四トロ同窓会二次会 2000年1月9日〜11日

RED MOLE PARTY/THE FOURTH INTERNATIONAL FAN CLUB ------------------------------------------------------------------------
社会主義的未来のおはなし(^^) 投稿者:まっぺん  投稿日:01月11日(火)13時46分33秒

チャンスの平等について

トラバントが東側でそんなに高価なものとは知りませんでした。
しかし、過渡期社会および社会主義社会において人々がブランドに対する興味を
失う、という想像はどうかなー。やはり「社会主義」「チャンスの平等」の意味
を平面的に見過ぎるんじゃないだろうか?
世の中にはいろんな工業製品が出回っていますが、資本主義社会である現在でも
人々が特定の製品にあこがれる理由は必ずしも「高価」「希少価値」ばかりが理
由ではありません。「流行」という現象もあるし、たとえば「アイマック」みた
いにデザインの美しさが人気を得ているものもあります。

ポルシェ博士が開発したもうひとつの名車「フォルクスワーゲン」ですが「国民
車」の名のとおり、これはそれほど高価ではありません。性能もそれほどよくな
い。車の性能がどんどんよくなっていったのにそれでも長いあいだVWは生産さ
れつづけ、ドイツでの生産が終了された後もブラジルで生産されつづけました。

「社会主義において競争はなくなるか」について以前議論したことがありました
が、社会主義的将来においても工業製品は全国的・世界的に画一化される、とは
思えない。例えばそれぞれの自動車工場は自前の設計チームにより独自の車を開
発し、工場ごとに“社会主義的競争”をするでしょう。また、工場の規模によっ
て、その生産規模も違うだろう。そこでそれらの車が実際に乗用される時には、
「チャンスは平等」でも誰もが平等に乗れるとはかぎりません。これは貧富の差
による不平等ではなく「人気車は順番待ちの列が長くなる」という意味での“不
平等”です。また地域的な違いもでてくるかもしれません。日本人はポルシェに
あこがれ、ドイツ人はホンダにあこがれ、アメリカ人はルノーにあこがれる、な
んていう事になるんじゃないでしょうか?

労働者民主主義について

200万人虐殺しても反対派がいたのではなく、そんな恐怖政治だから反対派がな
くならなかった、と考えるべきでしょうね。
つまり“理念”というものはそれ自身存在するだけではなく実現に向かって行動
をおこしてゆく中で本当に賛否が別れる、ということでしょう。

民主主義の成熟から平和的移行が可能かどうか、ですが、どうやらザーカイさん
が見つめる遠い将来(民主社会)について共感できる部分は多くあるとは思うん
ですが、「現代が階級社会である」事を軽視しているように感じます。
資本家は階級としてはお互いに競争相手ですが、労働者階級に対する共通の敵対
心を抱いた時には団結して労働者の利害を妨害しようとする事をわすれるべきで
はありません。彼らに「民主主義の理屈」を説いたところでそれは無駄です。

例をひとつあげます。新潟県巻町で東北電力が原発建設をもくろんだけれども現
在実現していない事をご存じでしょう?「原発はあぶない」という世論がもりあ
がり、巻町でも原発建設の是非を住民投票で決しよう、ということになったから
です。建設派はこれに非常な危機感をいだきました。地元の保守派の新聞は社説
で「住民投票は議会制民主主義を破壊する暴挙」と書きたてました。これがどん
なに本末転倒な意見かは、われわれには自明のことと思います。

代議制こそが本来の直接民主主義の代行として発達してきたものなのです。とこ
ろが、この制度を保守派=資本家政党側は住民の直接意志よりも上に置こうとし
ます。比例代表制は直接民主主義に比較的近い制度と考えられると思いますが、
資本家を代表する政党は比例代表制を否定し小選挙区制を強く推進しています。
これは「政治は国民自身の主体的問題」という民主主義の基本概念をあいまいに
し「プロの代議士にまかせるものだ」という方向へと政治理念を後退させようと
するものです。
つまり、民主主義をより徹底化することは我々にとって利益なのですが、資本家
にとってはそれは“危険な思想”なのです。現代社会をそのようにとらえた場合
はたしてザーカイさんが言うように社会を平和的に民主化できるでしょうか? 
私はむりだと思いますよ。

