四トロ同窓会二次会 2000年7月16日〜23日
左翼・右翼・まじめな議論・主張・あそび・ぐち・何でも!投稿自由
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あら、ま。 投稿者:TAMO2@電脳突破党党遊 投稿日: 7月23日(日)21時17分50秒
アラブ復興社会党さん、および皆様、失礼しました。
さっきはなかったのに・・。
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国労闘争支援に宮崎学氏が 投稿者:TAMO2@電脳突破党党遊 投稿日: 7月23日(日)21時16分49秒
詳細は、以下にあります。私は青森在住で行けませんが・・・。
http://www.zorro-me.com/miyazaki10/007123.htm
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宮崎学氏の闘争団支援ページ 投稿者:アラブ復興社会党 投稿日: 7月23日(日)20時58分06秒
議論の最中割り込みすみません。 宮崎学氏が国労闘争団支援のホーム
ページを立ち上げました。
http://www.zorro-me.com/miyazaki10/007123.htm
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制憲議会は民意を反映していたか? 投稿者:まっぺん 投稿日: 7月23日(日)15時47分54秒
稲子恒夫著「ロシア革命」(教育社歴史新書)に出ていた統計資料によると、制憲議会選挙の結果は、都市部での圧倒的なボリシェビキの勝利と、農村部でのエスエルの勝利を示しています。しかし、この時の選挙制度は比例代表制で、その比例代表名簿はまだ10月革命以前、エスエル左派が分裂する前の名簿であり、エスエル右派を上位に左派を下位にならべた名簿であったことを忘れるべきではないと思います。選挙は10月から翌年1月ころまで地方によってずれていましたが、農民の革命意識が覚醒されていく時期であり、状況からみても、また各地方ソビエトでの代表の比率からみても「エスエル」とは農民にとっては左翼エスエルの事であるのは明かです。だから制憲議会選挙で選出された時のエスエル(右派)は民意を全く反映していない。
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時代が急変する中での「民意」云々の愚 投稿者:TAMO2 投稿日: 7月23日(日)14時21分27秒
>さらに制憲議会選挙での民意を無視した制憲議会の解散、
冷徹な人間、E・H・カーによれば、事態はこうである。
(「ロシア革命」(塩川信明(あれ?苦笑))P10〜11より)
最後に、後からふりかえってみれば奇妙で非論理的とみえることだが、憲法制定会議の
究極的権威に対して敬意を表する態度が、異論なく受けいれられていた。二月から一〇月
の間、臨時政府もソヴェトも、新患法を起草するための伝統的な民主的手続きである憲法
制定会議を要求していた。そして、一一月一二日が選挙の日と決定されていた。レーニン
はその選挙を取り消そうとは望まなかった あるいは、取り消せるほど自分が強力であ
るとは思わなかった。選挙民が圧倒的に農村的であったことから予想されるように、投票
の結果、絶対多数がエスエルのものとなり、五二〇議席中二八七議席を占めた。ボリシェ
ヴィキは一六一議席を得、残りは多数の小グループからなっていた。一九一八年一月に議
員が集まったとき、労農政府はべトログラードに確固としてうちたてられており、##ニヵ月
前の農村地帯の混乱した気分を代表するような団体のために、この労農政府が退位するな
どとは考えられなかった。##ブハーリンは、「現在、この会議には分水嶺がひかれており
……相容れない陣営、……社会主義に対して賛成か反対かという原則にかかわる両陣営に
分かれている」と述べた。この会議は多くのとりとめのない熱弁を拝聴して、その夜遅く
閉会となった。そして政府は、この会議の再開を実力で阻止した。これは決定的瞬間であ
った。革命は、ブルジョヮ民主主義の慣習に背を同けたのである。
おもしろいから、続けたいけど、止めときます。これも、資源の無駄。
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スメドレーとかと違うぞ?? 投稿者:TAMO2 投稿日: 7月23日(日)13時47分25秒
スメドレー「偉大なる道」やスノーの「赤い星」には、紅軍に協力的な「地主」には、
それなりの見返り・おめこぼしがあったと記してあったが・・・?(ちょっと調べてみます。)
>「地主」と規定された者は、すべてを没収され、
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解題 投稿者:TAMO2 投稿日: 7月23日(日)13時39分57秒
10月革命の直前、そんなに「平和」が可能な状況ならば、なぜレーニンは
フィンランドに逃れたのでしょうか。例の概括には、このようなツッコミはい
くらでも可能です。
※無駄金払い、資源浪費に「貢献」せずに済んでよかった!
