四トロ同窓会二次会 2000年6月23日〜30日
左翼・右翼・まじめな議論・主張・あそび・ぐち・何でも!投稿自由
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おお、そういうことか(^^) 投稿者:まっぺん 投稿日:06月30日(金)14時44分43秒
そのテキスト化、楽しみに待ちます。
>「日本支部と女性解放グループの組織的なれあい」
・・・・なんか、読む前から不愉快になりそうですが、どうしようもない。
ある意味、自業自得だな。
>ローザ関係
ロシア革命が勝利しドイツ革命が敗北した時から、
レーニンがメジャーでローザがマイナーとされたのはある意味では必然でしたが、
ソ連がひっくり返った現在、ローザはやっと対等な位置を与えられた気がしますね。
トロツキーはスターリンの対極にあって党内民主主義を主張したのと、
1905〜6年頃の論文ですでに党の官僚化に激しい警告をしているところから見て
一般にトロツキストはローザに対しては好意的(というか、主流になれなかったがゆえの
親近感かもしれないが)だったと思いますが、まっぺんが現役だったころ
選挙闘争のために読まされた「革命的議会主義」パンフ(1979年)には
レーニン、トロツキーとともにローザ、ジノヴィエフが資料として
載っていました。
60〜70年代の「レーニン主義左翼」全盛時代が過ぎ、情勢としては
大変難しくなった現在、まじめにローザを読み直す機会かもしれません。
再度「青年戦線」↓より学習ノート「ローザの組織論」
http://www.jrcl.net/web/p11b.html
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あわわ^^;; 投稿者:いずみ@徹夜明け 投稿日:06月30日(金)13時04分54秒
まっぺんさん、いずみが書き込む時間はいろいろですが(笑)、
「徹夜明け」とか明記されてない場合は、昼間寝ていたりするので大丈夫です(笑)
今日は久々に寝てないので、書いてみただけなのだ^^;;
あと、「ウチで起こす」とは、その論文全文をテキスト化して、
うちのサイトのコンテンツとして発表する、の意です。
この論文、当時の党幹部が昔何を言ってたのかを、
かなりさかのぼって引用しまくってて、けっこう痛快です^^;;
旧青共同の論文には、電子化して読む価値があるものがかなり多い、と
いずみは思ってます。
視点が独自すぎて(笑)「はっ」とさせられるものもありますし、
あとやっぱりここ「らしい」、よく言えばきまじめさ、悪く言えば視界の悪さ^^;;も
存分に味わえる、まじめな趣味者が読んでも、ふざけた^^;;趣味者が読んでも
それなりに楽しめるものだと思うからです。
でも、そんないずみでも「こりゃやりすぎ」とちょっとだけ^^;;閉口したのは、
日本支部分裂の際の激烈な論文。
量があまりに多すぎるのでたぶん全文は将来にわたっても起こせないですが、
なにしろ章見出しが「日本支部と女性解放グループの組織的なれあい」とかなんですよ!^^;;;;;
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共産党のウソ 投稿者:まっぺん 投稿日:06月30日(金)09時55分04秒
いずみさん、書き込み時間見ると最近たびたび“徹夜明け”らしいですね。
身体大事にして下さいね。
>これはウチで起こした方がいいかも知れないですなぁ。
いえ、ここでも全然かまわないですよ。共産党の過去の罪状はどんどん暴露してください。
細かいウソ・デマなどは数え上げたらきりがないが、
まっぺんが鮮明な印象をもっているのは
なんといっても「ディクタツール」(独裁)の放棄に至る過程です。
70年代中頃だったか、当時も共産党の得票がのびて
「もしかしたら近いうちに政権をとれるかも」という期待が高まったころ
「独裁」のことばが政権獲得にとってジャマになったんでしょうね。
きわめてインチキな、誰でもわかるレトリックを使い始めた。
つまり「独裁というのは正しい翻訳ではない」と言い出したんです。
彼らいわく「独裁」とはもともとラテン語の「ディクタツール」の訳であり
これは古代ローマの「執政」を意味することばであると。
だから「独裁」ではないんだよ〜と。
因みに「ディクタツール」する人は「ディクタトール」=「執政官」です。
しかし「ディクタツール」「ディクタトール」はヨーロッパ各国語に取り入れられ、
たとえば英語では「ディクタトール」は「ディクテイター」となった。
チャップリンの「ディクテイター」という映画は有名ですが
ヒットラーをパロディー化したあの映画は
あれは「執政官」と訳すべきなんでしょうかねー?
