四トロ同窓会二次会 2002年10月21日〜25日
誰でも歓迎!何でも自由に投稿してください。投稿内容は過去ログに保存します。「赤色土竜新聞」その他に掲載する場合もありますのでご了承ください。
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そうそう、もう一点>>金正日体制打倒に関して 投稿者:黒目 投稿日:10月25日(金)20時52分35秒
「日本人がそんな事いう立場にあるのか」という形で問い返されるというのが常であった、という。まあ、侵略支配しておいて、その後の体制がいかんとか文句つける筋合いはないというのはありましたが、それは韓国軍事独裁政権打倒も同じなんよね。
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ちょっとずれる話になりますが 投稿者:黒目 投稿日:10月25日(金)19時33分30秒
「金正日体制打倒」と立てた場合、それは具体的にどのような過程を経てなされるのか、どのような主張をするべきか。
例えば「全斗煥を倒せ」と言っていた時は、韓国には連帯するべき民衆の闘いが存在した。北朝鮮の場合はどうであるのか?
その国の民衆の闘いというものが存在できないレベルの圧政であり、かつ、民衆的なレベルでの回路を開くことも不可能である状況である。
また、実際に事態を展開させているのは周辺諸国の軍事的圧力なり、経済的圧力なりであるが、これへの評価をどう考えるのか。
また、ポルポト政権はベトナムという「よりましな社会主義国家」の侵攻により打倒され、その事への評価も割れたわけですが、あれがもしベトナムではなく、アメリカが倒していたら、あるいはタイが侵攻して倒していたら、どのように評価されたか。
俺らは「日米韓合同軍事演習反対」と言ってきた訳ですが、それはまさに北朝鮮への軍事的圧力そのものであるわけです。
まあ、このへんが左翼が「金正日体制打倒」というのを具体的方針として運動する事を避けさせてきた桎梏であると思うのですが、みなさま、どうお考えでしょう?
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Re:一般人のおはなし 投稿者:まっぺん 投稿日:10月25日(金)18時45分01秒
はたして「国家の責任」を「国民」にも等しく追及できるんだろうか? それは国家の体制によってもちがうんじゃないでしょうか? 日本に関していえば、戦前の国家的犯罪について国民に責任がないとはいえない。しかし、当時は強権的支配の中にあって民主主義は著しく制限され、情報も表現の自由もない弾圧下に国民はさらされていた。しかも、国家主義教育によって、この国家が正しいと教え込まれてきたわけです。だから自覚的にこの国家に異論を持ち転覆をはかるような自覚的な人はともかく、一般人に対してどこまで責任を追及できるかは疑問です。
だから、戦前の日本の犯罪事実に対する責任追及とは「国家への追及」「国家指導者の責任の明示」とともに、戦前の日本人にかわって戦後の(言論の自由をもっている)われわれに対する(政府と国民)追及であり、我々がつぐなっていくことなのだ、という風に考えています。「つぐない」とは経済的補償ばかりではなく、「教育」や言論活動によって戦前の犯罪を自覚する作業も含まれるという事ですが。
これを北朝鮮にあてはめるなら、終戦後、金日成により、全反対派を粛清しつくした上で築き上げられ、朝鮮「民主主義」「人民」「共和国」という、国号にさえ三つもウソを並べた独裁的国家が作られ、今日まで50年以上も続いてきたわけで、そこに暮らす人民にどれだけ「責任」を追及できるのでしょうか? 情報操作はもちろんやられているわけで、拉致問題の事実が民間でどれだけ知られているかさえも疑問です。
また、もうひとつの見方として、北朝鮮国民は「加害者」側に(どれだけ自覚しているかは疑問ですが)いると同時に、「加害者にさせられている」ともいえるわけで、見方を変えるなら「拉致被害者」はたった13人ではなく2200万人もいる、というべきなんじゃないでしょうか? 戦前の日本軍が敵に対しても残酷だっただけでなく味方の将兵を虫けらのように使い捨て、置き去りにし、自殺を強要し、大量に餓死させたように、北朝鮮国民もまた金正日独裁体制の犠牲者(人質)でもある、その面をもっと強調してもいいんじゃないかと思う。
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しかし、 投稿者:赤い山女魚@静共闘 投稿日:10月25日(金)18時28分28秒
自民党やマスコミがどれほど社民党よりましなのか?との疑問も出てくる。
今回の件は、自民党などが「北がやった」と主張して、社会党・社民党が「やっていない」と言っていて、北朝鮮が「実はやってました」といって、社民党が「そら見ろ!やってたじゃないか!」と批判されたわけです。
北を米軍、拉致をアフガン無差別爆撃、自民党を社民・共産・左翼・反戦勢力、社民党を自民党・マスコミ・日本政府、と置き換えたら、そのまま文章が成り立ちます。