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レーニン主義、スターリン主義 投稿者:TAMO2 投稿日: 7月23日(日)13時35分38秒
共産主義黒書の概要が以下にありました。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~mike/nakano4.htm
まあ、以下の文章は少しでも露西亜の歴史に関心のある人間は、笑ってしまうもの
ですが、例の本の内容は大体分かりました。判定:逝ってよし。
例えばロシア革命をテロルの血の海に導いた内戦は、なぜ生じたのか。レ
ーニンは一〇月蜂起の一カ月前に書いた「ロシア革命と内戦」のなかで
「もし絶対に争う余地のない・・・・・・革命の経験があるとすれば、そ
れはボリシェヴィキとエス・エルおよびメンシェヴィキの同盟だけ
が・・・・・・ロシアにおける内戦を不可能にするということにほかなら
ない」と述べて、条件付きながらもソヴェト三党の三党同盟を提議した
が、やがて切迫しつつある世界革命、という幻想にひきずられてこの思想
を放棄し、単独武装蜂起、さらに制憲議会選挙での民意を無視した制憲議
会の解散、食糧独裁、ソヴェトでの他党派の抑圧等への道を――内戦への
道を直進した。これら一連の政策選択は、単純に権力犯罪に帰することは
許されないが、しかし内戦の結果生じた犠牲のすべて(飢饉や病死を含め
て市民の死八〇〇万人、双方の軍人の死者およそ二五〇万人、他に約二〇
〇万人が国外に去った)は、第一義的にはレーニンはじめボリシェヴィキ
党幹部が負うべきものである。
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業務れんらく。自動改行になりました。 投稿者:まっぺん 投稿日: 7月22日(土)19時45分40秒
昨日、Tカップからメールがきまして、自動改行になったので、改行に神経つかわずに書き込めます。
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農奴制について 投稿者:まっぺん 投稿日: 7月22日(土)19時43分04秒
私は全くその方面には詳しくないので他人の意見の紹介にすぎないんです
が、1861年の「農奴解放」とは全く欺瞞的なものにすぎず、単に農奴
が債務奴隷になっただけのことであるという批判から、ロシアにおいて
「共同体」を求める運動と理論=社会主義思想が生まれてきたという意見
があります。つまり「農奴解放ではなく単なる改革にすぎないのだ」とす
る主張がロシアの活動家のあいだにあったとする考え方です。
もちろん、研究者と翻訳者とは取り組むべき姿勢は違っているべきでしょ
う。著者が「農奴解放」と規定していたなら「農奴解放」と訳すべきであ
ると思います。しかし、どうなのでしょう? 一般的に日本では「農奴解
放」と訳されていたものを当時のロシアの活動家・運動かたちはどう考え
ていたのか、何よりも著者トロツキーがこれを「農奴解放」と規定してい
たのかどうか、がこの議論の焦点であるように思います。
横から口出してすいません。(^^;;;)
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翻訳の基本でしょ 投稿者:KJ 投稿日: 7月22日(土)18時22分20秒
>お尋ねしたかったのは、
> 1 直訳で「農民改革」という意味の原語をなぜ
>「農奴解放」と訳さないといけないのかということ、
翻訳上、そうしないと原文の文脈上指示している内容(歴史的事実)が
伝わらないからでは? 根拠もなにも、翻訳上の常識だと思いますけど。
もちろん、藤井氏が農奴解放というターム(日本語)自体を知らないなんてことは
ありえないでしょうけど、その日本語にあたるロシア語でのタームを知らなかった
という推測は成り立つ、ということも、それ以上の「根拠」は必要なんでしょうか?
トロスキーさんのいままでの書き込みで十分わかることだと思います。
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トロスキーさんへ2 投稿者:北上 投稿日: 7月22日(土)10時39分54秒
お尋ねしたかったのは、
1 直訳で「農民改革」という意味の原語をなぜ
「農奴解放」と訳さないといけないのかということ、
2 藤井氏がそう訳していないのは、「農奴解放」という歴史的タームを
知らないからだ、
とするその根拠についてでした。よろしくお願いいたします。
もしお説のとおり、訳者がそのような基本さえ知らないのだとすれば、
その一事だけでその訳書はもう誤訳だらけで、とても読むに値しないとい
うことになりそうですし、出版社には、雪印商品と同じように欠陥商品と
して回収をもとめないといけないようなものでしょう。
それで、上記の件についてまず教えてほしいのです。
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北上さんへ 投稿者:トロスキー 投稿日: 7月22日(土)01時56分37秒
ご質問の意味がよくわからないのですが、
私は、「農奴解放」と訳すべき歴史的タームを藤井氏が
直訳で「農民改革」と訳しているのを見て、「農奴解放」を意味する
ロシア語のタームも知らずに、『ロシア革命史』を訳していると
書いたのですが、以上の推論のどこらへんに、疑問を持たれたのでしょうか?
