四トロ同窓会二次会 2001年10月9日〜10日
まじめな議論・主張・あそび・ぐち・何でも!自由に投稿してください。投稿内容は過去ログに保存します。「赤色土竜新聞」に掲載される場合もあります。
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まっぺんさんのお話は分かり易い 投稿者:ドラえもん 投稿日:10月10日(水)23時23分56秒
それにしても、革命的暴力って面白い言い方ですね?暴力的革命ではないんですか?面白いな!
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菊さんすみません・その他色々 投稿者:黎 投稿日:10月10日(水)22時42分18秒
レスがあったのに亀レスになってしまいました。
でも、まっぺんさんがほとんど答えていて、私に異論はありません。
キューバ革命そのものの議論は必要性はその通りですが、今は勘弁してください。
>ザーカイさん
「ダラ菅」は利用するに限るし、利用されるに限ると思います。
あまり卑下されない方が良いと思います。
まあ私も、「そんな役員の問題をどうして私らに相談するの?」などとヤジられたことがありますが・・・・。
一人一人の組合員の性格や心理を分析し、どう動くのか動かないのか、群集心理を読み、
キーになる組合員は誰かなどを考えながらの活動は、麻薬のような面白さが有りました。
ザーカイさんの卑下が、私には懐かしくもあり羨ましくもあります。
9月7日には、ザーカイさんに怒られるかも知れませんが、宮下公園に家族で行って来ました。
翌日の米国のテロ攻撃に、息子は「僕達の声が届かなかったね」と感想をもらし、
「どうしてTVにZの人たちしか映らないの」とも言いました。TVに映りたかったみたいです。
また、
まっぺんさんのファッショナブルな出立にも感銘をうけました。
率直に格好良かったと言わせていただきます。
地域でもと、反戦集会の企画をしていますが、
ザーカイさんにまたも怒られそうな趣旨でしか出来そうもありません。
「○○地区反戦なんて名前で中央に出て行けたらなー」等と夢想する今日この頃です。
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臨夏 さん 投稿者:黒パン 投稿日:10月10日(水)20時05分57秒
同時の書き込みでした。臨夏 さんの書き込みを読んでいて
漠然としていたのが思い浮かんで来ました。烈市を選ぶヤツがいて「選別」という作業が
出てくるということです。
ところで、臨夏さんにとって必要かどうか、わかりませんが、アナキズムを軸にした
年表と多少の事項は、私のサイトにあります。
下の方にスクロールするとアナキズム運動史、個別事項のコンテンツ表示が出て来ます。
「解放戦士の墓」とか独自に元日共組が建立した墓も、そういえばありましたね。
http://www.ocv.ne.jp/~kameda/KANEKO%20FUMIKO.html
このテキストでは金子文子の墓碑に触れています。
瀬戸内晴美が『余白の春』というタイトルで小説にしていますが。
http://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/~saga/sifo01.jpg
http://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/~saga/
嵯峨さんが新著を刊行しています。
http://www.ocv.ne.jp/~kameda/index.html
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菊さん 投稿者:黒パン 投稿日:10月10日(水)19時33分15秒
好みですからどう呼ぼうといいのですが、アナの村木たちは
絶対にいやがるでしょう。
考えたことはないですが。
自分の墓はいらないが、弾圧され獄死した人の墓は記憶されるべきと
村木の墓も探しあてました。鎌倉の親戚が骨を引き取りました。
呼び捨てが似つかわしい。
----------------------------------------------------------------------------烈士 投稿者:臨夏 投稿日:10月10日(水)19時29分26秒
烈士という言葉は、中国史ではよくみかけます。
満州でも、(東北といわんといかんのかなあ?)家の表札に、「革命烈士之家」みたいな金属の札が、よくかかっていました。
普通の、ボロい、小さい家です。
これは、中共の公認「烈士」ですね。何千人かおるのかもしれません。
黒パンさんによれば、オールド・ボルが使ていたとのことですから、中共がロシア語から翻訳したのかな。
烈士ということばを使わないほうがええというのは、理解の範囲内です。しかし、そこには「傲慢」さもあるでしょうが、敬意や好意もあるし、ええような気もします。ぼんやりとですが。
靖国神社で祀る、みたいな、国家が形式を指定するからいかんのではないでしょうか。