こんなヨーロッパなら絶対に通用しないようなウソを、日本人が知らないと思って
平気で公言する共産党の体質は中央の幹部エリートの中にまだ根強く
残っているようです。「天皇制廃止とはいっていない」などと言い出して
しんぶん赤旗読者に指摘されしどろもどろになったり、
みぐるしいことこのうえない。
やがてほどなくユーロコミュニズム本家たるイタリア共産党が「独裁放棄」を
宣言すると日本共産党も「ディクタツール」をまるごと放棄してしまいました。
捨てちまうんなら、はじめから、こんなねつ造をしなきゃいいのにね。
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日共の歴史偽造 投稿者:いずみ@徹夜明け 投稿日:06月30日(金)08時41分58秒
#仕事他で昨晩から大混乱、よーやくやや落ち着いたので息抜きにかきこみ^^;;
旧青共同が、「ソ連崩壊と諸党派の見解をまとめる」特集を92年に出してるんですが、
新左翼・社民左派・親ソ派などについては、どんなところからも少しでも意義を採取せん、
とばかり非常に冷静にとりあげてるんですけど、
(その中に、かの、行動派などをまじめにとりあげた論文アリ(笑))
日共に対してだけは、もうレトリック大爆発で
(あのきまじめな旧青共同が、この論文だけ、
レイアウトや小見出しまで日共のパロディにしてるのだ!(笑))
かなりケチョンケチョンにけなしつつも、
日共のご都合主義的歴史偽造の数々を具体例を交えながら明解に書いてるんですよね。
これはウチで起こした方がいいかも知れないですなぁ。
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ローザ好きな人って みんなやさしーの(^^) 投稿者:なおちゃん 投稿日:06月30日(金)08時23分45秒
青い鳥さん、
ローザにかんする著作を いま読んでるトコなので
引用部分には すごーく納得がいくものがあります。
ローザって 社会主義運動のなかの「ラサール的正しさ」と「マルクス的な認識」を
なんとかして 融合させよーとする(メーリングとカウツキーを批判しつつ)
こころみをしてましたね。
そっか、労働者大衆の自然発生性って、そういう視角からもでてくるんだよな。
(と、今ごろ気づくなおちゃん(^^;;;)
ザーカイさん、
ところでいまも ご自分を「徴税人」と おもっておられるのでしょーか(小謎)。
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まっぺんさんに同意 投稿者:南京の基督 投稿日:06月30日(金)02時12分01秒
まっぺんさんの「民主党について」の意見には、全くその通りだと思う。民主党も自由党も
自由民主党も保守党も同じものだと思う。最近新聞に岸信介がCIAの手先だったと書いてあった
が、第二次世界大戦後Americaに日本を売り渡して来たのは、A級戦犯のひとり岸総理大臣に
限らず自由民主党を基盤とする勢力だったのではないだろうか?
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・・・ 投稿者:名無し 投稿日:06月29日(木)23時22分59秒
by 久米 宏 at 6月29日(木)17時54分
Number:0629175020 Host:pc3.bookk018-unet.ocn.ne.jp Agent:Mozilla/4.0
(compatible; MSIE 4.01; Windows NT) Length:1477 bytes
はじめまして。あらされてますね。知ってるとは思いますけど念のため書いておきましょう。あらしは共産主義者です。ご存知、日本には偉大な軍人マッカーサー元帥閣下が作られた第9条があります。これを守り自衛隊を廃止すれば明日にも共産主義革命が起きます。左翼が政権を取れるのです。ですが自衛隊無くとも革命が成功するとは限りません。革命といえば聞こえがいいですが失敗すればただの暴動、反乱。英雄もただの人殺しです。でも、もし捕まっても名前も顔も出ないとすればこれほどありがたい事はないですね。
「革命なんて非現実的?」そうかもしれません。でも共産主義団体のテロなら非現実でもなんでもありません。「過激派」「中核派」「革労協」というのは共産主義団体の事です。彼らは左翼のヒーローです。そんな彼らを左翼の朝日(中国、北朝鮮を「地上の楽園」と呼び礼賛 その他共産主義の礼賛例を挙げたらきりがない)が援護するのは当然です。もしテロを起こしても名前も顔も出なかったら・・・ これほどありがたい事はないですね。日本赤軍という共産主義団体がありますが、彼らの家族は肩身の狭い思いをしてるようですよ。
最近「指名手配されました」とか言って、名前も顔も出さないでしょう(あれじゃ指名手配じゃない)。なんでそんな馬鹿なことをするのか?
