四トロ同窓会二次会 2002年9月1日〜5日
誰でも歓迎!何でも自由に投稿してください。投稿内容は過去ログに保存します。「赤色土竜新聞」その他に掲載する場合もありますのでご了承ください。
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これですな>水冷式 投稿者:黒目 投稿日: 9月 5日(木)20時15分34秒
http://www.waag.net/pub/column/feature/flora270w.html
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水冷ノートPC 投稿者:イレギュラーず 投稿日: 9月 5日(木)18時24分59秒
noizさんの書かれていた「FUD」を読んでいて、思ったこと。
昨日立ち読みしたパソコン雑誌の広告に目を疑いました。水冷式ノートPCというのが出るそうです。ノートPCが熱に弱いのはわかるし、そのため、GhzレヴェルのCPUを積んでもクロック周波数を大幅にダウンさせて駆動していると言う話を聞いたことがありました。その解決策が水冷式だというのでしょうか。「売れるからよい製品」というのではない1つの反証ぐらいになりますか?使おうとする限り使わざるを得ないから「仕方なしに」使っているだけですね。
しかも、電熱器と化したPCがヒートアイランド現象に大いに寄与することになるのか?そんなことに浪費される「マイクロソフト労働者の知的生産性」か・・・
そもそも「知的労働と肉体労働」に無理やり分離させる資本主義が問われるべきだと思いますが。
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十分条件ではなく、必要条件です 投稿者:TAMO2 投稿日: 9月 5日(木)14時20分26秒
世界革命が成就するというのは、ゴータ綱領で言うところの「ブルジョア的諸権利」
を前提とした平等を貫徹するためには必要である、ということで、世界革命が出来た
からといって、それが即実現するわけではありません。おそらく、現状の不平等がな
くなることは、我々が生きている間には不可能でしょう。ローマクラブの言う滅亡が
現実になるなら、別ですが。
また、ここで言う世界革命とは、社会主義を目指し、その理念を共有することを是と
する階級なり組織が、世界の主要な国家の権力を握ることです。あいまいですが。すな
わち、孤立した「社会主義国家(群)」の外部が実質なくなる状態のことです。海外流
出してもおいしい話はない、という状態。
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はたして、 投稿者:臨夏 投稿日: 9月 5日(木)13時57分30秒
ビルゲイツの知的生産力は、常人と比べ、そんなにも差があるのか?
これはむしろ、知的生産力をきっかけにして展開された、
資本主義的不平等の面のほうが圧倒的に強いと思います。
単純に、能力以外の「運」も多かったのでしょう。
また、わたしは、人間の知的生産力の各人の差が
どのくらいのもんか、わかりません。
*また直接投稿できなくなりました(>_<)
これからいつまでか、まっぺんさんに
代理投稿してもらいます。
レスが、遅れて話題的にちぐはぐにもなるかとも
思いますが、御容赦願います。
まっぺんさんもよろしく(^^;*
2002.09.05.am9:22
臨夏
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TAMO2同志 投稿者:AIT久我山支部(準) 投稿日: 9月 5日(木)12時29分24秒
>>それが可能なのは、世界革命が貫徹したときだけ
>>だ、と思いますね。
別にチャチャ入れでもなんでもなく、の質問ですが、
@世界革命が貫徹すれば可能なのか?
Aここでいう世界革命とはなんぞや?
