四トロ同窓会二次会 1999年11月27日〜30日

RED MOLE PARTY/THE FOURTH INTERNATIONAL FAN CLUB

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反WTOデモの様子 投稿者:ザーカイ  投稿日:11月30日(火)22時28分45秒

は↓のBBCニュースに写真あり

http://news.bbc.co.uk/hi/english/world/americas/newsid_543000/543290.stm

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あれまあ 投稿者:ザーカイ  投稿日:11月30日(火)21時52分36秒

>.ザーカイさんの「照明の明るさを変えたり」云々というのは
>ホーソーン実験です。これは、テイラー主義に毒された
>研究者たちが、照明が暗いのと明るいのとどっちが能率が
>上がるか調べようとして、最初照明を暗くしたら能率が
>上がったので、暗い方がいいかと仮説を立てて念のために
>照明を元に戻したら、更に能率が上がったという話です。
アングラさんフォローありがとう。
労務管理や組織心理学が好きなんですがどうも下手の横好
きでして・…(^^;)
まっぺんさんのいうように経営学や労務管理論は労働者の
組織化には勉強になる点多いです。例の二つのシステムとは
別に、インフォーマル組織について学生時代まんで、「これは
いいこと聞いた」と思いました。問題と組織の組み立て方のブ
ルジョア側からのいいアドバイスだと思う。自立した個人の自
治能力は労働運動や左翼のみの課題ではなく経営・資本の課
題でもあるのです。

ところで、テレビでやっていたシアトルの反WTOのデモはなん
なんだ?BBCでは、WTOは環境・第3世界の経済農業をだめに
する陰謀組織といってる反資本主義の運動といっていた。馬鹿
げているがWTOは世界に大きな力を持っている(罰則とか)と論
評。反対しているのはブルーカラーの人より学生のようなわかい
人(女性も)が多かった。海外からも参加している人がいて、インタ
ーネットでも反対を呼びかけているそうです。またマックとナイキ
をWTOのシンボルとして糾弾もしているそうです。大田竜のような
人か?それともトロツキスとか?はたまたアナーキストエコロジスト
どれでしょうね。

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フォードシステム? 投稿者:アングラ  投稿日:11月30日(火)13時24分23秒

テイラーシステムについてはchuntaさんの説明が簡潔で
要を得ているかと思います。

ただ、フォードシステムがベルトコンベアを使った労働者
管理というのは聞いた事がありません。
大体、フォードシステムという言葉自体初耳です。

ベルトコンベアに労働者を縛りつけるろいうのはテイラー
システムと別物ということではなくて、その進化した一形態
なのではないでしょうか。

ザーカイさんの「照明の明るさを変えたり」云々というのは
ホーソーン実験です。これは、テイラー主義に毒された
研究者たちが、照明が暗いのと明るいのとどっちが能率が
上がるか調べようとして、最初照明を暗くしたら能率が
上がったので、暗い方がいいかと仮説を立てて念のために
照明を元に戻したら、更に能率が上がったという話です。
(もしかしたら最初に明るくしてから暗くしたのかも。細かい
事は忘れましたが、とにかくそういう話です)
つまり、労働効率は作業環境だけで決まるのではなく、
職場の雰囲気というか心理的なものに多分に影響される
というのがここから得られた結論です。

まっぺんさんの説明は、レギュラシオン派の言うフォーディ
ズムの標準的理解と言っていいのではと思います。

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Re:黎さん 投稿者:まっぺん  投稿日:11月30日(火)12時06分05秒

東峰集会、御苦労さまでした。
「大本営発表」もう出てますよ。「かけはし」の「おしらせ」に。
全体で200人、インター系30人だそうです。
何年ぶりかの「土と鎌」(「ツチ」の字が違ってるゾー)ヘルメットも
登場したそうです。見たかったなー(^^)

山谷情報ありがとうございました。やはり失業者の様子は深刻なんですね。

http://www.jrcl.net/web/p05.html

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Re:フォードシステム 投稿者:まっぺん  投稿日:11月30日(火)11時53分14秒

私の理解している「フォードシステム」ですが。
それまでヨーロッパで生産されていた自動車は手作りの高級車ばかり
でしたが、分業と流れ作業とによって生産コストを格段に下げ、
他方では従業員の給与を他企業の2倍支払う、というものでした。
そうすることによって、自動車がブルジョワの高価なおもちゃから
一般市民でも買えるものになる。そうすることによって
フォード車の売上が飛躍的に伸びることが期待されました。
T型フォードはまず誰よりもフォード社の社員が買ったのです。

