四トロ同窓会二次会 2000年3月13日〜15日
左翼・右翼・まじめな議論・主張・あそび・ぐち・何でも!投稿自由
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「世界同時革命」論 投稿者:まっぺん 投稿日:03月15日(水)18時55分08秒
トロツキズムの概念に「世界同時革命」はありません。
そう主張していたのはブントですね。
この間、ブントについての私の中途半端な知識による書き込みと
とみたさん、高原さんの書き込みがありますので読んでみてください。
なお裏共産主義者同盟の「革命的掲示板」にも若干の書き込みがあります。↓ここ
http://bund.virtualave.net/cgi-bin/cheche.cgi
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「トロツキスト」とは? 投稿者:まっぺん 投稿日:03月15日(水)18時40分19秒
マル共連でも最近出ていた話題ですね。
「トロツキスト」「トロツキズム」という概念はおおざっぱにいえば2つあります。
ひとつはトロツキストが「革命的マルクス主義」であると自称する概念です。
私も、トロツキズムこそが「これまでのマルクス主義の原則をもっとも正しく伝えつつ、しかも
歴史の中にうまく適応させてきた概念」だと今も信じています。
もうひとつは、スターリンによって創りあげられてきた“虚像”としての「トロツキズム」です。
レーニン死後、それまでレーニン、トロツキーと多くのボリシェビキ指導者たちによって
指導されてきた共産党の指導を歪曲し、スターリンが定式化してきた思想と実践
=いわゆるスターリン主義の概念を正当化するために、スターリンは
あたかも自分の思想が「レーニンを受け継ぐものである」かのように操作してきました。
その為にもっともじゃまになるのがトロツキーであり、かれの思想でした。
そこで、それまでのあらゆる文献や資料を、恣意的に解釈したり、隠匿したり、偽造したり
してトロツキーを徹底的に「反革命」であるかのように創りあげてきたのです。
その後、スターリン指導下に形成された世界の共産党では「トロツキズム」という言葉は
「反革命」と同義語のように使われてきました。
党内で論争があった時、相手を「トロツキスト!」と呼ぶことは最悪の罵倒の言葉として
機能してきたのです。「トロツキスト」「トロツキズム」は“拡大解釈”されて
「反スタ主義」やその他トロツキズムとは無関係な思想まで含めて、共産党に反対する
左翼系思想はすべて「トロツキ ズム」の名で排除されてきました。
日本共産党が「トロツキズム」をどう解釈していたかを示す面白い本を早稲田でたまたま
100円でみつけました。1968年新日本書店発行の「トロツキズム」。
元全学連委員長三上徹と共産党の御用哲学者山科三郎の編集によるものです。
それはもう笑っちゃうほどのスターリン主義丸出しの「トロツキズム論」です。
では、もしもレーニンのあとをスターリンではなくトロツキーが受け継いでいたらどうだったか?
それは実際にスターリンのその時期の政策や革命方針などに対してひとつひとつ
トロツキーが反論していますから、彼が政権の座にあったら、その主張のように指導しただろう
と考えられます。ではその場合、ソ連社会主義は順調で、帝国主義世界を追いつめていただろうか?
そういうふうに断定できればいいんですが・・・(^^)
そうは言えないと思います。なぜならばスターリン主義が発生した背景にあるのはソ連の孤立と
帝国主義諸国からの重圧にあるからです。トロツキーならこお重圧をはねかえすことができた
と断定はできない。もしかしたら、やはり結局はソ連は崩壊したかも知れません。
しかし、決定的にちがうのは、スターリン主義によるソヴィエト社会の崩壊とちがって
トロツキズムの指導下ではもっと人民は自らが作り出すであろう未来の社会主義について
確信をいだきつづけることが出来ただろうと思います。それは次の社会主義革命にとって
おおきな歴史的財産として残っただろうと思うのです。
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「トロツキスト」という呼称について 投稿者:右も左も学生(男) 投稿日:03月15日(水)13時32分15秒
こんにちは皆さん。
>右も左も学生(男) さん、こんにちは〜。
>『革命裸像』の話題は以前どっかで出ましたね〜。(^^)
まっぺんさん有り難うございます。マル共連BBSで以前この話題を振らせていただきま
した。色々調べてみたのですが、どこの出版社でもこの本は出していないということでした。
(もっと稼いで日本一周本屋巡りを計画中・・・。)
さて本題なのですが、以前読んだ『フォービギナーズシリーズ・トロツキー』(現代書館)のた
しか序文の所に、「トロツキストという言葉は反革命的な人間に向けて投げかけられる言葉
になってしまった」という風に書いてあったのですが、それはスターリンの、トロツキー追
い落としのための画策によるものだけなのでしょうか?自分はまだトロツキーの理論を詳しく勉
強していないのでよくは分からないのですが、世界革命論という理論のなかにスターリンは
自分の革命理論に反して、反革命的なものをこれに見いだしたのでしょうか?
