四トロ同窓会二次会 1999年10月28日〜31日
RED MOLE PARTY/THE FOURTH INTERNATIONAL FAN CLUB
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書き忘れいくつか^^;; 投稿者:いずみ 投稿日:10月31日(日)23時41分14秒
同性愛とT*の混乱については、「世界最大のゲイタウン」新宿二丁目が
戦後まもなく形成され、日本ではここだけが「租界」として自由に闊歩
でき、逆に他の地域では「存在しないもの」とされたこと、そして、この
街の中でみなさんがいわゆる「オネエ言葉」を使ったことなどがあるのか
も知れません。
今で言う「ニューハーフ」(この後は70年代後半から)も、当時は「ゲイ
ボーイ」で、あくまでも「オネエ言葉」的なゲイの範疇に入れられていた
のです(今でも、ニューハーフの店を「ゲイバー」というのはこの名残)。
実際、T*のみを片方の当事者として想定したお店は65年に初登場したらし
いです(しかもこれは秘密クラブの形態だったらしい)。
やはり、「男性が好きな」T*と、「(今で言う)ニューハーフが好きな」
殿方(笑)のそれぞれの不満を吸収する形で、このよーなビジネスも誕生し
たのですね。
あと、T*の「運動」なのですが、ここまでバラバラな状況(苦笑)では、あ
る意味手の打ちようがないこと、そしてそれ以上に、「まだ歴史の発展段
階は能動的な「運動」を必然とするに至っていない^^;;」との判断が、い
ずみの独断ではあるんですよね。
(一般では)芸能界でのみその存在が認識され、ゲイと完全に混同されて
いたのが70年代、「ニューハーフ」の語とともに、そのよーな人も世の中
に結構存在していることが大衆的に認知されたのが80〜90年代。そして、
水商売経験がない当該が何人かカムアウトし出した(そしてその末席を汚
すだれかさん(笑))のがよーやく97年。医療が「合法」になったのが98年。
ゲイ・ムーヴメントに比べてもまたわずかの歴史しかないし、まだまだそ
の内実については認識されていないし、そして何よりも当該が公然化して
生の声を発するのにまだまだ困難がある(ホームページでは今、腐るほど
あるのですが、内容って結局自分の写真張って交友日記書いて掲示板で当
該同士交流して、って域をまだ抜けてないんですよね)。メディアも、法
が決まったらそれまでの差別的取り上げ方から一転して突然「みなさんか
わいそう」的な報道しかしない(=実態を反映していない)。だから、あ
る意味、今一部が勝手に話を進めるのは「冒険主義」だと思うのですね。
だからこそ、「4・4問題」ではいずみは、TNJの路線そのものには共感
しつつも反対したのですが、それへの対応があまりに官僚的でブチ切れまし
た(笑)。
#ってこーゆーのの最後に「(笑)」ってつけるからどこぞから脅迫される
#んでしょうね^^;;
定的で、
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当事者なので 投稿者:いずみ 投稿日:10月31日(日)23時19分32秒
#「長すぎる」と怒られたので分割しました^^;;
話のいきがかり上、展開します(謎)。
まず、ザーカイさんの展開にはちょっと、当事者とは認識のずれが
あるよーな気がするです。(無理もありませんが)
まず、基本的には、同性愛・異性愛・両性愛の場合(無性愛は対象
がないのでこの件では除外^^;;)、“性”が表すのはgenderです。
なので、男性がMtFを好きになったらそれは完全に異性愛、MtFが女
性を好きになるのは同性愛、ということになります。(この面では
ザーカイさんの認識には混乱がある)
#ただし、いわゆる tranny chaser、日本語で言えば「カマズキ」
#の場合は、「queerであること」自体が性欲の対象となるわけで
#どこに分類されるんじゃい、ともなりますね^^;;
##いわゆるニューハーフヘルスみたいな、ソレ系の風俗産業で
##働くお姉様方は、とーぜんながらみなさんT*当該なのですが、
##だがしかし、本当の目標であるところの最終工事をやってし
