四トロ同窓会二次会 2001年3月10日〜15日
まじめな議論・主張・あそび・ぐち・何でも!自由に投稿してください。投稿内容は過去ログに保存します。「赤色土竜新聞」に掲載される場合もあります。
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ザーカイさん 投稿者:右翼推進會 投稿日: 3月15日(木)21時36分54秒
そうなんです。葛藤しすぎて大変です。街宣時の演説では、強制しない演説を心がけておりますが、聞いた皆様がどう感じているか?と考え込んでいます。私達は、何をどう訴えかけるか、我々の活動を理解していただけるかを第一に考える為、よけい葛藤してしまいます。が、御指摘された事はしっかり自覚していきます。
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宗教と主体 投稿者:灼ネル 投稿日: 3月15日(木)16時54分48秒
>ところで、先日わたしは調査の為代々木のムスリム教会にいたんですが、知人のさらに知人に紹介されていった為、いつの間にかムスリムの洗礼(?
受けたことになってんたんです(泣)それを後日聞かされまして・・・・。どういう仕組みになっているんでしょうか?複数のムスリム信者の証人のもと、教師のお祈り受けたらムスリムとなるんでしょうか?とにかくイスラムのルールもわからない上、あった人々がみんな外国人なんで全然訳わからなかったんです・・・・。不快でもなんでもないんですが、訳わからないままでは困惑するもんで・・・・。
よろしく!
人がムスリム、ムスリマであるかどうかは、本人に信仰があるか否かによって決まります。イスラームでは、キリスト教のように洗礼の儀礼の有無で天国に行けるかどうかが決まるということはありません。証人をたてる云々というのは、自分の信仰を社会に宣言するための作業で、本人がムスリムじゃないというならもちろんその人はムスリムではありません。おそらくイスラミックセンターにいらっしゃったのかと思いますが、日本に来ているムスリムの中には、イスラームについて伝えようとするのに熱心なあまり、配慮を欠いた一方的な会話をしてしまう人もいるようです。ムスリムの一人としてお詫びします。
ザーカイさんは御自身なりのやり方で宗教について勉強しておられるようですが、はたから見ていると、どうしても気づかない側面もあります。ぼくもムスリムになってからそのことをつくづく痛感しているのですが。社会主義の実践においてもそうでしょうが、人は社会の中で常に熱狂しているわけにはいかず、むしろそれは一瞬です。ムスリムにとっても日常の実践が重要なわけで、それは地道な善行の積み重ねであり、またイスラームの実践についてなされる思考の多くも日常に関することです。その中にはいかにして利子が蓄積されることなく経済活動の自由が保証されうるのかということや、いかに個々人の自由を保証しつつ倫理を形成していくかといったようなことも含まれます。
宗教間の対話ということも、草の根レヴェル、個人レヴェルの作業は、現場にいないとなかなか見えないです。
カトリックほどの中央集権的な共同体でも、末端まで統制をとることはおよそ不可能ですし、イスラームにいたっては、聖職者組織など皆無で、神と個人が直接結びついているという発想をするので、各人はまったく多様に、そういった作業を進めています。無論、その中には、衝突もあれば学術的研究、友情、恋愛もあります。
(このあいだ、マレー系のムスリマと結婚したいというユダヤ教徒に相談されました。)
>しかしその背景にはアメリカの制裁があることなど「やはりそうかー」
という感想をもちました。「復古主義」が大きな動きをするのは大抵「反米」と結びついています。イラン・イスラム革命の時もそうでしたね。マルクス主義者が注目し自らの問題として考えなければならない切り口はやはりここじゃろう、と思います。
ムスリムの多くはアメリカ政府とその帝国主義的行為には批判的でしょうが、アメリカ人民にはなんの敵意ももっていません。アメリカにおいては、ムスリムが少なからず増加しているところですし。あと、ムスリムは抵抗することもありますが、それは国家間の闘争というかたちをとらないようにしようというのが、今盛んになりつつある潮流です。ホメイニーは、イスラームと国家を重ねあわせようとして多くの失敗を冒したのですが、イスラームは本来、主権国家とはまったく別の次元に存在するものですから。
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レノン、お気に入りに追加!ありがとうございます。 投稿者:為丸 投稿日: 3月15日(木)15時16分33秒
まっぺん燦!ありがとうございました。
「懐古闘争の記録」にあったんですか。
レノンをレトロにしたらもったいない…。
トップページに文化・ゲージツ欄を作って、やっていただけたら
わしら文化人(ニヤ)には入りやすいんですけど…。
ジョンの階級意識、真摯さがよう伝わるいいインタビューですね。
これに目を留めたまっぺん燦!