例えば、今となっては何を言っても無駄かもしれませんが、レーニンの後継者にトロツキー
がなっていたらどうなっていたのでしょう?(本当は、たら・ればの話は好きではないので
すが)スターリンが逆に粛清にあっていたのでしょうか、ソ連は冷戦の時代を迎えずに済ん
だのでしょうか?
本当に世界で同時に革命を起こすのは可能だったのでしょうか?突発すぎて、全ての革命が
失敗に終わる可能性も否定できなかったのではないでしょうか?・・・全てクエスチョンマー
クにしてしまってすみません。いずれにしても、このような考え(世界革命失敗の恐れ)から
スターリンはあえてトロツキーの理論継承者にレッテル張りをしたのではないでしょうか?と
私は感じています。(スターリンに関してはあまり勉強していないのに、素人発言をしてしま
いました。もうしわけありません。)
こんな素人意見ではありますが、みなさんどうでしょうか?ご意見よろしくお願いします。
それではまた。
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つまり私ゃ“レトロな四トロ”? 投稿者:まっぺん 投稿日:03月15日(水)09時54分59秒
>とみた同志と高原同志へ
現情勢はたしかに大きく変わっています。
“スターリン主義”であったとはいえ東側世界が崩壊し最強・ダントツの
米帝を一極中心とした新たな帝国主義世界が出現してしまったのは
左翼にとってはとても大きいダメージです。資本主義の重圧と社会主義への
失望による左翼全体のますますの社民化と社民の保守化とが
すすんでしまった現在、「あの頃」のような急進主義な運動そのものが
存在基盤をうしなってしまった。
ここで“組織者”=党というのは、自己の本来の原則を失わずに、しかも
現状に合わせてどう戦術をたてなおしていくか、が問われている。
そうするとまず“急進主義”は現在では否定されなければならない。
それと、ロシア革命以来の東側体制が崩れてしまった現在
“レーニン主義”についても再検討しなくてはならない、という事ですね。
「かけはし」の思惑とはズレてると思うけど、このサイトは
「社会主義入門」であると同時に「当時あばれた思い出」をなつかしむ
「同窓生」たちのたまり場でもあるので
「レーニン主義」自体を肯定するか否定するか、といった
具体的組織的思考は「かけはし」などの“組織”の方々にまかせておいて
「カゲキ派」的言辞と画像を今後も楽しみたいと思います。
あ、それから
現古研サイトの「公安情報」見ました。なかなか詳しく戦旗派の歴史を
分析してあって参考になりました。しかし江戸時代の年号が出てくる
のにはびっくりしましたねー(^^)。
西田派と荒派との関係についても情報があって、たしかにとみた氏のいわれる
ように、“統一戦線”というものについて前進があるようですね。
>いずみ同志へ
いつもながら切れ味するどい分析力にたじたじです。
CTスキャンに載せられて全身を輪切りにされたように
かなりずばっとまっぺんの本質を言い当てられた感がありますな。
だから“わが党”サイトは使い方をあやまると「現在の四トロ」あるいは
「現在の過激派」を誤解してしまうかもしれない、という事です。
右も左も学生(男) さんも、その辺、気を付けてね。(^^)
今後、“4・22現地闘争”については「行動せん?せん!」にて発言
したいと思います。と、いうことで、早速行ってこよう・・・・(^^)/
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4・22の件については 投稿者:いずみ 投稿日:03月14日(火)23時18分25秒
我が行動せん?せん!掲示板で今後、「特殊な非公然領域以外の一切を公然と
論争するボルシェビキ的原則」(c)青共同により、公開での打ち合わせをして
いきましょう!(^^)
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こーゆー投稿をここにするとは自分でも思ってなかったんですが^^;; 投稿者:いずみ 投稿日:03月14日(火)23時17分05秒
まっぺんさんのサイトが好きな理由は、
