四トロ同窓会二次会 2001年10月27日〜28日
まじめな議論・主張・あそび・ぐち・何でも!自由に投稿してください。投稿内容は過去ログに保存します。「赤色土竜新聞」に掲載される場合もあります。
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「改革」否定は正しいか 投稿者:リガスリオト 投稿日:10月28日(日)23時58分21秒
ザーカイさま
私の内部では「若者の就職難」「無能なダメオヤヂ」「特殊法人問題」はしっかり結びついています。
かなり以前に当初の目的を達成してしまって、あとは惰性で存続してきたといわれても仕方のない組織だから、無能なというか、むしろ仕事のさまたげになるダメオヤヂでもそれなりの肩書きの地位につける。私自身、就職してから一度も職場で研修を受けたことがありません。仕事のやり方がまったく標準化されていないため(*)、研修もできないのです。また、先任権の慣行が強固にあるので、もしリストラが開始されたらダメオヤヂより先に私、さらにより若い人から順に解雇されていくでしょう。(その前に特殊法人改革の道連れになって職場ごとなくなる可能性の方が大きいですが。念の為、水資源公団ではありません)
(*)仕事のやり方を標準化するためには、各担当者の責任の範囲もはっきりさせなければなりません。仕事のやり方を標準化しないのは、責任をあいまいにしておきたいからだと思います。
私だって、納得してこういう職場に勤めているわけではありません。このままではダメオヤヂ予備軍というのはまったくそのとおり。たまたま就職できたのがここだったというだけのことです。今のような雇用状況でなければ、もっと生産的な職場にさっさと転職してただろうと思います。
ただ、こういう職場を目の当たりにしていると、「首切り反対」というスローガンはあまりにも後ろ向きに感じます。やはり「改革」は必要です。「改革」をすべて否定するようなスローガンからは、将来への展望と魅力が感じられません。
いま左翼の人たちはどういう未来を作ろうとなさっているんでしょうか?(雇用を守るとか、環境を守るとかの「守る」話ではなくて)
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繁栄か環境か 投稿者:アラブ復興車界党 投稿日:10月28日(日)17時30分33秒
ではなく、数十年単位で見たら繁栄も環境も失うのであります。 「繁栄か環境かどちらか一方を選択せよ。」というのは資本のデマゴギーです。
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宮崎スパイ問題情報 投稿者:まっぺん 投稿日:10月28日(日)15時43分04秒
新時代社「かけはし」に内田雅敏弁護士の著作の紹介が出ていますが、この中で宮崎についても触れています。太田出版・1600円『懲戒除名』(書評より一部を転載)
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この裁判闘争の過程に、公安調査庁と接触して情報を提供していたことが発覚し「スパイ問題」として運動内外を騒がせているあの宮崎学が登場する。宮崎は内田さんの大学時代の旧友であり、資産食い潰しの手段に使われた土地の地上げに偶然からんでいたことから、この闘いの戦線に加わる。宮崎は、地上げにからむ裏情報を提供したり、挑発されて腕力を奮い逮捕されたり、裁判闘争資金としてやはり内田さんの学生運動活動家時代の旧友からあずかった多額の資金を、借金の穴埋めと称して使い込んでしまったり、高級美術品を「行方不明」にしてしまったり、果ては内田さんを裏切って勝手な「和解」の取りまとめに走ったりと、この物語の「狂言回し」の役割を果たす。
http://www.jrcl.net/web/framek956.html
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開発か環境か 投稿者:まっぺん 投稿日:10月28日(日)15時26分53秒
資本主義の急所が見えてきたような気がする。水資源公団の存在は「水資源開発」のために存在しているわけで、だから開発が続くかぎり公団職員の雇用は安定している、というわけですね。逆に言えば「雇用を守るためには開発をつづけなくちゃならない」。そうすると「雇用を優先するか環境を優先するか」という事になる。
バブル時代までは大手ゼネコンが政府や地方自治体などから受注する莫大な建設事業が雇用を安定させ日本経済を発展させ、そして自然環境を破壊してきたわけです。これに似た、もっと直接的なジレンマがベトナム戦争の時にあったのを思い出します。沖縄米軍基地にはたらく労働者は米軍への協力をすることによってベトナム戦争に荷担していたわけですが、沖縄全軍労は「ベトナム戦争反対」と「解雇反対」という、矛盾するスローガンをかかげてたたかい抜いていました。