今、TVコマーシャルで、ジョンがもっとも嫌ったであろう人々によって
ジョンの映像がブラウン管に流されているのを見かけます。
ジョンの映像を見るのはうれしいけど、
こんなふうに収奪されているんだなと思うとさびしいです。
これ、読ませたい人が大勢いますので、宣伝しておきます。
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イスラム・文化財破壊・第三世界 投稿者:まっぺん 投稿日: 3月15日(木)10時14分13秒
ご登場のみなさん、いらっしゃいませ〜。
タイムリーでナイスな議論であると思います。とりわけ「左翼」ふぁんサイトである二次会にとっては「宗教とマルクス主義」の問題にもふかく関連して重要です。いろいろ意見を求めます。
無知なまっぺんは勉強したいと思います。
ジョハルさん、はじめまして。
ムスリムの立場からのご意見、非常に貴重です。あなたのお仲間も破壊には反対である事、しかしその背景にはアメリカの制裁があることなど「やはりそうかー」という感想をもちました。「復古主義」が大きな動きをするのは大抵「反米」と結びついています。イラン・イスラム革命の時もそうでしたね。マルクス主義者が注目し自らの問題として考えなければならない切り口はやはりここじゃろう、と思います。
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ジョン・レノンは「我が党」へどうぞ\(^o^)/ 投稿者:まっぺん 投稿日: 3月15日(木)09時53分19秒
為丸さん、こんにちは。
おお!ありがとうございます。こういう投稿があるとまっぺんもシヤワセな気分にひたれます。「作ってよかった〜!」
お探しの記事は「レッドモール党」
http://www1.neweb.ne.jp/wa/redmole/
の「懐古闘争の記録」のなかにあります。古い「世界革命」記事を昨年12月8日、ジョンの20周年の命日に公開したものです。
http://www1.neweb.ne.jp/wa/redmole/
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突然、お邪魔。教えてください。 投稿者:為丸 投稿日: 3月15日(木)02時41分38秒
白熱しているところに、すいませんね。
ずーと前、たまたま何処かのサイトで、
ジョン・レノンのイギリスの4トロのインタビューに応える記事を見て
感動した者ですが、
どこだったか分からなくなって、困っています。
教えてください。
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(無題) 投稿者:赤いお母さん 投稿日: 3月15日(木)00時35分16秒
>なお、今朝の毎日新聞「余録」によるとバーミヤンの仏像の顔面を吹き飛ばし、
>ロケット弾で衣を傷つけ、壁のフレスコ画を破壊したのはタリバンの98年の
>所業だそうです。(伝統派イスラムの弁護。)
これは正確ではないと思います。
確かに以前タリバンが石仏に砲弾を撃ち込み破壊活動を行いましたが、
内戦中、ハザラ人勢力の弾薬庫として、この石窟が使用されていた事から、
弾薬の爆発等で、かなりの被害が出ているはずです。
また、顔面はアフガニスタンにイスラム教徒勢力が侵入してきた時点で切り取られています。
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>第三世界的 投稿者:赤いお母さん 投稿日: 3月15日(木)00時30分51秒
私としては、
>ですから、原理主義運動をさらに言い換えると「何かから排除されし者の、宗教の形をとって
>の呪詛」となるかもしれません。
という表現の仕方が秀悦だな・・・と感じました。
ただ、第一とか第三とかカテゴライズするのは難しいのではないかと思います。
タリバンの例でも「第一世界的」「第二世界的」な部分から出ているからだと思いますし、
複合的要素の結果だと思うからです。
あえて「第三世界的」という物をカテゴライズするならば、
「感情」といったもの「思い」と言った物ではないでしょうか。
理屈じゃねぇんだ!ってヤツですね。
問題解決の原動力にもなれば、問題を複雑怪奇にする原因にもなるかと。
「憎悪」だの「慈愛」だの「民族の記憶」だの・・・。
こういった事は身近にもあることですねぇ。
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おまけ 投稿者:ザーカイ 投稿日: 3月14日(水)23時39分56秒
>私個人は一切強制出来ないと考えていて、強制しないと言いたかったのです。
あ、わかった上でああ書きました(^^)真面目な右翼推進会さんには申し訳ないけど、
「そう思っていても、時代・場所によっちゃや〜、気づけば弾圧者ってことになるぜ」って
言いたかったわけ。意地悪してすんませんが、マジ、右翼推進会さんがそのように考えて
いるとすれば、今後運動が発展すればすれるほど葛藤に悩むことは頭に入れておくことを
お勧めしておきます。
何でも「仕込み」が大事(^^)
>TAMO2さんへ
>マルクス主義は「法哲学批判」「ユダヤ人問題」を読む限り、あらゆる宗教を飲み込む可能性
>あり(以下省略)
これはどういう意味か不明(マルクス知らずゆえ)ですが、初めて聞く見解につき興味あり。
おいおい教えてたもれ(^^)
>仁民慶さん
って人民Kさん?開運改名しましたか(笑)
>ジョハルさん
はじめまして。面白かったです。ところで、先日わたしは調査の為代々木のムスリム教会にい
ったんですが、知人のさらに知人に紹介されていった為、いつの間にかムスリムの洗礼(?)