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Re:うーん 投稿者:まっぺん 投稿日:10月10日(水)19時07分58秒
(1)『革命的暴力とはなにか』は確かに黒田哲学ですが、黒田哲学をいくら勉強しても「革命的暴力とは何か」は理解できません。ただ「革命的暴力とは何かを革マル派はどう理解しているか」が理解できるだけです。われわれが学ばなければならないのは普遍的な意味での「革命的暴力」であって、そこから外れる、という意味では黒田哲学だけではなく内ゲバを正当化する一切の党派は同じ水準に立っている、と理解しています。黒寛は「特殊」でも何でもない。ただ「典型」であるだけです。「革命的暴力」とは「階級的暴力」であり「敵階級に対する強制力」と言い換えてもいい。労働者が階級的な力を発揮するには「階級的団結」がなければならないし、それは唯一「プロレタリア民主主義」によってのみ保証されます。しかし内ゲバ党派は、このプロレタリア民主主義を「自己党派の論理」の下に従属させようとする。それをもっとも体系化したのはスターリン主義でした。だから、黒寛理論も含めて全ての「内ゲバ理論」はスターリン主義に連なる「内ゲバ主義」であると批判するわけです。
(2)「客観的な検証」ほど難しいものはない。まったくそのとおりだと思います。たとえば情勢に対する「ある条件」を重視する傾向と「別な条件」を重視する傾向とでは同じ結論にはならないでしょう。それでも共通の利害=「プロレタリア革命」(あるいは「社会主義」)を目指して団結するとすればプロレタリア民主主義は絶対に必要な条件となります。党派内部での分派の自由も党派を割って別の党派をつくる自由も保障されなければなりません。共通の利害の上に最終的により正しい結論に到達するためにも「反対意見」を潰す行動を政治党派はとるべきではない。それは自らの「視野を狭める」行為でもあるからです。つまり自分を客観的に分析するためにも「党の一枚岩」論は粉砕されなければならないと思います。
(3)「んじゃーそれを言ってるインターは一体何やってきたか、ということですよね。ちゃんと討論保証してきたのか?とか。」…反論不能です。まったく返す言葉もありません。いずみさんの言うとおり。典型的例として女性差別事件はそれを量る重要な試金石だったといえます。もしもインターが組織的に民主主義を貫徹できていたら、女性差別事件を防げなかったとしても、少なくとも組織の力でそれを克服できたと思う。しかし、自己総括を続けつつも、それだからこそ「内ゲバ反対」はさらに一層強化するべきであると思います。つまり「他者への一方的批判」ではなく社会主義を共にたたかいとるための「同志的団結」のために。
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なんて呼んだらいいのでしょうか? 投稿者:菊 投稿日:10月10日(水)17時46分34秒
明治・大正期の革命家には非常に親近感を抱いています。まあ、いつか司馬遼についてのやりとりがありましたが、そこで作者が主人公を作っていく(松下竜一さんにしても、水上勉、あるいは荒畑寒村にしても)面があるので、そこでの人間臭さに共感を覚えているという方が正確だろうと思いますが。
黒パンさん、「烈士」という言葉がよくないとすれば、どういう言葉をつかったらいいのでしょうか。テロリスト>これだと、「テロリスト群像」(サビンコフ)みたいになってしまう。革命家。アナキスト。。。
黒田寛一の話題が出ているので、関連して。
先日歴史学者Tさんと話していたら、黒寛に昔会ったことがあるとのこと。そこで「話をしたのだが、何をいっているのか、さっぱりわからなかった」と。
30年ほど前、その黒寛にすっかりイカレていた学生たち(最初の頃の私も含む)がたくさんいたといったら、驚いていました。黒寛がわからない自分は頭が悪いのだという「思いこみ」から抜け出すのに時間がかかったといったら、大爆笑。しかしそんな時代でもあったのですね。
実は私はトロツキーの前は毛沢東、そしてその前は黒寛を必死に読んでいたのです。その昔。
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うーん 投稿者:いずみ 投稿日:10月10日(水)17時33分13秒
時間が今ないのでとりあえず感じた点を箇条書きですが、
(1)「革命的暴力とは何か?」は、革マル哲学に依存したある意味トクシュな代物であって、それと中核や解放派のをいっしょくたにして「主義」という言葉をつけるのは「非科学的」だと思う。
(2)「客観的な検証」ほど難しいものはない。「大衆溶解」的にやるんなら依存することはラクだけれども(典型的な例:MPD)。その内実で皆が苦闘しているところで、錦の御旗的に掲げられても抽象的に過ぎる。
(3)何度も書いてますが、んじゃーそれを言ってるインターは一体何やってきたか、ということですよね。ちゃんと討論保証してきたのか?とか。そういう自己総括抜きに「内ゲバ反対」と言っても空々しさを感じるのです。