自動車には鉄とガソリンが必要ですね。
アメリカ自動車産業はヨーロッパと比較して飛躍的な拡大をとげ
これを導水路として鉄鋼生産、石油、そして道路の拡張整備がすすみ
アメリカ産業全体が活況をていするのに貢献しました。
こうしてアメリカ資本主義は拡大しヨーロッパ、特にイギリス資本主義を
出し抜いて「帝国主義の盟主」の地位についたわけです。

ヨーロッパと比較すればずっと恵まれたアメリカ労働者の生活水準
とアメリカ型の民主主義の発達は社会主義勢力の伸張を押さえて
ブルジョア二大政党制を定着させるのに役立ちました。
フォーディズムは労働の組織化という点で見習う部分はあるかな
と思いますが・・・・。どうでしょう?(^^)

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冬瓜汁が美味しかった 投稿者:黎(小康)  投稿日:11月30日(火)00時01分42秒

東峰の集会に行ってきました。
石井武さんも、石井紀子さんも、それから加瀬勉さんも元気でしたよ。
デモの後に出された冬瓜汁がおいしかった。
冬瓜は、初めて食べました。
集会の中身は、「かけはし」などの大本営発表に任せますが、
老齢化の進む支援の中で、
アジ連の隊列に若い人たちが多くいたのには嬉しく感じました。
もちろん、うちの子供が最年少ですが・・・(^^;)

>ザーカイさん
心配ありがとう。
私、精神的には元気なんですよ。
苦しいときや、困難なところに自分の居場所を見いだすのは、
ほとんど病気です。
ただ、怒って資本を怒鳴るとお尻にくるので困っています。
偉そうにしている奴を怒鳴るのは好きなのに・・・。

そうだ、東峰で仕入れたネタを一つ。
釜ヶ崎のあぶれが話題になりましたが、
集会に来ていた、釜ヶ崎や山谷の人たちの話によると
いま、寄せ場の失業率は90%なのだそうです。
越冬闘争への圧倒的な支援を呼びかけていました。
また、労働者の健康状態が急速に悪化しつつあるとのことでした。
私、微力ながら物資カンパでも使用と思っています。

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さむいね 投稿者:ザーカイ  投稿日:11月29日(月)23時36分31秒

 読んでいて本当にさむくなった。

釜ヶ崎で路上に横たわっていた
  オッサンにも聞こえているんだろうか、「虫」の声が
   救霊教会の夕方礼拝で、ただ1点を見つめていたオバサンにも・…
 牧師の声でもなく聖霊でもなく、そしてイエス様でもなく・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・ただ「虫」の声が・・・・・・・・・・・

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テーラーシステム 投稿者:ザーカイ  投稿日:11月29日(月)23時22分46秒

はたしかにちゅんたさんの言うとおりのシステムですが、フォードシス
テムはむしろ対照的に、照明をどれくらい明るくするかとかいった改善
で能率をあげようというものでした。これは労働条件を上げること、福利
厚生をよくすることで、労働者が安心して働けるので、結果能率生産性
も上がるってことではなかったでしょうか?
 これは保険のあり方と同じで、生活の担保があれば、辞めない。辞めな
ければ能力改善費も少なく安定した生産計画ができ、商品は安くなる。
売れる。売れるから給料が上がる。「風が吹けば桶屋が儲かる式」と記
憶しています。
そして自発的に働くものが増え、労働者のモラルは高まる。といういいこ
と尽くめに語られたと思う。

 ただし、これが成立するのは市場が無限なときだけ。フォードは黒の1
機種しか作っていませんでした。効率化のために。市場がいっぱいにな
ると、フォードは廃れ、他社に新しいデザイン、コンセプトのものが生まれ
てきた。そしてフォード神話は終わり、工場の閉鎖・減給が労働者の行く
末に待ち構えていた。

 なお、このフォードシステムはバブル破綻までは幅を利かしていた。
年功序列もその1つです。しかし、一番のコツは「資本家が私たち労働者
のことを思いやってくれている」と見せかけることです。チョット照明を明る
くしただけで、能率が上がったそうな。