受けたことになってんたんです(泣)それを後日聞かされまして・・・・。
どういう仕組みになっているんでしょうか?複数のムスリム信者の証人のもと、教師のお祈り
受けたらムスリムとなるんでしょうか?とにかくイスラムのルールもわからない上、あった人々
がみんな外国人なんで全然訳わからなかったんです・・・・。不快でもなんでもないんですが、
訳わからないままでは困惑するもんで・・・・。よろしく!
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> 投稿者:ザーカイ 投稿日: 3月14日(水)22時55分45秒
レスありがとう。
>もうそういう意味での強制の意味のなさ(特に宗教については)に多くの宗教活動家は
>気づいております。
> お互いの存在を前提とした話し合いや協議、お互いの教義の理解が実は自分たちの
>教えを理解する上で大切だ、という風潮も出ています。
これは原理主義のはなしではなく、「バーミアンからはちょっと脱線」への横レスと理解してよませていただきました。
確かにカトリックが打ち出した宗教対話路線「エキュメニカル運動」は、多くの宗教と対話し、TAMO2さんのいうような状態を作ってきました。しかし、わたしにはこのような動きに冷ややかです。というのもTAMO2さんはエキュメニカルとは別な対話の模索を見たのかもしれませんが、エキュメニカルを軸に分析すると、発端はカトリックのナチ擁護への嫌疑、第三世界での宗教紛争によって、カトリックはこのままでは宗教が世界的な影響力を失うのでは、と畏れた為です。ときに共産圏がまだ世界の3分の1を支配しており、宗教は弾圧下にさらされていました。ヨハネ-パウロ2世(法王)はポーランド出身で、明らかに共産圏の宗教弾圧を見据えて、法王に選ばれました。つまりは宗教の世界での影響力を堅持する為スポークスマンとしての顔があったのです。その彼がエキュメニカルと言い出したわけで、これはカトリックが他の伝統宗教、または新興勢力でもすでに解毒済みの宗教団体(立正佼成会など)と手を組んで世界の宗教市場の寡占を目論んだ談合にすぎない、と見ています。もちろん、わたしなどにとっては、宗教市場がだれによって支配されようとかまわないわけで、むしろ宗教対立→内戦→ホロコーストが減るなら大歓迎だし、共産圏での宗教弾圧を許す気もないので、文句を言う筋合いの者ではないです。
しかし、あくまで評論家の立場で言えば、体制補完の役目を買って出て、ついでに「宗教の熱狂」という既成宗教にとっての危険物を排除する都合のいいものです。
さて既成宗教にとって都合のいい、この作戦はうまくいっているのでしょうか?