具体的にご指摘ください。
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「かけはし」といえば・・・ 投稿者:まっぺん 投稿日: 7月21日(金)21時32分58秒
満井聡さんからのまっぺんへの反論が載っていますね〜\(^o^)/
選挙も終わったことだし、さらに反論してもあんまり意味ないとおもうけど、ここでひとつだけ反論しておきます。満井さんはまっぺんの主張を機会論的にあてはめて“矛盾する”と言っている。「社会党が右傾化したら投票をするなと言ってるのに共産党が右傾化しても投票せよと言っているのはおかしい」というわけですね。わたしは“大衆はどこへ向かうか”をまず問題にしたいと思っている。社会党がなにもかも投げ捨てて政権の座についてしまった時、もはや投票を呼びかけることは反動的な政府の政策を推し進める手助けになると思う。もしも共産党が政権についてしまったら(その政権の性格にもよるけど)もう共産党への投票は呼びかけないでしょう。また、社会党が右傾化した時、それへの抗議として共産党への票の集中があった事を忘れるべきではないと思います。共産党も右傾化した時、大衆はどこに投票すればいいのでしょうか? ボイコットは自民党を利するだけの全く反動的な選択です。「右傾化したから投票するな」という単純で機械論的な発想ではいけないと思います。ついでに、もうひとつ批判すると、「議席を犠牲にして得られた時間」という意味はまったく理解不能。
あ、それから「新時代社から電話で」批判された事について簡単に公表します。
●共産党について。幻想を持ちすぎている。党中央が右傾化しても党内部の健全な部分が踏みとどまるというような可能性は日本共産党の場合すくない。党と共に大部分の党員も右傾化してゆくだろう。
●民主党について。民主党に“リベラリズム”的な要素をいささかも期待することはできない。彼らはむしろグローバリゼーションを徹底的に推し進める勢力であり、より徹底した収奪の体制に向かおうとしている。なおアメリカ民主党はベトナム反戦ではなくケネディ、ジョンソンにより推進した側である。
http://www.jrcl.net/web/pk457.html
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レーニンについて再考の手助けになる本 投稿者:まっぺん 投稿日: 7月21日(金)21時30分22秒
「かけはし」に紹介されてたのを見て読もう読もうとおもってた本「1917年10月」を昨日やっと手に入れました。この本は故エルネスト・マンデルによるもので、レーニン・トロツキーとボリシェビキ党がたどった革命ロシア建設の軌跡をわかりやすく解説してあり、目次をざっと見ると「共産主義黒書」の反共主義的批判に答える内容になっています。
断片的に紹介すると・・・
第一章・・・クーデターか社会革命か
第五章・・・ボリシェビキの路線−批判的分析
ソヴィエト諸党の禁止/代行主義の危険性/ローザ・ルクセンブルクの立場
第六章・・・レーニンの組織観/一枚岩ではない党
http://www.netlaputa.ne.jp/~tugeshin/9902.html#anchor218487
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Re:レーニン主義 投稿者:まっぺん 投稿日: 7月21日(金)21時27分59秒
レーニン主義組織論についての再検討は、おそらくは過去において「革命左翼」を自認したすべての党派・元党派にとっていまや重要な課題となっているのではないかと思います。マルクス主義思想に基づいた革命理論が「労働者国家」という形で実現した最初の国家=ソ連の権威は同時に永い期間にわたってロシア革命指導者であったレーニンの権威をも高めてきました。しかし、ソ連・東欧が崩壊した今、マルクス主義革命理論はもとの“更地”状態となり、これまでレーニンの陰でマイナーな扱いを受けてきたと同時にスターリンによって不当な扱いをうけてきた様々な思想が甦ってきています。
もうひとつ意識しておかなければならないと思うのは、19世紀末〜20世紀中期にかけて存在した革命の客観的条件と21世紀を目前とする現代のそれとはいろいろな面でかなりちがってきている事が過去のレーニン主義をそのまま承認しがたくなった原因でしょう。かつてのようにあからさまに労働者階級が政治的権利を奪われていたがゆえに創り出されたソビエトのようなものを今の日本で創り出すのはほとんど不可能です。国民の大多数が国権の最高機関としての議会を承認しているからです。もちろんブルジョアジーの巧妙な操作によって極めて非民主的な形態で運営されており、とても民意を正しく伝えるようなものになってはいません。しかしそれでも、あらたな革命的議会組織を国会の外に創り出す方向には労働者の意識が全く向いていない。この中で採用されるべき理論はなにか、多くの左翼が壁につきあたっている。