 社会主義で生かせるか?それは市場がない限り無理。競争に勝つため
の能率化で、国有企業ではできません。すでに社会主義が、労働者を思
いやっている(?)のに、改めて、うれしいとは思わないでしょう。他に厳しい
労働条件の会社があって、ありがたみが出るのです。

#組合活動家としては、このフォーディズムの心理は抑えておくべきもの。
組合員の心をつかむコツでもあるのだから。

ちゅんたさんとトロスキーさんとの議論とは関係なく横レスしてすみません
でした。

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時代遅れのレス(2) 投稿者:chunta  投稿日:11月29日(月)16時00分44秒

以上がシステムの概要です。多分こんな感じだと思います。
この二つのシステムに共通しているもっとも重要な点とは何でしょうか?
それは、人間を「機械の歯車の一つ」として考えている
ということに尽きるのではないでしょうか。
最高能率のひたすらな追求ということが、まさにそのことを
象徴しているように思われます。そこでは労働者の「人格」など
まったく考慮され得ないのです。労働疎外というものの典型的な
例の一つとして考えてもよいのではないか、と思います。
ですから、このようなシステムを維持するためにはフォードの工場では
他と比べて非常に高い賃金が支払われていましたし、労働者の福利厚生についても
少なからず、配慮されていたのです。そうせざるを得なかったいうことでしょう。

しかしながらこのようなシステムが必ずしも目的を達成できたかというと
そういう訳にもいかなかったのです。
フォードシステムの場合、ベルトコンベアを使用し極度に細分化された
労働というものは、労働者にとっても苦痛以外の何者でもありませんでした。
その結果、労働者は仕事への興味や意欲をまったく失ってしまい
労働者のモラルというものが極端に低下していきました。
そのことによって起きる生産性の低下は資本にとって軽視できるものではありませんでした。
また、このような労働者の人格を無視した労働者管理システムというものに対する
労働者による組織的な抵抗も大きくなってきていました。
さらに極度なまでの作業の能率化がもたらしたものは労働災害の増加でした。
労働者の人格を無視するようなシステムの元で能率化は
作業環境の劣悪化、極端なまでの作業のスピード向上、安全設備の省略化
あるいは労働力を効率よく使用するための長時間労働といったものを意味しており
この結果労働者の健康は著しく害され、また労働災害も多発することとなりました。
これが逆に生産性の向上を妨げる要素となり出したのです。
そして、アメリカにおける労働者管理システムは次の段階へと
進まざるを得なくなったのです。

以上で大体の説明を終わります。
それで、一応反論ということになりますが
トロスキーさんの主張でまず問題なのは具体性および論拠を
まったく欠いている、ということです。つまり、「部分的に利用できる」
というのならばどのようにするのか、という点を明らかにすべきではないか
ということです。テーラーシステムもフォードシステムも実際に使われた
具体的な労働者管理システムです。それを利用できる、というのならば
やはり具体的な内容を伴わなければ主張として意味がないでしょう。
単に「そう思う」というレベルでは反論の仕様がないのですが。
さて、次に「部分的に利用することが出来る」ということに関してですが
私はこの事自体を否定しようとは思いません。しかしながら問題は其の先です。
そもそも部分的であれ利用しようとする発想が出てきたのは、これらのシステムが
生産性を向上させた、という点に着眼したからだったはずです。何の意味もなく
真似てみようということではないでしょう。それならば問題は「部分的に利用」
しつつ「生産性を向上することが出来るか」ということになるでしょう。
それは可能なのでしょうか。残念ながらトロスキーさんの趣旨に従うならば
不可能だったといわざるを得ません。なぜならば、部分的に利用するというのは
労働疎外がないようにー労働者の人格に配慮するー利用する、ということであったはずです。
しかしながら、そもそもこれらのシステムは人間を機械の一部であるかのように発想して
そうすることによって高い生産性を達成することを可能とするシステムだったわけです。
たとえば、ベルトコンベアを労働者にあわせて動かしていては高い生産性が
達成できたでしょうか。ベルトコンベアの動きに人間を合わせてひたすら作業させてこそ
高い生産性を達成できたのですから、このようにしてしまっては何の意味もなくなって
しまうことはわかっていただけるでしょう。
部分的に利用してかつ生産性を向上させるというのは土台無理な話なのです。
ですから私はトロスキーさんの見解はまったく不可能なものだと断言せざるを得ません。
それは所詮幻想にすぎないのです。