「雇用」と「環境」の選択をせまるような矛盾を目の当たりにしたとき、その矛盾に対してどう答えてゆくべきなのでしょうか? 矛盾を矛盾として受け入れて、どちらかを選択しなければならない、という思考から抜け出してみたらどうでしょうか? 私はそのような選択肢だけを突きつけてくる体制そのものが、もはや今後の日本(世界)経済を健全に運用できない証拠である、と考えています。
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間違い訂正 投稿者:菊 投稿日:10月28日(日)14時53分05秒
それ以来、JRCLに対する「解党主義」批判が→それ以来、JRCLのなかで「解党主義」批判が
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話の途中ですが、土日のトロツキストさん(2) 投稿者:菊 投稿日:10月28日(日)14時50分52秒
その前後、私とN君、そして反軍裁判をやっていたSさん、国際部のKさん、管制塔の中心人物W氏の盟友Wさんがお互いの意見に共感して、秘密裏に不定期な集まりを持つようになりました。この5人は人脈的な、あるいは出身地域的なつながりは全くなく、政治局の官僚主義と世界情勢に対する見方や運動論を再検討する必要があるという共通意見から自発的に集まったのです。
N君は元気で、「地区のJCYメンバーを自分たちの側にオルグしよう」と言ったのですが、私はそれには同意せず、自分だけが参加するにとどめました。私がJCY中執の学対責任者で書記長になると同時に地域の専従にした、メンバーが非常に苦労していましたから、これ以上彼らを「道連れ」にはしたくなかった。N君はそれがずいぶん、不満だったようです。
それが土日のトロツキストさんのいわれる、「PD派」のルーツだと思います。その集まりも「社会復帰」に必死な私やN君、関西に戻ったKさんなどそれぞれがバラバラとなり、いつの間にか、疎遠になっていきました。今のように、インターネットなどもありませんでしたし(笑)。
私の記憶では、私の後JCYのなかで「孤塁」を守っていたN君も専従を辞め働き始めて、しばらくして、新時代社「分裂」があったように思います。まだJRメンバーだった私は、その時に多分「PD派の声明」に名前だけ連ねたように思います。当時まだ珍しかったワープロがアルバイトで働いていた事務所にあり、それで声明の原稿をタイピングしたような記憶があります。原稿は多分、Sさんが書いたのだろうと思います。
私は当時、その分裂も「ばかばかしい。そら見たことか」と思っていたので、声明の立場での活動やオルグはしませんでした。声明内容もほとんど記憶にありません。それ以前の対立の中で、新時代社や地区のJR専従、中心メンバーが見事に、人脈(出身地域や先輩・後輩)で別れていくのを見ていましたし、当時の政治局メンバーの中心(K氏、O氏、S氏、K氏、比較的若手のH氏、D氏)のどの人を見ても信頼できなかったので、動く気にもなりませんでした。
そんなわけで、PD派で私が「がんばった」というのは、事実ではありません。またPD派がL派(これはどのグループでしょうか?私は「分裂」以降のグループの名称や誰が属しているのか、よく知らないのです)に「合流」したというのも、事実ではないと思います。Sさんは今、環境関連のNPOの事務局長で幅広く活動しています。Kさんは労働情報やattacジャパンで精力的に活動しています。ふたりとも特定の派に属してはいないと思います。
N君は消息を知りません。エネルギッシュで色々な問題をよく考えている活動家でした。Wさんも知りません。管制塔のW氏の盟友(お互い、呼び捨てだった)でしたが、私より年上なのに、柔軟な考え方をしていました。
分裂グループに対する私の気持ちは、今でも変わりません。先年亡くなったブンドの島成郎さん(晩年つき合いがあったのですが)は「ブンドをやめた覚えはない」とおっしゃっていましたが、私もJRCLを「除名・除籍・脱退」した覚えはありません。分裂後のどのグループにも属するつもりはもちろん、ありませんが。
最近、インターネットで、色々な人の消息やら意見もわかるようになりました。そして人々の消息がわかるにつれて、それぞれが「昔を総括して」いろいろな「社会運動・社会参加」をしていることもわかってきました。それは私も同じなので、それぞれ意見の違いはあっても、それを踏まえた上での「交流」やら「幅広いつながり=ネットワーク」を作り出していけるのではないかと、今は少し楽観的に考えています。
