 投稿日:11月30日(土)02時48分40秒
>なぜこの件に関してはそういう読解をしてみせないのか?
いや、けっこう出てますよ。テレビで。
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引用2つばかり 投稿者:葉寺覚明 投稿日:11月30日(土)02時47分31秒
11/29付「『週刊金曜日』メールニュース」より一部引用。
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<<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >> 2002.11.29
___________________________________________________________『週刊
金曜日』
<http://www.kinyobi.co.jp/>
--
【1】今週号のことばから
あんたらマスコミ。よくもこんなこと書けるね(阿部武彦・石井紘毅後
援会長)
拉致被害に対するのと同じくらいの怒りをもって、在日の子どもたちの
被害を考えてほしい(姜誠・ルポライター)
米国では1990年代初め、証券化によって不良債権問題を解消したと信じ
られていますが、実際はほとんどが競売やバルクでした(米国野村證券
社員)
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【2】編集長 幹治の部屋
バッシングには参りました
11月15日号に掲載した曽我ひとみさんの家族のインタビューをめぐり、『週刊金曜
日』は、多くのメディアから袋叩きにあいました。バッシングというやつです。テレ
ビのニュース番組とワイドショー、新聞、雑誌などで、悪意に満ちた報道がなされま
した。全部を見たり読んだりしたわけではありませんが、誤った事実に基づいた非難
が少なくなかったので参っています。
例をひとつ挙げましょう。15日号が発売される前日、本誌記者が曽我ひとみさんの
自宅を訪れて雑誌をお渡しした日の夜の「ニュースステーション」(テレビ朝日系列)
です。この番組・・・
(つづきはホームページでどうぞ)
[編集長 幹治の部屋]はこちら↓
http://www.kinyobi.co.jp/KTools/hensyu_pt?v=vol438
[編集部の裏窓]はこちら↓
http://www.kinyobi.co.jp/uramado
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2ちゃんとかウヨ系のサイトとか見れば、普段から揶揄されているのはすぐに分かるんだし、
それくらいのこと、なんで想定できないんだ…と思いました。
あのとき、同誌を曽我さんに*直接*手渡す、みたいなこととかしなければ、
あらかじめきちんとポリシーとか書いておけば、ああはならなかったと思われ。
あと。別件ですが、「左翼の攻撃」といえば、これを忘れちゃーなりません。
「拉致疑惑」問題にかかわることが、まるで非人道的であるかのような口ぶりです。
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「拉致疑惑」問題は、今や日本では完全に特定の政治勢力に利用されている。
先日、横田めぐみさんの両親が外務省に行って、
まず、この事件の解決が先決で、それまでは食糧支援をすべきでないと申し入れた。
これには私は怒りを覚えた。自分の子どものことが気になるなら、
食糧が不足している北朝鮮の子どもたちの苦境に心を痛め、援助を送るのが当然だ。
それが人道的ということなのだ。
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http://www.geocities.co.jp/NeverLand-Mirai/6931/kuso_sakamoto2.html
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突然ですが 投稿者:富永さとる 投稿日:11月30日(土)02時29分00秒
富永です。
曽我さんに対する情報操作という視点からちょっと考えてみました。
週刊金曜日の記事が、曽我ひとみさん本人にとって持っていたニュースバリューは、北朝鮮側の意図がかぶさっていたとしても、何よりも、家族が皆無事で生きているということ、そのことにあったのではないか、という気がしてきています。
というのは、昨日、夫のジェンキンズさんが「持病の悪化で入院」と伝えられたからです。
本人の気持ちを動揺させると言えば、この報道のほうがはるかに本人の気持ちを動揺させるものだったはず。なぜ批判が起こらないか、筋が通らない話です。
このことが、北朝鮮政府の政治的メッセージだった場合にそれが持つ深刻性もなぜ議論されないのか。
「帰ってこないなら、夫は『病死』だよ」
というメッセージである可能性があるではないですか!
あれだけ、金曜日の記事は北朝鮮の政治目的だ、と言っていた向きが、なぜこの件に関してはそういう読解をしてみせないのか?
答えは簡単。曽我さんをいったん北朝鮮に返してもいいんじゃないか、という世論が出てくるのが嫌だから。週刊金曜日の記事を倫理的に許されないとか言ってすごみながら批判するのも(批判した方全員ではありません)、今回の件をそういう具合に分析することを避けているのも、曽我さんを北朝鮮に返すのが本人のためじゃないか、という世論を防ぐという点で一貫している。
曽我さん本人のコメントとして発表された「予想の範囲内」というのも変。政治家じゃないんだから、こんなコメントするわけないでしょう。本当は「心配だ」と言ったに決まっている。それを周辺が政治的な意図で情報操作しているのは明白。
方針の失敗を見越して、官邸からは、「今度の強硬路線は阿倍がやったこと。福田は反対た。」という予防線がもう張られ始めている。
拉致被害者を人質にとって、情報管理、情報操作して、自分たちの政治的意図を実現しようとしている「救う会」や「拉致議連」の連中は、本当に汚い。おまえらも、家族を分断してる「拉致犯」だ。
というようなことを考えたりしたのでした。
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富永さとる
satoru@tokyo.email.ne.jp
個人情報保護法案に反対する市民ネットワーク
http://wsf.miri.ne.jp/cntlinfo/
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ブサヨク問題 投稿者:黒目 投稿日:11月30日(土)02時00分01秒
ここに典型的な「セット思考」の標本みたいなのが出てきているわけで、まあ、ブサヨクというのは本当にいるんだなあと改めて感嘆するわけです。
>確かに金正日体制を独裁体制と声高に非難している人達の中に過去日本が朝鮮戦争時に
>は朝鮮特需ベトナム戦争時にはベトナム特需とか言ってぼろもうけした事を覚えてる
>人っていないですよね。
そういう人は「いない」のか?じゅんちゃん氏はこれをどこでどのような方法によって確認したのか?これは「金正日体制を独裁体制と声高に非難している人達」は「日本が朝鮮戦争時には朝鮮特需ベトナム戦争時にはベトナム特需とか言ってぼろもうけした事を覚えていない」ような人たちである筈だとゆー妄想に過ぎず、何の反論でもなくて誹謗中傷の類にすぎない。
また、左翼に責任は明確にあるのであり、それは今日に至るまで金王朝の実態を正しく認識する事ができなかった事への責任であると考えます。
んで、このような「セット思考」の実態を見てしまうわけですが、やはり問題はこのような、単純に右だの左だので分別しえない所の立場であるかのような立場、(まあ、俺自身にとっては明快に左であるわけですが)、ここで問題になるのはその立場性の論理的整合性のみであると思うのですが・・・・・>>TAMO2さん
あと、
>金正日体制は、金正日がつくったもんじゃない
んなこと言ったら、日本帝国主義だって、ABCD包囲網によって形成されたもんである事になりましょう。それが日本帝国主義を欠片たりとも免罪する理由になりえますか?