レーニンの時代、特にロシアでは労働運動どころか初歩的なブルジョア民主主義的要求さえも弾圧され、革命組織や活動家がことごとく非合法な状態の中で活動していた事、また革命後も反動諸勢力の包囲の中できわめて困難な闘いを強いられてきたことは考慮しなければならない。レーニンの思想は、今日も通用する普遍的部分と特殊ロシア的環境の中でとった戦術的措置とを分類し、現代の運動の中で適用していくことが求められていると思います。当時レーニンが採用した方針を何でもかんでも「特殊ロシア的だからしかたがなかった」と擁護するつもりはないけど、逆にレーニンを「現代では不必要」と切り捨てるのも反対。
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無題 投稿者:ちゅんた 投稿日: 7月21日(金)15時33分38秒
湯川さんについては、とりあえず止めときます。
わかりにくかったですかねえ。
ただ、実際は、彼の方が国家資本主義論者よりも
常識的に判断する限りでは、マシだとは思いますよ。
しかし、実証的な説得力にかけるという点では、共通している
ように見えるのです。
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トロスキーさんへ 投稿者:北上 投稿日: 7月21日(金)10時26分11秒
藤井氏が「農奴解放」というタームも知らずに『ロシア革命史』を訳しているとのこと、驚きです。でも、どうしてそうだとわかるのですか?お教えください。
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さて、これはどう思われます? 投稿者:TAMO2 投稿日: 7月20日(木)22時 4分58秒
「分派の禁止」と「他党派の禁圧」が両立すれば、如何に悲惨なことかは歴史が証明しています。
小生は、分派としてなし崩し的に合同するくらいなら、別党派になるべきであり、だが同時にお互い別党派として尊重・連携・批判する関係を作るのがよいと思います。が、その辺は現役活動家の方はどう考えておられるのでしょうか。
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レーニンとレーニン主義は同じか? 投稿者:TAMO2 投稿日: 7月20日(木)21時52分01秒
こんばんは。マル共連で、「問題発言」をしてきたばかりのTAMO2です。
http://marukyo.cosm.co.jp/forum/data/forum2/2000072021295827209.html
さて、プチ・ブル中野さんの提起された問題ですが、個人的に(小生は、某党派のシンパです)身近で起きた/起きている事件により、現在レーニン「主義」を批判的に検討しているところです。(と言いながら、早くも3ヵ月。)
よく言われる所ですが、所謂レーニン「主義」−−これは、スターリンによって多くが定式化され、神格化されたもの−のもつ、「分派の禁止」「唯一前衛党」(裏を返せば、社会民主主義潮流の「帝国主義の第5列」規定)は、レーニンの組織論(特に、彼がギリギリの段階では分派行動をしていた点)とは別物のように感じます。
例の問題発言の前発言で紹介した、サイトの文章を読めば、如何にレーニン「主義」的な組織論が悲惨かつ滑稽かがわかると思います。
そのサイトです
日中愛好協会(正統)
http://members.tripod.co.uk/jcia/
ご紹介したいのは、上記サイトの中の
「今日の毛沢東路線と国際共産主義運動」
http://members.tripod.co.uk/jcia/bunsho-jcp/jct000.htm
今、レーニンとレーニン「主義」を腑分けし、レーニン「主義」を批判するとともにレーニンを再評価する作業が必要と思われます。
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立花隆ですか〜 投稿者:まっぺん 投稿日: 7月20日(木)15時57分28秒
プチ・ブル中野さん、はじめまして。(^^)
レーニン主義組織論に対する左翼からの見方が変化してきているのは事実ですが、立花の観点は明らかに「反社会主義」陣営のものだとまっぺんも思います。レーニン主義について見直すことがあるとしても、それを直ちに官僚主義やスターリン主義の原因とするような論調には反対だなぁ〜。
最初の革命事業というものは常に圧倒的な敵の包囲・重圧の中でおこなわれます。だから革命を防衛するためには現在の視点から見て問題のあるような行為を当時おこなわなければならなかった場面もあるかも知れない。それらの全てが擁護されるべきではないと思うけれどもね。
たとえばフランス革命に見るジャコバン独裁などはどうですか?同じ立花氏の主張を適用するなら「自由主義」こそスターリン主義の温床だったんじゃないですか?