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少し流れが傍流に行きますが 投稿者:黒パン 投稿日:10月10日(水)16時28分31秒
一昨日の書き込みで
≪さいだぁ 投稿日:10月 8日(月)17時05分51秒
まっぺんさんのいうとうり実りない無惨な敗北であり大衆的闘争にとって有害無益だったのかもしれないですが、今回の無差別テロと一緒に論じられて切り捨てられるのはなんか悲しいです。
無差別テロにも、報復戦争にも反対ってことと矛盾しているのかもしれないですが、ナロードニキ闘士や難波大助、ギロチン社らのストイックな献身的姿勢には共感を感じてしまうのです。≫
「ギロチン社らのストイックな献身的姿勢」という評価≪感想≫には疑問を感じます。
ギロチン社も、多くの人にとってはなじみ無いかもしれないので、「幻想」を与える感想
は避けた方がいいと思います。
ギロチン社の理念は当人たちが言うところの権力の象徴への<テロリズム>というのが
確定的ですが、現実の行動は、そのような仮想を相手にイメージさせた、リャク屋というのが
実態です。現実運動<小作農の組織化、自由労働者の組織化、労働運動>に関わって来た彼らが
ある時期から現実の社会運動から離れ、理念として<テロリズム>をメインにおきます。
そのため仕事をせずにリャクをやって、生活に使い、遊興にも使い始めます。
大震災を契機に戒厳令と虐殺の責任者をターゲットにした行動に移りますが、テロリズムというにはお粗末で、甘粕の弟には手を出せずに警官に捕らえられる、強盗をやるが、銀行員の「現金包み」を奪えないで、しがみついた行員を「はずみ」で包丁で刺し殺してしまう。これがテロリズムですか?
権力に恐怖すら与えられず、囚われ、刑死したというのがギロチン社の実態です。
秋山清さんが語るところの「心優しき叛逆者」というのも結局、テロリズムに徹し切れない優柔不断な実行者としての心情を察したものです。だから好かれる連中なのです。
また大杉の同志であった労働運動社の和田も戒厳令下の責任者であった福田大将を狙撃しますが拳銃の不具合で空砲のため背中への火傷だけで結果として「テロリズム」からほど遠いものでた。
労働運動社は近藤憲二が残り、引き続き運動に関わります。
中浜哲に関しては
http://www.ocv.ne.jp/~kameda/NAKAHAMA%20TETSU.html
大逆罪弾圧に関しては
http://www.ocv.ne.jp/~kameda/MIYASITA.html
和田、村木に関しては
http://www.ocv.ne.jp/~kameda/NAKAMURA-KANICHI.html
菊さん、烈士というのは特定の党派かオールド・ボルが使っていたと思いますが、アナキストにしろボルにしろ「烈士」と表現してしまうのはおかしいと思います。
韓国民主化運動で焼身自殺わした活動家を烈士として「たてて」しまうのも、間違いだと思います。
個人として活動し、個人として刑死、自死した人たちを「烈士」と持ち上げるのは生き残った側の傲慢のような気がします。
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Re:アフガン、その他 投稿者:まっぺん 投稿日:10月10日(水)15時20分44秒
>ザーカイさんへ
だからぁ〜・・・アフガンへのソ連介入についてはトロツキストは統一見解を持てなかったと言ったでしょ! だから「そこまでソ連軍侵攻支持していながら志願を募ったりしないわけ?」という設問自体、ハズレです。もうちょっと詳しくいうと、ソ連軍の投入に対して「批判的支持」派と「絶対反対」派が当時はいたんですよ。で、まっぺんは判断不能。当時「世界革命」紙の論文の学習会をやったんですが、ハッキリした結論のない論文でもあり、歯切れ悪くて困ってしまった。
ベトナム戦争であれば「ベトナム義勇軍に結集せよ!」と言っても不自然ではなかったでしょう(そういう方針は出ませんでしたが)。それほど「ベトナム人民支援」の持つ積極的意味ははっきりしていたわけです。しかし、アフガンの場合、「批判的支持」を言っている人もカルマル政権をイスラムゲリラに対抗して維持すべきだ、という発想からの主張にすぎず、ソ連軍の投入を積極的に擁護できるわけではなかったです。
>JUNさん
中核派がストレートに「テロ擁護・反米闘争重視」みたいな論調を取ったのは、意外でしたか。私は「予想どおり」って感じましたよ。「日本帝国主義の人民はアジア諸国人民に対して血の負債を負っている」という「血債」の思想をまんま「アメリカ帝国主義人民」に置き換えただけの発想です。70年7月7日の華青闘発言に対する中核派の葛藤をそのまま引きずった方針です。
それよりも革マル派のほうにびっくりしましたねー!\(^o^) これまでは革マル派以外の党派の闘争を絶対に認めず、全部権力やCIAの陰謀によって仕組まれたものだと言い続けてきた革マル派が、いきなり「対米ジハード」は「その奏功を意味する画歴史的事件」とほめているんだからびっくりですよ〜(*^o^) いつもの「ぼーりゃく論」はどうなったの?