今の時代状況の中で「日本の左翼」はギリギリの所まで、追いつめられていると思います。左翼をこんな風にした主体的な責任の一端は自分にもあると思っているし、何とか「まき直し・再構築」の模索ができたらいいな、と考えているところです。
長くなってしまいました。最初に断りましたように、記憶違いの部分もあると思います。
そのあたりご容赦下さい。またどなたからでも、「あの時はこうじゃったじゃない」と言われると、思い出す部分も出てきます。
土日のトロツキストさん、よろしかったら、ちょっとメールをいただけませんか。
どなたかわかりませんが(笑)、近況などもう少し詳しく話ができたらと思っています。
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話の途中ですが、土日のトロツキストさん(1) 投稿者:菊 投稿日:10月28日(日)14時49分49秒
どうも、初めまして。そうです。「さん」を「ちゃん」にすれば判る人には判りますよね。アドレスも公開していますし。
当時は必死でした。自分がどんな振る舞いをしているかなどということは、振り返ることはなかった。「若さ」でもありましたが、「信じ込んだ道への任務」と考えて疑うことはありませんでした。だから、「舌鋒鋭く」とかいわれると、お恥ずかしい限りです。
最近の文章は、いつもこんな感じです。文章書くのは「メシのタネ」なのですが、昔の言葉で言えば「最大限綱領主義」と「レッテル張り=決めつけ」だけには陥らないように、自戒しています。
さて、80年代前半の話ですが、実は私は81年頃から84年頃までの記憶が定かでないのです。断片的には覚えていますが、個人的にどうにも耐え難いことも重なり、手帳も捨ててしまって、記憶もバラバラです。ですから、いつ専従を辞めたのかも定かではありません。一番きびしかった時期は誰にも会いたくないと思って、1年ほどを隠れたように過ごしたこともあります。加えて、メシを食うために「社会復帰」せねばならず、政治的なことを考える余裕もありませんでした。
ここに書き込むようになったのも、偶然のきっかけではありますが、今であれば「思い出して」書けるかもしれないと考えたからです。ですから、これから書くことは完全に個人的な記憶なので、間違っていることがたくさんあるかもしれません。また立場が違えば、異論もあると思います。
80年代はじめのことです。ソ連のアフガン侵攻以来「世界的二重権力論」では、世界を解釈できなくなったと実感した私とN君(福岡=九大出身)がJCYのなかで中心となって、武藤一羊氏(アジア太平洋資料センター)を呼んで、講座を開いたことがあります。武藤氏も党派が世界観が見えないと言い出したわけだから、ビックリしたようです(笑)。もっと驚いたのは、当時の政治局だったかもしれません。それがいつ頃だったか覚えていませんが、私が書記長を辞任する前の最後のJCY大会の議案書は「世界が判らなくなった」というようなトーンで書かれていると思いますので(私が書いているので)、その直前でその議案書を見れば判ります。それから、その議案書には、5/20の戦術主義的誤りの例として山田レーダーサイトへの攻撃失敗についても、触れているはずです。これは、ずっと前にここで書いた、日本支部の「戦術主義・軍事主義」への傾斜についての自己批判です。
それ以来、JRCLに対する「解党主義」批判が巻き起こりました。世界情勢に対する先に上げたような見方と、運動形態を今で言う「ネットワーク」、つまり地域的に分散して、労働運動主体ではなく「地域運動・市民運動から再構築」しようという私やN君、そして主として関東のJCY専従グループに対する批判です。私は当時、中央委員候補(あるいはオブザーバ)で会議に出席していましたが、(当時の私としては信じられないような)批判でした。
加えて当時、ちょうど三里塚の女性差別問題が組織として問題になり始めていたので、政治局は非常に「官僚」的な対応で、それらの意見を封じ込めようとしていたように思えます。
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失礼。 リンク間違い 投稿者:アラブ復興車界党 投稿日:10月28日(日)12時28分39秒
下記。
http://goo686.goo.ne.jp/news/mainichi/shakai/20011028/1028M120.html
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結論だけから言えば 投稿者:TAMO2 投稿日:10月28日(日)12時22分15秒
リガスリオトさんの問題意識に敬意を表します。その上で、ちと時間がない(東浩紀さんの本を読むことに時間を割きます)ので、結論だけを述べておきます。