もし仮にこのまま「人権尊重」が進み全ての犯罪者の名前と顔が伏せられるようになったとしましょう。でも左翼共産主義者はテロ、革命を気軽にすることはできません。何故か?指名手配されてしまったら何にもならないからです。そう、ご存知の通りテロや革命を起こした人間がその場で捕まる事はまれなのです。逃亡します。その時「指名手配」されて名前も顔も出てしまったら!何の意味もありませんね。
http://www.campus.ne.jp/~zonozono/ane/bbs1/minibbs.cgi
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レス色々 投稿者:ザーカイ 投稿日:06月29日(木)21時24分10秒
>青い鳥さんへ
>ローザ・ルクセンブルク その思想と生涯」パウル・フレーリヒ著 伊藤成彦訳
(御茶の水書房/1987年11月25日第1版第1刷・373頁)
こういう人物像がよくわかる評論ってあまりないですよね。引用部分がローザのす
べてじゃないだろうけど、大衆の潜在的に持つダイナミズムと自律性への信頼は、強烈に持っ
ていた女性だったんですね。
あの鳩山民主党党首でさえ本音か建前か知らないけど、「(民主党は)国民を徹底して信じ
ている(政党)」といっている。
政治(=人間の多元的関係性の総体?)をマヌーバーだけに矮小化せず、自民党や公明党に
政権を預けてしまう国民でさえ、潜在的には(情況によっては)変革の主体になると、心のど
こかで少しだけでも信じていないと、「官僚=抑圧統制者」になってしまいかねませんね。
どうして青い鳥さんが引用文をカキコしたかはわかりませんが、ちとばかし自分の民同左派
(他称…^^;)特有の「大衆抜きの政治技術・政治力学主義」を自省しまいました。
>まっぺんさんへ
>(ホンネとタテマエ?かな)の激しいズレを感じた選挙は無かったです。
・…まっぺんさんをしてそうでしたか・…
>いずみさんへ
>ザーカイさん、「ノンフィクション」はフジテレビです。
>(この番組、いずみの取材したくせに放映しなかった過去あり。ふざけるな!(笑))
>日テレの方は「ドキュメント2000」です。
あれ?どっちだったかなー…^^;)日テレと記憶しているんで、「ドキュメント2000」でしょう。
>エルナー支援(もどき)こぼれ話
労働者擁護にもなっていない共産党とはいえ、全労連はそれなりに中小企業の労使紛争を支援し
ているんだよね。セガ争議とか・…。
だけど、エルナーの支援を共産党中央委員会労働局に要請したら、後日職場に電話来て
「お話があったんで、調べたんですが、争議の情報が入らないんですよ。地区委員会に聞いても、『そこには共産党員がいない』って言うんですよ…」
で、「え?どういう意味ですか?」と聞くと
「争議に共産党員がいないと・・(ムニュムニュ)・・・」と局長さん。
このままでは支援しようともしてくれないのではと思い、
「あ、エルナーから、いわきの地区委員会に支援要請すればいいんですよね?」
「それならそうしてくだされば、当事者に事情を聞きます。では。」と局長さん。
エルナーが解決したから書けるけど、このやり取りをどう思います?