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「内ゲバ主義」という表現は暴力の問題をあいまいにするか? 投稿者:まっぺん 投稿日:10月10日(水)14時49分20秒
>しかし「内ゲバ主義」は、その戦闘を自らの政治戦略の中の重大な柱として据
>えているということを特別な「主義」の問題と単純化してしまうことによって、
>「暴力とは何か?」という問題を曖昧にしている感じがしてならないです。
>「労働者階級に依拠して」という言い回し自体が、そもそも前衛党主義的な発
>想を前提としたものじゃなかったかしらん?
といういずみさんの批判への「まっぺん回答案」です。「革命的暴力」とは「労働者階級に依拠して」おこなうものじゃなく「階級的な暴力」そのものを「革命的暴力」と言うべきです。「階級に依拠して」党派が行使する「暴力」は所詮は代行主義でしかありません。例えば三里塚闘争は農民の闘争ですが「管制塔占拠闘争」は党派による戦術的代行主義です。代行主義を全面的に否定はしませんが、党派が階級を代行する時、官僚主義や党派の独善への危険が伴います。ロシアボリシェビキ党は過去にそれを最も醜い形で経験してきたわけです。次の時代、できるだけ代行主義を避けて「労働者階級の自主的な暴力」によって新しい体制を獲得できるかどうか、が全ての政治党派の課題とされているんじゃないでしょうか?
そこで「内ゲバ主義」という言葉ですが、これは黒田寛一『革命的暴力とは何か』を念頭に置いた言葉です。この本を読めばすぐわかるように革マル派は自らの「革命的マルクス主義理論」によって目的・手段を厳密に規定しているから「わが派の暴力は革命的であり腐敗する事などあり得ない」という結論を引き出しています。しかし、これは「革マル派が正しい」事を前提とした結論であり、論証の過程が矛盾しているわけです。そして、この論証のやり方は実は70年代左翼の多くが採用していたと言える。簡単にいえば「わが派は階級的。だからわが派の暴力は階級的。わが派は革命的。だから我が派に敵対するのは反革命」…このように「自分の党派が正しい」事を前提とした理論の組立てによって「内ゲバ」を正当化していったわけです。「自分の内ゲバは正しいが相手の内ゲバは反革命」というわけです。こうした「ジコチュー」主義は自己を階級と同一視・絶対視し、党内民主主義も内部分派も生まず、硬直し官僚化していきます。
「我が派が正しいかどうか」は、そのように自分の内側からではなく、常に外側から、階級的観点から自分を「外在化」させて客観的に検証していかなくてはならない。「ジコチュー主義」=「主観主義」の端的なものがスターリン主義だと思いますが、日本の左翼の大部分は多かれ少なかれ、この傾向に惑わされてきました。つまり「内ゲバ主義」とは、単に「内ゲバ」という現象を言うのではなく、党派の革命戦略の根元にある階級的原則の問題を問うものであって、「革命的民主主義の問題」…つまり将来の社会主義をどのような共同社会として希求するのか、という問題につながる重大な問題ととらえるべきだと思うのです。そうであれば「内ゲバ主義」を「主義」として、その対極にある「革命的民主主義」と対立させて批判するべきである、というのが(たぶん)四トロ派の見解だと思います。
中核派や革マル派は今は内ゲバをやっていませんが、党派の構造としては何ら変わるところはありません。過去の内ゲバを総括して自己批判したわけでもない。だから現在内ゲバをやらなくても「内ゲバ主義」である事にはまったく変わりはないと思います。
http://redmole.m78.com/bunko/07/bunko07f.html
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リンクミスです 投稿者:TAMO2 投稿日:10月10日(水)14時48分57秒
すいません。こっちです。逝きます。
http://www.toshiba-emi.co.jp/hikki/from_hikki/index_j.htm
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宇多田ヒカルさんのコメント 投稿者:TAMO2 投稿日:10月10日(水)14時45分01秒
ぐっっとくるなあ。
http://www.hikki.com/link/link.html