レーニンが「国家と革命」で述べるとおり、資本制の枠組みでは「安上がりの政府」も、本質的なリストラも行政改革も不可能であると思います。それは、失業などの形で凄い矛盾を労働者(含む下級役人)に押し付けざるを得ないからです。水平性と、次への職への様々な保証は、個別企業の競争というか、都合が何よりも優先する資本主義社会で可能でしょうか。
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大阪府高齢者職業相談室 投稿者:アラブ復興車界党 投稿日:10月28日(日)12時18分45秒
廃止されるようです。
リガスリオトさん、はじめまして。 まあ、水資源公団(あるいは道路公団なり緑資源公団?)のような組織は特に責任のあいまいさ(あいまいでないとむしろ、困るであろう=誰がという主語が大切ですが)が露骨に出ますが、無駄な仕事がメインで、無責任体制の経営の中リストラの対象となるような人(あるいは、さらに若年の一般社員)が経営陣に実質的な意見具申ができないというのは日本の大半のゼネコンとその融資先(あるいは山一証券のような所)にも共通する問題ではありましょう。
少し話がずれますが、敗戦直後の東久邇首相の「一億総ざんげ」で、「皇軍の一兵卒」と「天皇、軍部、財閥」の責任の軽重・ありかたがごたまぜにされているのと似たような印象を失礼ながら受けました。
より、重い報いを受けねばならんのは誰であるかと言えば不採算(誰かにとって、水資源・道路などの公団があることは誰かにとっては採算なのです。=そこの労働者以上に)により特に利益を受けた建設業界なり、その利益を代弁する政治家なり官僚なりであると思います。(嗚呼、硬直した左翼公式主義)
特に、その代弁政治家も選挙の洗礼を受けた国民の代表であることは無視はできません。 ただ、彼らが代表で有り続けられる構造が問題なのです。 それを正すのが左翼のみならず、ブルジョワ民主主義の良識派の数十年に渡る課題でありながら、有効なメスを入れられなかったことから来る無力感が比較的容易に打撃を与えうるこういった部門の労働者に矛先が向けるのを歓迎するような土壌を作ってしまったことは重要な問題ですが。(それに、この部門の労働者への打撃がこういった業界・構造の存廃に決定的打撃を与えうると思いません。 国鉄がJRになっても、国鉄の旧幹部はJRでも幹部になり、東海の葛西氏に至っては今も社長です。 せいぜい、支配層の中で新自由主義派の旧来土建派に対する優位の確立以上のものにはならんでしょう。 個人で支配層からこぼれおちる例外=エホバで国鉄を辞めたことにされた「国体護持派」幹部もいましたが=は出ても旧来土建派全体が滅びるわけではありません。)
私見では、こういった部門から福祉やクリーンエネルギーなどの新分野に雇用がシフトして失業が出ないのが理想ですが、なかなか一度にうまくはいかんでしょうから、労働者にできるだけしわ寄せが来ない対策を取りつつ雇用シフト策を取るべきなのでしょうが、この国の行政なり支配ブロックなどはそういう最低限の責務も放棄する方向に走っています。
http://goo686.goo.nejp/news/mainichi/shakai/20011028/1028M120.html
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ダメオヤジがダメオヤジ予備軍をつくる 投稿者:ザーカイ@小市民モード 投稿日:10月28日(日)11時49分10秒
なんかよくわからないが
>あなたが水資公団の職員だったとしましょう。ここでなにをなすべきなのか。
>ダムが無駄だと知りながら、職場と雇用を守るためにダムを作りつづけるのか。
>それとも、自分の職場を否定するのか・・・
だって決定権がないと君自身が言っていますよね。だったら労働者として賃金を得る為につくればいいし、雇用確保以上に無駄が許せないのなら退職すればいいんじゃないですか?
比較衡量すればいいだけじゃない?
それ以上の議論なんてないと思うけどな〜〜。
さらに例え意味のない特殊法人であっても廃止に伴う労働者の争議でもわたしは支持しますよ。
政治家や官僚の無策によってできた赤字に雇用されている労働者がしわ寄せされる筋合いはないです。経営側は雇用に対する責任があります。もちろん決着は退職金の割増&転職先の斡旋ぐらいが精一杯でしょうが労働者が納得出るまで闘えばいいとおもいます。戦わないのもありですよ。当該の判断次第です。
ちなみに特殊法人の一般労働者の賃金は公務員並で、今では高い方ですが政治家や官僚・業者の癒着による赤字の見返りのような不正な利益は得ていませんよ。
もしそういう利益を得ていたとすれば収賄であり、刑事罰を受けるべきでしょう。
きみは特殊法人の問題を語りたいの?それとも中高年の労働者の無能さを問題にしたいの?それとも若者の就職先がないことなの?うまくリンクされていないと思いますが?