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希少性 投稿者:ザーカイ  投稿日:01月10日(月)22時42分09秒

>ええ〜、そっかなぁ。
>ソ連圏崩壊以前、東ドイツは東側でも“社会主義優等生”と呼ばれる
>工業先進国でしたが、
>「トラバント」という車は東側諸国でもあこがれの的だったそうです。
BYまっぺんさん
>>これらを共有財産とし、一定のルールのもとに運用すれば、もっと車
>>の数を減らすことができ、そうすれば交通事情は改善され公害も減る
>>でしょう。しかもわれわれだってポルシェに乗るのは夢でなくなります。
>>いーでしょう、社会主義って。(*^^*)
BYまっぺんさん

>というか、ポルシェ自体の価値=ブランドがなくなればあまり欲しくなくな
>るでしょうね。

と言う事で、ポルシェの希少性は共有されれば乗れるチャンスは平等なん
でなくなります。
 トラバントは一般の人では買えず、ピーターフランクルの話じゃ、ハンガ
リーの医者の3ヶ月分の給料に匹敵していた、一部の者の所有でした。
 当然憧れの的でしょう。
 以上です。

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労働者民主主義 投稿者:ザーカイ  投稿日:01月10日(月)22時33分50秒

>したがって比例代表原理は、すべての生活側面において追求されます。
>もちろん、環境や人権を著しく侵害するようなものは、たとえ多数意見
>でも否定されますが、そうでないかぎり、少数者のあらゆる好みは尊重
>されます。

労働者民主主義が多数決民主主義ではないというのは、いわずもがなな
んですが、そこに極めて、「性善説」的人民観があるように思えます。
 高度の質の民主主義ができていないと絶対に無理です(トロスキーさん
に賛同します)。もちろん不可能とまでは言いません。
 まず、人権や環境を侵すものが多数派で、誰がそれを押さえ込むんで
すか?法ですか?それとも人民評議会ですか?また、それまでは常識だ
った事に反旗を翻すような新しい権利が主張された時、比例代表に組み込
まれるまでは我慢しないといけないのでしょうか?
 ならアレルギーの↓の例えの通りになるんじゃない?
 それ以前にどうして多数派が、比例代表原理を認めるというのでしょうか?
それが可能なら、是非インドネシアで実践してみたい話しです。
 ポルポトが知識人を・大人を200万人虐殺しても反ポルポト派は居たように、
どんな時代でも、反体制はいます。その少数者が、人民評議会の比例代表
に関わる事を拒否し、徹底的反対派を決めこんだらどうでしょうか?
 自治権を主張したらどうなるでしょうか?
 豊かで、いくらでも選択肢があるものものならマイノリティーの意見も包含
できるでしょうが、希少性のあるものならどうでしょう(具体的な例を出せない
ので済まないが)
 比例代表や全体一致を続ければ、多数派が我慢を少数派より多くしないと
いけません。
「新社会の要素のほとんどはすでに旧社会の胎内で成熟している」とまっぺ
んさんが紹介をしています。その通りだと思うのですが、逆に「なのに新社会
に、社会主義社会になっていないの?」つまりは、民主主義・すなわち、人民
自身がトレーニングされていないし、欲望をコントロールできないからです。
 また、人民がそのトレーニングを欲していない実情もあります。