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アフガンの左派活動家とのインタビュー2 投稿者:まっぺん 投稿日:10月10日(水)11時55分37秒
北部同盟について
「北部同盟は雑多な勢力からなっている。イスラム教民族運動を率いているアブドゥル・ラシド・ドスタムは、カルマルやナジブラ(ソ連に支持されていた政権の大統領)の親密な同盟者だった。彼は原理主義者ではなく。アフガニスタンのウズベクおよびトルクメン人を代表している、シアフ教授が率いるアフガニスタン・イスラム教統一運動は、北部同盟の中でももっとも原理主義の傾向が強いグループである。このほかにアーメド・シャー・マスードのイスラム協会がある。
9月11日の事件を起こしたのと同じグループが9月9日にマスードを殺害した。マスードが殺されたのは、オサマが彼を9月11日以降に抵抗闘争を指導できる唯一の人物だと考えていたためだ。彼はすでに多くの西側の政権から支持されていた。彼は原理主義者だったが、最近、右翼思想に転換した。ヒズブ・ワフダット・イスラムも北部同盟に参加している。北部同盟はタリバンを攻撃する準備を整えている。9月11日の後に、マザール・シャリフで戦闘があった。タリバンの兵士80人が死亡し、200人が捕虜になった。戦闘はまだ続いており、まもなくタリバンがマザール・シャリフを失うかも知れない。
ドスタム元将軍がすでに西側の一定の支持を得ており、前面に登場しつつある。」
ザヒル・シャー元国王について
「彼は89歳になるが、アフガニスタンでタリバンを除く全政党の支持を得ているようだ。少なくともペシャワールでは、いたる所に彼の政党の旗が見られる。それは黒と赤と緑の旗だ。われわれの党は現時点では、過渡期として彼を支持している。米国のプランは、タリバン政権の崩壊後、彼に権力を渡し、彼が1年後に選挙を実施するというものだ。しかし、彼が人々の問題を解決できないのは明らかだ。ペルシャの格言によると、悪いやつが政権を握っているが、そこからいいことも起こるとすれば、それほど悪くない。われわれは過渡期として彼を支持する以外に選択はない。」
米国の軍事介入
「われわれは米国の軍事介入には全面的に反対だ。しかし、われわれはタリバン政権がただちに終わることを歓迎する。現在の状況をたとえて言えば、米国が育てた犬が手におえなくなったということだ。この犬をしつけるか殺すのは米国の責任だ。われわれは、われわれのやり方で、アフガンの人々にとって危険きわまるこの犬を始末する。米国とパキスタンは、アフガニスタンの安定化を期待して間接的あるいは直接的にタリバンを支持してきたが、事態は彼らの手におえなくなったのである」。
シェルター・インターナショナルについて
「このNGOは300万人以上のアフガンの人々にパンを提供してきた。タリバン政権は何の理由もなく彼らを逮捕した。食糧はどこかへ消えた。人々は苦しんでいる。これは人々の悲惨な状況を一層悪化させ、タリバン政権に対する憎しみをさらに募らせた。彼らはアフガニスタンにおけるNGOの活動を統制したいと考えていた。これは一般のアフガンの人々には評判が悪かった。」
アディル氏によると、誰もがタリバン政権に飽き飽きしている。人々は戦争に飽き飽きしている。多くの人々が、この政権が終わるのを待っている。タリバンが長く政権にとどまっている可能性はないだろう。米国の戦略はザヒル・シャーを政権に就けることである。彼はすでに北部同盟や、左翼および右翼の政党の支持を得ている。私たちはアフガニスタンに戻る日を待っている。
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アフガンの左派活動家とのインタビュー 投稿者:まっぺん 投稿日:10月10日(水)11時54分31秒
メール情報からの転載です。
以下は、英国レーバーネットのウェブに掲載されたインタビューです。パキスタン労働党のファルーク・タリク氏が、「アフガニスタン労働者革命連盟」のリーダー、アディル氏に対して行ったインタビューの報告(10月4日付)です。
アフガニスタンの左翼組織は、あまり大きな影響力をもってはいないと思われますが、タリバン政権の抑圧に反対し、同時に米国の軍事介入に反対するという立場を明らかにしています。
***
アフガニスタン労働者革命連盟、アディル氏とのインタビュー