##まうと、とたんにお客さんが激減するそーです。日本でもア
##メリカでも最も人気があるのは、「アリアリ」=胸あり・竿
##あり、らしいのです。なぜだろか?^^;;
しかし、これはT*が「独自の領域」を持つ場合にのみ厳密化する現
象で、そうでない場合は、逆にT*は同性愛文化に吸収・包含されま
す。(この面においては、ザーカイさんの認識は正しい)
さらにややこしいのは、いわゆるdrag king/queenで、これらの人は
男や女を(服飾的に)装うために男装や女装をするのではなく、180
度逆に、「世間が同性愛=トランス、と認識することにたいして、
その偏見を逆手に取って、カリカチャライズされた姿をアピールす
る」とゆー、あるいみ「運動」だったものです。
また、T*が「自分は女だ/男だ」とゆー性自認を獲得する期間は、こ
れがなぜかMtFとFtMではっきり傾向に違いがあるのですが、MtFの場
合は幼少時から成人後まで、バラバラです(統計上のピークすらな
い)。それから、そもそもそーゆーのが気になるのは、大体が「人
生で挫折した」とか「いじめられた」とかがきっかけになったりす
るものです。
そのため、実際にはT*でありながら、それに気づかないとゆー場合
もあるわけです(女性との結婚後にソレに気づくMtFが意外に多くて、
この場合最も家族が悲劇的な状況になる)。ちなみにいずみの場合
は「知識のなさ」から、中学生のころに「自分は同姓愛者で、女装
が好きな奴」と勝手に理解してナットクしてたので、発見が遅れま
した(笑)。
さて、冒頭に掲げた2つのテーマのうちの後者ですが、これまで人
類史上、「男」「女」以外の性が認められたことは数少ないものの
いずみが知る範囲で2例、、ネイティヴアメリカン、そしてインド
のヒジュラが挙げられます。
ネイティヴアメリカンの場合、宗教行為の担当者として、社会階層
の1つとして「第3の性」が認められてきたようです。この場合、
T*とゆーことになるのでしょうが、実際には同性愛者やインターセ
クシャル(IS)の受け皿にもなっていたでしょう。
インドのヒジュラは、もともと「性器を持たない人」みたいな位置
付けで、いわゆる「カースト外」すなわち最被差別階層を形成して
いて、ただし「こどもが生まれたとき」の魔よけの踊りをする、と
かでその時のみ受け入れられて施しを受ける、みたいなことをする
ことになっていました。これは明らかにISですが、実際にはT*の受
け皿で、肉体的な「普通」の男性が性器を石で切除するシーンとか
を撮影した日本のカメラマンがいたよーな記憶があります。現在は
完全に都市部でのソレ好みの人向けの売春婦化しているよーです。
あと、西サモアでしたっけか?家族で3男以降の男児は女として育
てられるのって。ただ、これは単なる「人口抑制の知恵」かなにか
で、本人の意向に関係なく決められるものなのでちょっと異質です
し、そもそもこのひとたちの性欲とかはどーなってるのか?^^;;と
かは全く知らないので、あまり考察できません^^;;
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当事者なので(2) 投稿者:いずみ 投稿日:10月31日(日)23時18分46秒
#「長すぎる」と怒られたので分割しました^^;;
あと、「対立」についてもちっと深く事例を挙げてみます。
まず、フェミニズム的感覚とT*ですが、これは言うまでもなく、そ
もそもT*って、その自己実現そのものが、いわゆる「ジェンダーフ
リー」とほとんど非和解的に対立します。すなわち、T*にとって、
自分が本来の性であることを確認する手段は、既存の、性差別的背
景を持つなんらかの記号を纏ったり模倣したりすること以外では絶
対に得られないからであります^^;; あと、これは「業界内で言うと
ヤバい」ので^^;;ここで書きますが^^;;;;なんだか、必要以上に
いわゆる「女の腐った奴」(爆)的MtFが多いんですわ^^;;。これは
もちろん、もしかしたら、最近の脳生理学上での「既知の事実」=
脳には性差がある、といったあたりが絡んでるのかも知れませんが
いずみには、どーもそれだけとは思えず、なんか既存の「女らしさ」