(1)まっぺんさんの人柄がにじみでている
(2)ある意味、現在じゃなくかつての4トロのフンイキを動態保存してらっしゃる
の2点です。
(1)は当然マジですが(^^)、
(2)については、ある意味、
マンガ的オールド・スターリニストである行動派が
党派自身として実現している質と似ていて^^;;、よくも悪くも、
かつての4トロを現代的に検証する条件を「軽いノリで」提供していただけてる
気がしてならないのであります(^^;;)
今回のここでのいろんな議論にも、それを強く感じています。
そーゆー点で言えば、いずみのとこのコンテンツも、今とは明らかに違う、
昔の青共同のすごいノリをヤジ馬的ファンとして紹介しているのも似ているかも。
ただしいずみは現役時代は青共同とはなんも関係がなかったし、
また青共同−現「国際主義」編集会議自身が自分とこのサイトで過去の論文
(当然今とは主張内容がまるで違う)をガンガン掲載しているところも
条件は違っていますが。
で、いずみが勝手に名乗っているのは成共同であって
「古臭い主義」編集会議ではないので^^;;、
4トロについてまじめに考えよーとするならば、まず、旧青共同の依った立場を、
旧青共同の角度を紹介しよう、とゆー気になってしまいます^^;;。
かつてマル共連で、プロ青についてのあのすばらしい(笑)寸評を
紹介したのと同じように:-)
ということで、今は会社に泊まり込みなので手元に資料がないのですが^^;;
おいおいここでそーゆー話も振ってみたいと思っています。
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ブント 投稿者:とみた 投稿日:03月14日(火)22時38分18秒
プロ青にきいてみました
http://www2s.biglobe.ne.jp/~mmr/mini/bbs.cgi?log=log
だそうです。
>ヘドが出るほど「トロツキズム」を連呼するまっぺんは鼻持ちならないでしょ?
ワハハ! そこまで自己相対化できればいいですよ。
>「かけはし」の人に「我がサイト」の印象を聞いたことがあるんだけど、
>三里塚3.26の映像なんかは、あんまり宣伝してほしくなさそうでした。
>つまり、今の時代、あんな“カゲキ”なモンは大衆的でないし、
>誤解を与える、ということでしょう。
それは違和感を感じますねぇ。「過激派」イメージを払拭したいのはわかるのですが、
過去を変に隠すのはよくない。別に内実は変わってないのにね。
>とみたさんが「あんまりトロツキスト的ではない」と感じたのは
>あんまりカゲキでない」からじゃないかと思います。
ちがうよー。まっぺんさんほどのレーニン主義ぶりを『かけはし』から感じられないから
だよー。
いまのブント諸派は統一戦線をキチンとやってると思う(SENKIはどうでもいい)。やはり
学んだのでしょうね。
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『革命裸像』とは 投稿者:まっぺん 投稿日:03月14日(火)18時25分22秒
右も左も学生(男) さん、こんにちは〜。
『革命裸像』の話題は以前どっかで出ましたね〜。(^^)
ここの過去ログにあるかも知れないと思ってちょっと見たんだけど
わかりませんでした。
たしか、トロスキーさんの解説だったと思いますが
トロツキーの「わが生涯」が戦前に二分冊で出版され、それが
『革命裸像』と『自己暴露』だったんだと・・・・
だから、骨董的価値を求めて探すのなら神田・早稲田を
放浪しなければなりませんが、中身を知りたいなら
『わが生涯』を読まれたらよい、という事ですね。
「よくわかる社会主義」役に立てて嬉しいです。
今後の「学習教材」について今、準備しているところです。
同じ「よくわかる社会主義」ページに、さらに
初級のマルクス主義文献の解説をのっけるつもりです。これは実は
「青年戦線」に解説されていたものをそっくりパクってしまいます。
「共産党宣言」(マルクス・エンゲルス)
「国家と革命」(レーニン)
「陳労働と資本」(マルクス)
「空想から科学へ」(エンゲルス)
「労働組合論」(トロツキー)
のいつつはすでにテキスト準備を終えています。