実はそういかず、むしろ土台から壊れそうな状態です。当然ながら、宗教で宗教特有の陶酔感や熱狂を感じたいものは、興味を失い去っていきますし、信徒としてのIDが維持しにくいため真面目で熱心な人ほど困惑しています。
南米を見るとわかるのですが、いまカトリックはかなり信者の数を減らしています。それが単にプロテスタントに映るのであれば、談合の枠内ですが、むしろアミニズやシャーマン、それらの一部ともいえるキリスト教カリスマ(=霊的恩寵)派へと移行しています。ブラジルなどは顕著です。ココからは笑える話ですが、最近カトリックはエクソシスト(悪魔払い)を復活させました。それはカリスマ派へ流出する信者を食い止めるためです。
さらに設立当初、ニューエージ思想(アクエリアス革命)を掲げていた人権団体アムネスティーにさえ、いまだカトリックは警戒を解いていませんし、世界的な互助組織フリーメイソンにも警戒をしています。ともにアンチクリストとみなしています。
というように非常にご都合主義で塗り固められ、実際の宗教紛争に対しても無力なこの試みは、マニフェストとしてだけであり、全く体制補完物としてもまだ不出来だというほかないでしょう。
その証拠に原理主義の台頭が目覚しいではないですか。その意味では
>宗教や思想の運動も、「押し付け」によらない道を模索していると思います。多分、そ
>の道では宗教は「解毒」されにくいでしょう。
解毒したくとも、管理を逸脱するものは絶えないので、結果は一緒ですね。ただし、常に「押し付け」は巧妙に行われていますよ。民主的、合法的な形をとって。イタチゴッコですね。どこまでを強制というかも問題ですね。
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イスラーム復興について 投稿者:ジョハル 投稿日: 3月14日(水)22時33分56秒
はじめまして。この掲示板は、時々ロムさせてもらい、いろいろ勉強させていただいております。
ぼくは日本人のムスリムですが、このたびタリバーンとバーミヤンの件が話題にのぼり、いささか
思うところがありましたので、はじめて書きこませていただきます。
まず、「原理主義」、「ファンダメンタリズム」というのはアメリカのメディアが、自国のキリスト教ファンダメンタリズムとイスラム復興の流れを強引に重ね合わせようとして用いたレッテルで、イスラーム教徒自身はまず用いないし、イスラーム圏のメディアも、日本の学界でも用いません。このあたりの事情は、エドワード・サイードの著作に詳しく述べられています。日本の社会でイスラームが論じられる時に前提となるのはまず欧米のメディアのつくりあげた架空のイメージです。イスラームの根幹をなすタウヒードの概念さえ知ることなく積み重ねられる議論は、共産主義についてなされた無数の議論と同様、それが実体とは何の関係もないがゆえに、空しささえおぼえます。
イスラーム復興についてですが、ザーカイさんのおっしゃるとおり、様々な面、様々な潮流があります。それは19世紀後半以来準備されてきて、社会主義がそうであるように、あるいはそれ以上に多様です。タリバーンなどは、土着の伝統に基づく復古主義的な性格が強いですが(といってもタリバーンだけでも実に多様なのですが)、例えば、ルホラ・ホメイニーなどは、イランのイスラーム法学者たちが、反帝国主義闘争を指導してきた歴史の延長線上に位置していて、筋金入りのモダニストです、また、かってポーランドの連帯がそうであったように、草の根レヴェルの、リゾームのようなネットワークを形成しながら、主権国家を形骸化しおていこうとする、ネオモダニズムとよばれる戦略をとる勢力も台頭してきています(イスラームは、常に国家を越えています)。また、アラブ復興車界党さんのおっしゃるとおり、イスラーム復興は、近代化と切っても切り離せない現象です。ただし、そこにみられるのは、単なる近代化への呪詛ではなく、むしろ近代をこえていこうとする試みです。そもそも、伝統と無関係の近代化などという想定が、見当外れなものだったのではないでしょうか。このあたりの事情は、ウルリッヒ・ベックというドイツの社会学者の「再帰的近代化」という著作が詳しいです。
長くなってしまってすみません。ちなみに、ぼくの知り合いのムスリムは、みんなこの破壊に反対です。今度のことは、タリバーンの譲歩にもかかわらずアメリカの主導で行われた経済制裁への反発(というより絶望からきた暴走)という側面もあり、要するに政治的駆け引きの一環で、およそイスラームに根拠を見出しようのない挙なのですが、それにしても不寛容と他者への配慮の欠如はイスラームに反することが甚だしい態度です。
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>何かから排除されし者 投稿者:仁民慶 投稿日: 3月14日(水)22時09分16秒
ごぶさたっす。
>「何かから排除されし者の、宗教の形をとっての呪詛」となるかもしれません。
ここらへんの切り口は言い得て妙ですなぁ、これは同感。
でまぁそゆのは当然ながらこの日本にもあるわけで、そこらへんを赤いお母さんさん
とちくちくとやっている分野と実は水脈として繋がっているのではないかと、と思う
わけです(笑) (余談でした。)
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原理主義 投稿者:ザーカイ 投稿日: 3月14日(水)21時16分00秒
>>どうやら、原理主義は第3世界的なエスニック運動の一種なのかもしれませんね。
>この意見には半分賛成、半分反対です。
>何を持って第三世界的と称するか・・・という点で。
おお、うれしいレス。
「第3世界的」がなにを指しているのか?