の無意識の反映による作用のよーな気がしてならないんですよね。
このあたりの同期を取ろうとする作業は、まだ始まったばかりなの
ですが、しかしもう、フェミニズムが、なんだかいずみのよーな素
人からみると、どーも抽象的完成度が上がってきちゃってるので、
そこに異分子を取り込むのが難しくなっているみたいですね。あと、
T*側が論破されちゃうとか(笑)。
次に、ゲイとT*ですが、これはザーカイさんの言うことも含めて、
「オレたち正常、オマエら異常」とゆー、「障害者差別」パターン
が多いようです。日本の場合は、これに加えて、T*はどーも他力本
願傾向が強くって「おまえら自分で闘え」とゆー、半分大正論、半
分実情無視理想論、みたいな批判かな。
そしてT*とISですが、まず、晒されている状況は完全に正反対で、
T*は手術もやっと最近(しかし保険利かず)、戸籍変更不能なので
すが、ISは手術は保険・戸籍変更も可能です。どころか、これが本
人の意思に基づかずに行われてしまうことがほとんどです、10年く
らい前までの医学書には、「ISの場合、どちらに手術するのも同じ
手間なら、男にした方が社会的に有利」とか「造精能力がなければ
女にする」とか平然と書いてあったりしたわけですよ(怒)。手術で
なくとも、思春期になってはじめて気づいて(つまり、戸籍の性別
は外性器判定なので、外性器のみどちらかのものに見えていた場合、
思春期までISであることが発露しない場合)、大量に戸籍上の性の
ホルモンを投与されて内蔵ボロボロになるとか、今でもその種の蹂
躙的「治療」がまかりとおってたりするわけです。しかも、今回、
T*の手術が合法とされる根拠になった医療指針では、ISは、その本
来の意味合いからして、T*的悩みを併発するケースが多いのにもか
かわらず、「T*であること」の判定基準に「ISでないこと」が明文
化されてしまって、IS当該大激怒。
それらは外侮状況ですが、内部的には、T*の中には、というか大部
分は、自分の性自認が、世の中の大多数の人と「違う」ことに苦し
むわけなので、「どちらかにきまってほしい、はっきりしてほしい」
と考えるし、「あいまいなのはイヤ」と思う場合が多いようで、こ
れが、「どちらかに決めさせられる」ことにNO!とつきつける、「あ
いまいな自分をあいまいなまま認めて欲しい」と思うISの取り組み
とは対立してしまうわけです。
特にT*の場合は、まず、当該個々の生活を「保証」していかなけれ
ばならないので、そーゆー、フェミニズムやISから見るとナンセン
ス極まりないことを行うことが不可欠になってしまうわけです。
それに比べれば、ゲイとの対立はそれとは違って、単なる感情の問
題である気がします(だからこそ根深いのかも知れません)。
#実際、前の投稿でボロクソ書いたTNJ、もちろんこれまでに
#たくさんのすばらしい成果も上げてることは評価しなければな
#らないのですが、そもそもこの会の発端が、確か主宰者(FtM)
#がレズビアングループにいて、そこでおそるおそる「性自認」
#とか持ち出したら「バカじゃない?何言ってるの?」とか言わ
#れて居づらくなって飛び出したからだったと思いました。その
#意味では、「内なる差別」がなければ、T*は独自の運動を生み
#出すのに何年か遅れたことになりますね:-)
なんか全然「四トロ二次会」ぢゃないんですが、すみません^^;;
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性のこと 投稿者:ザーカイ 投稿日:10月31日(日)21時53分09秒
ふん、ふん、セクシャルマイノリティにもそれぞれの存立基盤の違い
で、対立あるのかぁ。当然といえば当然だが、どうして、「対立」まです
るのかなあ。
意見交換する関係ぐらいにしておけばいいのに。行動は別でも・・・。
生来的な問題だけに相反すると「ゆるせん!」にまでいたるのかなあ?
米国のゲイにはTG嫌いが強いと別冊宝島か何かに書いてあったね。
特にマッチョ系のゲイには。同じホモセクシャルとして、女装するのが
「日和見」みたいな感じなのかなあ。それとも好みじゃないってこと?