アップしたら又、読んでくださいね。・・・・・・・・・(^^)/
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大いなる実験の終焉 投稿者:高原 浩 投稿日:03月14日(火)15時45分55秒
実は、仕事干されてまして暇なのですよ。3年ここにいろというお達しでしたが、この分だと2
年目で転勤なのでしょうね。
私も社会主義、共産主義社会の到来をあきらめてはいません。今の社会を見るならば、今までの
手法である資本主義制度への修正だけでは、どうにもならないところまできているような気がしま
す。
私は、所謂「社会主義ブロック」の崩壊については、「大いなる実験の終焉」と考えています。
つまりマルクスは資本主義社会から共産主義社会への移行について具体的展望を示していない以上、
共産主義社会建設に向けての試行錯誤が色々あって当然だし、たまたまレーニンが指導をした革命
が成功したが為に猫も杓子もレーニン主義型の党建設を行った訳ですが、ただそれが失敗しただけ
で(代償は、かなり大きかったのですが。)、マルクス主義自体はまだなんとかなると思っていま
す。(多少ぐらついてますが。)
ただ、「反革命的勢力と軍事衝突をする」ことを考えるなら、ローザの組織論では無理があるの
でレーニン的組織論も捨て難いと考える部分もあるのですが。。。うーん、また頭痛くなりそう。
。。(^^;
ブントの統一戦線論については、某派についてのものがあったと思うのでまた後刻。ブントの中
では、右派に位置するものですが。。。
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『革命裸像』という本について 投稿者:右も左も学生(男) 投稿日:03月14日(火)15時20分27秒
またまた申し訳ありません。
先日、マル共連のBBSにも書き込みしたのですが、『革命裸像』(昭和5年出版・トロ
ツキー著/日本語訳版)という本の中身について知っていらっしゃる方はいますでしょうか?
あちらの書き込みでは、自伝だということを聞きました。
お金がたまったので、初版本があったので買いに行こうかと思いましたが、やはりという
か売り切れていました(悲)。
どなたか内容ご存知の方、よろしくお願いします。
それでは。
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マル共連BBSを見てきました。 投稿者:右も左も学生(男) 投稿日:03月14日(火)15時13分35秒
マル共連BBSを見てここに来た「右も左も学生(男)」というものです。
書き込みにありました、『宣伝戦線』をプリントアウトしてこのあと見たいと思います。
先日見せていただきました『よくわかる社会主義のお話』、大変ためになりました。マル
共連BBSの方でも言っているのですが、なにぶん無知なものですので、自分でも研究し
ますのでわからないことがありましたら、皆さんよろしくお願いします。
それではまた。
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Re:追記の追記(@_@ ) 投稿者:まっぺん 投稿日:03月14日(火)14時18分21秒
ありゃ、追記へのレス書いてたら、いつのまにかさらに追記が・・・・(^^;;;)
高原さん、精力的なカキコありがとうございます。
そーなんだよねー、「かけはし」の人との話では「レーニン主義については
再度考えなくてはいけない」と言っていました。否定ではないだろうけど。
実を言うと『宣伝戦線』は「レーニン主義」をあちこち強調してあるし
レーニンのことばをいろいろ引用してるんですよ。
どのくらい未来になるかはわかりませんが、まっぺんは「社会主義的未来」
が来るのを今も信じています。しかし、そこに到達する方法は
はたしてこれまでカゲキ派が一般的に信じていたロシア革命型の“暴力革命”方式
によるものかどうかは、わかりません。
以前トロスキーさんがおっしゃられていたように「現在のブルジョア議会の多数派となって
権力を獲得、その後に反革命的勢力と軍事衝突をする」というのが、可能性として