●タリバンはすべての支持を失っており、まもなく権力を失うだろう。
●オサマは少なくとも2万5千人の戦士を擁している。
●左翼と右翼が一致してザヒル・シャー前国王を擁立しようとしている。
●金を持っている人は全員パキスタンへ逃れつつある。
アディルはアフガニスタンで活動している小さな左派組織のリーダーである。彼自身は亡命地にいる。彼は9月16-19日にジララバードに滞在し、現地の雰囲気を観察し、党員たちと将来の戦略について話し合った。アフガニスタンへの入国は非合法だった。以下は9月24日にパキスタンのラホールで行われたインタビューの報告である。
「私は9月16日にアフガニスタンに入り、ジララバードに到着した。この町は完全なショック状態だった。すべての人が、すぐにでもアフガニスタンを逃げ出したいと話していた。ペシャワールまで行くには20万アフガニ(2ドル)かかる。そこから国境を越えるためには、パキスタンの役人に5ドルの賄賂を払わなければならない。だから、それだけの金を持っている人は全員、逃げ出そうとしている。ちなみに、現在アフガニスタンの公務員の平均賃金は月30アフガニである。ジララバードの日雇い労働者の賃金は1日1-2万アフガニである。アフガニスタン全国で、ひどい貧困が広がっている。賃金の遅配は日常化しており、半年間支払われていないこともある。人々はタリバン政権に飽き飽きしている。そういうことを公然とは言えないが、今ではタリバン政権が逃げ出すだろうと確信している。ジララバードではほとんどの店や貿易会社は閉まっている。誰も市内で仕事をしようとはしない。まるで廃墟の町だ。」
タリバンの軍事力について
「タリバンが動員できる兵士の数は約2万人である。彼らは最良の友人であったパキスタンを失い、パキスタンからの軍事支援が難しくなっている。これに対して、オサマは2万5千人の兵士を擁している。彼らはパキスタン以外にも、中国、アルジェリア、ナイジェリアや、他のアラブ諸国から来ている。タリバンがオサマを米国に引き渡さないと言っているのは、彼らに勇気があるからでも、イスラムへの忠誠からでもなく、引き渡すことができないからだ。オサマはタリバンよりも多くのイスラム戦士を擁している。」
タリバンへの支持について
「彼らは完全に支持を失っている。ジララバードで私が話した人たちは、タリバンに反対していると公言した。彼らを支持しているのはタリブ(学生活動家)たちだけだ。ほかにはアフガニスタンで彼らを支持する者はいない。彼らはアフガニスタンの歴史で最も不人気な政権だ。米国が来れば彼らは権力を失うだろうが、それは攻撃のためではなく、彼らが社会的基盤を持っていないからだ。これはソ連がアフガニスタンにやってきた時とは違う。アフガニスタンにソ連に反対する人々がたくさんいた。米国とパキスタンもソ連に反対していた。しかし、現在の状況は全く違う。タリバンは長期にわたって米国と戦うことはできない。彼らは長期にわたって隠れていることはできない。彼らは権力を失うだろう。タリバンはこれまででもっともタチの悪い、残忍な政権である。われわれは最初から彼らに反対していた。しかし米国とパキスタンが最初から彼らを支持していたのだ。彼らは今、タリバン政権は悪だと言っているが、われわれは最初からそう言っていた。」
タリバン内の3つの傾向
「タリバン政権の中には3つの傾向がある。1つはもっとも徹底した原理主義者で、オサマを米国に引き渡すことに全面的に反対している。1つの大きいグループはオサマを米国に引き渡すべきだと言っている。3番目のグループはこの2つのグループのバランスを取っている。オサマは自主的に出国するべきだという決定には、この3番目のグループの影響が最も強く働いていた。問題は3つのグループがいずれもオサマの軍よりも小さいということだ。タリバンではなくオサマがアフガニスタンの実質的な支配者である。」
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北さんいらっしゃいませ〜\(^o^)/ 投稿者:まっぺん 投稿日:10月10日(水)11時15分17秒
わたしは同じものかどうかわかりませんが「梅香里」ビデオを観ましたよ。
都ユサさんという在日韓国人で沖縄・韓国の反基地闘争をたたかっている方の講演会で拝見しました。
韓国での米軍の基地使用がどんなに危険なものであるかがよくわかるものでした。