アフガン攻撃それ自体が不当だと私は考えていますが、1000000歩譲って、「それはやむを得ない」としても、「限定爆撃」はブッシュ自身が約束した事でもあるし、どんな理由の戦争でも無差別爆撃は国際法違反だし、日本の米国支持・支援も当然「限定爆撃」を前提においています。
しかし、02年10月7日「朝日新聞」のアフガン攻撃一周年記事のクラム村やチョカルカレーズ村への爆撃状況を読めばわかるように、「民間人かタリバンか区別がつかない場合はタリバンであると仮定して攻撃する」ということがなされていました。ベトナム戦争中のソンミ村虐殺の頃と同じ発想で、文字通り無差別爆撃です。
米国は「無差別爆撃」と認めてはいないので、上の、「そのまま文章が成り立つ」というのは正確ではないけど、自認がなければ事実が確定しないなら、「麻原がサリン散布を指示した」こともまだ事実として確定してはいないことになります。
この事を、与党の自民・保守・公明、自衛隊派兵に賛成した民主党、「限定爆撃、やむなし」と社説で主張した朝日新聞を含むマスコミは、どう考えているのだろうか?
ちなみに朝日は今日の社説で、チェチェン武装勢力の立て篭もりについて「理由はともあれ、何の罪もない多数の市民を恐怖に陥れた行為は許されない」と断じている。そうであるなら、「「テロ撲滅という理由であれ、何の罪もない多数の市民を恐怖に陥れた米軍の行為は許されない」はずだが。
http://8549.teacup.com/akaiyamame/bbs
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まとまりがないですが 投稿者:赤い山女魚@静共闘 投稿日:10月25日(金)18時09分49秒
今回の件に関して社民党と共産党の両者が批判されてるのは、どうもよく理解できませんでした。レバノン人が拉致されて、当時国交のないレバノン政府に代わってPFLPが交渉して北朝鮮から解放するということがありました(社会党もパイプをそう言うことに使えば良かったのに)。たしか共産党はこれを取り上げて、日本にも対応を迫ったと記憶しています。朝鮮労働党と日本共産党の決別がこのような結果を招いたにしても、社会党・社民党と同列視はできないとおもいます。知人の拉致被害者支援をしていた右翼も、「自民党は全くどうしようもない。共産党の方がましだ」といってました。
片や、社会党・社民党は、「熱心でなかった」「北の犯行と断言してなかった」という、レベルではなく、故意でないにしても結果的には積極的に真実を覆い隠そうとしていたわけです。「推定無罪」というレベルではなく、「絶対にやっていない。西沢さんはマスコミや一部の人の言動に振りまわされている」とまで言いきった協会派の人には、それ相応の責任があると感じます。
人は間違った事を信じる場合もあるけれども、「やっていないと思う」ではなく、自信を持って断言し異論に対してこのように反論し、その主張が真っ向から否定されたなら、その人は大した論拠もなく物事を断言してたのであって、有事法制など他の事柄についてのその人の主張についても、信用しかねる事になります。当時、様々な証言などで欧州からの拉致はほぼ確定的で、私もこれはあるとほぼ断定してました。海岸から連れ去るというのは、動機とリスクから疑問ではありましたが。
戦時中、個々人が疑問に思わなかったのは情報も統制されある意味、やむを得なかった事もあるかもしれません。しかし、「拉致」に関してはさんざん情報があったわけです。このような中であえて「共和国はやってない」と断言するのは、よほど世間に流布する「北犯行説」の情報を覆す根拠があったかと思えば、「日本では年間○万人(記憶曖昧)が行方不明になる。新潟少女監禁事件も『拉致』とされていた」とか、動機がない、とか程度のものであった。
左翼というのはなぜに間違った事を自信を持って断言し、他者をなじるのか?自分も知らず知らずそうしているかもしれない。気をつけなくては。
http://8549.teacup.com/akaiyamame/bbs
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う〜ん 投稿者:黒目 投稿日:10月25日(金)17時24分23秒
左翼というのは大体、国家の所行によりひでえ目にあってる人の所いって、一緒になって喧嘩する、という様式で存在してきたと思うのですが、この拉致被害者の会に関しては、
「そういう主張をする事が、どういう勢力の後押しをする事になるのかわかっているのか」という言い方をされてきたと思うのです。
で、現実に北朝鮮がどうたらという報道がなされる度に朝鮮学校の子が襲われたりといった事件があり、「どういう勢力」というのはこういった言いようもなくひでー勢力であるという事は十分に知っていた。
んで、現実に金王朝はひでえひでえと言いつつも、朝鮮総連に抗議にいったりといった計画はなかったし、やってきていないわけです。ナショナリストの排外運動とは別個のものであるというのはわかりきった話である筈なのですが。
欧米では、パレスチナの側に立つ事が「反ユダヤ主義である」という反応があり、左派に逡巡を引き起こすそうですが、それと似た現象なのかもしれません。
そういえばワーカーズが90年代初頭に北朝鮮独裁を持続的に問題にしていたように思うのですが、どうなったのかな?