他党は耳も貸さなかったけど、共産党はとりあえず、連絡してきた。だから、好意的に関心持って
いるとも思えるし、単に「共産党員がいない労組だから、支援はどうも…」とも聞こえる。
ぼくには後者の印象が強かった。「反共」先入観のなせる業かも…。
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民主党議員の内訳 投稿者:アラブ復興社会党 投稿日:06月29日(木)20時57分26
秒
今日、某紙に民主党議員の出身党派内訳がでていました。 党全体は躍進したにもかかわらず、
旧社会党出身者は30人から24人に減り、旧民社党出身者は15人で現状維持でした。 いわゆ
る大都市圏選出議員が8割近く都市型保守政党へ近づいていることを明言していました。(ブル新
聞にしては正直) いよいよ、「労働者性」が希薄になっていくようです。(旧社会党系は2割
を切った。) かつて、鈴木善幸が社会党出身だったエピソードがありましたが、あと2回選挙が
あれば民主党内の「社会党要素」もそうなるでしょう。(保守派が民主党を捨てて新党でも作れ
ば別だが。)
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共産党への投票をめぐって 投稿者:まっぺん 投稿日:06月29日(木)19時19分30秒
KJさん、はじめまして。(^^)
すべての同志諸君!“革命的”カキコいろいろありがとうございます。
実をいえば、まっぺんも今回ほど
「共産党にいれるべきである」という「オルガナイザー的主張」と
「共産党にいれても空しいよな〜」という「個人的心情」との
(ホンネとタテマエ?かな)の激しいズレを感じた選挙は無かったです。
天皇制容認発言だの、皇太后「へーか」にお悔やみだの、自衛隊に国土防衛させよだの、
資本家たちと90%まで合意できるだの、消費税を3%にもどすのは無責任だの・・・・
「共産主義の党」が、よくもまあここまで恥ずかしげもなく言えるものです。
「さざなみ通信」にも多くの共産党員やシンパの人たちが書いていますが
たとえば自衛隊の教官が「選挙によって共産党首班の政府ができたらその指揮下に
従う」と発言してクビになった例なども紹介されていて、
共産党のブルジョア政治に対する無防備ぶり、無節操ぶりのおぞましさには
満井さんならずとも暗〜い気持ちになります。
極めつけは「謀略ビラ」問題ですね。まっぺんの某アジト(別名じゅーきょ)にも
選挙期間の2週間のあいだに共産党のビラだけが3回も投げ入れられ、
組織力と選挙へのイキゴミは感じられましたが、肝心のビラの内容は
あまりにもおそまつです。
そのうち1回は「謀略ビラ」への反撃でしたが、反論内容がまったく説得力にかける。
「宮本リンチ事件」に対しては当時の権力の弾圧の凄まじさをいえば十分ですが
「査問」問題はさすがに反論できず、事実そのものを否定。
「火炎ビン闘争」は毛沢東盲従分子のせいにしてしまう。
そして選挙の総括として、票が減ったのは謀略ビラのせいだとする。
まるで分かってませんね。ふわ君・しい君は!
日本左翼と共産党との関係についてもちょっと書きたかったけど、
今日は時間がないので、また。
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こちらでははじまして 投稿者:KJ 投稿日:06月29日(木)14時49分33秒
まっぺんさんには、いずみちゃんナイトのときにスタッフルームにて
御挨拶だけさせていただきました。KJと申します。
最近この掲示板が興味深い議論になっていますね。
いずみちゃんの引用された、中村氏の指摘はあたっていると思います。
共産党は「謀略」で浮動票に逃げられたのではなく、右側に妥協しすぎて
固定票が離れたのだ、というのが正解ではないでしょうか。
わたしも国政選挙ではいっかんして日共に入れてきましたが、今回は、
民主党(選挙区)と社民党(比例区)でした。
ほかにも共産党についてはいろいろと言いたいこともあるのですが
いずれまとめて自分のサイトにでも展開したいと思っています。
今日は御挨拶まで。
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あんまり現実政治には興味はないんですけれども、 投稿者:いずみ 投稿日:06月29日(木)11時32分09秒
#今日の中村正三郎(自民党議員じゃなく、マイクロソフトに噛みついた方(笑))サイトで
#「共産党はあんな現実妥協したんじゃ人気出るわけなし」くらい書いてありましたね(笑)
いずみの両親は、今でも正信会(遊撃インターネット参考)のもとで信仰やってるわけですが、
正信会は当然説法で「自公保政権打倒」というわけでして(笑)、
先日母親に会ったとき、「どこに入れたらいいと思う?」と尋ねられました。
非合法時代の党員だった父親は、今回は日共に入れる、とも。
いずみは、自分が白票を入れるかもしれない、と告げた上で、
「当面の資本主義、否定しないなら、民主党じゃない?」とか