こちら読みでは「世界革命」とは、個人が収入と「能力」の差異を全く度
外視しうる社会、とも読めるのですが、果たしてソンナコトできるの?と、
まずもって思ってしまう小生は、スレてるのかしらん?(^^;;
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平等から公正へシフトする社会主義の理念 投稿者:TAMO2 投稿日: 9月 5日(木)10時40分35秒
例えば、青色ダイオードを発明した中村氏が、年収800万円であることは、公正で
しょうか。小生と変わらない年収と言う意味では、平等とは言えますが(笑い)。
当然、ゴータ綱領批判を知っている我々は、「ブルジョア的諸権利」を前提にしてい
るという批判が成り立つことをわかっているのですが。
ゲーツの例に見られる問題は、市場におけるプレイヤーの能力によって、著しい結果
の不平等をもたらすことがあるという、マル経に限らず多くの経済学が証明している現
象と、もうひとつnoizさんが書かれているような「ルール(やり方)の不公正」と
いう現象があります。
旧来の社会主義者の多くは、中村氏の年収(そして小生の年収)を、「労働者階級の
平均値である450万円に引き下げろ」という主張になると思います。こういう事例を
腐るほど知っていますので・・・・。それが可能なのは、世界革命が貫徹したときだけ
だ、と思いますね。でなければ、海外への流出を抑えるべく、当該への強い人権抑圧が
必要となるでしょう(笑)。
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これが「アメリカンドリーム」なのか? 投稿者:まっぺん 投稿日: 9月 5日(木)10時30分10秒
主体思想学会さん。だれでも「いつか大金持ちになってしあわせになりたい」って思うでしょう?
世界中からそういう夢をいだいてアメリカにやってきた移民のなかからそういう夢を実現した人々はいます。
ケネディ大統領はアイルランド人移民の誇りだろうし、アリやフォアマン等はきっと黒人たちを勇気づけたでしょう。
最近じゃノモに続いてイチローなど日本人選手が続々と大リーグで成功してますね。
だけど「富」は相対的なものである事を忘れるべきじゃないと思います。
もしも世界中の人々が充分に、いや不充分でもかなり「充分」に近い程度なら、そんなに問題にはならない。
しかし、そんなことはありえない。というよりも、「極端な富の分配」によって貧者が作り出されていくのです。
富の分配のシステムは「ルーレット」みたいなもんです。
巨額の資金を集めることができる人だけがこれに参加できる。そしてそのルーレットは
参加できないひと(つまり貧乏人)の大部分を貧しい状態にとどめておく働きをします。
以前にもここで話題になりましたが、ジョージ・ソロスなど少数の投資家は巨額のデリバティブ取引によって
タイの国家経済を破綻に追い込み、それと引き替えに彼らは巨万の富を手に入れたのです。
それはタイに住む何千万という人々の生活に重大な影響を与えて実行されたのです。
それはタイだけでは終わらず、ラテンアメリカ、ロシアへと波及しました。1997年のことです。
WTOや先進国サミットなどは、この「ルーレットのルール」を決める会議にすぎません。
つまり「お金持ちがお金をもうけるための」会議であるわけです。
それを実行するための約束が「多国間貿易協定」や各国の「二国間貿易協定」といわれるものです。
最近ではアメリカ政府はこうした「ルール」さえ破って自国(のお金持ち)の利益だけを優先させようとしています。
社会主義は「平等な社会」をめざすものですが、実際にどういう風に実現されるのか、正直わかりません。
「平等に働き、平等に受け取る」「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」というのがタテマエですが
平等とは「同一賃金」ということではないしょう。
究極の「共産社会」はどうであるかはともかく、社会主義といっても最初は
2倍や3倍くらいの賃金差はあるのかもしれません。ぼくにはわからない。
しかし、現代社会はあまりにも極端すぎます。
ビルゲイツの個人資産は、別な試算によれば世界中の貧しい人々10億人分の年収を超えるそうです。
「アメリカンドリーム」は同時に「ワールドナイトメア」を引き起こしている事実を直視するべきです。
だれも「自分の幸せのために人の幸せを踏みにじる」権利はないはずです。
しかし、それは見えない形で国際的規模で実行されているのです。
資本主義というシステムがそうさせている!