そして 世界革命が起きた/起こしたからといって、皆が革命的人民で、高
度な民主主義スキルを持っているとは限らないです。
 そのスキルを高める事こそが今我々の世代の時代的役割だと思います。
ぼくふうに言えば、社会主義社会にならないと解決しない問題は少なく、
「今起きている様々な問題は新社会でも起き得るほど熟し切っている。」
今解決できる事にアテンションを向けていくのが、まさに民主主義の成熟
(=対人・対異文化)の課題・レッスンです。そうすることで、むしろさらに性
善説的に暴力革命ではなく(比較的)平和的移行が可能なんではないかと
思う。
 まぁ、トロスキーさんがいう市場社会主義にはすぐさま行く事はない、と
は思うよ。個々人がトレーニングしていれば、自分がそうしたいってことは
ハッキリ言うから、もっと今の国家単位より細かい単位に分かれ、その中
での自律性を高める方向に行くでしょう。
 それらが連合していこうとする時、共同社会らしいものが出てくるのかな
あ、とイメージしています。
 それに反対する・非ブルジョア反体制派も存在すると。開明化され、闇が
なくなると困る「モグラ」人間も居ると思うよ(ぼくもその一人)。

 #外部のない社会(すべてが管理計画できる社会)など、未来永劫あり
得ないのだから。

また羅列でスマン。
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社会主義ブランド(^^;;) 投稿者:まっぺん  投稿日:01月10日(月)22時21分26秒

ザーカイさん
>ポルシェ自体の価値=ブランドがなくなればあまり欲しくなくなる

ええ〜、そっかなぁ。
ソ連圏崩壊以前、東ドイツは東側でも“社会主義優等生”と呼ばれる
工業先進国でしたが、
「トラバント」という車は東側諸国でもあこがれの的だったそうです。
東西ドイツが統一したら、西側に比べて性能も悪く資本主義的競争力
もないので、すぐにつぶれてしまいましたが、
いまでも少数残っているトラバントにはプレミアがついてるそうです。

むかし「オートバイ大好き少年」だったまっぺんのあこがれた名車の
ひとつがソビエト製サイドカー「ドニエップル」でした。軍用仕様で
オリーブグリーンの、かっこえー車。いまでもほしーなー!(^-^)

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(無題) 投稿者:阿佐ヶ谷北  投稿日:01月10日(月)18時17分11秒

「サッコ・ヴァンゼッティ事件」をしったのは、高校生のときよんだ、樹村みのりの
「あざみの花」が最初です。
樹村みのりって、けっこうそれ系の作品、たくさん描いてますよね。
イデオロギーの別なく、極限状況での抵抗運動に関心があります。
ドイツ、ナチ期の「白バラ抵抗運動」「告白教会」「ハンブルク・スウィングス」
「エーデルワイス海賊団」「赤い楽団」などなど
戦後ドイツが国際社会で一定の地位を勝ち得たのは、絶望的な状況のなかでも
闘いぬいた、これら、良心的なドイツ人もいたことを、まわりが知っていたからでしょう。

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未来の社会主義像 投稿者:まっぺん  投稿日:01月10日(月)17時01分07秒

>私有財産の廃止はよくわかったけど、そうなると市場はなくなる=国営企
> 業か、国営間の交換のみになっていきそう。食事は給食スタイルで、好き
>なものを選択するのは、金額ではなく、自主管理という労働者の多数決で
> 提示されたメニューのみって事にはならんか?少数派・アレルギーある奴
>には困る話。

な〜んか、ザーカイさんの「社会主義像」に対する発想は貧しいなぁ〜。
まあ、われわれが現実に目撃していたのはソ連・中国などだから理解できる
けど、スターリン主義官僚制社会主義路線は破産したんだから、われわれは
もういっぺん1917年以前に多くの社会主義者が抱いていた「理想像」に
たちもどって「新しい社会主義像」をいろいろ考えていいんではないかい?

これまたすでにトロスキーさんがさきに、しかももっと緻密に答えてくれた
ので、蛇足みたいになっちゃいますが。(^^;;;)
わたしの中途半端な知識では社会主義社会というのは「自由な生産者の連合」
となってたように思います。つまり「共同組合」ですね。それからトロツキー
は労働者にストライキなどの闘いを提起するとき、同時に消費組合をつくって
生活財の共同購入などによって生活防衛もすすめることも提起しています。
これって「生活協同組合」のことですよね。
生協に加盟しているからといって「組合員全員、今夜の夕食はカレー」とかい
うわけじゃないでしょ。(そういえば三里塚へ支援に行くと、よくカレーが出
たなー^^;;; ちょっと脱線)