労働集約型の例えば製造業は海外流出して、あらたな知識集約型産業のみしか日本に残らない現在では景気浮揚しても雇用が増える量はあまり期待できないことを考えると、若者の職不足は特殊法人がすべてなくなりダメオヤジをリストラしても解決しないよ。だっていらない労働力だから切ったわけで若者に職を与えるためではないことを頭に入れといてね。
また10年も経てばあなたもリストラ対象かもよ。10年後景気がよくても、同じこと。本来企業は景気がよい時にリストラすべきであるというのがアメリカ流経営術なんだそうです。小泉改革が進めばリストラはしやすくなりますからね。35歳が再就職できるか否かの境目なんだそうです。
さてあなたは腹づもりできているの?ダメオヤジが生まれた職場にいるんだから君もダメオヤジ予備軍なんだと自覚している?
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(無題) 投稿者:リガスリオト 投稿日:10月28日(日)02時16分20秒
AIT久我山支部(準) さん(以下AITさんと略記)のおっしゃることは全くその通り。
あれだけの断片的な情報からよくそこまで理解できるものだと、並々ならぬ洞察力に感服いたしました。
おっしゃる通り、私が直面している問題は、一次的にはうちの職場固有の問題である。
しかし、その問題構造は、実はうちの職場の外から持ち込まれてきているのである。
自分の職場の話をするのもなんですから、例え話をしましょうか。
水資源開発公団という組織があります。主な機能はダムを建設することです。それ以外の機能もありますが。
ご存知の通り、いまや水需要も安定し、ダム建設が必要な地域はほとんどありません。
でも、国土交通本省の役人と、政治家の皆さんが「ダムを作れ」と決定したら、水資公団としてはやらざるをえない。
自分では何も重要なことを決められない。
公団の幹部は本省から派遣されてきた人間で、数年で入れ替わっていく無責任な存在。
職員に求められる能力は、本省と政治家が決めたことを忠実に執行する能力だけ。
「ダメオヤジ」が居座っていられる背景には、こういう条件がある。それは「ダメオヤジ」個人の問題ではなく(今のうちのボスの場合、個人的にも問題有りだが、それはさておき)、一組織の問題ですらなく、国全体の問題である。
あなたが水資公団の職員だったとしましょう。ここでなにをなすべきなのか。
ダムが無駄だと知りながら、職場と雇用を守るためにダムを作りつづけるのか。
それとも、自分の職場を否定するのか・・・
組織の幹部と交渉しても、彼らには実質的な決定権は何もない。
本省へ乗り込んでいっても何の交渉権もない。市民が陳情しにきたのと同じ扱いに過ぎない。
しかも、政治家の皆さんは曲がりなりにも選挙で選ばれた存在。国民全体の代表者である。
それが無駄なダムを作れといってきているのである。
こういう状況で「なにをなすべき」なのか。
すくなくとも「リストラ反対」ではありえない。
職場全体がリストラされるべきなのである。しかし、国民の皆様の代表である政治家たちがそれを許さない。
念の為、私の職場は水資公団ではありません。
しかし、置かれている条件は基本的に同じです。
まじめな話し、AIT久我山支部(準)さんは、小泉政権の特殊法人改革をどう評価しますか?