一番ありうるのかもしれません。
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Re:追記 投稿者:まっぺん 投稿日:03月14日(火)14時07分18秒
>比較的現在のことを持ち出しているとみたさんに対し、
>70年前後のことを持ち出してくる
ああ、そうですね。もっともです。
残念ですが、最近のブント諸派のことをまっぺんは評論できるほどには知らない
んです。荒氏の「パラ・チェン」だってこの間のネット情報によって知ったくら
いですから。私が知っているブント理論は、これまで開陳した水準、時代までで
す。一番あたらしいので自分に関係したのは71年ころまですこ〜し在籍していた
「情況派」です。そのころの私はまだよくわからずに学内人間関係(つまり、た
またまサークル関係でつきあった人が情況派だった、という水準)によって闘争
に参加していただけです。未だに「情況派」と「叛旗派」の違いがよく分かって
いません。その頃まだ戦旗派はひとつだったんじゃなかったかなー? だから日
向派と西田派のちがいもわかりません。
ただ、総括的にいえる事では「統一戦線」についてのブント各派の主張が見えて
こない、ということです。統一戦線とは、単に左派がいっしょにやればよい、と
いう事ではありません。左派の結集軸がいくつもあったら、どの派でもないけど
左派である人々はどこにも行けません。結集軸がひとつである事が、大衆をひき
つけるし、闘争を拡大させ、連続させることだと思うのです。そしてこの統一戦
線の民主的運営の中で指導部を獲得していけばよいのです。これが本当の“党派
闘争”であるとまっぺんは考えます。この展望が左翼のどの党派にもなかったと
思うのです。
左翼統一戦線が力を発揮し続けた最後の闘争は三里塚闘争でした。戸村委員長存
命の時にはどの党派に対しても同盟は内ゲバはもちろん、セクト主義的ひきまわ
しを絶対にゆるさなかった。だから学園や街頭で互いに竹竿で挨拶をかわしてい
たような党派も三里塚では同盟指導下に一丸となって戦いをつづけることができ
たのです。
中核派の引き回しによって同盟が2分裂した時から状況が変わってきました。北
原派と熱田派とに分裂し、闘争もやりにくくなってきました。三里塚闘争に参加
しようと思うひとは各派の主張を吟味し、それに賛同するのでなければ参加でき
ません。以前は、もっと違った視点からの闘争参加もできたし、職場・学園での
オルグもやりやすかった。今では「どっちの集会に行くのか」「それはなぜなの
か」について納得を得なければならない。
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追記の追記 投稿者:高原 浩 投稿日:03月14日(火)13時27分25秒
>つまり、現在の本物のトロツキストは
>まっぺんのようにあんまり過激な主張をしてはいけないのです。たぶん。
>でもまっぺんの感性のみなもとは、やっぱり70年代から80年代の
>あの“燃えるような”過激派左翼の時代の“青春”の思い出にある。
過激な主張をしてはいけないのは、トロツキストだけではないようです。たまに昔の同志が主催
する学習会へ行ったり、発行する機関紙を読むとかなり違和感を感じます。一時期ローザに傾倒し
た関係で、基本的には非レーニン主義的マルキシズムを標榜していますが、体に染みついたレーニ
ン主義らしきものの呪縛からはなかなか抜け出せません。
昔の先輩は、「心を狭く」、かつ楽しい「主義者」か、真面目な「趣味者」を目指すと言ってお
られたのですが、こういう風に言えるのもマルクス主義「冬の時代」に苦闘していらっしゃったか
らかもしれません。(なかなか真面目な「主義者」的発想から抜け出せませんね。)
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追記 投稿者:高原 浩 投稿日:03月14日(火)13時06分09秒
>ブントは際限なく分派していき、各派がそのたびに大衆的影響力を失い、
>結局全体として戦闘的な左派の運動の波が退いていくことになったのではないでしょうか?