過去ログの中でよく似た議論が行われていたと思うのでよかったら見てください。おもにCHUNTAさんとトロスキーさんとの議論が参考になると思います。昨年10〜12月ころだったかな?
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самопроизвольныйとстихийный 投稿者:トロスキー 投稿日: 7月20日(木)15時39分57秒
252頁に次のような文章があります。
「革命は敵の探索を開始する。市中で逮捕がすすむ。自由主義者はやがてそれを『自然発生的な』逮捕と、非難をこめて言う。しかし、革命全体が自然発生的である。」
まず疑問に思うのは、「自由主義者はやがてそれを『自然発生的な』逮捕と、非難をこめて言う」という部分です。自由主義者のこのセリフ、「非難」に聞こえます?逮捕が「自然発生的」ならしょうがないのであり、むしろ、「非難」よりも
「弁護」に聞こえません? さらにもっと問題なのは、続いてトロツキーが
「革命全体が自然発生的である」と言っていることです。これはまったくおかしい。というのは、トロツキーは後の方の「二月蜂起は誰が指導したか」という章で二月革命の自然発生性という説明を厳しく批判しているからです。
「二月革命が自然発生的なものであるという広く流布されている確信は……ひどくまちがっている、あるいは、よく言っても無内容である」(270頁)
いったいどういうことでしょう? トロツキーは、252頁で「革命全体が自然発生的である」と言いながら、その十数頁あとでは、そうした確信は「ひどくまちがっている」と言うのですから!!
このような外観上の矛盾は実は、翻訳の誤りから来ています。
最初の文章にあった「自然発生的な」という訳語の原語は「самопроизвольный」であるのに対し、
2番目の文章に出てくる「自然発生的な」の原語は「стихийный」で、実はまったく違う単語なのです。
いわゆる、「意識性」と対置される「自然発生性」の方は、後者の「стихийный」であり、したがって、これを「自然発生的」と訳すのは正しいわけです。問題は、前者の「самопроизвольный」です。この単語も辞書を調べると、たしかに「自然発生的」という訳語が出てきますが、
この単語の本来の意味は、接頭語の「само」を除いた「произвольный」
と共通なのです。この接頭語は「自己(self)」を示す接頭語であり、接頭語を除いた「произвольный」は英語で言うと「arbitrary」(恣意的な)に相当する単語です。つまり、この2つの単語は、辞書ではどちらも「自然発的」という訳語が出ていますが、その本来の意味はむしろ正反対で、「стихийный」が「意識性」に対置された文字通りの「自然発生性」なのに対し、「самопроизвольный」の方は逆に「意識性」が強いこと、あるいは、外的な基準や手続きを無視した「意識性」のあり方を意味する単語なのです。
ですから、自由主義者が、革命派による逮捕劇を「самопроизвольный」と非難したのは、「意識性」によらない「自然発生的なもの」だからではなく、その逮捕が、法的な手続き(逮捕状や裁判所の命令や国会決議や行政府の命令など)にのっとっていないから、つまり、意識的ではあるがその意識性に法的形式が伴っていないからなのです。おわかりでしょうか?
