四トロ同窓会二次会 2000年2月26日〜29日

左翼・右翼・まじめな議論・主張・あそび・ぐち・何でも!投稿自由

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こういうのもあるよ 投稿者:とみた  投稿日:02月29日(火)23時52分54秒

『月刊フォーラム』1997年2月号 特集/丸山眞男 追悼のされ方研究

 座談会は「丸山政治学 対 全共闘運動」の記憶
 安藤紀典+池田祥子+国富健治+天野恵一
          ・・・・

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「丸山真男氏の死によせて」 投稿者:まっぺん  投稿日:02月29日(火)21時53分04秒

やっとなまけものYM氏のリクエストに、やや応えられそうです。
「かけはし」の1996年9月23日号に「丸山真男氏の死によせて」と題する
平井純一による追悼文(と言っていいのかな?)がありました。
副題は「『天皇制ファシズム批判』の先駆的業績の継承のために」となってる。
ざっと読むとわりに好意的な文章ですね。おもなところをひろってみると・・・

・・・たしかに『現代政治の思想と行動』は大学生になったばかりの私にとって
魅力的であった。とりわけ巻頭の三つの論文「超国家主義の論理と心理」(1946
年)、「日本ファシズムの思想と運動」(1947年)、「軍国支配者の精神形態」(194
9年)は私にとって新鮮なショックであり、彼の明晰な分析が急速に頭の中にし
みとおっていくのが感じ取れるほどだった。・・・とか

・・・もちろんのこと丸山のこの主張が、今日多くの人から語られているように
西欧近代主義を価値とする立場からの「日本的特殊性」批判という思想的限界を
持ったものであり、西欧的近代国家が「価値中立国家」であったという虚構に依
拠したものであることは明らかであろう。しかしそれは、丸山がそれまでのコミ
ンテルン三二テーゼの枠内での「絶対主義」か「ファシズム」かといった日本マ
ルクス主義陣営の論争のレベルを大きく超えた提起を行ったことの意義をおとし
めるものではない。・・・

・・・とか。全体に真理を探求する学者の真摯な姿勢に対する尊敬の気持ちを充
分にくみ取れる内容です。そんなに長い文章ではないのだけど、到底ここに全部
載せられる長さではないので、要望があれば「レッドモール党」のどこかに掲載
しますよ。なお、葉寺同志ご指摘の「某重要事件」についても書いてある。

・・・もう一つ、丸山とのかかわりで言えば、1969年1月の東大安田講堂攻防戦
の後、篠原一教授が集めたドイツファシズムについてのマイクロフィルム資料が
学生たちによって投げ捨てられ、放水と催涙弾の中で使い物にならなくなったこ
とをとらえて、丸山が「学生たちはナチスでさえやらなかった暴挙を行った」と
怒った、有名な発言があった。実は、もうすでに活動家になっていた私は、この
「マイクロフィルム破壊事件」の犯人の一人でもあった。決戦直前の東大にかけ
つけ、本郷の法研6号館のバリケードを構築していた私たちは、篠原研究室の机
をバリケード資材に引っぱり出した時に、机の引き出しの中にあったマイクロフ
ィルムが邪魔だったので床に放り出したというのが真相である。
 私はその「ナチスでさえやらなかった暴挙」という丸山発言を新聞で目にした
とき、一方で「ヤバイことやっちゃったかな」という思いを半ば抱きつつも、な
んという無茶苦茶に感情的な発言をする男かと、彼の文章との「落差」にびっく
りした記憶がある。・・・

犯人はここにいたんだねー(^^;;;) ヒヤヒヤ
ところで、誤解のないように言っておきます。以上は「かけはし」グループの一
員による個人的感想で、組織としての統一した意見ではありません。また、第四
インターとしての見解でもない。第四インターの日本支部は現在、存在していな
いし、世界大会で丸山氏に対する論文が決議された、なんて話もきいたことがな
い。また、国際指導部からそのような論文が発表された話もありません。

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ごめんですめば警察いらないっっ 投稿者:まっぺん  投稿日:02月29日(火)14時43分42秒

左翼が感覚的に「ケーサツ嫌い!」なのは当たり前っちゃーあたりまえなんですが・・・
それにしても近頃の警察の見苦しさはどーだろか。
官僚機構の典型的弊害が一挙に噴出したって感じですね〜。