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SPA!で鴻上尚史さんが 投稿者:TAMO2 投稿日: 9月 5日(木)09時54分08秒
掲題の件、「ドンキホーテのピアス」という連載の中で、「大逆のゲリラ」を好意的
に紹介されています。荒氏が「まっとうな感性」をもっておられるとか(うーん)。
組織が家族主義的になっちゃい、「ドン」的な扱いに嫌気がさした、と。その後の
一派のここでの振舞いを見れば、鴻上さんがだまされているとしか思えないのですが。
しかし、マルクス主義を「弱者のルサンチマン」としてしか見れない荒氏は、哀れ
でもあります。
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ビルゲイツ 投稿者:noiz 投稿日: 9月 5日(木)08時34分36秒
の場合は「悪知恵生産」という点もカウントしないとダメ(笑)。
MICRO$OFT の FUD は「知的生産性」に数えるべきですかね?
http://www1.neweb.ne.jp/wa/yamdas/column/technique/fuddefj.html
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HP作ってみました 投稿者:mao 投稿日: 9月 5日(木)06時08分46秒
HP作ってみました。その一部に平和と人権を考えるコーナーを建設中です。
有事法制について考える参考にしていただければうれしく思います。
http://www.oct.zaq.ne.jp/afalv507/heiwa.htm
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少し前の話ですが、 投稿者:主体思想学会 投稿日: 9月 5日(木)05時18分15秒
まっぺんさんが「1999年のビルゲイツひとりの所得は、全米の下位45%の人々の合計所得と同額である。」という引用をしておられましたが、これは「そんなに貧富の差が大きいなんて、なんてひどい世界なんだ!」とも読めますが、「才能と努力と幸運さえあれば、そんな巨額の収入を得ることもできるのか!」とも読めますね。
肉体労働だと、そんなに個人の能力の差がありませんよね。100mを10秒で走れれば世界一流のアスリートだけど、20秒なら凡人の記録にすぎない。人間の肉体能力の差なんてせいぜい2倍、3倍という程度の話でしょう。
しかし、知的生産になると話が全く違ってくる。知的生産の生産性は人によって雲泥の差。さらにいえば、肉体労働だと生産性がマイナスという事態は考えにくいが、知的生産だと「あの人がいない方が仕事がスムーズに進む」という生産性がマイナスの人も少なくない。そういう人が何かの間違いで重要ポストに就いてしまってにっちもさっちも行かなくなってる組織があちこちにありますよね。
ビルゲイツの巨額の収入を、不平等の現われと見るか、知的生産性の違いが率直に反映されたものと見るか、、、
社会主義者も解決しなければならない問題ではないでしょうか?
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35万アクセスありがとー\(^o^)/ 投稿者:まっぺん 投稿日: 9月 4日(水)17時56分05秒
自由精神さんに断片的なレスします。\(^o^)
>>(2)アメリカの企業社会と比べて信用は得にくく
いまやアメリカ企業も信用はガタ落ちでしょう。
日本が「土地バブル」崩壊で経済破綻したように、アメリカは「株価バブル」崩壊で破綻がすすんでます。
しかもこれが日本よりも深刻なのは、アメリカ市場は日本やアジア諸国をはじめとする諸国からの製品受け入れ先として
世界的経済を支える役割をになっていたわけですが、それが崩壊すれば世界経済のさらなる破綻へと連動していくでしょう。
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おおこわ! 投稿者:臨夏 投稿日: 9月 3日(火)23時15分13秒
イヤな判決ですねい!