1. 不充分である。無駄な組織はどんどん潰すべきだ。
2. どんな無駄な組織であっても、それを潰して労働者の職場を奪うことには反対である。
3. その他( )
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資本の犬として 投稿者:F.F. 投稿日:10月28日(日)02時05分12秒
某上場企業で、採用面接官をやったり「ダメオヤジ」対策をやったりしている者(つまり資本の犬)として一言書かせて下さい。
みなさんもご存知のとおり、労基法の解雇に対する縛りは大変甘いですが、他の法律の「解雇権の濫用」の縛り等もあり、解雇そのものはそう簡単ではありません。そもそも争議になったりするようなやり口は、「プロ」の仕事ではありません。
それはともかく、「リストラ」で狙い撃ちされるのが、(資本の側から見て)労働価値に比して賃金の高すぎる人であることは間違いありません。で、そういう人がリストラされた場合に、それより下位の労働者の処遇が上がるかどうかですが、個別的には若干改善される場合があります。「個々の賃金は高くても良いから全体の労働分配率を下げる」ようにするのが絶対的原則だからです。ただし、全体の仕事量が減る訳ではないので、(個々で多少のの差はあるにせよ)仕事は楽になりません。むしろ、より高い労働生産性が求められるようになります。よって、自分より高給を取っている労働者に対して不満を漏らすのは勝手ですが、それによって自分の処遇が総体として改善されることは期待しない方が良いです。
なお、採用を担当している者として言わせてもらうと、確かに就職できない若者はたくさんいますが、定職に就かないことを自発的・積極的に選んでいる人が非常に多いことも、また事実だと思います。そういう選択について良し悪しを言うつもりもありませんが。
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ケーススタディ 投稿者:AIT久我山支部(準) 投稿日:10月28日(日)00時15分04秒
試しに,白木屋争議の件でも学習することを強く勧めます。
http://www.labornetjp.org/
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あんたの言ってるのは「ダメおやじ」のグチそのものだ 投稿者:AIT久我山支部(準) 投稿日:10月28日(日)00時09分07秒
黎さんの意見に全面賛成。地域の合同労組で,仲間を信じて,死にものぐるいでやって
いる『若者』(いっとくけど,少数じゃないよ)は,少なくとも↓のような職場のグチを
全面化・一般化するような愚はしません。
なぜなら,そこからは「な〜〜〜〜んにも」生まれないことを自覚しているからです。
ついでに言うと,今時,合同労組だの全国一般だのって言ったって,何も「主義者」の
巣窟でも何でもないぜ。フツーの今時の若者が「自覚している」っていう状態に過ぎない。
リガスリオトさんとやら。あんたの言っていることは,それこそあんたの大嫌いな「ダ
メオヤジ」が居酒屋で言っているグチそのものだ。労働現場で,霞喰って生きてんじゃな
いんだから,グチの一つや二つはあるだろう。当たり前だ。オレもあんたも,みんなも。
しかし,たまにはガス抜きになっても,それをいつまで続けていたって「な〜〜〜〜ん
にも」なりゃしない。
大体,あんたのいう,そんな「ダメおやじ」が今のご時世で居られる職場など,「当
該ダメおやじ」がいなくなっても,あんたより(多分)学歴だの出身校が上な「ダメ
若者」があんたの上司になって,同じような支配をするだけさ。大体,風通しのよい
働きやすい職場だったら,最初からそんな「オヤジ」の職場関係は形成されていないぜ。
要は,「ダメおやじ個人」じゃなくて,今のそういう職場の人事政策という「構造」
であり,「風土」なんじゃないの?だったら,あんたが受動的にいまみたいなグチを一
般化している以上,そういう「構造」は再生産されるだけだ。それが,組織ってもんで
しょ?
結局,悪いヤツのクビをすげ替えたって同じ事。では?「何をなすべきか」??
誰でも,いますぐ出来ることは,山のようにあるんじゃないの?考える意志があるなら。
(この掲示板にいくらでもヒントが出てるじゃない?)
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ダメオヤジとは 投稿者:リガスリオト 投稿日:10月27日(土)23時43分01秒
まっぺんさま:
確かにダメオヤジ連がクビになったとしても、私の給与がよくなるわけではありません。
しかし、仕事は確実に楽になります。
つい先日も、私の上司が他部署の者に暴言を吐いた事件がありましたが、当人は「暴言ではない、正論を言っただけだ」とかのたまわって対処能力がありません。
それが本当に正論ならよいのですが、部下の私が見ても、正論10%わがまま90%というところでしょうか。
しょうがないから私が謝りに行ったら、○○君も大変だねぇ、と同情している振りをして軽蔑されてしまいました。