実は書いていたときはイメージだけで、周辺的とか色々当てはめる言葉を考えていたのですが、
どうも「第3世界的」が一番シックリきたのです。で、赤いお母さんは
>多くの宗教的事件や政治問題は、その後ろにある社会経済的問題の発露の形である
>にも関わらず、日本では多くの場合、それが無視されてしまう傾向にあります。
と書いていますよね。これには賛成です。その辺を意識しています。
わたしは別なカキコで「やみがたい強制の渦」を書いたわけですが、地球規模でも一国的
(地域的)にも政治経済という「第一世界」、文化・慣習といった「第二世界」(この二つ
の順列はわたしの恣意的なもの)に排除される「部分」があるように思え、それを「第三世
界」といったわけです。
ですから、先進国で起きている原理主義運動であっても、「第三世界的」言いえるの
ではないかと思ったわけです。
(タリバンの場合は、アフガニスタンなのでモノホンの第三世界なんですが。)
そして、例えば先進国・アメリカでのエスニック運動はまさしくまっぺんさんか説明してくれ
たような意味での第三世界出身者やその他WASP以外の人々が起していったわけです。
これは明らかに都市部インテリから起きていることは明白で、ヒッピーやニューエージ運動と
も地下水脈で繋がっていました。その地下水脈は西洋的な理性と資本主義
の雑食性という「前提」への懐疑、または豊富化です。
ですから、原理主義運動をさらに言い換えると「何かから排除されし者の、宗教の形をとって
の呪詛」となるかもしれません。
その辺は、わたしより赤いお母さんの方こそ、豊富化、具体化していらっしゃるわけで、
>たとえばイスラム原理主義を唱えるタリバンの多くが、コーランを読んだことすらない
>という現実がそれを如実に物語っていると思います。
という話しは、わたしの説を有力にサポートしてくれています。
ですから、まっぺんさんが言っている「復古主義」の面もあるかもしれませんが、わたしの眼に
映る原理主義は、そういうものではないですね。両面あるんでしょうが。
#それは日本新左翼運動参加者の多くが「マルクス読みのマルクス知らず」であったことと似
ていますね。
あるのは
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強制 投稿者:右翼推進會 投稿日: 3月14日(水)20時33分47秒
書き方が悪かったようです。国の状態で言った分けではありません。私個人は一切強制出来ないと考えていて、強制しないと言いたかったのです。すみませんでした。ところで、仏像二体の破壊が完了したとニュースで聞きましたが、その後どうなったのですか?
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とりとめのない話 投稿者:アラブ復興車界党 投稿日: 3月14日(水)20時24分24秒
今回も(前回とは湾岸戦争時)平山郁夫画伯が「文化財を守れ」と言っています。 彼の善意自体は否定しませんし、今回は私も感情的に支持できます。 前回は、サダム・フセインに対して「文化財を守るために降伏せよ。」との声明を出していたと思います。 「破壊しているのは多国籍軍なのだ。 それに「負け必死の戦で意地を張って自国民を殺すな。」ならともかく「つくづく文化財好きなやつだ。」という冷ややかな感情を持った記憶があります。(タリバンの場合は「自分で」しかも、それを避けえるのにあえて行ったので平山に今回は異論はありません。)
なお、今朝の毎日新聞「余録」によるとバーミヤンの仏像の顔面を吹き飛ばし、ロケット弾で衣を傷つけ、壁のフレスコ画を破壊したのはタリバンの98年の所業だそうです。(伝統派イスラムの弁護。)
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いらっしゃいませ〜(^^) 投稿者:まっぺん 投稿日: 3月14日(水)19時24分20秒
>maoさん、はじめまして〜。
革命中国はまだ革命間もない50年代〜文化大革命の60年代、非常に革命的な息吹にあふれていて、全世界の心ある人々の期待を集めた時期がありますが、現在ではあまりにも深く資本主義に取り込まれてしまって、このままで本当に社会主義建設にむかって行けるのかは疑問なところがあります。いずれ、そういった議論などもしてみたいですね。どうぞよろしく。なんでも書いてください。\(^o^)
>赤いお母さん、いらっしゃい〜。(^^)
国際共趣ネットのほうではよくお名前とご意見を拝見していました。えっと「第三世界」の用語ですが、戦後の冷戦構造の中で生まれた言葉じゃなかったですかね。アメリカを中心としたNATO体制・日米安保体制による帝国主義の軍事・政治同盟を「第一世界」、ソ連・東欧WTO(ワルシャワ条約機構のほうだよ^^)の軍事・政治同盟を「第二世界」、そしてどこにも属さないその他の諸国=「非同盟諸国」を「第三世界」というんじゃないですか?だから「第三世界」にはキューバなどの「社会主義政権」も含まれます。