(理論なくてすまそvv)
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これって、いわゆる一つの「反動判決」? 投稿者:TAMO2 投稿日: 9月 3日(火)22時04分17秒
★ネット上の中傷に160万円賠償命令
・インターネットの掲示板への書き込みで名誉を傷つけられたとして、東京都目黒区の
運送会社と経営者夫婦が、元従業員の男性らに計700万円の損害賠償を求めた訴訟の
判決で、東京地裁は2日、計160万円の支払いを命じた。
判決によると、男性は懲戒解雇された昨年10月25日、インターネットの掲示板に「睡眠時間
平均3、4時間で長時間酷使された」「低額の賃金しか払われなかった」などとする内容の
書き込みをした。
判決理由で大竹たかし裁判長は「社会的評価を低下させたのは明らか。会社の住所や
ホームページアドレスも公開したため、いたずらメールが送信されたり、ほかの従業員との
関係に悪影響が生じたりした」と指摘し、男性の不法行為を認めた。
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これでは、企業の悪行への告発などが全て「違法」になると思います。
(労働通信とのマルチポストです。)
http://www.sankei.co.jp/news/020902/0902sha063.htm
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下の書き込みは少し足りないですな 投稿者:TAMO2 投稿日: 9月 3日(火)12時54分34秒
ほんでまあ、昔の議論を蒸し返すことになるのですが、明治維新の性格に一定理由が
あると思います。明治維新は、その他の国の革命に見られるように、ある階級が新興の
ある階級+大衆に打ち倒され、とって変わった革命というよりはある階級内部の比較的
下層部(下級武士)と一部上層(薩長)が、目論見をもってクーデターを起こしたと見
るべきで、その変革の意思決定には殆どの大衆は疎外されています。
かような変革は大衆自身の変革が不十分なものとなることは世の倣いで(維新後の
農民反乱の大量発生を考えよ)、勢い文明開化の成果である日本資本主義も、上からの
変革が主となりました。しかし、そうは言っても、市民社会に必要な個人主義などは
関係ないところの変革(尊王イデオロギーですな)ですので、資本主義化していくと
言っても、ヴェーバー的な意味合いでもマルクス的な意味合いでも、「資本家」「市民」
が育つはずもありません。
ほんでまあ、気分は士農工商なままで、その身分制と意識を移植したような企業=藩
が共同幻想的に成立していったわけですな。確かに、それでも戦前は高い職能を有する
一部のサラリーマンは、多くの企業をわたりあるくわけですが、それは昔のサラリーマ
ンが今のサラリーマンとは比較にならない相対的な高収入と、それゆえの独立性を保持
できたからかと・・・。逆に、今ならサラリーマンに分類されるべき「鉱山労働者」な
んか、師匠−弟子の封建体制そのままであったことが、例えばxx銅山記念館などの資
料から推測されるわけです(最後、笑うところ;謎)。
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ありきたりで恐縮ですが 投稿者:TAMO2 投稿日: 9月 3日(火)09時10分05秒
こんにちは。昨日、少し会社の仕事が早く終わったので、民主書店(爆)に立ち読み
&共産党員と雑談しに行きました。そこで、「ハンナ・アーレント」に関する本があり、
その中でアーレントはマルクス主義批判(というか、マルクスの呪縛の解明)を行なっ
ていました。
小西さんのされているであろう作業に関連するので、簡単な紹介まで。「全体主義の
起源」(?)では、(1) 人間が労働により作られる、(2) 暴力は革命の助産婦、(3) 哲
学者は様々に世界を解釈をしたに過ぎない、要はそれを変革することである という、
余りにも有名な三つのテーゼにマルクスの主張を集約し、それが歴史/論理的に形成さ
れた、その範囲(マルクスと同時代まで)における「真理」に過ぎないことを明らかに
した。・・・・・・・・とか。原本読みたいですな。特に、(2) は小西さんの現在の問
題意識に関係するんじゃないでしょうか。
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で、自由精神さん、こんにちは。書いておられることは、日本社会に西欧流の近代
市民社会が#形成されていない#ことで説明されると、多くの論者が主張するように、
小生も思います。
(1) 当事者関係が何よりも優先されるムラ社会、っつーことですな。密室政治、談合
なんかと同じかと。
(2) で、(1)の当事者の決め事は外部にはわからない、と。そりゃ、信用なんてハナか
ら問題にしません。外部=敵なんですから。
(3) 日本企業はグローバルかつオープンなものではなく、かつての藩=お家ですので。