ちょいいい加減に行っておきました(笑)。
よく考えたら、上の「」内、民主党を共産党に変えても全然よかったりして(笑)
とかちょっと反省もしています。
でも、民主党と共産党で「大差ない」のなら、
民主党、というのは、いずみはあんまり採りたくないけど(笑)
かなり参考に値する選択肢なのかも知れない。
ザーカイさんも似たようなこと書いてるけど、
民主党の「よりまし」だと思うのは、やっぱり「いろんな人が混在してる」ことかな。
今の日共のよーな、
現場活動家がほんとの意味で1つ1つの細胞としてしか機能してない状態よりは
ちょ→危険なものを内包しつつも、その中にある「よりまし」な要素が
少しでも有効に活きるのならば、それを活かすようにするのは1つの選択肢かも。
左派がなにもできない状況下ではね。
#うー、なんでネットを使わん(大苦笑)>左派
あと、ザーカイさん、「ノンフィクション」はフジテレビです。
(この番組、いずみの取材したくせに放映しなかった過去あり。ふざけるな!(笑))
日テレの方は「ドキュメント2000」です。
10万人も増えた、って、それほんとになんで増えたのか知りたいですよね。
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ローザ・ルクセンブルクと現代 投稿者:青い鳥 投稿日:06月29日(木)01時00分38秒
まっぺんさん。おじゃまします。参考までに資料を。ちょっとながくなりますが。
(特にローザなど)へのレスになっちゃうのかなぁ。
ローザ・ルクセンブルク その思想と生涯」パウル・フレーリヒ著 伊藤成彦訳
(御茶の水書房/1987年11月25日第1版第1刷・373頁)
ローザ・ルクセンブルクは、広大なデモクラシーの中での自由な活動こそが、
人民大衆が社会主義にむかって自己教育するための、
なにものにもまして最良の方法である、と考えていた。
というのは、彼女にとっては生産手段が専横な官僚制の独占物となり、
権力手段となった場合には――まだけっして社会主義ではなかったからである。
「社会主義社会の本質は、膨大な労働者大衆が支配される大衆であることをやめ、
自ら全政治生活と経済生活を動かし、自ら自覚的に、自由に決定するところにある。」
それゆえにこれらの人々はこうした過程で自由に考え、
自発的に行動する運転者となることを学ばなければならない。
全体の利益をめざす最高の理想主義、
大衆の自己規律と真の市民感覚こそが社会主義社会の道徳的基礎である。」
そしてそのような道徳を生み出す唯一の方法
「公共生活という学校そのものだ」。
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大局観るって難しいね 投稿者:ザーカイ 投稿日:06月28日(水)22時05分17秒
不勉強の上でのカキコですまん、と先に謝っておいて(^^;)
>民主党が依拠するのはふたつの傾向ではないか。ひとつは庶民の近代的市民意識と
>庶民的生活防衛に根ざす傾向。これはかつて社会党がその基盤として持っていたも
>のであり、反原発、福祉、環境、消費税など各方面で市民や主婦の意識を反映した
>ものです。そしてもうひとつは保守本来の道としての資本主義的世界観にもとずく
>政策思想。
それを言えば、まさに共産党と同じですよ、民主党。前者はまず合意いただきえると思う。
で、後者。共産党は鳩山民主党ほど露骨ではないけど、改良資本主義を考えた時点で、選択肢
はそう多くはない。まっぺんさんの言うように資本主義にはそう余裕がないから。
ただ、共産党より民主党に期待しえるのは、衆愚政治をしない点(もちろん過大な評価は禁物)。
共産党は野党なんでしょうがないとしても、甘ったるいことを言い過ぎ。大衆迎合は60年
代からのお家芸。共産社会なんて考えてないでしょ、本音じゃ。
民主党は共産主義政党ではないので、共産社会を目指していないのは当然で、新自由主義政策
をきちんと打ち出している。
で、政策実現して、セーフティーネット(年金や失業対策)も、となれば民主党が率先して
ワークシェアリングぐらいのことは実行するかもしれない。ワークシェアリングの是非はある
だろうけど。
民主党に労働者階級の「夢」=共産社会は願うべくもないが、日本での「社民」とは、こういう
ものでしょ。20世紀初頭のドイツ社民党も、当時の人(特にローザなど)から見れば、今の民
主党みたいに感じたんでしょうね。組織率もネームバリューも大違いだけど。印象としてさ(^^;)
左派にはそう時間がないぐらい新自由主義経済は進行している。でも国民は70年代以降寝ぼ
けてきたんだから、左派だけの責任じゃないと腹をくくって、今度は後退戦を立派に闘うしかな
いでしょ。21世紀はいきなり戦後第2、第3度目の大後退戦と位置付けた方がいいと思うなー。
社会問題に本当の勝利も敗北もないというのが私の価値観だから、そう簡単にいえるのかもしれ
ないけどね。当事者がどう納得するかだけがある。違うかなー????