確かにそういう面もあったもしれませんが、各派によってそう一概に言えないかと思います。
連合赤軍の自滅、マル青同のとんでも集団化は論外にしても、権力の苛烈な弾圧(蜂起戦争派
は言うに及ばず軍事反対派と呼ばれていた戦旗でさえ53名の大量逮捕を出したり)や他のセク
トと同じように連合赤軍や中核・解放派・革マル戦争、アナーキストグループ等による爆弾テロ
の影響も多大だと思います。
末期に分裂を起こしたくらいで比較的平穏だった叛旗でさえ、当初200人の動員が最後は数
十人位ですからね。
あと、比較的現在のことを持ち出しているとみたさんに対し、70年前後のことを持ち出して
くるのは、少し違うと思いますよ。
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全国全共闘崩壊は、ブントの仕業なのでしょうか? 投稿者:高原 浩 投稿日:03月14日(火)12時37分43秒
全国全共闘をリアルタイムで体験してらっしゃるまっぺんさんに対し、若輩者の私がいちゃもんを
つけるのはなんだと思いますが少し気になったのでカキコします。
確かに「全国全共闘」を「自派の囲い込みのための狩猟場」としか考えられなかったことが最大の
原因と言うのは、確かに間違いないことだと思います。しかしそれは、各派各々が自派系列に入れる
ためにやっていたことでブント固有の問題ではなかったと思います。確かに赤軍派の「八派解体論」
や12.18の「2派止揚・8派解体論」など論調として目立ってしまったことは否めないことは、
事実かもしれませんが、それをもって日共のセクト的統一戦線論に遠因があるというのは。
(「全国全共闘」というのは、山本義隆さんや秋田明大さんを神輿に乗せて8派が自分の行きたい方
向へ引き回していたと考えていますが。。。)
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とみた同志へお返事(^^) 投稿者:まっぺん 投稿日:03月14日(火)11時03分20秒
ブントがスターリニズムを超えることができていない、とまっぺんが思うのは
各派にわかれて「いろいろな革命理論を模索し展開していった」こととは別です。
かつて1968〜70年ころだったか「全国全共闘」という
左派の連合体が結成されたのですが(唯一そこに参加しなかったのは革マル派です)
あっという間に空中分解してしまいました。
路線をめぐる激しい論争はおおいに結構なことですが
統一戦線を組み、そこに戦闘的大衆を引きつける努力をしなかった事、
だいたい統一戦線を「自派の囲い込みのための狩猟場」としか考えられなかった事が
最大の原因です。そしてこのようなブント流の「統一戦線論」は
もともとの彼らの古巣である日本共産党のセクト的な統一戦線論に遠因があります。
トロツキストは「分派」がただちに勢力を減退させることだとは思っていません。
統一戦線に引きつけられて大衆運動が広がればいいのです。
ブントは際限なく分派していき、各派がそのたびに大衆的影響力を失い、
結局全体として戦闘的な左派の運動の波が退いていくことになったのではないでしょうか?
だいたい、集会ひらいても会場内で内ゲバがはじまるんだもの。
いっしょにやれないし、ノンセクト左派だって来たくなくなるよ〜。
ヘドが出るほど「トロツキズム」を連呼するまっぺんは鼻持ちならないでしょ?
それでも私はトロツキストとはいえない。
本人よりもファンの方が熱くなるのはギョーカイでもよくある話だし。
舞台に登場して脚光を浴びるよりも
会場からペンライト振りたいのです、私ゃ・・・・(*^^*)
「かけはし」の人に「我がサイト」の印象を聞いたことがあるんだけど、
三里塚3.26の映像なんかは、あんまり宣伝してほしくなさそうでした。
つまり、今の時代、あんな“カゲキ”なモンは大衆的でないし、
誤解を与える、ということでしょう。
とみたさんが「あんまりトロツキスト的ではない」と感じたのは
「あんまりカゲキでない」からじゃないかと思います。
つまり、現在の本物のトロツキストは
まっぺんのようにあんまり過激な主張をしてはいけないのです。たぶん。
でもまっぺんの感性のみなもとは、やっぱり70年代から80年代の
あの“燃えるような”過激派左翼の時代の“青春”の思い出にある。
ところで、プロ青・青年先鋒隊の星マークシール、
なんだったら請け負いますよ〜(^_^) 星の寸法おしえてくれれば、簡単です。
え〜い、戦旗派・反帝戦線も労活評のも作っちゃおうか?