あと、ちょっと思った事ですが、一般的にアメリカのキリスト教原理主義は「ファンダメンタリスト」といいますね。直訳すれば「原則主義者」かな? マスコミでは一般にこっちの方を使いますがイスラム教については「原理主義」と呼ぶ。これは不公平です。イスラム原理主義をはじめから「危険な過激思想」と決めつけている感じがしますね。
※「復古主義」という用語もあったな。この方が内容をよく言い表しているかもしれない。
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(人類的)コレクションか宗教か? 投稿者:赤いお母さん 投稿日: 3月14日(水)19時07分04秒
あくまでも宗教的行為として道義付けするタリバンと
文化遺産の保護という道義で非難する国際世論。
政治的意図と道義的建前。
この辺りをきちっと押さえないと危険かと。
個人的には宗教的行為としての仏像破壊行為は非難しないのですが、
人類の貴重なコレクション・・・じゃなくて文化遺産を破壊する行為に対
しては非難したいものです。
今回のこれらの事件は到底、宗教的行為道義にもとりますし、
政治的(感情的?)意図も見え見えですので、
宗教色を抜いて非難します。個人的に。
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バーミヤン問題 投稿者:mao 投稿日: 3月14日(水)16時11分52秒
イスラム原理主義者を批判する、米は湾岸戦争のときにイラクで何をしたのか?メソポタミア文明を破壊したのではないか?国際主義を掲げるmaoistとして、ネット上に登場します。
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初めまして 投稿者:赤いお母さん 投稿日: 3月14日(水)15時38分14秒
国際共産趣味ネットの方から流れてきました。
バーミヤンの仏像破壊が話題になっているようなので。
>原理主義者というのは伝統に誠実なのではなく、極めて現代的なのだと思います。
この意見に大いに賛成です。
たとえばイスラム原理主義を唱えるタリバンの多くが、コーランを読んだことすらないという現実が
それを如実に物語っていると思います。
彼らのシャリーア(イスラム法)とする物の多くが、
彼らパシュトゥーン人の民族的慣習法の影響を受けているのは有名ですしね・・・無自覚で。
同時に伝統的なアフガニスタンの寛容性を破壊している点で、伝統的ですらありませんし。
この辺りの事情はアハメド・ラシッド著『タリバン』に詳しいかと。
このタリバンに限らず多くの宗教的事件や政治問題は、
その後ろにある社会経済的問題の発露の形であるにも関わらず、
日本では多くの場合、それが無視されてしまう傾向にあります。
(日本に限った事ではありませんが、宗教家が分かってないからなぁ・・・)
こういった問題を教義的問題として語ってしまうのは
いささか危険な気がします。
何故寛容になれるのか、何故不寛容なのか・・・。
>どうやら、原理主義は第3世界的なエスニック運動の一種なのかもしれませんね。
この意見には半分賛成、半分反対です。
何を持って第三世界的と称するか・・・という点で。
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歴史的にはかなりやられっぱなしの仏教 投稿者:TAMO2 投稿日: 3月14日(水)08時43分58秒
ザーカイさんのおっしゃることは歴史的には妥当ですが、しかし権力的強制手段で撲滅
される思想や宗教はほとんどないと思います。仏教は、その発祥の地では後の権力者によ
って撲滅されましたが、アジア各地に散り、多様な発展を遂げていると思います。
また、ザーカイさんのおっしゃる危険があり、それが権力を含む物理的暴力と結びつく
ことの悲惨は、過去2500年の歴史を見れば明白ですが、もうそういう意味での強制の
意味のなさ(特に宗教については)に多くの宗教活動家は気づいております。
お互いの存在を前提とした話し合いや協議、お互いの教義の理解が実は自分たちの教え
を理解する上で大切だ、という風潮も出ています。民主主義が、政治の世界において物理
的暴力にとってかわって(残念ながら併用されている場合も多いが)発展してきたように、
宗教や思想の運動も、「押し付け」によらない道を模索していると思います。多分、その
道では宗教は「解毒」されにくいでしょう。そして、生命力のないものは自然と消滅する
でしょう。(おまけですが、マルクス主義は「法哲学批判」「ユダヤ人問題」を読む限り、
あらゆる宗教を飲み込む可能性あり、と見ています。)