官僚機構が生みだした重大問題という点で、よく似た話を
ちょっと前に読んだので、比較・・・・
戦時中のはなし。軍は警察と同じく、典型的ヒエラルキー社会だったが、
その軍、特に陸軍がその機構の持つ欠陥を最大限に膨張させた結果、
国際的政策として強引に「戦争」を選択していきます。

張作霖爆殺事件

よく知られたこの事件は「某重大事件」と表現され、
当時の天皇でさえ「事件の解明と責任者の厳重処罰」を命令していたほどでした。
しかし結局、軍が犯罪をおこなうなどということは「あってはならない事」と
いうことになり、軍法会議もなにもなく「軍は無実」、首謀者・河本大作大佐は
「実行者ではないが責任者として」予備役に編入、という非常に軽い処置。

ミッドウェー海戦

日米開戦から7ヶ月後、ハワイ付近のミッドウェー海域で日米機動部隊同士の
海戦がおこなわれ、米軍は空母1隻を失ったのに対して日本側は主力空母4隻と
多数の優秀なパイロット、3000人の海軍将兵を喪失。原因はいろいろあるが
これも日本軍側の慢心によるものであることは明らか。
この時の責任についても、ほとんどまったく問われることなく、山本五十六はじめ
軍令部参謀たちには全くおとがめなし。「運がわるかった」という総括のみ。
逆に真実を隠すために下級の艦隊乗員たちは全部、南方へ配属されてしまったという。

官僚組織というのは、仕事の効率化のために必要なのかどうか知らないが
使い方をあやまると、どんなことになるかわからないという見本ですね〜。(^^;;;)
自分達の罪をのがれるためにはひとを罪に陥れることもあるのだから。

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レス 投稿者:葉寺覚明  投稿日:02月28日(月)21時49分26秒

>丸山氏
東大闘争のとき、原書などを焼却した全共闘の「むちゃくちゃさ」に激怒し、
それまでの「進歩的」なスタンスから一転して「当局派」になった、ということで、
新左翼一般からは嫌われている……はず。
当時の「進歩的文化人」については、文芸春秋社「悪魔払いの戦後史」(稲垣武著)
がばっちり。「左派」の人たちが大嫌いな「諸君」連載をまとめた本。

>斯大林大元帥
出典は産経新聞HP。
http://www.sankei.co.jp/paper/today/internat/28int002.htm

今回は「右派」マスコミ情報が大爆発だ(笑)。

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まっぺん忙しい!の巻 投稿者:まっぺん  投稿日:02月28日(月)21時28分51秒

ここんとこ“どっ!”と仕事が入ってきて苦しんでます。(^^;;;)

なまけものYMさん、はじめまして〜(^^)
丸山真男って、わりに最近までご存命だった政治学者ですよね。
彼は終戦時に、陸軍の参謀に招かれて、今後の日本について
講義をおこなったそうですが、その内容は非常に先を見通す
見事な分析だったとか。階級がはるかに上位の参謀が丸山氏を「先生」と
呼び、神妙に講義を聴いていたと、聞いたことがあります。
「第四」の人が丸山氏をどう分析しているのか、まっぺんはよく知らん。
「かけはし」の人にきいてみます。
しばし・・・・

H.Hさん、おひさしゅう〜。
「チェコスロバキア軍団」の経過についても漠然としか知らないです。
最初は民族自立の立場からわりに好意的だったんじゃなかったかな。
マンデルの「1917年10月」・・・それ、出たばっかりの本でしょ。(@_@ )
早い・・

THX1138さん(^^)/
ヨシフおじさんには出生の謎が?????
なんか手塚治虫の「アドルフに告ぐ」みたいな展開ですなー(^^)
そーすると、もしかしてトロツキーとは同じ年齢ではなくなる?