また今、思いついた提案!「3.26三派」のファッションで
三人の人が登壇するのはいかがでしょうか?・・・・・・・・・・全国事務局同志?
「中身」は誰でもよろしい。当時の現地の模様を詳しく知ってる人なら
ファッションわかるでしょ?
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インド・パキスタン紛争! 投稿者:まっぺん 投稿日:03月14日(火)11時00分59秒
じゅんさん、はじめまして(^^)
カシミール問題をめぐるインド・パキスタンの紛争は
ずいぶん長くつづいているようです。
「かけはし」サイトの去年号の記事を見たんですが
去年の国境紛争はインドによる国内選挙政策にからんで起こしたもののようです。
どちらの現政権をも支持するものではないが、
両者の核実験には断固反対するべきですがインドによる核実験が
パキスタンへの挑発的な役割をもったのは確かなようです。
http://www.jrcl.net/web/frame03a7.html
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カシミールのたたかい 投稿者:じゅん 投稿日:03月14日(火)07時25分35秒
友だちだったカレー料理人のカーンが突如国に帰るといいだしました。
「なんでだ」ときくと、「ワタシおとうさんあかあさんインドに殺された。
6年間日本ではたらいて、ロケットランチャー買う金たまった。だからくに
に帰って、インドにリベンジする」と涙ながらに握手をもとめられ、つい
もらい泣きしてしまいました。せめてカンパをしようとおもったのですが
もちあわせがなく「がんばってこい」としかいえませんでした。
昨日空港から電話で「わたし勝ったらまた日本にもどってくるネ。そのと
きはまたノもうネ」などといわれ、また泣いてしまいました。
私の稚拙な英語と、同様な彼の日本語ではたたかいの詳しい内容にたちいる
ことはできませんでした。どうも彼の兄弟はある組織の兵士でインド国内で
インド軍と内戦をやってるということはわかったのですが、その組織とはど
のような組織でその思想的背景やたたかいの詳しい局面をネット上で調べた
のですが、イマイチよくわかりません。カシミール領有をめぐる内戦である
ということは確かだとおもうのですが、ここで伺えば御教示をえることがで
きるとおもいたち、唐突にお邪魔した次第です。
奴は25才のオンナ好きの小男です。付き合いは二年になりますがただただ酒
を飲みかわし騒いでいただけでしたので、奴の内面にそのような闘志がひめ
られていたとはいまのいままで全くしりませんでした。「なんで黙ってた」
と聞くと、「テロリストいわれるから」といって下を向いたので「オレもテ
ロリストだったんだよ!」というとわけもわからず奴は大喜びしていました。
わたしは友情に報いるためにカシミールに行こうか本当に考えています。
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簡単に 投稿者:とみた 投稿日:03月14日(火)00時00分43秒
>あらかじめ「自分とこの“正しい”路線だけ」に労働者を束縛しようとする路線は、たと
>え「左翼的」であっても、結局スターリン主義の亜流となってしまうと思います。
>結局ブント各派が最後にたどりついたのはここじゃないでしょうか?
そうとも言えんと思う。ブント諸派も試行錯誤しながら路線転換しているし、現実との折
り合い(労働者民主主義)のなかでスターリン主義を克服しているのではないか? 具体的
にいうと現実のインターの方針とその他党派(ML)との差異がオレにはわからん(政治的に
はわかるけどさ)。『かけはし』はまっぺんさんほどトロツキストぶりをおおっぴらにしな
い。さらにに『かけはし』のいってっることは個人的に支持するがトロツキストとは感じら
れないように作られているような……。
以下今度ね。
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ツチカマがはびこるのは許せん! 投稿者:とみた 投稿日:03月13日(月)23時28分55秒
プロ青の趣味者はただで黄色い一つ星のシールをくばれ!
戦旗はいらん。
他にマークの党派ってあったかな?