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な〜んだ民主党は 投稿者:まっぺん 投稿日:06月28日(水)21時47分40秒
党首みずから「サッチャーとブレアをめざす」と
公言してるんだぁ。・・・・やっぱりね。思ったとおり(^^)
「さざなみ通信」より↓
http://www.linkclub.or.jp/~sazan-tu/
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民主党について 投稿者:まっぺん 投稿日:06月28日(水)20時53分19秒
日本共産壮年同盟東京千代田総班執行委員会同志と南京の基督同志へのレスです。
正直な事をいうと、日曜日の夜、開票速報を見ながら、自公保の各候補と他の候補
(大抵は民主党)とが競り合い、民主が当確となり自公保が落ちた時には「ざまみ
ろ〜」と思っていました。民主党を応援している訳ではないが、対抗しているのが
民主党であり、共産党の得票がそれよりもヒトケタも少ないんじゃ、どうしようも
ありません。だから、総じて今回の選挙で自公保が全体に議席を減らした、いいか
えれば民主党が伸張したのは自公保の伸張と比べれば「悪いことではない」という
感触を持っています。与党の議席数が少なく不安定であるほど、彼らが全く野党を
無視した横暴な政策をとりにくいというメリットはあり得るからです。藤波たかお
があとちょっとで民主党にけ落とされそうだったのに、実に残念だった!
しかし、それは長期的にみて、本当にメリットとなりうるだろうか? 例えば有明
海干拓事業など大規模プロジェクトと環境の問題にしても、老人介護など福祉政策
などにしても、教育問題にしても民主党は自民党などとかなり対立した主張をおこ
なっています。その限りにおいては共産党の言うように当面の政策において共同戦
線を組めるとする主張が出てきても不思議ではありません。しかし、民主党の内実
を検討してみれば、保守派の比較的リベラルな部分を核とした幅広い統一戦線であ
ることがわかります。旧社市連系で比較的リベラル度が高いと見られる菅なおとか
ら、かつては小沢と組んでいた羽田つとむ、あるいは保守政治の“正統なる血筋”
をほこる鳩山などにいたる寄り合い所帯であり、将来的ビジョンやポリシーにおい
て自民党や保守党とはっきりと区別されるものを持っているとは思えません。
民主党が依拠するのはふたつの傾向ではないか。ひとつは庶民の近代的市民意識と
庶民的生活防衛に根ざす傾向。これはかつて社会党がその基盤として持っていたも
のであり、反原発、福祉、環境、消費税など各方面で市民や主婦の意識を反映した
ものです。そしてもうひとつは保守本来の道としての資本主義的世界観にもとずく
政策思想。つまり、この両者によって「環境と人にやさしい」理想的な資本主義世
界をきずこうとしているのではないでしょうか? もしそれが可能なら前にも言っ
たように私は自分の“思想的あやまり”を認めてザンゲしなければなりません。し
かし、現代の資本主義はもはやそのような余裕はない、と思う。「グローバリゼー
ション」と各国政府の「新自由主義政策」とはそれをなによりもはっきり示してい
ます。民主党が主張しているリベラルな政策は現在の資本主義の枠組みの中では不
可能なのです。民主党の主張を実現しようとしたら、資本の活動にさまざまな規制
をおこなう“大きな政府”をめざさなくてはならないでしょう。これは明らかに現
在の世界政治の方向に逆行する方針です。
民主党のが今後どうなるかは「アメリカ民主党」を見れば明らかです。かつてアメ
リカ民主党は全米の労組やマイノリティを味方にし、ベトナム戦争時には反戦闘争
を組織した事もあります。アメリカの資本家の中には彼らを「左翼」と呼んだ者も
いました。ところが今日のグローバリゼーション時代の熾烈な競争の中で、それを
もっとも強力に推進し凶暴な帝国主義的収奪を共和党よりも率先しておこない、資
本家たちから信頼を得ているのは、クリントン率いるアメリカ民主党である事を忘
れるべきではありません。ブレア率いるイギリス労働党も又サッチャーを上まわる
帝国主義的政策を推進してきました。「資本主義」と「市民主義」のふたつの顔の
うち民主党が最後に選択するのは「資本主義」の方である事はまちがいないでしょ
う。もはや現代資本主義世界はその両方が成り立つ時代ではない、とまっぺんは
思っています。だから民主党には何の幻想ももつべきではない、と。 ------------------------------------------------------------------------