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H.H様ありがとう 投稿者:なまけものYM  投稿日:02月28日(月)20時27分46秒

H.H様、おかげで大変助かりました。ありがとうございます。

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ヨシフおじさんの謎 投稿者:THX1138  投稿日:02月28日(月)14時11分12秒

 ・・・・・続き

 「赤星」はまた、
(1)プルジェバリスキー氏の没後、軍参謀本部の友人が同氏の遺志を引き継ぎ、ゴリの中等神学校
  に通っていた少年スターリンをサンクトペテルブルクの軍事学校に“転校”させた
(2)軍に親近感をもつスターリンは、ロシア革命後のソ連共産党による帝政ロシア軍への弾圧を
  「許しがたい行為」と怒り、革命の指導者トロツキーらと激しく対立した

 −ことを指摘し、スターリンと「父親」プルジェバリスキーとの有力な接点だとみている。

 さらに、スターリンは一九四六年、優秀な地理学者に対する「プルジェバリスキー賞」を設けた
が、これもスターリンの「父親」への敬意の表れだという。

 純粋なグルジア人であるはずのスターリンは一九四三年の対独戦勝後、「ドイツに勝てたのは
崇高なロシア民族のおかげだ」とたたえるなど、「ロシア人」に対する特別な思い入れをみせた。
ロシア人の「父親」をもつスターリンの自尊心が、こうした言動を呼び起こしたのかもしれない。

 だが、ソ連共産党がかつて攻撃の的にした帝政ロシア軍の将官と、母親との間の「不義の子」
の事実を知られれば、イメージ的に全ソ連人民に君臨する「絶対的権力者」にはなれなかっただ
ろうし、その立場を揺るがすものになりかねない。スターリンにとって、「秘密」は終生、隠し
通さなければならない事情があったとみられる。

「赤星」の解説を裏付けるかように、スターリンの英語通訳を一時期務めていたトロヤノスキー元
駐日ソ連大使は、回想録(九七年著)の中でこう記している。「(外国要人との)会談でスターリンは
度々、“私たちはロシア人だ”と語った。彼はロシア人ではないから、私は“私たちはソビエト人
だ”と英訳していた。スターリンには、自らをロシア人とする特別な感情があったようだった」
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                                 以上記事抜粋。

 これが本当だとすれば、彼が“グルジア人”でありながら、“グルジア人たち”に対して行っ
た行動もなるほどと思えてくる。トロツキーとの対立についても、意外とこういった、些細なも
のが根底にあるのかもしれない。
 また、彼が生涯“軍式”の服装で通した事についても、ひょっとするとこう言うことが根底に
あるのかもしれないと、思わせるものがあります。

 なんにせよ、この情報が、政府・軍機関紙が分析・発表したと言うことは、それなりの信用性
があるのではないでしょうか?(ソヴェト時代では考えられないような報道だから・・・ね。)。

 それにしても、彼の写真が全国紙の朝刊に載るなんてのは何年ぶりになるのでしょうね???

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ヨシフおじさんの謎 投稿者:THX1138  投稿日:02月28日(月)14時05分16秒

今日の朝刊に非常に興味深い記事がありましたので、お知らせします。
以下は記事の抜粋です(所々加筆訂正しています)
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■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■スターリンは「不義の子」!?■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■
※ロシア国防省機関紙「赤星」が報道 ※
※軍の将官と風貎が酷似/母親に送金も※

 旧ソ連の最高指導者スターリンの命日の三月五日を前に、ロシア国防省の中央機関紙「赤星」は
このほど、スターリンが実は、“公式”の父親とは別の帝政ロシア軍参謀本部将官と母親の間に生
まれた「不義の子」の可能性があるとする分析記事を掲載した。
 スターリンの出生をめぐっては、ソ連時代からさまざまな憶測が流れ、ベールに包まれているが、
お堅い政府・軍の機関紙が報じたことで、これが揺るぎない「定説」となるかもしれない。

「赤星」によると、スターリンの本当の父親とみなされているのは、帝政ロシア軍参謀本部の将官
で著名な地理学者でもあったロシア人、プルジェバリスキー氏(一八三九−八八年)。顔が酷似して
いるだけでなく、「息子」とみられるスターリンと結び付けるさまざまな「状況証拠」があった。

 公式データでは、スターリンは一八七九年十二月二十一日、グルジアの一都市ゴリの靴職人の家
庭に生まれた。父はビサリオン、母はエカチェリーナといい、いずれも貧しい農奴の出のグルジア
人だった。(この辺の内容は、エドワード・ラジンスキーの“スターリン・赤いツァーリ”の記述
と一致してますね。=THX1138注)