まあ、お家が国家と密接に結びついている三菱と、藩=お家という擬制がダメダメに
なっている住友とか、色々なっちゃってますが、精神構造の方は特に大企業従業員に
とっては、まだまだ会社=藩=お家じゃないですかね。
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日本企業について 投稿者:自由精神 投稿日: 9月 3日(火)04時08分06秒
時々書き込みをしていますが、そのつど役に立つアドバイスをいただき感謝しています。今回は日本企業のことについてみなさんからご意見をうかがいたいことがあります。
(1)揉め事は法体系の外で解決し、(2)アメリカの企業社会と比べて信用は得にくく、(3)大企業と取引をするのにその系列につかねばならない、といった特質が日本企業にはあるということを聞いたのですが、なぜこのような特質が日本の企業社会に形成されたか、それがどのような問題を引き起こしているか、についてみなさんからアドバイスいただけたらな、と思います。自分の考えをこの際表明するべきですが、調べてもなかなかよい資料に行き当たらず困っています。よろしくお願いいたします。
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業務連絡 投稿者:まっぺん 投稿日: 9月 2日(月)14時40分52秒
本日「内ゲバ研究会」あります。
あらたに出席希望の方は小西さんまでご連絡ください。
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中国の現状に関して 投稿者:noiz 投稿日: 9月 2日(月)11時38分35秒
先に大慶などでの労働者の下からの運動について書いたように、矛盾は局地的にはすでに顕現しつつあるのでは? それが党の権力基盤を揺るがすようなところにまでいくかどうかは分かりませんが。そういえば、論座の最新号に面白い記事が載っていましたね。「中国を揺るがす経済格差の拡大 ベストセラーはなぜ発禁になったか」(園田茂人)
http://www3.asahi.com/opendoors/span/ronza/index.html
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三里塚で稲刈りしませんか? 投稿者:昼間孝/勝手に連帯する会 投稿日: 9月
2日(月)00時43分21秒
三里塚闘争への評価をめぐって中身の濃い議論が展開されているようですが現地農民の闘いは未だ続いています。
なにより、本年4月の暫定滑走路供用開始により生活し、農業を行うことすら困難な状況に追い込まれようとしています。
そんな中、今年もお米の収穫時期がやって来ました。
手を伸ばせば飛行機が掴めるような不思議な光景を見ながら稲刈りをやってみませんか?
昔闘争に来ていた人も、未だ一度も来たこともない方も是非ご参加ください。
日程:
ハッピー田んぼファイブ稲刈り
9月7日(土)朝集合〜8日(日)
※前日からの宿泊可能です。8日は予備日で、刈りきれなかった部分を終わらせる予定になっています。
田んぼくらぶ稲刈り
9月14日(土)夕方集合〜16日(月・休)
※14日夕方より交流会あり、15日に稲刈り、16日籾すりの予定です。
参加されたい方、お話を聞きたい方メールにてご連絡ください。
http://www.katteni.org/
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スターリンのMEL全集 投稿者:つのじ 投稿日: 9月 2日(月)00時10分15秒
リヤザノフの追放後、スターリン主義の影響があるMEL全集は読みたくないなあ。
誰か買ってくれる人いませんか? 相場はいくらくらいなんだろう?
全然読んでないので新古品です。
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それにしても 投稿者:主体思想学会 投稿日: 9月 1日(日)21時05分37秒
「かけはし」にしても「労働者の力」にしても、管制塔のメモリアル記事が出ないですね。
今となっては積極的に回顧する必要がないと判断されているのか・・・
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(無題) 投稿者:主体思想学会 投稿日: 9月 1日(日)13時02分16秒
>しかし、そのためには、局面が「後退戦」だという冷厳な情勢認識が前提に必要だった。ところが、
>それは絶対にできない。なぜかというと、労働者階級の攻勢、もしくは革命の現実性という組織の
>情勢認識の「根幹」に抵触することになるから。つまり、そこでは、現実を柔軟に分析した上で、
>そこから任務や方針を立てるのではなくて、思いこみ的な主観がすべての前提にあるのです。
これは「開港後」だけではなくて「開港前」からではないでしょうか?