<思考実験>
色々考えたけど、生物学的「男」を例に考えると・・・。
まず「男A」と「男B」が相思相愛になってホモセクシャルカップルができる。
でも
A−「男」の心身で、性対象も「男」
B−[男」の体で、心は「女」、性対象は「男」→心に身を統一したいとなると
TVorTSを目指す
となっていくと、Aは女装するBを受け入れなくなる→別れる
結構こういう「悲劇」ってあるんじゃないかなあ。都市部の人ならまだ情報・
発展場も多いから早く自分の傾向に気づけるけど、地方ではジェンダー
ロールの強制があるから抑え込んで、気づかないようにしてるかも。
で、大学入学で東京に来て、ホモセクシャルカップルになって、初めて
「何か違う」→TV・TSへ
ということになったり。
もしこういう経験してきたならゲイがTG嫌うのはわかるなあ。「男」のまま
でいてくれってネ。心「女」といっても必ずしもTV・TS目指すとは限らない
が。
↑の例なんかだともう同性愛カップルとはいえないよね。心のレベルでは。
心「男」と心「女」のカップルなんだし。心のヘテロカップルですよ。
<多様性・受け入れ>
「男」だけで生物学的肉体・心・性嗜好で、ありえる組み合わせは9通り。
「女」も9通り。バイセクシャルが同じく「男」と「女」各9通り。
SRSの有無を要素にいれず、インターセクシャルを除いても、36通りは
あるようですね。
ここまで分化してきたら、法的な戸籍や・税金の配偶者控除等の問題
以前に「いろいろな関係があっていいんだ」とまず受け入れるしかない。マ
イノリティーといっても、へテロとの比較の問題で、実数は少なくないと思う。
本当の理解は時間がかかるだろうけど。
<メキシコで>
メキシコに行った時、随分多くのトランスヴェスタイトにあいましたよ。会
いたかったわけではなく、ただ多い。中南米特有の大家族主義で、ホー
ムステイしたさきの親戚を次々と案内されて一方的に会わされたんだけ
ど。数は忘れたけど、5人は会いました。スラングか何かはわからない
が「クドー」とか「マリポ」と呼ばれてたなー。全然違和感なく、家族の一員
って感じで、彼らも、堂々としたものでした。ぼくが行ったのはチワワだけど、
ベラクルスなんかは、メキシコの同性愛者やトランスヴェスタイトのメッカ
だそうな。
帰りは空港まで彼ら含め20名以上見送りに来てくれたよ(涙)。
マッチョ文化圏でも大家族主義だと、親族に1・2人はいるわけで、受け入
れる「しかないから」なのかもしれないが、「こういうのもありなのね」と実感
したホームステイ体験でした。
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対立の克服は・・・・? 投稿者:まっぺん 投稿日:10月31日(日)17時58分41秒
性差別とひとくちにいっても色々な立場と主張がある
ということですね。うう〜みゅ(=.=) まっぺんにはまだまだ難しい。
「主義者」っぽくおおざっぱに考えると
「差別の根元である現代社会を作りかえる」「どんな社会をつくるのか」
「反差別の統一戦線を」という風に問題をたててしまうんですが。
それぞれの立場同士で敵対しなければならない矛盾があるのでしょうか。
むかし(今も、だけど)朝鮮人と部落出身者とのあいだでは
敵対的・差別的な関係があった事が指摘されています。
部落出身者にとっては「俺は日本人だから、あいつらよりはまし」という意識。
在日朝鮮人にとっては「おれはあんな卑しい“みぶん”じゃない」という意識。
お互いに相手をさげすむことによって、この社会の中で自分の占めるべき位置を
確保しようとする。しかし、結局それは日本社会の差別構造のなかで両者を
分断させて置くことによって支配を容易にしているだけなわけです。
差別されている者同士が他者を差別する。被差別者にもある“差別意識”を
権力はそのまま差別・分断支配に利用してきたってことです。
両者が団結して同じ“自己解放”の道を歩みだしたらすばらしいことです。
性差別の場合も。
しかし、その前に、
周囲にいるわれわれがもっと理解してゆく事が絶対必要とも感じています。
問題の“外殻”については上記のように規定するのは簡単ですが
「外へむけて解放運動をおしすすめる」前に、われわれの内にむけて
理解を深めていかないと、
あらたな「組織内女性差別問題」になりかねない。
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読みました(^^) 投稿者:いずみ 投稿日:10月31日(日)16時50分55秒
実はこの「障碍者」とゆー表記は、かなり昔から、自ら当該のお子さんを
持つ、かの中村正三郎氏が自書などで繰り返しその意義をも含めて使われ
ていて、氏のファンであればみんな知っていたりします。(とゆーか、こ
の表記を提案したのはどこかの当該団体だったはずですが、それを最も広
めたのは正直、氏だと思う)