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「怒りをうたえ」板 投稿者:野次馬 投稿日:10月25日(金)16時42分59秒
当方、8月の上映会の感想を、以前、上映実行委員会にメールしたのですが、このたび、「荒らし」の投稿を、委員会は当方に転送してきました。反論してほしい、ということなのでしょうかね?
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閑話休題? 投稿者:投降者 投稿日:10月25日(金)15時46分58秒
臨夏さんの「一喝」で静かになったかと思ったら、「怒りをうたえ」の板またもや荒れてます。管理人の方も即刻削除しないところを見ると更なる書込みを期待しているのでしょうか。
http://bbs.teacup.com/?parent=every&cat=1580&topics=183
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はじめまして 投稿者:Muu 投稿日:10月25日(金)15時44分59秒
皆様、はじめまして。Muu(むー)と申します。(W
誰でも歓迎とありますが、わたしが四トロ同窓会という名の掲示板に書き込むことが、
皆様のご迷惑にならないことを願いつつ、参加させて頂きます。
今回の永住帰国報道で感じたことは、拉致の当事者は常に国家とか世論に振り回されて個人の人格など無視され続けられている最大の被害者なんだなぁと痛感しています。
どんな人にも労苦しながらも20年以上、毎日を生きてきた場は本人にとって特別な場所です。
家族会の一部の皆さんが一旦帰国を認めずに永住を求めるのは、北朝鮮による拉致による被害意識だけで何も学んで無いように思えてなりません。
確かに家族としては、5人が帰国したらもう二度と戻らないという恐れからの永住請求なのは理解できますが、やはり、いくら家族にとって拉致当事者は大切なものであっても「モノ」ではなく、一つの人格を持った人なのです。
やはり拉致当事者の意志を確認した上で、そこで改めて永住に向けての計らいがなされるべきだと思います。
私は、本人を無視したような拉致被害者周辺の人達による昨今の行動には批判的です。
(ただ、横田めぐみさんの娘さんが確認されてよかったですね。最近の拉致問題に関する報道で唯一嬉しく思えるニュースです。)
尚、拉致事件と左翼の態度に関してTAMO2 さんのご指摘通りだと思います。
ただ残念なのは拉致の事実が明らかになって以降、過去とは別な意味で左翼があまりこの問題に触れたがらなくなったことです。
>ただし、非常に甘かったなというのは否めません。
黒目さんのご指摘もよくわかりますが、甘さではなく左翼にとって、あまりすすんで触れたくも無い事件だという印象がありました。(菊さんと同じ印象ですね。^^
私は今でも左翼が拉致事件の過去の関わりかたについて、世論や他の勢力に過剰に責任を感じる必要はないと考えてます。
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拉致事件を朝鮮半島の「分断の歴史」の中でみると 投稿者:菊 投稿日:10月25日(金)14時53分18秒
大仰なタイトルをつけて、すみません。
TAMO2さんと黒目さんの意見を興味深く読みました。特に、90年代の運動に直接関わっていない私には、黒目さんの意見はとても新鮮でした。
少し別な観点から考えてみたいと思います。
きのう、「マスメディアはヒドイ」と書き込んだばかりですが、10月16日付の朝日新聞国際面「日本人拉致事件 そのとき朝鮮半島は?」はなかなか、よい記事だと思いました。
この記事は、70年代末から80年にかけて集中した拉致事件の時代背景を探っていくと、冷戦の最前線となった朝鮮半島の激しい現実と、韓国との「体制間競争」で後れをとった北朝鮮の焦りが浮かび上がってくる、という観点から書かれています。