3.26は、管制塔の占拠・破壊という物理的な目標は達成しましたが、「福田内閣の政治路線の破産を示す」という政治的な目標は達成できなかった。というか、既にその時点(1977年度時点)では達成できる可能性がなかったのではないでしょうか。
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臨夏さん、ありがとう。 投稿者:菊 投稿日: 9月 1日(日)09時09分00秒
なるほど、修正できました。
昔話になると出てくるというわけです。
そうそう、昨日、中国貿易の商社で働いている昔の「同志」に会いました。
そこで彼の最近の中国に対する意見。
今の中国は「共産党」という権益集団(共産主義ではない)が、極めて目的意識的に「開発独裁」的方法で、資本主義的な利益の獲得を目指して統治する社会で、江沢民指導部の目指しているモデルはパクチョンヒや蒋経国にある。
一方で、国・省レベルでは任命された官僚が主席に相変わらず就任するが、もっと下の単位では選挙で民主的に代表を選ぶ動きがかなりの勢いで広がっている。
同じように、学者のレベルで毛沢東の正統性に疑問を差しはさむような動き(陳独秀のトロツキストとしての再評価)があっても、政権運営に直接の影響を与えるようなことはなくなっているので、認められるようになっている。
昔であれば(天安門事件までは)、政治的な異論は直ちに政権を揺るがしたが、その意味では現在、バッファーが生まれている。
中国の経済発展と競争力の源泉はあくまで豊富な労働力による低賃金労働にある。
労働者は3年交替で田舎から上海あたりに来て、賃金が安い間働いて、少し仕事を覚えると交代が来る。これでは熟練労働者は育ちようがないが、そのシステムでないと低賃金労働を維持できない。ここが中国のジレンマであり、生産拠点を中国に移した日本や外国資本の抱えている根本的な問題だ。
労働者は「女工哀史」さながらに、電子部品を作っている。アメリカのIT不況は日本の比ではなく中国を直撃し、労働者は解雇されている。
それでもマクロ的に見ると、共産党の開発独裁的経済運営は今のところ、うまくいっているので、そろばん勘定をはじいて入党する人も結構多い。しかし、ひとつ歯車が間違うと、共産党の支配は「薄皮」一枚で維持されているような状態なので、あちこちで矛盾が吹き出すだろう。
「開発独裁」か。なるほどなあ、という感じです。
臨夏さん、「じいさん化」はますます、進んでいます。上の意見、どう思われますか?
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管理者メニュー 投稿者:臨夏 投稿日: 9月 1日(日)07時31分41秒
菊さん>皆さん>
菊さん、おひさしぶりです!
ええと、管理人のように言いますが、最近のティーカップは、
画面一番下の、管理者メニューのボタンを、数字も入れず、ただ押すと、
修正・削除ページになります。
自分で書いた文だけ、一部修正・全面削除ができるのです。
御参考までに〜vv
でも、日曜やのに、菊さん朝早いですね♪
「じいさん化」でしょうか?(爆)
わたしもかな(笑)
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いずみさん、開港後の情勢分析が正確でなかったと思うのです 投稿者:菊 投稿日: 9月 1日(日)07時06分24秒
すみません、話の流れから逸脱しますが。いずみさんの意見への感想です。
開港後の情勢分析を正確に行えなかったことが最大の問題だと思います。
そこでは本当に政治勢力としての力量が問われたと思うのです。
開港阻止決戦に向かう過程では、少なくとも「政府中枢」は反対勢力を見くびっていた。というか、千葉の局部的な闘争だと思っていた。だから、権力は3/26で不意を突かれた面があった。ところが、それ以降は違った。本気で対策(現地−全国で、弾圧を含め)をとろうとした。
ところが、それに対して、第4インターは「カンパニア主義」の域を抜け出ることができなかった。権力の対策の幅や力、それがどのような力として、現地や全国で作用してくるのか、現実感を持つことができなかった。敵は腰を落として、力をためて動いているのに、相も変わらず「ふわふわ」している。
その結果、現実的な展望を描けないにもかかわらず、「廃港決戦」を叫んだ。一方で、地域や職場では徹底した「孤立」。現地でも軍事戒厳令状態のような「孤立」。その結果、主観的には「攻勢」、現実には「孤立・後退」という状況を統一的に理解できなかった。