#ちなみに、「かけはし」さんで「いつのまにか」となっている、
#“碍”が“害”になったのは、単に当用漢字の問題だったと思い
#ます。あれで表記が強制変更された語は多かったはず。
で、実はこれは「同じ」問題意識ではあるのですが、その方向は若干違っ
ていて、ちょうど英語によるたとえがあったですが、あの中の
"handicap" -> "disabled person" が“害”→“碍”、
"handicap" -> "challenged person" が“障害者”→“「障害者」”
っていうことだと思います。
結局は、支援関係の「強い」当該の団体がどちらをとるのか、とかそのあ
たりで使い分けている感じがします。^^;;
#そういえば、これはもうかすかな記憶なのですが、フロントは機
#関紙上で敢えて「」ナシで表記してました。その理由があったは
#ずですが、忘れました^^;;
本来的に、コトバの問題は「かけはし」の言うとおり「自己回復のたたか
い」でしかないわけで、単にコトバを変えるだけでは無意味です。だから
こそ、うちら当該では今年に入っていわゆる「4・4」問題が発生し、そ
の路線をめぐっていろいろな取り組みがありました(^^;;)
#「4・4問題」:従来、歴史的事情により(笑)4月4日が「オカマの
#日」とされてきたことに対し、当該最古・最大組織であるTNJが
#「日本記念日協会」とやらに勝手に「4月4日をトランスジェンダー
#の日にしよう」と提案し、それが通ってしまった問題。当然ながら、
#「旧来の悪い歴史をひきずる日に設定するのはおかしい」「これのど
#こが“啓蒙”になるのか」「多くの当該が苦闘している中、スタンド
#プレーで相談もなく勝手に決めるのは独善的」などの批判がTNJに
#寄せられたのだが、TNJがまるでスターりニストばりの対応をした
#ことがさらに当該の怒りを倍加させた。今に至るもTNJは開き直っ
#ている(笑)。
それから、アカーの方ですが、これの創設には東大や中大のノンセクトが
かかわってる、っつーか初期の事務局メンバー知り合いだったですよ、と
かはともかくとして^^;;、確かアカーも(とゆーか「ですら」とゆーか)
うちらともめ事を起こしたことがあったはずです。(3年くらい前の話で、
具体的には何があったか忘れてしまいました^^;;)
もともと「ゲイ・リベレーション」のメッカ、アメリカでは、トランスジ
ェンダーに対してものすごい差別意識を持つゲイが少なくなく、なぜか日
本でも「気にくわない」と思うゲイ当該はけっこういるようです(直でメ
ールもらったこともあります。その内容はちゃんと筋道立ってたのできち
んとお返事しましたが^^)。
さらに、うちらより数は多いはずなのに、うちらよりも目立ってない、イ
ンターセクシャルの問題もあって(ただしこちらには自助グループや運動
団体は昔から存在はしています)、こちらも一部のうちらとは対立してま
す(笑)。
あと、フェミニズムとの対立、みたいな問題を抱えてるのは、そもそもの
自らの存立基盤からして当然だったりもします^^;;
なんだか「対立」ばっかですが(笑)、事実は事実ですものね...
とにかく、性をめぐる問題は、これまでの既存の価値観そのものとの矛盾
でもあるので、女性問題からうちらやインターセクシャルあたりのドマイ
ナーな存在まで、統一した流れってのはなかなか難しいですねぇ。
どころか、物理的に当該が少ない場合、ある意味「秘密結社」的に各組織
の人間関係ができてきて、「世間は信用できない」のよーな「被害者意識」
とあいまって、対話すら成り立たない(といっても、もちろん暴力的衝突
もないですけど^^;;)。相互不干渉、勝手にやりましょう、みたいな単な
る分散主義になっているみたいです。
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Re:ドリル^^;; 投稿者:まっぺん 投稿日:10月31日(日)16時03分51秒
いずみさん(^^)
>最も戦闘的な潮流は、自らのあるがままの体をすべて受け入れ、
>それを「障害」と呼ぶことを許さなかったりしますよね。
そうですね。
ちょうど昨日とどいた「かけはし」99.11.1号を読んでいたら
同じ問題意識による短い文書が載っていたので転載します。
「障碍者」という表現について
前号の福島からの報告記事「障碍者への公的介助保障を」において、「障碍者」という
表現が使われたことについて、問い合わせがあったので以下若干の説明を加えたい。
従来は「障害者」と表現されてきたわけだが、「害」には害虫、害毒など人に災いをも
たらすという意味があり、自分たちを指す言葉にこのような文字を使われるのは不快だ、
として別な表現を対案として示す試みが行われてきた。
「」をつけたり、「障がい者」としたりする団体もあるが、「障碍者」という表現を使
おうと積極的に呼びかける運動も存在する。今回登場した福障連もそのひとつだ。