 だが、スターリンは一九二〇年代に、自らの生年月日を一年ほど早めた「一八七八年十二月十九
日」に変更した(ソ連共産党中央委員会機関紙「イズベスチヤ」一九九〇年十一号)。では、なぜ、
生年月日を変更したのか−。

 スターリンの孫の故エカチェリーナ(いかにもロシア人的な名前。エカテリーナ:帝政時代の
女帝の名前もエカテリーナ。=THX1138注)さんが先祖から伝えられた話だと、プルジェバリス
キーは一八七八年にスターリンの故郷ゴリを訪れた際、スターリンの母親と親密になり何度も会
っていた。その後、死ぬまでの約十年間、毎月のように一定額の金をその母親に送っていたとい
う。理由はなぞだが、「赤星」は「自らの子スターリンへの養育費だった可能性がある」とし、
自身の出生の経緯を何らかの形で察知したスターリンは、出生の秘密を隠す意図で生年月日を変
えたとみられるという。

 続く・・・・・

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チェコスロバキア軍団 投稿者:H.H  投稿日:02月27日(日)23時11分14秒

ごぶさたしてます。

チェコスロバキア軍団については、
第二期トロツキー選集「革命はいかに武装されたか--赤軍建設の記録T」(現代思潮社)
に「チェコスロヴァキア軍団の叛乱」という章があります。

●チェコスロヴァキア軍団の叛乱
●チェコスロバキア軍団長ヴャチェフ・ネイベルトの質問への回答
●反革命叛乱者およびその同盟者チェコスロヴァキヤ人と戦闘中の全労農赤軍部隊に
対する空軍議長兼陸海軍人民委員命令
●社会主義祖国は危機に瀕す
●チェコスロヴァキア・ロシアの主人
というトロツキーの文章が収められています。訳注も参考になります。
赤軍のチェコ軍団捕虜に対する対応は興味深いです。
また、当時のロシアを取り巻く軍事状況もわかります。
なお、白軍による捕虜への対応は最近出版されたエルネルト・マンデルの
「1917年10月」(柘植書房新社)にいろいろ書かれています。
悔しくて涙が出そうになります。

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うんうん。 投稿者:THX1138  投稿日:02月27日(日)21時49分10秒

> 実際のところ、技術力が本当にある人の中で、心底「わからない人にぜひ教えたい」
> と考えている人はほとんどいないと思います(笑)。
> ただ、「これを普及させれば、ひいては自分の利益になる、自分がラクになる」
> と思える人が、極力インタフェースを「普通の人」に合わせるよーな努力をして
> いるんじゃないかと。

 憚りながな言わせていただけるのでしたら、私は
 “技術力が本当にある”
 かどうかは別として(あまり無いか・・・)前者でした(笑われる人になるのかな?)。
 自分の利益になる(自分の業務を楽にする)事とは無関係の人達に教えていた訳でした
から。

 おかげで、“両ばさみ”になり、結局は“躁鬱病”と言うおまけをもらいました。
 まぁ、この病気の事を話したところでなんの意味もないことですね。

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丸山真男について 投稿者:なまけものYM  投稿日:02月27日(日)21時21分54秒

はじめまして。無学で体力もなく人と話すのが苦手で人と付き合うのが嫌いな倉庫作業員です。
新左翼や第四インターの人は丸山真男氏をどのように評価していますでしょうか。
また、ロシア革命後の内戦におけるチェコスロバキア軍団のうごきについてかかれた本
があれば紹介してくださるようお願いします。
なお、私はBBSにかくということが初めての人間ですので、私の使っているハンドル名が
すでに他の人が使っているかどうかわかりませんので、もし使っているようでしたら
教えてくださるようお願いします。

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ほいほい 投稿者:いずみ  投稿日:02月27日(日)00時04分58秒

>人の価値観(感覚・認識)は、人それぞれに“個体差”があると思います。

そうじゃなければ、それこそこの板の存在意義がないわけで^^;;、当然のことなのですが
今回の件については、その“個体差”が非常に大きいかな、と思ったわけです。

>その中で私は“知らない人達には指導すべきだ”と言う考えを持って
>いて、実際の行動に出ると、公務員の悪癖の“責任問題”と言うことがすぐに取り
>沙汰され・・・・・