今、韓国では、北側に潜入して北朝鮮住民を拉致したり、スパイを働いたりした元工作員らが、名誉回復を訴える動きも活発化していて、彼らのことを「北派工作員」と呼ぶらしいのですが、彼らのひとりは、記事の中で「北は日韓が自由に行き来できるようになったことに目を付け、工作員を韓国に忍び込ませるため日本人を拉致した。拉致された日本人は南北対立の被害者だ」と語っています。
この記事で圧巻なのは、1953年3月にソウル市内であった「北派工作員」の出征式の写真だと思うのですが、冷戦による朝鮮半島の「分断」という観点からも、「拉致事件」をとらえ、歴史的に明らかにしていくことが求められているように思います。
そこで思い出したのは、73年のKCIAによる金大中の拉致事件、それより少し前の作曲家ユン・イサン等の誘拐事件です。
朝鮮戦争以来、南北ともに「謀略」の限りを尽くし、拉致などもお互いにやり合ってきたわけです。そして、それは少なくとも70年代末か、80年代はじめまでは続いた。
その後、韓国はパクチョンヒ暗殺をきっかけに、当時のKCIAの幹部が処罰されたかどうかは別にして、すっかり変わっていった。何しろ、金大中が大統領になる位ですから。
しかし、北は「世襲まで」したわけで、そのままの体制が続いてきた。何も主体的には総括されずに。
こんな風な関係が歴史的にはあるように思います。
さて、その上で「パクチョンヒ軍事独裁打倒!金日成官僚体制打倒!統一朝鮮革命の実現を」といっていた第4インター日本支部の話です。もう少し具体的にいうと、70−80年代の日韓連帯運動の中で、北と南をどう見ていたか、という主体的な問題です。
南の軍事独裁政権の打倒。そのために、民主化運動の支援と在日韓国人との連帯。これが最大のテーマでした。そのとき、北との関係はどうだったか。北との関係は当時の社会党や総評が強力なパイプを持っていたし、総連も含めたその「権威主義」的な雰囲気にとてもなじめないので、いっさいタッチしない。総連系が市民運動や、まして新左翼系と接点をもつようなことはまずなかったにせよ、仮に少しでも動きがあれば、警戒して、こちらからはつきあわないようにする。
こんな感じではなかったでしょうか。以来、ずっと北には「触れないようにしてきた」
これが私の感覚です。
尻切れトンボで、これ以上まとまらないのですが、まっぺんさんあたりは、どんな風に思いますか?
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こいつは… 投稿者:noiz 投稿日:10月25日(金)13時35分37秒
スパイ宮崎
>しかし、今肝心なことは左翼としては今回明々白々に白状した北朝鮮の
あり方からひとつは「いつ、いかに彼らが変化していったのか」を長いつ
きあいのなかで得た情報をもう一度精査して研究し、その結果を自分たち
の間違いも含めて情報公開すること。そしてもうひとつは「自分らが権力
をとったらやはりああなっていたのではないか」ちう疑問、自問が本気で
できるかどうか、だ。
公調に情報垂れ流していたことを認めつつ、「清濁あわせのむは仕方ない」みたいな言い訳にもならないことしか呟けない仁義ナシが、いけしゃーしゃーと言ったもんだな。
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怖ぇーっす 投稿者:こわいっす 投稿日:10月25日(金)12時57分10秒
このメールが届いたらクリックして画像を見て下さい。ある部屋の画像が現れます。そしてその部屋の奥にある扉をよく見て下さい。(※必ず20秒以上!!)もしその扉から女性が部屋に入ってきたら直ちに電源を切って下さい。そして再び電源を入れこのメールを10人以上に転送して下さい。もし転送しないと夜中にアナタの部屋にその女性が訪れるらしいです。(注:女性は必ず現れるとは限りません)諦めずに見るべし!