意外かもしれないがこれは造語ではなく、漢字が造られてから相当長期間は「障碍者」
と表現してきたのである。現に中国や韓国では今日でも「障碍人」と書いている。明治以
降にいつのまにかこの転換が日本で行われたのであろう。
アメリカの障碍者運動でも同様の試みがなされている。よく使われてきた「handicap」
の「cap」は物乞いする人が差し出す帽子のことなのだ。今日ではそのような屈辱的な表
現をやめ、「disabled persons」と表現する障碍者が多い。そして注目すべきことに、
「challenged persons」と表現しよう、との力強い呼びかけがなされている。ここまでくる
とこの試みの重要な意味について気が付くだろう。呼称・表現のつくりかえは、差別され
た人たちの自己回復の闘いとしてあるのだ。 (赤井岳夫)
同じ号に「アジアの同性愛者」についての報告記事も載っています。
よかったら「かけはし」サイトをのぞいてみて下さい。
自分の党派ばっかり宣伝してるけど・・・・
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世界の革命党はロシアのロマノフの財宝に従属していた。そんな世界の革命党派が担う世界革命に従属していたロシア革命 投稿者:ザーカイ
投稿日:10月31日(日)04時10分04秒
>ザーカイさんは、
>「社会主義革命を全世界に拡大する革命戦争」≒永続革命
>ととらえているように見えます。
これは「とりあえず整理」で書きました。トロツキーは各国共産党への本気
の支援者ということを前提に書きます。
>全者を冒険主義と言い、永続革命とは無縁のものです。
そうでしょうか?どうしてもトロツキーを貶めたいわけではないんですが、
>帝国主義からの干渉は、各国共産党を支援しなくてもあるし、決して、
>極限的でも何でもなくて侵略戦争を仕掛けられるのです。
ですよね?帝国主義は社会主義勢力に対して、国内においては「鎮圧・
秩序化」国外には「干渉・侵略」ですから。だから
>トロツキーが指導部であっても、帝国主義と取引をしたかどうかは、
>はっきり「取引しない」といえます。
と、取引しなければどうしても帝国主義の手によって侵略戦争が仕掛
けられるわけですよね?。事実スターリンは取引して戦争回避してるの
ですから、トロツキーが取引しなければ結果は見えています。ロシア
が防衛のための帝国主義と戦争をしないといけません。その間に帝国
主義内で、内乱、革命が起きて、敵国が戦争を止めねばならなくなれば
いいですが、そういう力のある先進隣国の革命派が当時あったでしょうか?
なかったですよね、スパルタクス団の反乱も鎮圧されましたし。
超後進国モンゴルぐらいですよ、革命成就したのは。
一方の帝国主義も疲弊してましたがみすみす革命を許すほどボ
ケちゃいません。
まとめると、ロシア革命は世界革命に従属していた、しかし世界の
革命党はロシアの支援に従属していた。こんな状態がコミンテルン
下’43年まで続いていたんですから。将棋で言えば「必死」ですよ。
ここが私の持論のミソです。
トロツキーが取引しないと前提にした上で、スターリンを少しでも無
理に評価するとしたら、世界の革命運動を、ロシアの防衛ラインとし
て活用したおかげで独立国として維持したことです。ロシア人民に
はありがたい事と思いますよ、その点だけは。いまもその恩恵にあ
ずかっているから、G8に入れてもらい自国の経済支援を勝ち取っ
ているんですから。
他国共産党には迷惑な「裏切り」の連続ですが。
逆にいえば、トロツキーは本気で各国共産党支援していたが、革命
勢力が生長する前に帝国主義に潰され、結果ロシアは植民地になっ
てたでしょう、といいたいわけです。根源的加害者は帝国主義であって、
トロツキーが自分から革命戦争(帝国主義国や、隣国後進国への攻撃)
を煽らないとしても。
何度も言いますが、ロシアの命運はロシア革命半分勝利時点で、破
綻へのシナリオしか持っていなかったということです。スターリンにして
もトロツキーにしても。
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性差別あれこれ 投稿者:ザーカイ 投稿日:10月31日(日)01時36分24秒
黎さんへ
>>既婚女性はいるが、女性差別を語る人は少ない。
>これは、いると思います。本人が自覚していないだけで。既婚女
>性は、独身女性が陥る結婚幻想から基本的に抜け出しています。
>それでいて、男社会の矛盾を最高に受ける環境にいるわけです。
>井戸端会議における家庭内や「夫」への不満は、まさに、女性差
>別への告発であると思います。
いやー、全然気づいてなかったです。ぼくが話しやすいタイプのか、
既婚女性から「夫」の不満をよく聞かされるのですが、黎さんのよう
な視点で聞いていたことはなかったです。