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時代遅れのレス(1) 投稿者:chunta  投稿日:11月29日(月)15時59分38秒

答えることが出来そうなものを少しずつ。
時代遅れな話ですから、適当に見てやってください。

テーラーシステムとフォードシステムですが、両者ともに
アメリカで行われた労働者管理システムです。
最近では、フォーディズムという言葉は、20世紀資本主義の代表的な資本蓄積様式
を指すようになっていますが、これはレギュラシオン理論の影響があるためで
以前の「トロツキーがフォーディズムを」云々の時、この言葉が意味していたのは
労働者管理システムとしてのフォードシステムのことでしょう。
其の点を踏まえた上で、この2つのシステムの内実は以下のようになります。
テーラーシステムとは、作業を徹底して細分化してそれぞれの作業にかかる時間を
標準化し、それをもとに労働者に労働を行わせて達成に応じて賃金を支払う
というものです。労働者の作業効率を徹底的に向上させることにより
生産性を向上させて結果として、賃金コストを引き下げようというのがねらいなのです。
この場合、ノルマの達成には割増給が支払われるのですが、達成できない場合には
懲罰的賃金が適用されます。この水準は極めて低いものとされており
生活水準に達するかどうか、という程度のものです。
また、作業を行う標準的な時間はあらゆる無駄を省いた「最速時間」である
とされ、その基準は熟練工の作業を基準として計測されていました。
つまり、熟練工が行う作業過程からさらに無駄を省いたものを
細分化して最速時間=ノルマとして課せられている標準時間として
定義したのです。この際に持ちいられたのが「ストップウオッチ」でした。
これにより非常に細かく時間が設定されていたのです。
これが「科学的管理」といわれているものの内容です。
労働過程を徹底的に時間管理することにより、労働者に対する
搾取および支配を展開したものといえます。

フォードシステムも大体似たようなものといってもよいでしょう。
フォードシステムの特徴も労働過程の時間管理ですが
其の方法がテーラーシステムと違っています。
テーラーシステムの場合、作業ノルマが達成できないときには最低の生活水準の
維持が困難となるような低賃金を課せられるという懲罰的な要素を持って
作業の達成を労働者に強要しました。
しかしフォードシステムはベルトコンベアの使用により労働者管理を
行うシステムです。
ベルトコンベアを使った流れ作業というものが基本となっており
そこでは徹底的に作業は細分化されています。要するに、次から次へと
流れてくるライン上でひたすらに単純作業を行うわけです。
しかし、ベルトコンベアは労働者の意志とはまったく関係無しに動かされており
労働者は作業についている以上、否応なく作業を続けなければならないのです。
途中でラインを止めてしまえばどうなってしまうのか?
その結果など言うまでもないでしょう。
言うまでもなく、テーラーシステムと同じようにベルトコンベアの設定速度は
徹底的に能率化されたものとなっています。そうしてこそ生産性の向上が
図られるものとなるのです。

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さむいね 投稿者:まっぺん  投稿日:11月29日(月)12時44分15秒

さむいね

ああ、さむいね

虫がないてるね

ああ、虫がないてるね

どこがこんなにせつないんだろうね

腹だろうかね

腹とったら死ぬだろうかね

死にたかあないね

さむいね

ああ、虫がないてるね

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あいまいな記憶・・・・どこか違ってるかもしれない
「冬眠」なら完璧に暗記してるんだけどな(^^;;;)

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「かえる」って・・・ 投稿者:なおちゃん  投稿日:11月29日(月)12時21分30秒

まっぺんさん、
「さむいね ああさむいね 虫がないてるね」ではじまる
感動的な あの詩ですね。
高校のころ これを暗誦するのが 仲間うちではやってましたね。
とーぜん 作品の深いメタファーなど 知るよしもない 太平楽だった(苦笑)。

ところで。なおちゃんはいま DV(家庭内暴力)の問題で すごーく おちこんでます。
先日 ささいな口論がもとで 母が父に殴られ、肋骨を折りました。
この期に及んで「今更しかたがない」といい、当初は診察も拒否した
母の真意を はかりかねています。
うまく形容できませんが「あまりにあんまり」(byいずみさん)な
男女関係の闇を見たおもいです。
こーゆーのって ふたりだけの問題ではないからなあ(めーわく)。
「かけはし」リンクの DVを考えるグループに 相談しよーかなー・・・。