マンデルは「新社会の要素のほとんどはすでに旧社会の胎内で成熟している」
といっています。考えてみると「年金・健康保険」も国家により運営されており
その発想はきわめて“社会主義”的です。いまよりも豊かで自由でなければ
社会主義を建設する意味はない。逆に“どんな社会主義を創るのか”はわれわれ
(の孫)が発想する問題です。
ザーカイさん、あなたなのですよ(といって指さす)( ^)σ

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グレン・グールド\(^O^)/ 投稿者:まっぺん  投稿日:01月10日(月)16時27分28秒

きのうNHK・FMでちょっとやってましたね。彼のバッハは最高だと・・・
外山恒一氏は全然知らないんですが、彼のHPを見ました。
高校入学直後から職員室へ論争に行って教師に負けなかったとか。
シブいねー。若き日の北一輝のような戦闘的度胸ありますね。(^^)
音楽的傾向からいうと豚産主義者同盟同志と気が合うんじゃないかな。
>いちご白書
なつかしい〜(^^)!映画のほうなら見ましたが。
アメリカSDSの反戦運動はずいぶん大きかったそうですね。
ニクソンのベトナム戦争政策を追いつめていった。
アメリカのトロツキスト運動については去年のスパルタシストの説明の時に、
主な潮流について書いときました。統一書記局派は少数派らしいです。
一番大きな組織はジェームズ・キャノンのSWP。以前は統一書記局派だった
けど別れたそうです。アメリカの運動で注目されてるのは「労働党」でしょう。
ここに多くの左翼諸党派が加盟しています。

「トロツキー研究」No.30を読んでいますが、スパルタシストとの論争のために
マンデルが書いた論文に面白い事がのっていましたよー(^^)。
アナーキズムにも関連するはなしです。

サッコとヴァンゼッティ事件って知っていますね。ふたりはアナーキストで、
そのためにぬれぎぬを着せられ、無実のまま処刑されます。
映画にもなりました。
ふたりは共産主義にもソ連にも「断固たる反対者」だったそうですが
アメリカ共産党とトロツキストとは彼らの擁護のための
キャンペーンを世界的規模で展開したそうです。

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雑感 投稿者:阿佐ヶ谷北  投稿日:01月10日(月)06時25分49秒

昨晩はインディーズ革命家の外山恒一氏のマル共連での登場で、チャットがひさしぶりで
盛り上がりました。千客万来でした。わたしは職場から、ロヒプノール、スニッフして参
加していましたが、午前12時くらいから4時くらいまで参加して、そのあとタクシーで
帰り、いささか疲れました。
いま、グレン・グールドの定番ゴールドベルク81きいてから、マリア・カラスのビデオ
をみています。(彼女はロッシーニとベルディーがオハコです)でも、オペラはやっぱり
プッチーニかな。
リバー・フェニックスの映画で「旅立ちのとき」という映画があります。アメリカのウェ
ザーマングループ(70年代初頭の爆弾闘争の先駆者)をモデルにしており、リバーはク
ラッシックの天才ピアニストですが、父親がウェザーマンの過激派で、FBIの追求を逃れ、
家族でアメリカ中を逃げ回るというお話でした。ちなみにウェザーマングループは80年
台半ばに、FBIに逮捕されなした。SDSの極左派だったと記憶しています。
角川文庫版サイモン・クーネン著「いちご白書」にSDSについては言及があります。(映
画では内容全然違う)
4タは、アメリカの運動には、現在コミットしているのでしょうか?