つまり、オタクと官僚主義の両方から攻撃を受けてしまったわけですね...
そりゃ厳しい...難しいです。

で、

>鍛えられた人間”でないと、クラッキングも出来ない・・・・・ですね?
>と、これはちょっと悪い冗談ですが・・・・・(失礼)

これはまさに正論、核心を射抜いています。
で、それだからこそ意義がある、といずみは考えているわけです(^^)

かつては、hackerと crackerは用法として厳密に分けられていたわけですが、
これはその行為についての思想性で分けているわけで、行為そのものは全く同じ
なわけです。
そして、現在、Windowsのあまりにあほあほなセキュリティレベルが問題とされ
ているわけですが、これは必ずしもMSがもうけ主義だから、というだけでもなく
単純に「枯れてない」、すなわち「厳しい検証にさらされて安定しているわけで
はない」ということがあるわけです。
UNIX陣営にとっての厳しい検証は、hackerの取り組みなしには行えませんでした。

そして現在、英語圏でもこの両者を区別しなくなりつつあるのですが、これはまさ
に、crackingする奴、できる奴が、オタクコミュニティ以外からも発生しつつある
現実に照応しています。これらからの防御は、かつてのオタクが、「オタクでなけれ
ば思いつかないような攻撃」を自ら編み出してきたことの歴史的蓄積に依拠してのみ
行えるんじゃないか、とも思うのです。

最後に、「わからない人には教える」ということですが、これは実は、「わかってる」
側の、コンピュータテクノロジに対しての思想には関係ないかも知れません。

実際のところ、技術力が本当にある人の中で、心底「わからない人にぜひ教えたい」
と考えている人はほとんどいないと思います(笑)。
ただ、「これを普及させれば、ひいては自分の利益になる、自分がラクになる」
と思える人が、極力インタフェースを「普通の人」に合わせるよーな努力をして
いるんじゃないかと。

NetNewsとかで、すぐに「ばか。」を連発する日下部氏のよーな人も、ある程度
まで懇切丁寧に教える人も、中身はそう違ってるわけでもないんじゃないか、と
ゆーのが、両方の人に触れてきたいずみの正直な実感です^^;;

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そうですねぇ・・・・・ 投稿者:THX1138  投稿日:02月26日(土)13時41分14秒

> 単に、オタク文化的なモノに対する感覚や認識の差異があるにすぎない
> んじゃないかと思うです。

 あります。オタク文化的なものに対してだけじゃなくても。
 人の価値観(感覚・認識)は、人それぞれに“個体差”があると思います。
 ただ、それを自分の価値観・感覚・認識を、言葉や、文字にする事は、慎重に
しないといけない。ましてや他人のそれと決めつけて等と言う事は、とは、いつ
も思っているんですが、たまに感情的になるのは、まだまだ未熟だから。

> オタクの1つの特色として、よくも悪くも「客観的には閉鎖的だ」とゆーのが
> あると思いますが、これが"かつての"ネットワーク上では、「自助努力」の名
> のもとに、「初心者」「門外漢」の素朴な意見には、たちまちの「知らない奴
> が口を挟むな、顔を洗って出直してこい」をつきつける路線として貫徹されて
> いました(笑)。まぁこれは日本の左翼イデオローグにも共通する現象かも知れ
> ないですけどね:-)
> で、かつてのJPNICはそれがむきだしだったわけです。

 私がJIPNIC等と関わりを持って仕事をしていたのは、正にその頃で、私が
所属していた機関も、どちらかと言うと前述されてられるような、“知らない奴が
口を挟むな”“うちらに関るなら、このレベルまで上がってきてからにしろ”的な
空気があり、その中で私は“知らない人達には指導すべきだ”と言う考えを持って
いて、実際の行動に出ると、公務員の悪癖の“責任問題”と言うことがすぐに取り
沙汰され・・・・・まぁ、それが原因で組織との間で考え方の違いに悩んだ挙句、
スピンアウトした訳なんですけどね。

 公務員としての、“お役所仕事”と言われるような体質に対しても、オタク文化
的なものに対しても、結局私は否定的だった訳です。

> なぜなら、そのくらいに「鍛えられた」人間じゃないと、クラッキングに
> 対抗できるわけないからです。

 “鍛えられた人間”でないと、クラッキングも出来ない・・・・・ですね?
 と、これはちょっと悪い冗談ですが・・・・・(失礼)