その他、セクハラまがいはする(女性は男性より劣っていると固く信じ込んでいてどうにもならない)、突発休みはする、会議で長々と演説する(そりゃ、あんたは会議が終われば仕事も終わりだから会議が延長されても問題ないだろうけど、こっちは他に仕事があるんだよ)等々、「役に立たない」どころか「頼むから仕事を増やさないでくれ!」と日々思うのです。
なぜ、そういう人が私の2倍の給料をもらっているのか。
なぜ、そういう人が査定をやっているのか。
いずみさま:
リストラ=のたれ死にということもないのではないでしょうか。
少なくとも、現在の中高年労働者は、60才になれば月に20万円以上の年金(厚生年金)がもらえるわけですし。
60才で年金がもらえるなんて、30台の人間から見れば全くうらやましい話です。
実際、うちの職場のダメオヤジ連中も、本音を言えば、退職金割増があればさっさと辞めて悠悠自適と思っているんじゃないでしょうか。
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アルバイトの賃金は正規従業員の賃金とリンクします 投稿者:黎 投稿日:10月27日(土)23時38分27秒
パート・アルバイトの賃金は、ほぼその居住都道府県の最低賃金とリンク
しています。
各都道府県の最低賃金は、最低賃金審議会というところで決定します。
使用者側委員(大抵地域経済のボス)
公益側委員(大抵事地域反動法曹関係者)
労働者側委員(大抵連合系労働官僚)で審議会は構成されます。
使用者側委員は、常に現状維持か切り下げを主張しています。
労働者側委員は、常に自分たちの賃上げにあわせて、
或いは将来の自分たちへの波及の為に切り上げを主張しています。
おおむね、平均賃上げ率と物価上昇が決めてとなって改訂されますが、
平均賃下げ率とデフレが話題になるご時世では、今後切り下げもあるでし
ょう。
私たちの地域では、最低賃金の切り下げ以前に、
最低賃金から有る程度高かったパート・アルバイトの賃金水準が
最低賃金そのものにへばりついてきたと言う現象が現れています。
若い世代の労働条件が厳しいことは認識しています。
以前に存在した会社の独身の女の子たちの恋人の半数はフリーターでし
た。
彼女たちに結婚の話をすると、フリーターとは結婚できないという答えが
返ってきていました。
しかし、そのことに立ち向かうのは中年の駄目おやじでしょうか?
全国一般の仲間で非常に若い組合員の支部を組織した組合があります。
彼らは、自分たち自身が当然あるべき権利を獲得し、労働条件を改善し、
そして、何よりも経営者に逆らう喜びにあふれていました。
感情論から出発して更に進むべきやることが有るのではないでしょうか。
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宮崎学氏の「秘策」 投稿者:赤い山女魚@静共闘 投稿日:10月27日(土)23時13分02秒
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜下記リンクの宮崎学サイトからの転載〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ここでいうておくが、最近、日本でも「報復戦争反対」の抗議行動とかが行われている。 しかし、報復戦争に反対する行為、というのは与謝がやっておるような行動のことを言うのである。
はっきり言って、日本でいくらプラカードかついでデモやっておっても現実には何の役にも立たない。アフガンの人々にとっては屁のつっぱりにもならんのや。
反対行動は、自己満足などではなく、具体的かつ、効果的なものでなければならない。それがかって、ベトナム戦争反対運動をやったものたちの総括だった、とわしは理解している。
しやから、与謝は現場に行って、大マスコミのバイアスを通した情報でない情報を得るために行動していたし、わしらはそれを支援しているのだ。今回、やりかたは拙速すぎたとおもうが与謝が、アフガンに行って、大マスコミではつたわらない米軍の爆撃下のアフガンの人々の実状を報告しようとした、その動機と志は正しい。
ひきつづき、与謝の支援・救援と、報復戦争という愚挙に対する反対行動としてアフガン・パキスタンを含むアジアの実状を、可能なかぎり小さい努力であるが当ネットの上の報道を通じて続けていきたい。各位の協力を期待する。
2001年10月24日 宮崎 学
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これは明らかに矛盾している。だって、マスコミが伝えない空爆下のアフガンの惨状を日本に伝えて、それを知った多くの人が、「これは許せない!」と、プラカードかついでデモやっても、「屁のつっぱりにもならん」のだから、「現地に行って真実を報道すること」も、「何の意味もない」と思うが。あるいは、私には気づかない「秘策」があるのだろうか?一刻も早く空爆を停止させるために、ビラ撒きと議員へのメールぐらいしか思いつかない無能な私にも、宮崎さんの秘策を教えてほしいですね。
http://www.zorro-me.com/2001-10/011024.htm
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さて、中村博士について 投稿者:TAMO2 投稿日:10月27日(土)18時36分21秒