http://www.gyahaha.com/toukou/kowa/
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後出しじゃんけんでも出さないよりはましか 投稿者:黒目 投稿日:10月25日(金)11時44分52秒
昨日から考え込んじゃったのですが、例えば金王朝がどれだけ無茶苦茶な体制であるか、
これを倒すべきであるか、という事については、RENKの運動などにより、90年代前半から認識する事ができたわけです。
しかし、拉致という事実があったのか否か、という事について、我々は結局、証拠のない状態で、その事実を認識する事はできなかったのではないか、と思います。
例えば日本共産党は結果的に一定、正しい事を言ってきた事になるかと思いますが、これは証拠もなしに「彼らならこういう事をするに違いない」という憶測に基づくものであった。で、やはり、俺は憶測でものをいう事を否定したと思うのです。
今回の事件の顕在化は、軍事的圧力なり援助をちらつかせなりといった圧力が功を奏した成果であると思いますが、そういった手法で解決すべきである、という主張もしなかったであろうと思います。
ただし、非常に甘かったなというのは否めません。
八尾恵という人が弾圧されたとき、この人は北朝鮮などとはなんの関係もないのに、でっち上げられたのだ、ひでえ話だ、という風に語られ、また俺らも「なんてひどい話なんだ、ぷんぷん」となっていたわけです。しかしながら、その後、彼女はよど号Gと密接な関係があった事を自ら明らかにする。俺らは「騙された」と思ったわけです。
運動圏内には同じ闘う仲間は信用する、という仁義があったと思いますが、奴らはそういう仁義はないじゃないか、という事は既に俺らは知っていた筈なのです。
にも関わらず、やはり、非常に甘かったな、と。
こうしてみると、左翼って厚顔無恥な奴に対しては全く無力ですね(嘆
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1つ「一般人」のお話 投稿者:いずみ 投稿日:10月25日(金)10時28分35秒
といってもいずみママなんですが(笑)、
(1)北朝鮮の独裁体制に対して北朝鮮の民衆に責任がない、というのはおかしいと感覚的に思う。なぜなら、我々が戦前、戦争を止められなかったことをさんざん言われたじゃないか。
(2)家族や支援者の言い分は、気持ちはわかるがやりすぎ。北朝鮮にいる子どもたちの立場を危うくするのではないか。また、8人が生きていたとしたらそれも危うくするかもしれない。
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様々なことが入り組んでますからねぇ 投稿者:TAMO2 投稿日:10月25日(金)08時40分47秒
だんとんさん、こんにちは。お久しぶりです。
>今回の拉致事件で最も追及されなければならないのは、まさしくこの点、何故「北朝鮮の拉致事件を黙殺し続けた」のか?
>なんで左派勢力は全く無力、あるいは妨害行為を続けたのか?でしょうか。
これについては、スパイM(苦笑)=宮崎学氏のサイトのこの文章が、左翼の病理の
核心に迫っていると思いました。
http://www.zorro-me.com/2002-10/ag021020.html
で、左翼がなぜ北に対して及び腰であったか、と言う問題ですが、実際に左翼運動周辺
をうろうろしていた経験から考えますと、次の理由によると思います。
・北のありようをおかしいと声を大にして言うと日帝36年の問題を出され、思考停止に
陥る「おひとよし」。そして、その弱みに付け込む恫喝。(小生もそれに屈した経験があ
ります・・・・)。左翼も所詮、「空気」に支配されている、ということです。やっぱり日本
人というか。
・容疑者に対する推定無罪の原則を、国家犯罪にも当てはめてしまったこと。後だしじゃ
んけんのように共産党とかを批判することはたやすいし、政党は結果責任を問われて当然
なのですが、しかし日本国の捜査当局が情報を開示しない中で、推定無罪の原則という人
権上重大な原則を常々主張している左翼が、果たして#確定的事実でない北朝鮮による#
拉致被害者を帰せ!と言えたかどうか。逆に、言った場合、どんなことになるか。
(社民党はもっと積極的に?被害者家族へ非協力的であったことは、報道などで明らかで
すが)
状況に手足を縛られていたと思います。
それらの根幹にあるのは、一国社会主義と「都合のいい民族自決」を是とする、要は
プロレタリア国際主義を民族主義に実際には屈服させてきたスターリン主義が日本左翼
に生き残っている点にあると思います。
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実は、ここ以外で小生はこんなことを色々書いていました。
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♪おまつりがあるのさ〜 投稿者:とんとんまくーと 投稿日:10月25日(金)03時31分08秒
こちらの掲示板に書き込みするのは初めてです。とんとんまくーとと申します。
私も明日の頭警と四人囃子のライブ行きます。
四人囃子を初めて生で見れるかと思うと興奮で眠れません。
千葉学班協様
>また、カマトンカチのメット被った趣味者現れるかな?