そっか〜、共産党は 投稿者:まっぺん 投稿日:06月28日(水)19時35分18秒
支持基盤そのものがすでにプチブル階級に根ざしているという事ですか。もしそれが本当なら
不破指導部があそこまですんなりと右向き発言を言ってのけることができたのもうなづけます。
もしも党内のプロレタリア的基盤が稀薄になり、中小商工業者などが共産党支持の中心になってしまったら
「かけはし」記事のように「残っているのは名前だけ」になってしまうでしょうね。ほんとに。
党を構成する出身階級が何であるか、は非常に重要です。たまに第四系の外国組織の大会とか
世界大会とかの記事が出た時に「労働者階級は××%、そのうち教育労働者が××%
学生××%、女性の比率××%」などと載っていますが、組織の中に労働者階級を獲得できなくなったら
その党は「労働者階級の党」として正しい方針を打ち出すことが困難になっていくでしょう。
しかし、かつて60年代〜70年代には強く主張された言葉ですが
「党とは綱領」であるという規定のしかた(極めてレーニン主義的!^^)が有効ならば
共産党の目指すところはやはり「共産主義」であるといえるでしょう。たとえ主観的であったにしても。
今後、共産党が「綱領」に手を加えるのかどうかは、かなり重要な「メルクマール」となりますね。
>民主党も共産党も変わらないかどうか
かなり現実的でシビアな観察のしかたであると思います。共産党がこれまでの主張をなにもかも
捨て去ってしまい、ここまで右傾化してしまった現在、いったい共産党の目指すものは何なのでしょうか?
このままではたしかに民主党とかわるところはありません。
共産主義社会を目指さないのならもはや「共産党」を名のる資格はありません。
名のるからには、途中経過はどうあれ、最終目標は「共産社会である」と主張しなければなりません。
しかし現代資本主義社会を「改良主義」の条件付きで承認し、その先に共産社会を展望するのは
かなり無理があります。今後の革命がかつてのように劇的な武装衝突を伴うものになるかどうか
はともかく、少なくとも「現体制によって恩恵を被っている階級」を屈服させなければ社会主義への
道を切り開くことはできないでしょう。
ところが共産党はそれらの資本家階級に対して友好的な手をさしのべて逆に彼らに屈服し、
「改良的資本主義」の仲間に入れてもらおうとしている有様です。
目ははるか遠い「共産主義」の地平をのぞみ、
手は労働者の首を切り落としてきた資本家たちの血に汚れた手と握手する
この相反する“水とあぶら”をくっつけようとするがごとき手品が成功すると、
本当に党員たちも考えているんでしょうか?
共産党はそのうちに「目」派と「手」派の二つに引き裂かれていくしかないのではないでしょうか?
今のままでは、まっぺんが“扇動”しなくても、共産党はふたつに引き裂かれてしまうでしょう。
その時、小さくとも「目」派のたまり場が存在していれば、少しでも救いになる、と思っています。
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あらら 投稿者:ザーカイ 投稿日:06月28日(水)19時08分21秒
>例えば「著作物再販制度」「酒小売免許制度」等の規制緩和反対では自民党
>以上に熱心になるわけです。それらの規制温存によって不利益を被るのは言
>うまでもなく消費者、つまり普通の勤労者。オールドエコノミーの労働者の
>既得権擁護にすらなっていない。
勉強不足を痛感しました。赤旗1面をにぎわす問題ではないところも組織維持のため、
力を入れているんですね。
ただし、私は規制緩和=消費者の利益とは思いません(日本共産壮年同盟さんも言っていない)。
しかし、共産党の反対する規制緩和はインテリや公務員、一部小商店主だけに恩恵が及び、
新自由主義の荒波に揉まれるオールドエコノミー、中小下請け(孫受け)に勤務する労働者や、
経営者といった人には、その恩恵は及んでいないわけですね。
勉強になりました(^^)
もちろん4トロ同様にまっぺんさんの呼びかける「共産党へのよりまし投票(?)」を
ダメだという気はないです。むしろ「それしかないよなー」って気も…。
でもとりあえず、共産党も民主党と変わらない「非」階級的党であれば、自公保の跳梁跋
扈を阻止すべく、選挙区ごとにより自公保候補と競り合え、かつ比例区に票が生かされそ
うな候補者を選ぼう、というほうがより現実的で無難な提案と思うが・・・・。
あ、これは有権者の多くが自発的にそういう行動に出ているから、声高に言う必要ないか?!