ちなみに、英訳では この「самопроизвольный」の部分を「arbitrarily」 と訳し、山西さんはそれを「専断的」と訳しています。「専断的」という訳語はぴったりとは言えないまでも、「自然発生的」よりもずっとましであり、少なくとも、「非難」ぽい訳語にはなっています。いっそうのこと説明的に「法の手続きによらない」と訳してもいいかもしれません。いずれにせよ、この部分は「自然発生的」では絶対にダメなのです。
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レーニン主義とは? 投稿者:プチ・ブル中野 投稿日: 7月20日(木) 1時 2分22秒
初めてカキコさせて頂きます。共産趣味歴(そろそろ)3年の若造です。この前、立花隆著「日本共産党の研究」を読みまして、立花氏によれば、スターリン主義の特性であるエリート主義、独裁制、民主集中制そしてそれに付随する党絶対の事大主義は、そもそもレーニン主義(もしくはボルシェビキズム)に帰結し、レーニン主義がスターリン主義の温床であると主張していますが(と解釈した)、みなさんはどう思われますか?ちなみに、某党派の活動家の人にたずねたら、「帝国主義の包囲網の外圧とかを無視した、ブルジョア学者が皆言うこと」と言っていました。
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湯川さんへの批判は・・・ 投稿者:まっぺん 投稿日: 7月19日(水) 9時35分42秒
CHUNTAさん、こんにちは。(^^)
「トロツキー研究」No.20〜21はまだ読んでませんが、これは読んだ人でないとわからないですね〜。今度読んでみよー。
ところでCHUNTAさんはトロツキー研究所の藤井さんが読んでいることで同じトロツキー研究所の湯川さんへの批判を書いたのだと思いますがたぶんそれは有効性はないと思いますよ。
トロツキー研究所というのは、そういう名前の施設があるわけではないし共同での研究が積極的におこなわれているのでもないようです。今回の藤井一行氏による翻訳も、ほぼ彼ひとりでおこなわれたらしいですし「トロツキー暗殺60周年」などのイベントで共同作業があるとかで各研究者が情報を交換する程度なのではないでしょうか。
だから湯川さんからの反論などは期待できません。彼が直接ここを読んでいれば別だけどね。(^^)
読んでいるといいですねー。
それで湯川さんからの反論を期待できないとなれば、「トロツキー研究」を読んでない人にもわかるように批判をかいてくれるとうれしいですが・・・・・
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なおちゃん、「生きトロ」普及活動に励む 投稿者:なおちゃん 投稿日: 7月18
日(火)19時44分21秒
きょうの帰り、電車でぼーっと「生きているトロツキイ」をよんでると隣席のおじーさんに「失礼だが、これはロシア革命の書物かな?」とたずねられました。概略をさらっとのべると
「トロツキイ・・・彼は最近、再評価されているのだね。よろこばしいことだ」と感慨深そうなようすだったので
「よろしかったら、おもちください。注文に便利です」と奥付をやぶってわたしました。
「学生時代を思い出すね」ととてもよろこんでくれましたっけ。
とゆーわけで、「生きトロ」読者を一人開拓しましたっ(^^)
ほんとは「ロシア革命史」の新訳がでてるよと教えてあげたかったのですけどね(苦笑)
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反論の余地なき誤訳 投稿者:トロスキー 投稿日: 7月18日(火)17時30分33秒
まっぺんさんの配慮により、このサイトのことが藤井氏本人に伝えられたようですので、安心してここで誤訳を指摘させていただきます。藤井氏が、ここで指摘されている誤訳を第2刷で訂正するか、それとも、無視するかは、本人におまかせします。
理論的に難しい内容を持った誤訳の指摘も重要ですが、ここでは、誰から見ても明らかに誤訳であるとわかるものを指摘し参考にしていただきたいと思います。
たとえば224頁にある次のような記述を見てください。
「ボリシェヴィキを組織化するうえで大きな役割を演じたシュルカーノフという保安部の情報通の手先は……」
一読して変ですね。保安部の手先、つまりスパイが、「ボリシェヴィキを組織化するうえで大きな役割を演じた」?なぜスパイがボリシェヴィキを組織化しなければならないのか?