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Re:ご報告 投稿者:まっぺん  投稿日:11月29日(月)09時22分51秒

THX1138さん。おかえりなさ〜い(^^)/
ひまな時にでも土産話を期待します。

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御報告。 投稿者:THX1138  投稿日:11月28日(日)22時56分23秒

 ただいま、ロシア極東及びモスクワへの
査察旅行より戻りました。
 取り急ぎ御報告まで。

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日本新左翼とゲバラ・毛沢東 投稿者:まっぺん  投稿日:11月28日(日)18時56分31秒

ゲバラも毛沢東も基本的には植民地の民族解放闘争を社会主義へ
結びつけたものですね。前者はゲリラ闘争、後者は正規戦として。
トロツキー流にいえば永久革命論の実践です。
ゲバラの場合だけでなく中国の場合も、当時アメリカと“ボス交”
するソ連を名指しで「修正主義」とののしり“植民地解放闘争支援”を
打ち出した時、世界中の革命的人民を勇気づけ、「マオイスト」組織を
増大させました。

しかし先進資本主義国の革命闘争にそれをそのまま当てはめることは
まちがいでしょう。
植民地の武装闘争に触発され“武装闘争”路線をエスカレートしていった
赤軍派、共産同RG、旧ML派等々・・・・・・
これらの党派が人民から孤立し、崩壊していったのは、日本の情勢に
合わない武装路線を選択したからでしょう。加えて連合赤軍の場合はさらに
スターリン主義的な組織のされ方にも大きな問題があったと思います。
労働者の“武装”とは必ずしも武器のことをいうわけではない。
まず何よりも“階級的団結”こそが武装の基本です。

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ゲバラと民族解放闘争 投稿者:まっぺん  投稿日:11月28日(日)18時31分14秒

ゲバラについての大雑把な感想ですが。
戦後の革命闘争の流れを乱暴に分類すれば「先進国革命」と「植民地解放闘争」
といえるでしょう。
古典的マルクス主義党派はみんな先進国の革命つまりロシア革命方式しか
考えていなかったけど、実際そのような方式にそって達成した革命はソ連だけです。
あとは全部、植民地諸国の民族解放闘争かスターリン主義者の代行主義的な
占領(東欧)ばっかりです。
社会主義陣営と資本主義陣営の衝突はいわゆる「冷戦」によって表向き封じられ
1959年のキューバ革命をターニングポイントとして世界の植民地人民の解放闘争が
革命の最先頭に位置し、先進諸国の人民はそれによって覚醒されて自国の
反帝闘争を高揚させたといえる、と思います。
パリの五月はベトナム人民の闘争なしには考えられないし
私自身「ベトナムに覚醒された」という意識がすごくあります。

もしゲバラが民族解放闘争のゲリラの英雄だけにとどまっていたら
これほど世界中に注目されることはなかったでしょう。
ゲバラがすごかったのは、キューバ革命の成功をそれだけで終わらせずに
ラテンアメリカ全体の革命へと波及させる国際主義指向をもっていた事でしょう。
彼にとって民族解放闘争は単に一国の問題ではなく「ヤンキー帝国主義」を
打倒する全世界人民の戦いとしてはっきり意識していたことだと思います。

「第二、第三、もっと多くのベトナムを世界中に作り出せ」

ゲバラのこの言葉は全世界の人民の闘争に火を付けた名言です。
むかしこの言葉をいれた「ゲバラポスター」を作ったことがあります。
アジア青年会議で。
葉寺覚明さんに10000アクセス記念にあげようとおもって
家捜ししたんだけど出てきません。葉寺さん、ごめんね。

http://www1.ttcn.ne.jp/~pig-world/gebarajinmin.htm

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過去ログ 投稿者:ザーカイ  投稿日:11月28日(日)01時23分01秒

を見ました。噂どおりカッコイイです。で、思い出したことがひとつ。
東峰十字路のでっち上げ被逮捕者(四ター)の妹が同僚にいて、そ
の後冤罪のままか質問した件について。
とっくの昔に無罪を勝ち取っていたそうです。まだ紹介された三里塚
関係の本は読んでいません。
 以上報告します。
#ゲバラは新左翼にどんな影響を与えたのだろうか?欧米では毛沢
東と同列で語られる民族解放闘争の英雄という気がします。ともに
「ゲリラの大将」という印象で括られるのでしょう。
 映画観たいなあ。

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