「あなた方は人を取る漁師となれ」という聖書の言葉、網は心を掬うものでしょう。強制
や暴力で掬えるでしょうか。
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バーミヤンからはちょっと脱線 投稿者:ザーカイ 投稿日: 3月14日(水)03時01分55秒
>右翼推進会さん
>己の思想、主義を他人に押し付けたりするのは、私も反対ですね。思想や主義は人それぞれ違
>い、それらを強制する事はできない。
それは無理なんですよ。すでに今現在世界中どこでも何らかの思想を強制されているんです。
例えば、マルキストにとっては資本主義を強制され、またイスラム教を国家宗教としているところでは、他宗教者はそれを強制され、差別主義者は反差別主義や人権思想を・・・
つまり、どこでも何らかの前提があって、その上に積み上げた文化や慣習、法律がある。
これに対して逸脱していくアウトサイダーはアウトサイダーであることゆえにインサイドのルールを強制されるんです。内部者にはなんてことのいことですけどね。むしろ当たり前、常識です。
ですから、誰にも強制しないことは不可能です。共産主義社会になっても共産主義原理が自明視(前提に)されるわけだから、それに反するものは殺されなくとも恭順の意をしめさないと生きていけない。それは民衆によってか、中央政府によってかは不明だけど。
右翼(天皇主義者と限定しましょう)だって、いまの世に不満はあれども天皇が憲法下で認められているので、その点は満足だし、日の丸に敬意を持つことは気にならないだろうけど、反天皇制には不満のあることで、それどころか強制されているわけ。天皇制に反対する人が増えて、右翼にとって生きにくくなれば、敵対するでしょ?敵対すること自体が相手を回心させるか、屈服させることを目指しているわけ。じゃなきゃ、敵対といわないでしょ?
西洋的な理性が世界全部で共有されていれば、多元的な価値観が許されるかもしれないけど、それでさえ西洋的理性の下に屈服して骨抜かれ、解毒した上で多元的価値の存在が許されるのです。
つまり、永遠に誰か(少数派であることが多い)が何かの思想を強制されているということであり、せいぜい、功利主義的に「より多く(人の)の幸福」しか実現しないのですよ。
それは右翼という一つの立派な思想運動する右翼推進会さんには自覚していて欲しいです。
#この段で行けばアナーキズムとて時代・場所によっては思想・主義強制ツール・強制される思想そのものであることを逃れ得ないのは当然ですが。
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思想と主義 投稿者:右翼推進會 投稿日: 3月13日(火)23時26分24秒
己の思想、主義を他人に押し付けたりするのは、私も反対ですね。思想や主義は人それぞれ違い、それらを強制する事はできない。私は、右翼で天皇(神道)を主とする思想ですが、日本国民に天皇を神としろなんて強制しないですし、できない。しかし日本を愛していただきたいと訴える事はあります。人をそれらの主義や思想で制圧する事は、過去の出来事をぶりかえすだけではないでしょうか?戦時中の悲惨な事件、犯罪を繰り返す引き金になりかねませんしね。
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文化と遺産 投稿者:右翼推進會 投稿日: 3月13日(火)23時10分10秒
私は、詳しく分かりませんが(知識不足)宗教、思想を別にして、その土地の遺産を破壊するのは反対です。たとえ、どんな理由があろうと仏像を作るのに、何人の人の汗と血が流れたのかを考えるべきだと思います。だから断固反対です。
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クソはクソ!(失礼) 投稿者:AIT久我山支部(準) 投稿日: 3月13日(火)22時33分37秒
他者を抑圧するツールであるものなんぞ,すべてクソ!だと思います。というわけで,帝国主義も,帝国主義に反対するとする「イスラム」原理主義も,(もちろん天皇原理主義も)全てクソです(^^;;)。
しっかし,反帝を強調するあまり,クソイスラムに甘い「知識人」が多い気がするぞ(特に日本)。
こういうとき,我々?アナキストの立場はとっても楽です(笑)。
アフガンにアナキストなんかいたら,即刻射殺か見せしめ殺しなんでしょうなあ。
JCAネットにも,貧困を再生産させるくせに,女性は働かせず,生活のためやむなく売春した女性を,即刻死刑(!)にしたとの情報が出てましたし。
女の立場からは,地球上から消え去って欲しいのは,帝国主義ではなく「イスラム」原理主義でしょう。もちろん,オレは両方だけど。
帝国主義に死を!民衆を抑圧する全ての「宗教」にも死を!