韓国・沖縄民衆の闘いに連帯した運動を「報復戦争」阻止闘争のなかで作っていきたいですね。
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どなたか、書き込まれると思ったのですが、 投稿者:菊 投稿日:10月10日(水)11時11分03秒
誰もまだ書いていないので書き込みます。
この肌寒い雨の中、衆議院議員の川田悦子さんがきのうから「報復戦争反対」48時間の座り込みを議員会館前でやっているようです。彼女は「ハンセン病国会決議」に一人反対したことといい、「戦争にひとり反対した」アメリカのバーバラ・リー議員を彷彿とさせます。
地方議員経験者である私の連れ合いは、議会で「全会一致」にひとり異議を唱えるのは大変な決意がいると言います。いろいろな「嫌がらせ」があるようで、まして国会です。
「労働情報」にのっていた、川田さんの国労闘争団集会での発言は感動的でした。「人間の自立」ということを非常に考えさせられました。
きょう、出先から立ち寄ってみようと思っています。
http://www.labornetjp.org/
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同窓ではないのですが・・・ 投稿者:北(仙台) 投稿日:10月10日(水)09時58分48秒
はじめまして(このHNでは)、仙台の北です。
仙台の地は、インターの方が過去(今もかな?)いっぱいいらっしゃったみたいなので
ここで、少々宣伝させてください。少々マルチポスト気味なのですが・・・
直接の反戦活動ではないのですが、是非ともこのまっぺん氏の板に
参加されているかたに見ていただきたいドキュメンタリー映画(ビデオ)
があります。(もうほとんどの方は知っているかとはおもいますが・・)
その映画は、「梅香里」(メヒャンニ)といって、突然、米軍に接収され、
米空軍射爆場となった韓国中央部、梅香里と呼ばれる村のドキュメンタリーです。
以下引用--------------------------------
朝鮮半島の中央部、ソウルから南西に60キロ。広大な干潟と豊かな海の幸に恵まれ、人々が安らかに暮らす漁村があった。春になると海岸線に群生する梅の香りが村中に満ち、「梅香里(メヒャンニ)」と呼ばれた。
1951年、米軍によって、この村は米空軍射爆場とされた。
村の人々は農業や漁業などの生活手段を奪われ、加えて度重なる米軍機による誤射、誤爆、不発弾の爆発事故、爆音被害に苦しめられる長い年月が始まり、現在もなお爆撃訓練が続いている。
このドキュメンタリー映画「梅香里(メヒャンニ)」は、生活権、生存権をかけて闘いを続けてきた漁師、全 晩奎(チョン マンギュ)さんら梅香里の住民を中心に、米軍犯罪による被害者の支援活動に立ち上がった鄭柚鎮(チョン
ユジン)さんら、米軍犯罪根絶運動本部の女性たちの活動を記録している。
「ゆんたんざ沖縄」「しがらきから吹いてくる風」などで知られる西山正啓監督が「水からの速達」以来8年ぶりに放つ最新長編作。
梅香里、沖縄、湯布院、日出生台の人々の交流と信頼関係から生まれた日本と韓国の“地域合作映画”である。
http://www14.big.or.jp/~edix/mehyang/top.html
引用終わり------------------------------
各地で上映運動が活発に展開されております。
今回の反戦活動を盛り上げるためにも(主客転倒した表現を自己批判します)
是非とも、ご覧になることをお奨めいたします。
なお、仙台では上映運動を立ち上げるべく、活動を始めました。
宮城県および東北のアクティビストの皆さん!
是非とも「梅香里(メヒャンニ)」仙台・東北上映実行委員会(設準)への
参加をお願い致します。
連絡先はtoy@digitoybox.comまで。
宜しくお願い致します。大切なスペースを宣伝で失礼致しました。
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ごめん、間違えましたm(__)m 投稿者:いずみ 投稿日:10月10日(水)03時37分34秒
>自分はAを実践してないのに他者にAの類似品を求めるのはおかしいんでは?
は、もちろん
<自分はAを遵守してないのに他者にAの類似品を求めるのはおかしいんでは?