今回の選挙は都市部大物政治家落選と、辻元と保坂が当選したのだけが、私のトピックでした。
共産党にはスパイスも期待できないとなると、もうこの際思い切って産業構造の大変革を容認した上で、労働者個人も、年齢性別問わず、新自由主義経済に対応できるようシフトしたほうがよさそうですね。
労組の活動も大変革する産業構造の後始末(人員整理への寛大な措置、就職斡旋、技能研修
の提供など)が主になりそうですね。
そして左派(党派)はそれをサポートする法案の要求の要求に力量を注ぐことに。
やっぱ新自由主義の行方(他国の情況等)をよく勉強しておこー。自分のために、労組活動の
ために・…。
ネットに「かけはし」ぐらいしか情報源ないのが寂しい…。
Ps:そういえば、SENKI派(当時戦旗共産同)が87年韓国大統領選に対して「金大中氏支持!」
と、大爆笑なビラを出していたことを思い出した(笑)。
>いずみさんへ
>ただ、未組織労働者に食い込んでるって話もあんまり聞いたことないし…
ノンフィックスだったか、日テレ深夜番組で最近労組が取り上げられ、全労連はここ数年10万
人組合員を増やしたといっていたぞ。あまり、ナショナルセンター間の移動は耳にしないので、
未組織労働者を組織しているのかもよ(^^)
この番組はマル共連で小金井さんたちとチャットして一緒に観ていたんで、証言者多数いるは
ず。
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なるほど! 投稿者:いずみ 投稿日:06月28日(水)17時58分42秒
これは気づかなかった視点です。すばらしい>きょうだい
ただ、どうなんでしょう、昔話としては、連合ができる流れの中で、
全労連に移行した支部の話題が「赤旗」をにぎわせていた記憶があるんです。
だから、末端の労働者、ってレベルでは、
それなりに浸透もしているような気がしていたんですよね。(あくまでも「気」)
ただ、未組織労働者に食い込んでるって話もあんまり聞いたことないし…
あと、いずみは、今回の選挙で、日共が減らして社民党が増やしたのって、
やっぱり、今回の一連の日共の動きが、
左派な大衆からスポイルされたからなんじゃないか、って思いもあります。
頭数では民主党に流れたのの方がもちろん大きいでしょうけれども。
いずみとしては、これで内部から「声」が上がらないようだと、
日共はカルト一歩手前状態に陥ってる、と認定せざるを得ない(苦笑)。
もちろん、理論面ではカルトとはおよそ言い難いわけですが、
党員にマインドコントロールがかかってるんじゃないか??って疑念で。
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ザーカイさんへのレス 投稿者:日本共産壮年同盟東京千代田総班執行委員会 投稿日:06月28日(水)12時34分13秒
共産党の支持基盤で目立つのは、公務員、マスコミ、金融機関、教員・研究職
関係の労組、土建関係の一人親方組合、零細個人事業者(民商)、お年寄り。
労組関係については、どちらかといえばこれまであまり競争にさらされて
こなかった分野や、政府規制そのもののおかげで成り立っているような分野が
目につきます。
http://www.iijnet.or.jp/c-pro/union/aa_j/aa_j_intro >
のせいだ」
「やさっ、戦争かぶれしたト --- アとを書いて 言い キ奥歯で噛み締めて新しい ヲながらも活動する血の通 チして会話してたので、内容は >
こいつは、トロツキストだ ニハテt;畠n-+ヨ俘mJjァソ14t{+ヲチ3F棄キ~^ラ_#w%ョヒv<ニ;qhP