ここは山西訳が正しく訳しています。原文を素直に訳すとこうなります。
「ボリシェヴィキ組織の中で大きな役割を演じたシュルカーノフという……」
つまり、ボリシェヴィキを組織化するのではなく、ボリシェヴィキ組織の中でスパイとして大きな役割を演じていた、というのが正しい意味です。藤井氏は、原文のオルガニザーツイアが「組織」と「組織化」の両方の意味を持っていることから、何ゆえか、前者ではなく後者と
理解したようです。しかし、もちろん、正しい訳は前者、すなわち「組織」であり、そのことは、前置詞(英語でいうとin)からもわかります。
ちなみに山西訳ではよりわかりやすく、「ボリシェヴィキの組織内に入りこみ重要な役割を演じ……」というふうに訳しています。
この2つを読み比べれば、どちらが正しい訳かは、誰の目にも明らかでしょう。
藤井氏の不幸は、ただ自分一人だけで翻訳しようとし、他の誰にも訳文をチェックさせようとしなかったことにあります。翻訳は非常に難しい技術であり、どんな優れた翻訳家でも誤訳をします。誤訳をゼロにすることは不可能ですが、それをできるだけ少なくすることは可能です。そのためには、少なくとも自分以外の誰か、できれば、トロツキーとロシア語について若干なりとも造詣のある第3者に、簡単にでもいいから訳文をチェックしてもらうことです。しかし、他人の誤訳を指摘したことがあっても、誤訳を指摘されたことのない藤井氏は、自信過剰にも、誰にもチェックさせず、自分一人だけで翻訳してしまいました。編集者が、ロシア革命とトロツキーについて深い知識を持っていたなら、編集者のチェックで大きなミスを防げたのでしょうが、不幸なことに、岩波書店にはそういう人はいません。
実は、藤井氏の翻訳能力については、以前から、研究者の中では問題視されていました。とくに大村書店刊の『われわれの政治的課題』には、深刻な誤訳が大量に存在しています。どんな問題でも謙虚さは必要ですが、翻訳ほどこのことがあてはまる分野はありません。藤井氏にはこの点を自覚してほしいと思います。
今後も、わかりやすい誤訳の例をここに書きこみますので、
藤井氏にはぜひ定期的にチェックしていただきたいと思います。
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無題 投稿者:chunta 投稿日: 7月18日(火)16時34分43秒
せっかくですから
トロツキー研究所の人が来ているのならば、古い話かもしれませんが『トロツキー研究』20/21号の湯川さんの国家資本主義批判について少々聞いてみたい。
1 本当にこの批判でよいのか?
湯川さんの批判は、相手の主張に対して、単に自分の主張を対置しているしているのみである。つまり、自分自身の主張を裏付けるような根拠を伴っていない。
ソビエト経済は実在していた経済である以上、実証的な裏付けがなければその主張が正しいかどうかは判断できない。しかし湯川さんはトロツキー、マンデル、レーニンが引用されているぐらいがせいぜいでこういった引用も、事実に対する証明には十分とは言えない。
(もっとも、これは湯川さんが批判していた国家資本主義論者にも当てはまるのだが。)
このような批判では、結局のところ湯川さんと前提や感覚を共有するような人々のみに有効な批判としかなり得ない。確かに『トロツキー研究』の愛読者たちは、当然トロツキストやその同調者たちなのだろうから、それよいのかもしれないが。
湯川さんの批判に国家資本主義論者たちが反応してはいないようだがそれもやむをえないようにも思われる。
2 相手の論旨に対する理解
たとえば、132ページでの叶さんの主張に対する批判を取り上げるが叶さんの主張は、ソビエトにおいても資本=賃労働関係が隠蔽された形で存在する、ということにすぎない。問題は彼がこれを立証していないことにあるのだが
湯川さんはまず、この主張を「トートロジー」だと決め付けるがこれは言いがかりなのではないか。叶さんは湯川さんのいうような証明を行おうとしていない。いくら証明がないからといって、無理矢理自分で考えた証明を持ち出して相手を批判してもそれは無意味なのではないか。
また、この叶さんの主張を、「株式会社における所有と経営の分離」だとして批判を展開しているのだが、誰がどう見てもそのような主張は展開されていない。
「機能」という言葉を見ただけで、すぐにここまで連想してしまうのはいかがなものか。どうも、湯川さんは自分の想像で相手の主張を拡大解釈してしまうことがあるようにも思われるのだがそれも議論が起こらなかった要因ではないか。
3 湯川さんの見解に対して
私はソビエト経済に関して詳しくないので、あまり内容そのものをそれほど批判はできないが、それでも、いくつか疑問点を述べておきたい。
122ページで、湯川さんは「完璧な『国家資本主義』」の説明の中で「平均利潤」という言葉を使っている。しかし、同時に「資本同士の競争が完全になくなり」ということも書いている。
平均利潤は、個別資本間の競争が諸生産部門の利潤率を均等化するために生じる利潤である以上、競争が存在しなければ、利潤は平均利潤という形態を取る必要はなくなる。つまり湯川さんの主張はありえないということになる。国家資本主義において、利潤が平均利潤にならなければならない理由など存在しない。平均利潤は、自由競争下の、理想平均的な資本主義において原理的に形成されるものである。この点を湯川さんは忘れていないか。