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もろもろのこと 投稿者:kt生 投稿日:11月30日(土)00時06分51秒
kt生です。ひさしぶりに投稿します。最初にいずみさんの投稿に対して失礼なことを前回申しましたが、なにせインターネットを始めたのはこの二ヶ月くらいのものでして、電脳左翼のことはまるっきりわかりませんのでご容赦願います。いろいろ過去ログとか2ちゃんねるをみまして反省しております。
えと本題です。ブサヨクというインターネット用語は「ブキヨウナサヨク」か「ブサイクナサヨク」のどちらかの意味であると思いますが、私は労働運動界隈に17〜8年いましたので多分「ブサヨク」なんでしょうね。私としては今の拉致被害者の「青いリボン運動」には「青いリボンをつけないのは非国民」というにおいを感じています。私が「青いリボン」をつけるとしたら条件をつけます。それは「在日帰国者の自由往来の要求」を含めるということです。
その理由は、(三浦朱門もあのマスゾエもいっていることを逆手にとって)在日といわれている人達は大日本帝国では日本人なんだから日本国籍を一方的に剥奪したことは不当であるということです。しかもウヨクの論理でいえば強制連行された人達はほとんど半島に帰ったというではないですか。そうなるとだまされて帰国(故郷はほとんど南なんだから帰国というのも疑問)した人達は経済的基盤も血族的基盤も日本にある人達がほとんどで、SAPIOにも書いてありましたが「日本人同士で結婚したはずなのにある日突然相手が日本人ではなくなった」ということです。
(SAPIO12/11号41p)
菊さんと富永さんの討論は勉強になりました。それと2ちゃんねるを初めて読んですごくむかつきましたので長くなりましたが投稿します。(ウヨクの論拠を使いながら発言しているのはそのせいです)
>金正日体制は、金正日がつくったもんじゃない
ということ(誰がいったかわかりませんが)にはいいたいことはありますが、あとで・・
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結果を出すことが外交でしょう 投稿者:猛獣文士 投稿日:11月29日(金)22時40分59秒
両国の平和的な関係にはさまざまな障害があり、それらの問題についてプライオリティーをつけたり、どうしても退けない線を引いたりするのはそれぞれの外交当事者の原則であり、駆け引きだと思います。特に強調しますが、交渉で結果を出すためには妥協も必要であることは言を待たないと思います。
本来、私がこの交渉で日本外交に期待していることは、朝鮮半島をめぐり長期にわたって継続している異常な緊張状態に終止符を打つことについて独自に貢献することです。私は、その意味で結果を出してもらいたいと期待しています。もし、そのような目的を日本政府が放棄しているのならば、私の注目度は低くなります。少なくとも、拉致の直接の被害者やその家族と同程度にその交渉に注目することはありません。もちろん、拉致被害者の苦難を軽視したり、無視しているわけではありません。
しかし、理不尽な理由で苦難を味わっている人はあちらこちらにいます。そのすべてに対して、当事者と同じ目で見ることは実際問題としてできません。
ところで、拉致被害者の救済や真相究明についてどのようにすれば最善の結果が得られるかについては、単純に突っ張ればいいのかどうか、ちょっと疑問を感じていることを付記しますが、もちろんこの感想で何か意味のある提案をできるわけではありません。
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宮台・神保のトークに疑問 投稿者:しまだ 投稿日:11月29日(金)22時38分14秒
二人の11/15の「ビデオニュース」を観たけど、「週間金曜日」問題についての二人のトークを聞いてたら、「ジャーナリズム論」が語られているなと思った。
報道内容のゆがみは許されないが、その「ソースのゆがみ」は許容されるというようなことが言われている。しかし、コレはおかしいと思ったね。
今時間がないので、理由は後で言わしてもらいます。
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障害を除くことこそ外交でしょう 投稿者:しまだ 投稿日:11月29日(金)21時50分51秒
猛獣文士さんへ
私の読み落としがありましたかね。たしかに、あなたは「条件」とはいってないですね。
ところで、私は条件のように扱われる問題ほど両国の平和的関係にとっては重要だと思います。なぜなら国交のために、お互いにつけた条件を解決出来れば、国交が成って両国にとってのメリットが九分どおり満たされたも同然だからです。
だから、要は障害 ニR>
あるいは解放紙や共産主義者の掲載された諸論文で、そうした「差別主義」的な運動が提起されたということでしょうか 驍ニこ