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労働者民主主義は多数決民主主義ではない 投稿者:トロスキー  投稿日:01月10日(月)02時16分00秒

 ザーカイさんへ

 労働者民主主義は多数決民主主義ではない、ということを
いちおう、念のために言っておきたいと思います。
多数決民主主義は典型的なブルジョア民主主義ですね。
それは、貴族と王侯の支配に比べればはるかに民主主義的ですが、
しかし、いかんせん、マイノリティが抑圧されるブルジョア民主主義です。
労働者民主主義、あるいは、社会主義的民主主義は、多数決民主主義では
ありません。多数決民主主義でも、いちおう理念的には、「少数意見の尊重」
と言われますが、実際には、ほとんど尊重されません。過渡期の階級闘争期が
終わり、とりあえず、理念的な社会主義が成立したと仮定しても、
「政治」というものがなくならないのは(「政治」そのものがなくなるという
マルクス主義者もいますが、私は階級政治だけがなくなるという立場です)、
以前に述べた、生産および分配の決定過程において労働者が疎外されないよう
絶えずチェックしなければならないという側面にプラスして、
このマイノリティが多数派によって抑圧されないような高度な質の民主主義を
絶えず維持し、発展させていく過程が存在するからです。
 したがって比例代表原理は、すべての生活側面において追求されます。
もちろん、環境や人権を著しく侵害するようなものは、たとえ多数意見でも
否定されますが、そうでないかぎり、少数者のあらゆる好みは尊重されます。
 また、中央政府の計画は、大規模な生産分野や、全体の調整に絞られ、
それ以外の細かな生産計画は、地方自治体や企業連合体や、さらには、
個々の協同組合企業のレベルに委ねられます。個々の市民の身近なことに関わる
諸事項の決定権を、できるだけ下に降ろしていくことは、
全体としての計画経済と矛盾しないどころか、民主主義的計画経済にとって
不可欠な要素でさえあります。また、ある種の「起業」も容認されます。
進取の気性のある諸個人が、新たな産業分野や生産分野の開拓をめざして、
新しい協同組合企業をつくることは、大いに奨励されるでしょう。
マルクスは、『フランスにおける内乱』で、実現可能性のある共産主義について、
中央政府によって調整された計画のもとでの、諸協同組合の連合体であると
述べています(正確な表現は忘れましたが、たしかそんなようなことを
言っていました)。またレーニンも、社会主義について、文明化された
協同組合員の連合社会と言っていました。以上が、私の想定するところの、
市場社会主義です。中央政府直属企業、地方自治体直属企業、協同組合企業、
混合型企業(中央および地方の政府が一部出資している協同組合企業)
などの各種の企業主体が、多様な取り引き関係を結び、時には市場を通じて
競争しあうこともある(ただし、中央計画の調整の範囲内で)社会主義です。

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まっぺんさんへ 投稿者:ザーカイ  投稿日:01月09日(日)04時09分29秒

お年玉サンキュウ
>。これらを共有財産とし、一定のルールのもとに運用すれば、もっと車
>の数を減らすことができ、そうすれば交通事情は改善され公害も減る
>でしょう。しかもわれわれだってポルシェに乗るのは夢でなくなります。
>いーでしょう、社会主義って。(*^^*)
というか、ポルシェ自体の価値=ブランドがなくなればあまり欲しくなくなる
でしょうね。

>経済成長はいつも必要なのか?

>したがって、私有財産制から共有財産制へと発展してゆく時、壮大な
>無駄を無くすことによって、もしかしたら経済成長はマイナスになるん
>ではないでしょうか?とくに先進諸国における個人消費の量は地球環
>境から考えても多すぎます。だから、経済成長を減らすことは、悪いこ
>とではないんじゃないかなーと(自信はないけど)まっぺんは思います。

いや、基本的にはそう思うけど、社会主義でも違う尺度での豊かさチェッ
クが成されなけりゃ、まずいわけで、経済発展なくして、高度の福祉は実
現しないでしょう。

私有財産の廃止はよくわかったけど、そうなると市場はなくなる=国営企
業か、国営間の交換のみになっていきそう。食事は給食スタイルで、好き
なものを選択するのは、金額ではなく、自主管理という労働者の多数決で
提示されたメニューのみって事にはならんか?少数派・アレルギーある奴
には困る話。

そんなこんなを空想・未来を語るのは楽しいし、SF好きは今でも社会主義
に興味もてそうね。
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