湯川さんは資本主義であれば必ず平均利潤が形成されるという勘違いをしてはいないか?それでは独占資本主義論を展開する理由がなくなってしまうのだが。
もっとも、湯川さんによると
「競争による資本移動の不可能な『資本主義』など存在するのか?」(129)などと主張しているのでこのような主張に従う限りは、平均利潤がいかなる資本主義においても形成されると考えるのも、やむをえないところなのかもしれない。しかし、この湯川さんの主張を受け入れることはできない。独占資本主義においては、参入障壁が存在しているために特定の資本が独占している分野に、新規参入を行うことが非常に困難となる。それゆえに、独占価格、独占利潤という概念が必要となってくるのだが湯川さんには、このような考えは存在していないのだろうか。しかし、湯川さんは、独占資本主義という言葉を否定しているわけではない。122ページでもこの言葉を使っている。とすると、湯川さんは独占資本主義においても、自由競争が存在しているの考えているのだろうか。
しかし自由競争が存在しているのならば、それこそ誰もわざわざ独占資本主義論など論じる必要を持たなくなってしまうわけで、この湯川さんの主張は、到底理解しがたい。
以上です。
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藤井氏からお断りのメールが来ました 投稿者:まっぺん 投稿日: 7月18日(火)11時18分08秒
メール内容は“私信”ですので公表しません。
残念ですが、“ほっとした”気もします・・・正直言って。(^^)
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分かりやすい日本語 投稿者:千葉学班協 投稿日: 7月18日(火) 8時49分48秒
会社の同じ部署に52歳の元Zの叔父さんがいます。リストラ寸前の危険なポジションですが困難(イジメに近い)な課題をいつも何とかクリアし元全学連の意地を見せてくれます(笑)役職も剥奪されて平に降格。困難にぶち当たるといつも”突破する”とか”その手の単語”を連発します。
私は脇でクスクスと笑って”一点突破はライバルの標語ですよ!”なんて半分応援して半分茶化しているのですが、若い社員は???マークの顔。(組合なんかないタダの会社なので)
コギャル用語がOLやサラリーマンにも蔓延してしまい、皆さん、ややこしい単語の使用を嫌う傾向があるようです。(笑)特に戦闘的でかつては奮起を促す象徴的であった単語や中国からの外来語はとっても違和感があるみたいです。
無論、政治、宗教、哲学、歴史の話しなんて愚の骨頂のようで。
難解なことを表現すればするほど、どうしても漢字が増え、漢語が多くなる傾向があります。(マルクス主義の場合時折ドイツ語をカタカナに置き換えた単語も多く使用されたりしますが)
私は日本語学が専門でなかったので理論的に表現できませんが、どうも、日本語を母語とする人にとって聞き心地の良い日本語と違和感を覚える日本語の使用に違いがあるように感じます。
ところが、その世界にどっぷり漬かっている時は気づかないのです。これが世間様との感覚の開きです。
イケテル表現、単語の類もチョクチョク変わるので大変だけど(笑)
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ちょっと辞書引いてみました>「亡霊」 投稿者:なおちゃん 投稿日: 7月17日(月)23時28分20秒
えっと、いまなおちゃんの手元に ぐーぜん(笑)Penguin Classicsの
英語版「宣言」があるので 参考までに調べてみたところ
「亡霊」ないし「妖怪」と 訳されてるのは「SPECTRE」という語ですね
(あくまでも、英語の編集版のハナシですが)
で、訳語それじたいは どちらも意味的にただしい。
ロングマン英英辞典には「なにか恐怖をかき立てるもの。字義通りには幽霊」と説明してある。
リーダーズ英和には「1・幽霊、亡霊(Ghost)こわいもの、おそろしいもの」とあって
「A〜is haunting EuropeーThe〜of Communism」と
用例を 宣言から とってます。
やはり まっぺんさんのいうように 言外の意味を汲むってことが
この場合 カギになってきますね。
そいえば、ドイツ語じゃ「幽霊」って”Gespenst”だったとおもうが、
単数大文字で「迫りくる危機・脅威」って意味だと ならったなあ(学生時代)。
だとしたら「ひたひ ス黷ェ正しい
撤回の仕方というものです。
またザーカイさんが四トロ系国鉄労働運動に無知
については不問ですか・・・ ほんとのお祭り騒ぎでかつ成果が蓄積 ウA戦争かぶれしたト --- アとを書いて 言い キ奥歯で噛み締めて新しい ヲながらも活動する血の通 チして会話してたので、内容は >
こいつは、トロツキストだ ニハテt;畠n-+ヨ俘mJjァソ14t{+ヲチ3F棄キ~^ラ_#w%ョヒv<ニ;qhP