じゃあ、オレが労活評の灰色メットかぶっっていくぞー。
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ブントはスタを克服してない(2) 投稿者:まっぺん 投稿日:03月13日(月)21時51分31秒
ではスターリン主義にたいしてどのように闘うべきなのか? スターリン主義が力
を持つのは労働者階級が活力を失う時です。労働者が自らの未来に確信をもてない
時、労働者民主主義も活力を失います。ソ連においてスターリン主義が勝利した背
景にあるのは、帝国主義世界の中でソ連が孤立し困難を強いられたことによるもの
であり、スターリンはさらに意識的に労働者民主主義を弾圧することによって自己
の権力を固めてきました。一党支配、党内反対派禁止はその典型的表現です。われ
われがスターリン主義を打破する手がかりはここにあると思います。労組の官僚的
引き回しに対抗して労働者の自主性を引き出し、自らの階級的未来への確信を持た
せること、そうする事で徹底した労働者民主主義に基づく戦闘的労働運動の再生を
めざすこと。これはスターリニストや社民が、あらかじめ彼らのおもわくに労働運
動を当てはめようとするのに対抗することになります。スターリニストや社民に対
抗し戦闘的で民主的な労働運動を創出することが出来たとき、スターリニストや社
民の内部からもこれに呼応してこちら側に合流する部分が出てくるでしょう。現に
60年安保当時の社会党、70年安保当時の反戦青年委員会がそうでした。当時の共
産党はまだ相当意固地な“スターリニスト”的な傾向を持っていましたが、今では
かなり社民化しているといえます。次の戦闘的な労働運動の波のなかでは彼らのう
ちの幾分かは分解し、指導部に近い官僚的部分と下部の大衆運動派とに引き裂かれ
ることでしょう。「スターリニズムを打倒する」とはその思想傾向にあると思われ
る「共産党員を肉体的に攻撃すること」ではなく戦闘的民主的労働運動の発展を通
じて、ここに彼らをも獲得すること、そうすることによってスターリン主義の存在
基盤を失わしめること。これがトロツキズムの党派闘争論だと考えます。そしてそ
の具体的方法が「統一戦線戦術」です。
“全共闘運動”時代、トロツキストは全国で共産党・民青と激しくぶつかったこと
があります。これを「内ゲバ」と解釈し「トロツキズムの路線」と考えるのは正し
くありません。「学園の秩序を守る」との美名により学生大衆の政治的な運動を学
園内の“諸要求貫徹”改良主義運動に切り縮めようとした共産党・民青とはぶつか
りました。これは“権力の側にたった”彼らとの闘争でした。しかし別な局面(た
とえば反ポルポト・ベトナム防衛闘争の時など)では共産党との共闘を追求してい
ます。現在、世界中のトロツキストは多くの左派の党派と共闘し、その国の左派労
働運動の一角を形成しています。また、トロツキストに起源をもたない党派との統
合によりその国の左派形成に貢献しているトロツキスト組織もあります。さらには
これまで「第四インター」はトロツキストだけの組織でしたが、もっと広範な左翼
の結集軸として機能させようとしているようです。実際、まだわずかですが、いろ
いろな、トロツキストではない潮流が“第四インター”に参加しはじめているよう
です(新時代社の「世界大会報告集」によれば)。つまり、スターリニズムや右翼
的・反労働者的なさまざまな傾向・路線を粉砕するもっとも良い道は労働者民主主
義の徹底化により労働者大衆が“みずからの問題”として自主的に労働運動を語る
ことができ、積極性をもって闘うことができる運動の創出だという事です。あらか
じめ「自分とこの“正しい”路線だけ」に労働者を束縛しようとする路線は、たと
え「左翼的」であっても、結局スターリン主義の亜流となってしまうと思います。
結局ブント各派が最後にたどりついたのはここじゃないでしょうか?
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ブントはスタを克服してない(1) 投稿者:まっぺん 投稿日:03月13日(月)21時50分51秒 蜍`的政策、
主要金融機関の奪取などが必要になるということを書いて 言い キ奥歯で噛み締めて新しい ヲながらも活動する血の通 チして会話してたので、内容は >
こいつは、トロツキストだ ニハテt;畠n-+ヨ俘mJjァソ14t{+ヲチ3F棄キ~^ラ_#w%ョヒv<ニ;qhP