仕事と報酬の話について。
ここらへんでは、恐らくかなり専門性の高い仕事をしているエンジニアとして、日亜化学の
青色ダイオードに関する様々な訴訟に関心をもっています。青色ダイオードは夢のダイオード
と言われ、20世紀には発明された技術の一つと言われていましたが、日亜化学の研究者であ
る中村さんが冷や飯を食いつつも執念で発明しました。この発明は、非常に多くの分野で応用
が期待される、ノーベル賞ノミネートの発明です。(世俗的)
日亜化学はそれにより莫大な利益を得ることとなりました。ですが、中村博士への報酬はな
んと数百万円だったそうです。これじゃ、資本主義社会で生きる彼はその企業から抜け出して
アタリマエであると思います。皆様はどう思われますか。
なお、発明報酬の少なさをあるサヨクに言った時、「発明できる状況を喜べ、特別に褒章を
出す必要なし」と言った時には、「こいつら政権握ったら、海外への人材流出間違いなし」と
思いました。(おまけ)
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かなり濃いです:トロツキズム入門 投稿者:TAMO2 投稿日:10月27日(土)18時27分26秒
掲題の件、電子化途上ですが、かなり内容の濃いものです。重要度では、このシリーズ一番
と個人的には思います。なぜ、ソ連内部でトロツキー派は負けたのか、いかにしてテルミドール
反動は準備されたかに興味のある人はどうぞ。
つうわけで、まっぺんさん、頑張ってください。
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リガスリオトさんへ 投稿者:TAMO2 投稿日:10月27日(土)18時24分58秒
組合に関する理論でのみ話している気はないです。かなり腐った組合を多数見聞していますし、いわゆる労組に義理立てする必要は全くないですので。ただ、1000円のアルバイトが1500円に上がったからという待遇命題としての1000万円の正規雇用者云々は、それこそ現実には成り立ちません。これらは、市場を通じての間接的な競争ですので、正規社員の賃金が下がった場合それは、失業率などのプレッシャーとしてより弱い雇用層へかなりダイレクトに跳ね返りますが、逆にバイトの賃金が上がっても、それが直接市場関係へのプレッシャーにはならないからです。
小生が問題としているのは、未組織労働者を組織する気のない多くの労組であり、そのナショナルセンターのことです。これらが組織でき、労働者階級として社会にプレッシャーを与えなければならない、と考えます。
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えっ、菊ちゃん!? 投稿者:土日のトロツキスト 投稿日:10月27日(土)17時23分34秒
まっぺんさん、また突然おじゃまいたします。ご無礼お許し下さい。
みなさん、話題をそらしてごめんなさい。
菊さん、お名前が似てるのでもしやと思いましたが。
温厚になられました?以前は舌鋒鋭くバッタバッタと対立者を切り刻んでらっしゃったので別人かと思ってました。昨日、最近のログを読ませていただきご本人と分かりました。おひさしぶりです。お元気そうでなによりです。
風のうわさでは、80年代の党内分派闘争のときはPD派として頑張られたとお聞きしていたのですが?当時の分派闘争は、当時者にとっては『つらい一時期』でしょうが、日本の新左翼運動史のなかで貴重な教訓があるだろうと思います。川端さんが、実感を交えた総括らしきものを二度ほど『労働者の力』にお書きになっているのを拝見しましたが、全体として事実関係も含めて不明な点が多いと思います。ぜひ当事者の方々の回想をお聞きしたいと考えています。
菊さんがもし当事者でいらっしゃたならば、できればPD派サイドの事情なり反省点を公表していただけたらと思います。朝倉横堀さんがHPで書かれていた『PD派が一番まともなことを言ってるように感じた』というのは私自身の感想でもあります。また『PD派は後に分派を解消後L派に合流』とネット上では書かれていますが、事実なのでしょうか?
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働きを少なくして生活をして行く選択肢 投稿者:黒パン 投稿日:10月27日(土)17時12分28秒
現実に若い世代が「就職」の選択肢が狭められフリーターで仕事を
つなぐ状況だといわれて、5年,6年くらい?
経済のグローバル化は雇用形態で本採用を絞り込むのが前提になっています。
バブル経済の時は選択肢としてフリーターがありましたが、現在はフリーター
でしか仕事が繋げない、そのフリー 日(火)00時45分30秒
J-Club オーストラリア・日本つなぐサイト。私たちのサイトで英語の勉強
のためにチャット、メッセージ、メー 法案」が通過しましたが、これ ノw2u.biglobe.ne.jp/~Trotsky/29/syohyou.html
陳独秀に対す 驍ウによれば、コムスンは「介護」の美名にかくれて相当ひど
い事をやっているようですね。
社会保険行政が破綻の危機に瀕 +ヨ俘mJjァソ14t{+ヲチ3F棄キ~^ラ_#w%ョヒv<ニ;qhP