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ハー、なるほど 投稿者:ザーカイ 投稿日: 3月13日(火)22時14分46秒
>もうひとつ付け加えれば、原理主義思想家というのは都市の教養層出身で一度西洋合理主義の
>洗礼を受けてアイデンテイーが揺らいだ人間が、その反動で唱えているというイメージがありま
>す。なんか言われてみると、妙にシックリくる。
キリスト教原理主義の場合は60年代反抗の時代に、旧体制の補完物として、政治運動からも、カウンターカルチャー(ヒッピーやニューエージ)運動からも破壊の対象化されたキリスト教を護教するために伝統とかとは別に、攻撃者への反論可能なスタイルをもってして教義・団体を再構築した節があります。キリスト教原理主義といえば、アメリカが盛んですが、アイルランドなどもある種の原理主義的な態度を示しています。
どうやら、原理主義は第3世界的なエスニック運動の一種なのかもしれませんね。
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スフインクス 投稿者:アラブ復興車界党 投稿日: 3月13日(火)21時01分25秒
トルコ兵の仕業という説もありますが、ナポレオンのエジプト遠征のときのフランス兵の仕業という説もあります。
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ありゃ!ザーカイさんも 投稿者:まっぺん 投稿日: 3月13日(火)20時54分04秒
チャットから二次会へ来たですね!(^◇^)
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多少は破壊したみたいですよ 投稿者:まっぺん 投稿日: 3月13日(火)20時52分19秒
バーミヤンなどの巨大石仏のかおが削り取られているのはイスラムのしわざでしょう。エジプトのスフィンクスも顔が切り取られているし。偶像の大事な部分は顔だと認識して、そこに集中攻撃をかけたんでしょう。仏像破壊はインドネシアにも及んでいます。
コンスタンティノープルが陥落しトルコに占領されてから、ソフィア寺院などの壁画は全部塗りつぶされてしまいましたが、最近、それを剥がして隠れていた絵を復元しているそうですね。
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>TAMO2さんへ 投稿者:ザーカイ 投稿日: 3月13日(火)20時50分48秒
>エンゲルスの「自然における弁証法」や、レーニンの「経験批判論」をいつか批判的に
>検討したいですね。
お、面白そうですね。とくに後者の「経験批判論」への考察は期待しています。マルクス主義的素地がないのでそこからの考察というのは全然わかりませんが、昔から「人間の認識以前から物質世界はある」という視点は、当たり前すぎるくらいなんですが、逆に「どうしてそういえるのか」が、わからなかったんですよ。
存在論としてはそうでしょうけど、「経験批判論」が認識論的枠組みにあると思っているので認識論的に「なぜそういえるのか?」全く不明です。
といっても理解する努力もしてきていませんけど・・・^^;
わたしの頓珍漢な話はさておき、楽しみにしています。
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イスラム原理主義 投稿者:アラブ復興車界党 投稿日: 3月13日(火)20時41分59秒
イスラム教の勉強をしたことがあるわけではありませんが、「イスラムの伝統に忠実」というイメージは正しくないと思います。アフガニスタンがイスラムになってから1000年以上(ガズナ朝が962年の建国)立ちますが、「イスラムが偶像崇拝を禁止していた。」のは事実ですが、その間この「偶像」を破壊した勢力は出なかったのですから。それに、マホメット自体はキリスト教徒やユダヤ教徒を「啓典の民」として尊重していたのですから。(両教の預言者を自分に先行した預言者として認めた。「不信仰税」はとられたが。)さらに数世代あとにはゾロアスター教徒や仏教徒も同様の扱いを受けたのですから。
原理主義者というのは伝統に誠実なのではなく、極めて現代的なのだと思います。(明治から敗戦までの天皇制が、その宣伝とは異なり、伝統的天皇制からはむしろ異例だったように。)
もうひとつ付け加え
ネット交流という フュ言しました。
これもやってみます。(でも、何でレイバーネットだけ っている事は御承知でしょう)
俺はこのやり方が、実に薄汚いと思う /P>
伝え聞くうわさによれば、コムスンは「介護」の美名にかくれて相当ひど
い事をやっているようですね。
社会保険行政が破綻の危機に瀕 +ヨ俘mJjァソ14t{+ヲチ3F棄キ~^ラ_#w%ョヒv<ニ;qhP