昨年、野音で声をかけていただいた赤ヘルは私です。明日は職場から直
行なのでメットは無しです。ライブ楽しみですね。
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バヤシ 投稿者:千葉学班協 投稿日:10月25日(金)01時27分49秒
中央線のバンドですよね。
細かい事はさておき、明日は70年代ロックだ〜!
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マスコミだけが「愚」か? 投稿者:だんとん 投稿日:10月24日(木)23時09分11秒
久しぶりに投稿させてもらいます。だんとんです
まっぺんさんの「底の浅い報道」には全く同感です。私もあんまり日本のメジャーマスコミの「拉致被害者」に対する連日の醜態極まりない報道については閉口するばかりです。
しかし、マスコミの問題というのは「枝葉」にしか過ぎないと思います。
私は最大の問題は、何故24年間も日本国内のほとんどの勢力が拉致事件を実質的に「放置」してきたのか?なのではないでしょうか。
政府は尻込みし、自民なんかは知らんふり。対して左派勢力は黙殺、場合によっては拉致者の家族を恫喝、嘲笑する有様。マスコミなんか報道したとこはごく一部。それどころか「過去の反省が足らんのだ」とか訳の分からんことをほざいて圧殺する。で、大多数の国民は見て見ぬふり(私もこのうちの一人でしょう)。運動は拉致家族と一部支援者で細々と行われたのが実情でしょう。
今回の拉致事件で最も追及されなければならないのは、まさしくこの点、何故「北朝鮮の拉致事件を黙殺し続けた」のか?
なんで左派勢力は全く無力、あるいは妨害行為を続けたのか?でしょうか。
実は9・17以来、こういった視点からの投稿があれば、とずーと思っていたのではありますが、いっこうになかったので一抹の寂しさを感じます。
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♪空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ〜 投稿者:臨夏 投稿日:10月24日(木)22時42分08秒
千葉学班協さま>
4人囃子、ファンであります(^-^)
とりわけ、上記曲は、日本歌曲史に残る思いますvv
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日本のマスコミのバケの皮 投稿者:まっぺん 投稿日:10月24日(木)21時42分06秒
ジャーナリストは本来、見聞を広め、「良識」を養い、常に様々な観点から見て公平さを求める立場から報道するように勤めるのが使命だと思いますが、拉致被害者の問題に対して、日本のマスコミの、いやというほど底の浅い報道を見せつけられた気がします。
北朝鮮が金正日独裁体制にある事は、すでに明らかであるし、人権が踏みにじられているのも事実ですが、拉致被害者が北朝鮮に戻りたいという意志をどう考えるべきなのか、について非常にステレオタイプな報道がされているんじゃないでしょうか。拉致被害者は「本当は戻りたくないが子どもが人質になっているから戻るのだ」、あるいは「洗脳されているので本心ではない」という憶測を前提に報道しているように思える。
たしかにその可能性もある。しかし、それなら終戦直前には200万人もいた在日朝鮮人が解放と共に帰国していった中で「支配者・虐待者・差別者」である日本になお60万人もが踏みとどまった事実をどう考えたらいいのか? 「ひどい事をされていたのだから自分の国に戻るのは当然」というのは一つの見解ではありえても「全ての人にとっての真理」ではないはずです。
24年もの長いあいだ北朝鮮に暮らしてきて、そこに生活基盤を持ち、人生を送ってきた事実については無視してもいいことなのだろうか? 拉致被害者の身になって考えようとしない、そしてあまりに単純な発想ではないか? 国家間の政争の道具として、「綱引きの材料」に拉致被害者は利用されているように思います。人権を踏みにじって日本人を利用してきた金正日に対して、これまた同じような水準で日本側も対処し、その尻馬に乗ってマスコミも底の浅い報道を繰り返す。日本ジャーナリズムのバケの皮がはがれていくのを見せつけられるような報道のありかたじゃないか!・・・と、まっぺんは思うのであった。
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国労本部、無法・非道の限りを尽くす! 投稿者:AIT久我山支部(準) 投稿日:10月24日(木)21時35分41秒
http://www1.jca.apc.org/ouen/kintaro1024.html
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頭脳警察 投稿者:千葉学班協 投稿日:10月24日(木)14時46分02秒
話は全然違いますが、明日東京厚生年金会館で四人囃子 VS 頭脳警察のライブがあります。
70年代ロックファンにはかなり良い対バンですね。
また、カマトンカチのメット被った趣味者現れるかな?