夜な夜な電話や飲み屋でガス抜きに付き合ったりもしていたのです
が…。内心は「家庭内の問題」とひと括りしてましたよ。
また、ガス抜きだけでいいのか?とも思いました。かといって、ひとの
家庭に口出ししたり、裏で糸引くのもヤバイしね。
やはり、女性が家庭内で「女性差別だ!」と告発する前に、男に女
性差別への理解を促がす方が安全かな?男として思うのは、せめて
軽くでも知っていないと女性から告発されたら、沈黙か打撃主義に行
ってしまうと思う。なんだかんだといっても男主義が、仕事や組合でが
んばれるバックボーンだったりするから。だからいきなり女性にキレら
れたら男はもろいよ。「どうして?こんなにがんばっているのに…。」
と。
仕事・組合でも、一線を越えないエロスが、組織の命だったりもするし。
そんな空間に8時間どころか12時間以上もいる男がどうやって血肉化
した形で理解できるのか?この理屈では、女性差別はおろか、トランス
ジェンダーに至ってはまったく理解不能となってしまうのでチョット書いて
いて怖くなった。特に、理屈では理解ができないオレって…。せめて用
語自己規制ぐらいしておかないと、理解する前に喧嘩だね、コリャ。
<トランスジェンダーのこと>
ぼくがついつい使ってしまう差別語は「女の腐ったような…」です。これ
って、女性差別と思っていたけど、MtF等の差別でもあるね。もしかした
らその男性がMtFと自覚していてもカムアウトしてない人かも知れない
しね。最近、勇気(?)を出して、その手のトランスジェンダー本(専門風俗
誌)を立ち読みしたら、MtFの男時代の姿がパンチパーマに髭だったりし
ていた。で、インタビューを読んだら「女の腐ったような…」といわれると
「ばれたか?」と感じ怖かったので、いかにも「男らしく」してたって書い
てあった。そういえば、いまやアッカー(動くゲイとレズビアンの会)のキャ
ップしている人(ゲイ)と大学時代(ノンカムアウト)に飲んだとき、ぼくが「女
の腐ったような…」みたいな事を言ったと思う(あまり憶えていない)が、「先
輩がそういう人とは思わなかった」と、激怒された事を思い出した。すぐに
謝罪したが、たぶん的外れな謝罪していたんだろうなあ。彼の怒りの理由
を、10年後の今わかったのだから。もしかしてROMしているかもしれない
ので、この場で謝っておこう、「○○君、あの時は本当に御免ね」
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永続革命について、チョットだけ 投稿者:黎 投稿日:10月31日(日)00時46分43秒
たまにはわたしも書いてみますね、
トロスキーさんに頼らずに。
帝国主義からの干渉は、各国共産党を支援しなくてもあるし、
決して、極限的でも何でもなくて侵略戦争を仕掛けられるのです。
帝国主義は、社会主義革命によって奪われた世界の一部を
奪い返すことを諦めたりはしないのです。
統一した、資本主義が席巻する世界市場の一部として、
有機的に存在するロシアの資本主義は、
世界に従属しているのです。
逆に、勝利した社会主義革命も世界革命に従属していると
言えるわけです。
ザーカイさんは、
「社会主義革命を全世界に拡大する革命戦争」≒永続革命
ととらえているように見えます。
全者を冒険主義と言い、永続革命とは無縁のものです。
世界革命と連続的であれ非連続的であれ、
連鎖的、有機的に結びついた勝利を収めた革命が、
敵対的な資本主義に包囲され、一時的に孤立している状態の中で、
(一時的とは、世界革命の歴史的な流れの中での)
果たすべき課題は何か?
と、考えた上での理論です。
トロツキーが指導部であっても、帝国主義と取引をしたかどうかは、
はっきり「取引しない」といえます。
なぜなら、何度も繰り返しますが、
ロシア革命が、世界革命に従属していると理解しているからです。
このことにどう対処するのかと言う視点で理解しないと、
解らなくなります。
この問題は、ザーカイさんだけではなく
多くの革命家が落ち込むパラドックスです。
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>まっぺんさんありがとう 投稿者:黎 投稿日:10月30日(土)22時31分23秒
新山君と直接話したことはありませんが、
彼の再起を願い、悲報に号泣した山形大の同級生を知っています。
彼の恋人が、死のその瞬間まで、彼に付き添い、
死と闘った姿を見ています。
彼らに変わって、ありがとうと言わせてください。
3/26は様々な人間の様々な思いが集まって実現されました。
わたしの地区でも、
恋人と別れの杯を交わして言った人もいます。
私たち生き残った者が彼に対し、
何をするのかは様々な思いがあると思いますが、
死んだ者を侮蔑することは許すことはできません。
>なおちゃん・いずみさん
目下、戦闘的に、病魔と闘っているところです!