 と、言葉足らずで、色々と誤解を孕んでいる部分もありますが・・・。

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ぎょうむれんらく 投稿者:まっぺん  投稿日:02月25日(金)22時30分17秒

二次会過去ログをやっとこさ2月17日まで追加しました。

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ねっとわーく 投稿者:いずみ@2徹明けで爆眠^^;;  投稿日:02月25日(金)20時53分59秒

えと、ちょっと誤解があるといけないんですが、
いずみは、THx1138さんの見解が「思い違い」だとは思えません^^;;
単に、オタク文化的なモノに対する感覚や認識の差異があるにすぎない
んじゃないかと思うです。

オタクの1つの特色として、よくも悪くも「客観的には閉鎖的だ」とゆーのが
あると思いますが、これが"かつての"ネットワーク上では、「自助努力」の名
のもとに、「初心者」「門外漢」の素朴な意見には、たちまちの「知らない奴
が口を挟むな、顔を洗って出直してこい」をつきつける路線として貫徹されて
いました(笑)。まぁこれは日本の左翼イデオローグにも共通する現象かも知れ
ないですけどね:-)

で、かつてのJPNICはそれがむきだしだったわけです。

でも今は、それがお役所仕事&プロバイダ間の利害調整機関的なものへと
変貌したと。

だから、同じように書類を形式的につきかえすのでも、その内実は
ずいぶんと違います。
後者では、それは官僚主義的形式主義にもとづくものですが、前者は
「うちらにかかわるのならこのレベルまで自分で上がってこい」とゆー
オタク思考なわけです。

両者の違いは、実際にこちら側が技術力を上げていった場合に
はっきりと現れます。後者では、なにをしようが形式主義一本ですが
前者ならそれで対等の土俵に上がれてたわけです。

いずみはこのよーなオタク思考には、ネットワークではそれなりの
意義があると思っています。
なぜなら、そのくらいに「鍛えられた」人間じゃないと、クラッキングに
対抗できるわけないからです。

まぁ、それやってる個々人の意識は、エリート意識的なものとして
両者で大差ないのかも知れませんけれども。^^;;

#「独自ドメイン」ですが、これは説明不足でした
#下に書いたのは日本での話。日本では、個人でのドメイン取得は
#現在、形式的には完全に不可能です。形式的にそれをするのなら、
#合資会社を個人商店として設立して.coドメイン取るしかないです。
#ちなみに、2人以上同好の士を集めれば、.grドメインは取れます。
#かつては、.orドメインとかは、「わかってる」人ならザルでした(笑)
#いずみのメルアドの「nurs.or.jp」もまさにそれ(爆)

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独自ドメイン(^^) 投稿者:まっぺん  投稿日:02月25日(金)17時52分45秒

まっぺんはソノ方面には「どそじん」なのですが、独自ドメイン取得代行の
サービスがいろいろあって、サーバーレンタルもありますね〜。
会社で利用しているのが「ヒットメール」。ここは格安だけど、商売がエゲツない。
「我が党」がKDD系の「NEWEB」なのはURLからわかると思いますが
ここも独自ドメイン代行とサーバーレンタルもやってくれるようです。

「我が党」も独自ドメインにしたいんだが、格安でできる方法ありますか?
因みに、「かけはし」はJPNICじゃありませんね。(^^)
「ne.jp」じゃなくて「net」だ。
どうせなら「com」の方が「コミュニスト」の意味にもなってかっこよいのだけど
残念ながら「jrcl.com」はすでにある。

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ふむふむ・・・なるほど。 投稿者:THx1138  投稿日:02月25日(金)00時14分19秒

 JPNIC・・・どうやら私の思い違い(先入観がそう思わせた)だったのかな。
 逆に、役に立たない御役所仕事(とはいえ、私はある程度の役に立つ事をしてい
た積もりだったんだけど・・・まぁ、嫌気がさして辞めちゃったけど)をしていた
のは、私が居た機関だったんだ・・・・・あれ、まとまりがない。

 コンピューターを巡る話については・・・・・その渦中に、端くれながらも身を
置いていた訳でして、ある種の先入観や価値観を持ってしまっているのは事実。

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