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私信 投稿者:AIT久我山支部(準) 投稿日:10月24日(木)14時05分06秒
菊さん、以前この場で、色々お誘い頂いたのに、労働に追われてスミマセン。
再度、決起??の準備をしておりますので、今しばらくお待ちを。
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コバヤシヨシノリといえば 投稿者:AIT久我山支部(準) 投稿日:10月24日(木)14時03分25秒
あの野郎、今度は「食と農」に色気を出してるようですね。
そのうち、三里塚を民族派の砦にしよう、とか言い出したりして(W
(Y)o\o(Y)
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反動の言い分、 投稿者:臨夏 投稿日:10月24日(木)13時42分59秒
菊さん、ほんま、最近の右翼はひどいですね。
小林某も、「当時は侵略する権利があった」なんていうてます。
時代精神も、権利も、日帝には日帝の言い分あるのかわかりせんが(資本の文明化作用とか)、
一方、「侵略に抵抗する」、「権利・時代精神」も、当然あったわけです。
そんなことも見えなくなってる(嘲笑)
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野次馬さん、そんなことがあったのですか。 投稿者:菊 投稿日:10月24日(木)11時18分01秒
今の日本のメディアはどこも取り上げないでしょうね。まったく、ヒドイものです。
9月20日の朝日新聞の学芸欄に、神谷不二(おお、懐かしい)が書いていた一文はとてつもなく、ひどかった。神谷は「北朝鮮の犯罪行為」と「日本がかつて植民地化によって朝鮮に与えた損害を対置」するのは、「はなはだ不見識だ」という。そして、その言説を歴史学者ランケを持ち出して、正当化しようとする。
つまり、日本が朝鮮を植民地化した時代は、「植民地所有が先進国の追求すべき価値として広く認められた時代」だった。しかし「第2次大戦後、植民地支配を肯定する考えはすっかり影を潜めた。時代精神が変わったのであった」 だから、「植民地支配を現代の時代精神だけで断罪するのは、歴史的評価の正しい態度ではない」というのだ。
まったくなあ。
偉そうにランケを持ち出さなくても、そういう論理で植民地支配を正当化する連中は最近ずいぶんと多い。
当時だって、その「時代精神」なるものに対する批判や闘いはあったし、そこで植民地支配に苦しめられた中国人や朝鮮人はたくさんいたわけで、それを「時代精神」ですまされてしまっては、たまらない。
権力者や時代の潮流にうまく自分をあわせていく連中は多いが、思わせぶりに自分を権威づけるやり方など、神谷はかなりヒドイ方だと思うし、迎合して、これを載せるメディアも本当に情けない。
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新刊『ネコでもわかる? 有事法制』は本日発売です 投稿者:小西まこと 投稿日:10月24日(木)09時48分40秒
ただし、地方は明日以降の発売です。
まっぺんさんにも紹介していただきましたが、本書の目次とまえがき、表紙カバーは、
当社サイトで読めます。
「ハリポタ」本の影響でしょうか、他の本の扱われ方がいまいちですが、
来週からの臨時国会・有事法制特別委に対して、少しでも反撃の材料になればと思います。
また、当社の掲示板を設置しました。本や運動関係の議論の場になればと思います。
新刊企画の提案、既刊本の批評、質問、何でもどうぞ。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm
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たまたま酒場で 投稿者:野次馬 投稿日:10月23日(水)22時11分05秒
一週間ほど前に、四方田犬彦氏に遭遇しました。その時、拉致に関する記事をニューヨーク・タイムズに投稿すると話していました。かなり、酩酊していて具体的な内容までは、話してくれませんでしたが、あれほどの著名人でありながら、当初は国内のメディアで意見表明しようとしたにも関わらず、関係するメディアすべてから断られたので、NYタイムズに投稿することにした、と言っていました。僕はどこにも書かせてもらえないのだ、とぼやいていました。とりあえず、関連する目撃情報としてお伝えします。