が、とりあえず、ドリルからは逃亡することにします。
2ヶ月も休んでられない・・・・
(いえ、決してドリルが怖いからとか日和見主義者に転校したわけではなくて・・・)
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トロスキーさんへ、その2 投稿者:ザーカイ 投稿日:10月30日(土)22時27分10秒
さて本題
トロツキーとスターリンの路線の違いはよくわかりました。
まず、ロシア革命には二つの戦略下で位置付けられていた。
(1)ロシア国内労働者の解放(2)ヨーロッパの労働者へのエン
パワメント―→世界革命。そして後進国ロシアソヴィエトは(2)
に運命を握られていた(世界革命への従属)。これがレーニン
とトロツキーの基本的展望だった。しかし、(1)はロシアが後進
国ゆえ実現できた。しかし(2)のヨーロッパ革命は中挫した。そ
のことでロシアは非常に危険な状態におかれた…。ここまでは
同意します。
もちろんトロツキーの窮地もちこたえ路線は理解できる。という
より、世界革命従属しているのだから当然です。
がしかし、↑にも書いたが、コミンテルンを通じ各国革命運動を
支援していた。この矛盾は理解できない。確かに世界革命に従
属したロシアにとって命綱を太くしたいのだから当然とも思える。
しかしながら、後進国に資金援助と戦略を指導されていた先進
国共産党に、反革命準備している先進帝国主義国を打倒できる
というのだろうか?例え、一次大戦で疲弊した帝国主義国相手と
いえども…。当然にスターリンのように「先進帝国主義国で革命
は起きない」と前提にした考えも理解できる。もちろんここから導
かれる一国社会主義論が、世界の革命勢力をソ連の御都合主
義で消耗させ、また裏切ってきたと言うことも理解できる。
だが、トロツキーの永続革命論が採択されていたとして、第二イ
ンターが祖国防衛で破綻し、ヨーロッパで革命派が見直されつつ
あった状況下でもよく組織された暴力はまだどこにもなかったし、
ロシア自身もおおきな痛手を受けていた。そこに帝国主義諸国の
懐に手を出す、各国共産党支援は成功すればするほど帝国主義
国からの干渉を受けるし、極限的には侵略戦争を仕掛けられる。
そのときトロツキーはどうするつもりだろうか?ロシアを焦土にしても
各国共産党支援を続けるのだろうか?現実主義者トロツキーなら当
然避けるだろう(トロスキーさんに教えてもらう前は、トロツキーは元
々祖国を持たない「ユダヤ」人なので、破綻覚悟で干渉に受けて立
つものと思っていた)。ということはトロツキーをもってしてもやはり各
国革命運動への「裏切り」はありえたと思う。結局はスターリンが汚い
手口で独裁者となり、トロツキーはソヴィエトロシアの指導者として手
腕を振るえなかったので、予想の域を越えないが…。
トロツキーもスターリンも当時の国際情勢に規定されていたわけだし、
帝国主義の動向に左右される、か弱きツギハギ後進国指導者でしか
なかったと思う。そして、'92ソ連崩壊も、ロシア革命半分勝利の時点
で、レーニン死後がスターリンでもトロツキーでも約束されていたと思
う。
また各国社民もどう見ても分の悪いロシアに肩入れして自国人民を
同じ境遇に導けないよ。(まぁドイツの例を見ると社民はナチス台頭を
防げず(祖国防衛の影響か?)、独人民をナチスの侵略戦争に荷担させ
たわけで、結果は最悪であるが…。)
ぼくの視線は、踏みつけられた無力な人々へ向かっている。ぼくも無
力な人の一人だから。指導者が誰で、どんな理念を持っていようとも結
果責任は限りなく大きい。彼らも万能ではないとしても。
僕の運動はそれゆえ社会主義より、まず今縁ある人が少しでも快適
に過ごせるように、そして彼らが何かをやって自己実現というか、自分と
いう権威を回復するチャンスを提供することです。前に出した例でいえば
、組合員に大きな株をひっこ抜く最後のネズミ役を自然な形でやらせて、
自信の回復とその後の自律的問題意識の喚起のみです。うまくいけば
僕を追いぬいていくし、より開明的な人も出てくるかもしれない。その時
に僕の過渡的な任務は終わるでしょう。その後のことはその時考えます。
今は新しい人・運動が出てくれることを祈るのみです。(戦旗共産同研究
会掲示板へのカキコもこの視点から書いているつもりです。荒氏のパト
ロン振りもよくわかる気がします。若いのに暴れたり、集って考えたりす
る環境を与えたいのでしょう。しかしなかなか荒離れしないのが荒氏の
悩みかも。一生懸命フリーディスカッションを勧めていても…。その点は
荒氏に好感と共感を持っていますよ)
----------- 、会話していた
と思う。特殊な用語を介して会話してたので、内容は >
こいつは、トロツキストだ ニハテt;畠n-+ヨ俘mJjァソ14t{+ヲチ3F棄キ~^ラ_#w%ョヒv<ニ;qhP