でした。
またムダなカキコ増やしてしまってすみません。
こういうテーマのときは直接入力&推敲なしで書き込むのはやめます。
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ちと違う 投稿者:いずみ 投稿日:10月10日(水)03時36分13秒
>ま、批判の資格(筋合い)云々は言わないのがいずみさんのスタンスと思ってきたがちょっと勘違いしていたみたい。
これはカンチガイ。
いずみは以前から、運動やってる人はそのやっている領域においては自己に厳しく他人に甘くなければいけない、と言ってます。
また、あたりまえの話として、実践を狭量に捉えて「おまえは実践してないから批判する資格なし」なんてのは誰が主張するのも許されないと思っていますが、少なくとも同じ土俵の話で、自分はAを実践してないのに他者にAの類似品を求めるのはおかしいんでは?というのもアタリマエかと思うわけです。
で、ザーカイさんのワークの件(笑)と、インター排除されないの件が自分の中ではクロスする問題に思えたので、ワークをやったザーカイさんは「やっている領域に在る人」だと思ったのでそういう言い回しをしたわけです。
そして、心境の変化という点では、前述のテーゼは自分にモロに降りかかってくるわけでして(笑)、さぁどうしよう、というところなのですが…
あと、ここはいくらなんでも暴論ではないかと。(笑)
>日本の4ターでアフガン侵攻ソ連軍に志願なんてこともなかったでしょ?何で?どうして帝国主義足下人民なのに、そこまでソ連軍侵攻支持していながら志願を募ったりしないわけ?
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短くね(苦笑) 投稿者:ザーカイ@小市民モード 投稿日:10月10日(水)02時58分47秒
>まっぺんさん
そういうダラ官同様なのが私ですよ。その辺はいずみさんの突っ込みにも関係しております。
ま、批判の資格(筋合い)云々は言わないのがいずみさんのスタンスと思ってきたがちょっと勘違いしていたみたい。心境の変化を色々憶測(ワラ。実際私に4タ批判する資格など一つもないんですがね(爆)
ただ、「笛吹けど踊らず」のご時世に学生運動や労働運動をやっているんで、イケイケのムードになったことはほとんどない。よって押さえつけるなんて事は一度もない(泣)理を尽くしたかは自己評価不能ですが。組合員は「面倒なのは役員でやってよ」と職場オルグ中に野次が飛ぶ。ボス交どころか「お任せ状態」イケイケ路線で戦った役員選でも負けっぱなし。
で、「ソ連のアフガン侵攻」「ベトナム、カンボジア侵攻」はどっちにつくかって話じゃないと思う。そう問題を立てるのは、世界分割三国志というべき発想で、僕は採らないです。というのは最終的にこういう世界をつくるんだっていう運動をしてきてないから。だいたい世界第2位の経済大国であり、軍事大国化した日本でテロ対策法が可決するからといって隣国の中国や北朝鮮が労働者革命を!って侵攻してきたらどう思います(ないけどね)?そういう問題だと思いますよ。最近の4ターは「労働者国家」といってませんがね、両国を。
民族宗教セクト対立なんてどこでもあること。悲しいけど、当事者間で解決してもらうしかないよ。せいぜい、仲介に立つのが精一杯。あとは難民・亡命を受け入れるなど排斥・浄化される少数派をどう救うかだけしか思いつかないよ。
実際4ターだって日本の共産主義者間の殺し合いを目の前にして「内ゲバ主義反対」といって、喧嘩両成敗、どっちかにつくとかしてなかったでしょ?より進歩的なほう(?)を支援するって必ずしも必要ないときばかりですよ。しかも、日本の4ターでアフガン侵攻ソ連軍に志願なんてこともなかったでしょ?何で?どうして帝国主義足下人民なのに、そこまでソ連軍侵攻支持していながら志願を募ったりしないわけ?
この程度でやんすm(__)m。
で、論点ずらすことになるかもしれないけど、集会枠(呼びかけ団体と賛同団体)がどこまで「暴力とは」「テロとは」を議論しているのか?そしてそれを大衆に示しているかが問題だと思うわけ。内ゲバセクト排除で運動マーケットを部分占有するのであれば、それなりのきちんとした声明がいるんじゃない?なんか身内でのルールを市民運動という公に流し込んでいるような感じを受けてしまうんですよね。個人参加者はどこで意見を反映してもらえるんだろ?もし偏見なら指摘してください。
>JUNさん
あれ、そうですか?わたしは中核派のビラの最後で
>「米国主導の世界支配はあるが、しかし無差別テロは人民を救わない。世界の労働者人民の闘い
>こそが」で、「わが革共同・全学連の反戦闘争が vアとは ずみさんは、
>>やめません。(笑)
とくる。これは、挑発ですよね?