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日本周辺の地図を南北逆さまにしてみると(2) 投稿者:菊 投稿日:10月23日(水)21時03分19秒
【四方田犬彦氏引用・続き】
日本人拉致問題が報道されたとき、韓国側が感じたのは、北朝鮮に対するさらなる怒りであった。というのも、朝鮮戦争が1953年に休戦を迎えてこの方、南側からも500名近い人間が北に拉致され、消息不明となっているからである。金正日はかつての敵であった日本に謝罪をしたものの、どうして同胞であるはずの自分たちには同じ謝罪をしないのかというのが、彼らの主張である。
一方、北朝鮮側は、日本人数名が死亡したことをもって日本側が度を越した敵対意識の宣伝をしていると非難し、かつて天皇の軍隊のために性奴隷とされた朝鮮人の家族たちが受けてきた悲しみと苦痛を思い出せと論じた。
日本という国家は、あらゆる場合に日本人と非日本人を峻別し、前者には帰属と帰還を要求する。
敗戦した直後に旧満州地域で置去りにされた植民者の子弟が、共産党政権下の中国で生存していることが判明したときにも、日本のメディアはこぞってメロドラマの論理のもとに大騒ぎをした。彼らが本当に日本人であるかが調査され、審査に合格した者は帰国を許された。だが帰国者の少なからぬ部分は、日本社会に適合できず、さまざまに不幸な事件が生じた。
今回の大騒ぎでわたしが奇妙に思ったのは、日本、南北朝鮮のいずれもが、拉致に先だって日本海で生じた、きわめて大規模は人間の移動にいささかも言及しないことであった。1959年から84年の間に、およそ9万人の在日朝鮮人が、北朝鮮こそは「約束の土地」であり、地上の天国だというスローガンを信じて、「故郷」に帰還している。彼らはただちに新国家の実態に幻滅したが、もはや日本に戻ることはかなわなかった。それどころか彼らはスパイの可能性をもった危険分子と見なされ、ごく少数の例外を除けば辺境の鉱山や荒地、さらには収容所に住むことを強制された。日本に残された家族は、人質同然となった彼らの安全を願ってせっせと日本円を送金し、日本国内の北朝鮮人組織に献金することを強いられた。それはこの奇妙な独裁国家を支える強力な経済基盤となったばかりでなく、在日朝鮮人の生活を歪んで不自然なものとした。ひとたび「祖国」を信じて渡航した人々にいかなる悲惨が到来したかは、日本ではほとんど報告されていない。かつて日本国籍をもち、日本人として戦地に赴いた人たちの末裔が、11名の日本人と同じく恐怖と孤独のうちに生き延び、死んでいったことには、いささかも関心を払おうとしない。だが、この「帰国者」の存在は北朝鮮の問題である以上に、日本社会の問題であるのだ。
わたしが真に恐れているのは、現在の加熱した拉致報道が契機となって、日本の若い世代に新たなるracismの動きが生じることである。日本が朝鮮を植民地支配して9年目の1919年3月、朝鮮半島の全域にわたって独立運動が生じ、日本人ははじめて抵抗する朝鮮人の姿を目の当たりにして、強い恐怖を体験した。その反動として生じたのが、4年後の東京での大地震にさいに生じた朝鮮人大虐殺であった。今回の拉致騒動がこうした日本人の無意識に眠る恐怖心をふたたび覚醒させてしまうとすれば、その後にいかなる心理的補償作用が生じるのか。それがグロテスクな憎悪の形をとらないことを、わたしは願ってやまない。
繰り返していう。日本海は実に渡航の簡単な海である。近い将来に、アドリア海や南シナ海のように、この海がわずかな全財産を手にした人々の乗る小舟で溢れないという保障は、どこにもない。日本政府も日本社会も、予想されるべき北朝鮮からの難民の対応をめぐって、いかなる共通了解をももちえていない。現在に日本社会がもっとも必要としているのは、日本人の帰還である以上に、逃げ延びてくる朝鮮人に対していかなる歓待の掟を築き上げるかという問題である。
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日本周辺の地図を南北逆さまにしてみると(1) 投稿者:菊 投稿日:10月23日(水)20時58分10秒
友人から送られてきた四方田犬彦氏の文章です。その文章を読んで、いくつか考えたことがあります。
日本周辺の地図を南北逆さにして見てみると、よくわかることがあります。
日本海はユーラシア大陸と日本列島に囲まれた巨大な「内海」のように見えるのだ。
歴史家の網野善彦氏は日本が「孤立した島国」であると日本では 塔hからのもので、比較的
新しい時代のことのようです。アイスランド航空のサイトに、アイスラン
ド史の概略が述べられています。