当時求められていたのは、国家権力が本気で対策をとろうとしている(ちょうど、沖縄の普天間基地移設問題でそうであるように)ことの全体を見抜き、そこから彼我の力関係(圧倒的に不利な)のなかで、次の現実的な「打ち手」を見いだしていくことだったと思います。そうすれば、たいまつやアドバルーンの位置づけも違ってきたし、農家が受ける重圧に対する認識も全く異なっていただろうと思うのです。
しかし、そのためには、局面が「後退戦」だという冷厳な情勢認識が前提に必要だった。ところが、それは絶対にできない。なぜかというと、労働者階級の攻勢、もしくは革命の現実性という組織の情勢認識の「根幹」に抵触することになるから。つまり、そこでは、現実を柔軟に分析した上で、そこから任務や方針を立てるのではなくて、思いこみ的な主観がすべての前提にあるのです。
こうした中で、現実の政治情勢のなかに登場してしまった政治勢力としての第4インターの限界が明らかになってしまった、といえるのではないでしょうか。
しかし、それは何も第4インターに限ったことではないようです。最近、石堂清倫さんの本「わが異端の昭和史」「わが友・中野重治」を改めて読み直したのですが、戦前・戦後の共産党も、同じパターンで道を誤ったようです。ですから、これは日本の左翼の「伝統=宿痾」のようなものだったかもしれません。
最近のATTACニュースを読むと、ヨーロッパでは大きな出来事(例えば、ジェノバサミットや9/11・・)の後には、状況をどう認識して、自分たちはどういう行動をとるべきかという点について、非常にきめの細かい議論が行われているようです。いまさら、20年以上前には戻れないのですが、総括する視点としてとても参考になるように思います。
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(無題) 投稿者:主体思想学会 投稿日: 9月 1日(日)05時00分42秒
>それと当時の第4インター(『70年代同盟』といわれる)が、どのような展望の下闘っていた
>か、「図書・資料室」の『日本革命的共産主義者同盟小史』を読んでみてください。
読んでみましたが、確かにこういう展望を持っていれば管制塔のような作戦になるのかな、と納得しました。
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Re:「労働者国家無条件擁護」スローガン 投稿者:主体思想学会 投稿日: 9月 1日(日)03時47分26秒
平井論文は中国・ベトナム・キューバの3国と朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)では別なことをいっていると思います。前3国に対しては、
| 「労働者国家防衛」というわれわれの戦略は、ソ連邦の存在を前提とした国際的階級対立関係
|の上に成立したものであり、その関係が崩壊した一九九一年以後の世界においては、世界革命戦
|略としての「労働者国家防衛」はもはや有効性を失ったと言うべきです。
ソ連崩壊後に有効性を失ったと述べているのに、DPRKについては
| しかし、その際、スターリニズムの負の遺産を極限的なまでに拡大し、人権をふみにじり、民
|衆を飢餓に追い込んでも特権的独裁支配を維持しようとしている国家、たとえば北朝鮮の体制を、
|「反帝国主義」や「労働者国家防衛」の名において少しでも擁護しようとすれば、それは、民衆
|の大義を裏切り、新しい社会主義のための闘いから民衆を遠ざけ、資本主義のもとに追いやって
|しまうことになるでしょう。
と、ソ連崩壊云々とは別の論理を用いて、人民に敵対する権力だから擁護しない、と述べています。
遅くとも1968年には金日成の独裁体制が確立しているし、金正日が後継者に指名されるのは1974年です。人民に敵対する権力だから擁護しないという論理を適用するなら、1970年代前半にはすでにDPRKを擁護すべきではないということになるのではないでしょうか。少なくとも、いつの時点でDPRK擁護を止めるべきだったのか示す必要があると思います。
この点と関連しますが、イレギュラーずさんが書かれた
|少なくとも現実的に社会主義アジアを手繰り寄せようとする方向性は評価できると思います。例
|えば当時日韓連帯闘争でもそのような政治的内容で各地で担っていたと思います。
というのは、韓国の人にとっては有難迷惑だったのではないかと思われます。
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